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もしかして

概要

菊池寛(1888-1948)とは主に大正末期から昭和初期に活躍した日本の小説家及び評論家である。香川県出身。


作家として一流であっただけでなく、文藝春秋を立ち上げ芥川賞直木賞を設置するなど実業家としても高名であった。


ギャンブルは、絶対使っちゃいけない金に手を付けてからが本当の勝負だ。」という迷言がある。


文豪借金エピソードで、金を貸す側としてよく名前が出てくる。

売れっ子作家で実業家だったため、金を貸してもダメージが無いどころか、積極的にパトロンになっていた。


菊池寛賞

のちには自らの名を冠した菊池寛賞まで設置している。芥川賞や直木賞は新人~中堅作家に対する「新人賞」としての特性が強いが、菊池寛賞は中堅以上の作家や社会意義を果たした情報企業(マスコミなど)に対して贈られる「功労賞」や「発掘賞」としての特性が強い。

この菊池寛賞を受賞した団体やコンテンツとして、山陽放送(1997年、豊島産廃不法投棄環境汚染事件の報道)、チューリップテレビ(2017年、富山県議会の政務活動費不正の報道)、おかあさんといっしょ(2019年、60年にわたる親子教育への貢献と成果)などが知られる。


なお高松市営の文芸賞にも菊池寛賞(香川菊池寛賞)があるが、これは単なる地域の新人賞であり上述した菊池寛賞とは全く別物なので注意。


代表作


エピソード

○昭和初期にカフェにてお気に入り女給1位にするためにビールを150本注文した

将棋麻雀競馬にも通じており、特に競馬は天皇賞・春の勝ち馬(トキノチカラ)オーナーでもあった。トキノミノルは彼から冠名を受け継いだ永田雅一の馬である。

○「無事是名馬」という言葉は菊池寛が謂れと言われているが、菊池寛ではなく時事新報の岡田光一氏から。菊池は『優駿』にて

「樂しみを覺える割合ひに較べれば、心配や憂鬱を味はふ時の方が多い。馬を持つてゐることの樂しみが二、三割だとすれば、心配や憂鬱の率は、まづ七、八割にも及ぶであらう。それも、大部分は馬の故障から来るのだ」と語り、「馬主にとつては、少しぐらゐ素質の秀でてゐるといふことよりも、常に無事であつてくれることが望ましい。『無事之名馬』の所以である」と述べている。

○文春社員が呆けているので出社厳守や遊戯禁止の令を出したが、真っ先に禁を破ったのは菊池自身であった(ドリヤス工場・文豪春秋より)。


関連人物

彼の名著『名将言行録』を編纂した。

姉妹が共に菊池寛により支援を受けており、『サザエさん』にも幾度か登場していた。

愛人であった。


関連タグ

直木賞 芥川賞 文藝春秋 文豪 小説家

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