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終末大戦

しゅうまつたいせん

終末大戦とは、「クロスアンジュ 天使と竜の輪舞」に登場する戦争。
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注意

この記事は本編中盤から多大なネタバレを含みますので、未試聴の方は注意。

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クロスアンジュ天使と竜の輪舞




































































































ネタバレ

本編以前の538年前における平行地球(真なる地球)に起きた過去の大規模戦争。正式名は「第7次世界大戦」であり、通称で「ラグナレク」「D-War」とも呼ばれる。

エンブリヲが生み出した強大なエネルギーを持つ超対称性粒子「ドラグニウム」を戦争に転用され、環境汚染、民族対立、貧困、格差等の問題が解決しないまま世界は統合経済連合と汎大陸同盟機構の二つに経済圏に分断され、そのまま全面戦争に突入。

都市への無差別攻撃も辞さない激しい戦争により人口が11%にまで減り、膠着状態に陥った統合経済連合側はエンブリヲが戦争用に製造したあらゆる兵器を殲滅可能な力を持つ絶対兵器「ラグナメイル」七機を投入し、次元共鳴兵器「収斂時空砲(ディスコード・フェイザー)」を放ち、汎大陸同盟機構側は壊滅状態となり、戦闘は終結。

しかし、この攻撃で各地のエネルギー施設「ドラグニウム反応炉」が全世界で同時に共鳴爆発を引き起こし、統合経済連合も壊滅。ドラグニウム汚染は地球全域に及び、地球上の全文明を滅ぼされてしまった。




生き残った人類はエンブリヲの導きで旧地球を捨て、平行世界のもう一つの世界である新地球へ逃れ、そこでエンブリヲはマナを扱える新人類(ホムンクルス)を創造。同時にマナを使えない旧人類(古の民)を追放し、マナによる理想郷を築こうとした。

その新人類の子孫達がアンジュ達マナの人間である。


一方、旧地球に残った現存人類は汚染された地球に適応し、更には地球の浄化と再生を行うべく、自らの身体を遺伝子操作により遺伝子レベルまで生態系ごと造り変え、誕生したのが「ドラゴン」である。


また、平行世界を滅亡に追い込んだ原因であるドラグニウムやラグナメイルを作り出したエンブリヲは自らが考案するマナ世界の為にマナを使えない人間「ノーマ」をマナ社会の崩壊を招く必要悪として彼らを利用したり、平行世界の旧地球からドラゴンの始祖「アウラ」を奪い、マナエネルギーの供給源にするなど、本編の世界に大きく関わり、これによりアンジュ達登場人物達の運命を大きく変え、アンジュが世界と世界に潜む不条理な秘密や真実を知り、大きな運命に立ち向かっていく事となるすべての始まりでもある。

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