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概要

異世界喰滅のサメ 22話

くぼけん氏によるオリジナル漫画。

サメ映画って残酷だったり笑えたりサメが出なかったりと不思議なコンテンツですよね そんな狂気を漫画にしてみました(1巻あとがきより)


落ちこぼれ主人公が、召喚した最強のサメとともに魔王軍に立ち向かい世界を救う……と思いながらもサメが引き起こすとんでもない災難に巻き込まれていき、魔王軍にも人間にも追われる身となりながら平和のために頑張るB級異世界ファンタジー。


サメに襲われる確率は 雷に打たれる確率よりはるかに低いそうです 安心してお楽しみください (作者メッセージ:1巻袖に記載 より)


サメ映画JAWSシャークネードなど)を筆頭としたあらゆる映画のパロディ・オマージュをこれでもかと詰め込んだ異世界版B級サメ映画みたいな愉快な作品である。が、コミカルな要素がありつつもB級らしいグロ要素も満載なため読む際には一応注意を。


コミックヴァルキリーにて連載中。既刊7巻。第一巻の帯には当然というかなんというか、サメ映画評論の第一人者浅井ラムこと知的風ハット氏がコメントを寄せている。


あらすじ

魔王軍の侵攻に脅かされる異世界で、マジニティー魔法学校に通う落ちこぼれ召喚士シロミ・ラブカトラフは、召喚士でありながら使い魔を召喚出来ていなかったため、同級生達からいじめられていた。


そして最後の追試験で召喚に成功するも、現れたのが"一匹の魚(鮫)"だったことで、同級生達により一層馬鹿にされ、教師からも見放されてしまった、…直後、その鮫が様々な異能力をもって暴れだし、同級生達を皆殺しにしてしまう。

そう、かの者は殺滅(サメ)。太古の昔から今に到るまで、生態系の頂点に君臨してきた怪物だったのだ!!

結果、罪人・悪魔の使いとして魔法学校からも世間からも追われる身となってしまったシロミは、魔王軍をも巻き込みつつ、血と涙に濡れて見えない明日をひた進む。


登場人物

主人公サイド

「夢は世界を救うことでしたが難しそうです」

  • シロミ・ラブカトラフ
    • 主人公。マジニティー魔法学校に通っていた召喚士の少女。魔王軍との戦いの歴史の映像を見ている途中、突然映像が地球のサメ映画に切り変わり、そのチープでインパクト溢れる余韻が頭から離れず、何の因果か狂獣:殺滅(サメ)を召喚してしまった。結果、殺滅に付き纏われながら人類と魔王軍双方から逃亡生活を送る羽目になる。
    • 辛うじて魔法を使える程度の落ちこぼれで、壊滅的に才能が無い、ドジで臆病で純粋で正義感が強い(悪く言えば単純な)性格をしている。頭の中身がお花畑なお人好しであり、能力面、人格面合わせてポンコツと評して差し支えないキャラ。ある意味サメ映画や異世界転生・召喚ものによくいるタイプのキャラクターである。魔王軍から世界を救う事を目指すも、殺滅の所為で行く先々で嘔吐を交えつつ、トラブルに遭い続けている

  • 殺滅(サメ)
    • シロミによって召喚された最強の使い魔。正式名称『究極捕食海魔神 殺滅』。レベル893(シロミの同級生の最高はレベル23のため、かなり規格外)。地面を水中のように泳ぐことが出来る。
    • 普段は小さく(といっても人一人分の大きさ)、コミカルかつファンシーなマスコット的な愛くるしい容貌のサメ。本性(?)を表すとリアル調な筆致で描かれる。一応サメなので喋ったりすることはせず、意思疎通の類いがほとんど出来ない。何を考えているかはさっぱり分からないが、小動物のような情緒はあるらしく機嫌の良し悪しを表すことはある。シロミに懐いているが、シロミに体当たりしたり乗し掛かって圧し潰したりするなど、『召喚獣』らしき従順さとは程遠いオモチャ感覚の距離感。後に杖に表示されるメッセージで簡単なやり取りも可能になった。
    • 基本的に動物らしく素朴でマイペースだが、人間を守るために闘う気はさらさら無く、自分に悪意を向けてくる者や単純にムカっ腹が立つヤツに問答無用で襲いかかる狂獣。ポジティブな思考や陽キャが嫌いで、理不尽な暴虐をこよなく愛するサメ映画そのものな思考回路の持ち主。一応、魔王軍とも戦ってくれるのだが、振るう力が強すぎるためか暴れる度に周囲に多大な被害を撒き散らしている。ぶっちゃけ、魔王軍以上に世界を破壊している疫病神である。
    • 魔王軍はおろか、異世界転生したチート勇者だろうが選ばれし戦士だろうがお構いなしに食い散らかしてしまう。いちゃつくカップルを目の当たりにすると、特殊スキルリア充キラー」が発動。巨大化して狂暴化し、シロミの命令も一切聞かず、彼女以外の者を無差別に喰い殺し続けている。それらは勿論、気障ったらしい輩やモラルの低いDQNも大好物で、サメ映画で犠牲者になりそうなキャラは恰好の餌食。
    • 戦闘時には巨大化したり、頭が三つになったり触手を生やしたり、更には生物の範疇を超えたメカ化など某サメ映画を彷彿とさせる姿に変身する能力を持つ正真正銘の怪物である。
      • トリプルヘッドパスモード:トリプルヘッドな上にオクトパスなモード。怒り狂った時のモードらしく頻出する。頭を切り離して爆破することも。
      • ネードモード:ヒレにトルネードを纏って飛行を可能にするモード。飛ぶのみならず竜巻を攻撃に転用することも可能。
      • シンモード:体内から煮え滾る溶岩を吹き出し続けるモード。吐き出す火山弾は当たったものを爆発炎上させる。体内の熱が臨界に達すると……?
      • マヤ47モード:感知能力が強化されたモード。ダンジョン機能の掌握さえも可能となりスマーン・ナローケ一行を血祭りに上げる。
      • ゾンビモード:毒への耐性や耐久力が大幅上昇。再生力も高まりたとえ輪切りになっても肉が繋がり復元する。口内の管状の器官からは消化液を吹き付ける。
      • メカモード:硬質な装甲に覆われたサイボーグ兵器の姿に変身。小型殺滅型のドローンを無数に展開し、鼻からは火炎放射、機体底面には機銃を備える全身武器の塊となる。頭部のドリルを作動させるとコクピットブロックも共に回転し操縦者も大変なことに。
      • フルアーマーメカモード:上記のメカモードに更に武装が拡充された姿。各所に設けられたハードポイントにはミサイルやロケットポッド、大型ガトリングが搭載。胴にはひときわ目を引く大型ミサイルがマウントされている。
      • キング・オブ・ナイトメアモード:魔将Aルームへの対抗策として発動した悪夢に適応した姿。夢を支配する魔将Aルームの能力すら上書きし嬲り殺しに。
      • トウモロコシ:どこからともなく取り出したモロコシや熱々コーンスープで気絶したシロミの気付けを行う。

異世界喰滅のサメ 4話


  • 女神
    • 要所要所でシロミを導く謎の上位存在。異世界から様々な人間にチートスキルを与えてこの世界に召喚させるありがちな女神的存在かと思われるが、異常サメ映画愛者である。殺滅をシロミに召喚させた張本人であるらしいが、その行動には謎が多く真意が掴めない。
  • エグター
    • 毒蛾の妖精。猟奇的な土着信仰が蔓延っていそうな故郷で謎の葉っぱを燃やした煙を吸ったり、ストローで謎の粉を吸引したり、謎の注射を打ったり、錠剤をオーバードーズしていたりと平和に暮らしていたが、魔王軍の将軍アパパネールに蹂躙され、一矢報いるために戦ってくれる者を捜していたところでシロミと殺滅に出会った。毒鱗粉で相手の精神を破壊する凶悪な能力の持ち主だが、人格面では常識人の範疇である。

センシティブな作品

  • アーヌピス
    • シロミの住んでいたヨーグ王国の隣国であるハムナンプラ王国の姫君。シロミからは「ヌピちゃん」の通称で呼ばれる。父王が魔将スコルピオンに身も心も捧げた末に暴君と化し、都を追われて海に逃げたところでシロミと殺滅に出会った。閉塞した人生に絶望していたが、刺激に満ちた殺滅との旅路を経て生きる活力を取り戻した。かなりの不思議ちゃん。殺滅崇拝ガチ勢。

異世界喰滅のサメ 15話

  • プッチ
    • ヨーグ王国の帝都ヨーグボングでレストラン『ディープブル』を営んでいた気の良いコックさん。口の悪いオウムが相棒。見るからにサメ映画で死にそうで死なないタイプの善人。いわゆるおもしろ黒人枠。とんでもない悪運に守られた死亡フラグクラッシャーでもある。フライパン片手に魔王軍の兵士と渡り合うなど案の定強い。

異世界喰滅のサメ 7話


魔王軍サイド

  • 魔王シェパード
  • 魔幼女エイプリリリ
    • 魔王軍のナンバー2。作戦立案・総指揮・兵器開発などを担当する。そのぶりっ子的言動には殺滅(サメ)も悶絶。
  • 血翼魔将アパパネール
    • セイレーンのような見た目をしている魔王軍の将軍(以下、魔将)。風を操る強力な能力の使い手であり、シロミと殺滅に最初に襲いかかった魔将である。
  • 炎輪魔将ゼルダン
    • 炎を纏った骸骨のような見た目の魔将。炎を操る能力の持ち主であり、見た目に違わず暑苦しい性格をした戦闘狂である。バイクのような乗り物に騎乗しての人機一体の戦法が真骨頂。殺滅との戦いの末に命を落としたがその後なんだかんだ復活しシロミ達一行に同伴する事に。
  • 幽海魔将デビーショー
    • 巨大な幽霊船を操る海の魔将。優れた戦術家であり、臨機応変の戦法と魔物の使役を得意としている。部下を大事にする理想の上司でもある。
  • 死金魔将キングスコルピオン
    • ハムナンプラ王国の国王イムホイムに乗り移り一体化した砂漠の魔将。サソリのような尻尾で突き刺した者をミイラに変えてしまうネクロマンサーのような能力の持ち主。
  • 夢星魔将Aルーム
    • 人を嘲弄する態度が目立つ、いささか品性を欠いた魔将。夢を操るピエロ能力を持つ。シェパードの怒りを買い(ゼルダン曰く嫌われているらしい)、鉄拳制裁を喰らう。単行本に収録のおまけページでも某ピエロのパロディも実現。本編でも実現。
  • 乱機魔将ブキジャギ
  • 闇針魔将デタ
    • 透明能力を持つ魔将。顔は口当てで隠しているが露出の高い格好をしており、ロングヘアーの先端が棘の生えた尻尾の様になっているのが特徴。忍者の様に姿を消し、敵のド真ん中に現れた所で髪を振るい、一気に首を刎ねるアサシンの様な戦法を取る。普段は無口だが、キャンディを奨める習慣がある。
  • 罪煙魔将パズルソウル
    • 口から吐く霧で相手を混乱・自害させる魔将。自滅に追い込む際は相手の背後に回り込み、後ろめたい過去を囁く事で発狂させる。外見は黒いスーツ姿に能面の様な笑った顔が特徴の小柄な男で、慇懃無礼な敬語口調も特徴の一つ。セグウェイのような乗り物に乗っている。
  • 雷角魔将Ms.ファングホーン
    • 頭に生えた角から雷を放つ、巨大なアザラシを思わせる姿の魔将。口調がオタク君に当たりが強いタイプのギャルちゃん。毛足は長いタイプのケモで、巨ケモ属性を持つ。
  • 壊鬼魔将ジェイジェイX
    • 巨体と怪力を売りにする魔将。Xと書かれた鉄仮面と鎖帷子のフードで顔を覆った巨漢で、自由の女神像の頭部に似た巨大な鎖分銅を使うが、歩くだけでも脅威。
  • 魂氷魔将チェメンタ姫
    • 冷気を操る魔将。顔を黒い布で覆い、オフショルダーの黒いドレスに身を包んだ姿をしている。相手に対して採点する癖がある。
  • カタハネ
    • 魔王軍の雑兵。総じて人間勢力の兵士より能力は高いと見られる描写はあるが、敵味方の攻撃に巻き込まれてよく死ぬ。口調、容姿とも大差ないが雌雄は存在する。また、階級によって身体が大きくなる(小隊長は一般兵より一回り大きく、中隊長は小隊長よりさらに大きい)。
    • 手甲からマシンガンのように弾を打ち出したり火炎を吐くなどの能力がある。

  • ガガ、ゾゾ、ギギ
    • カタハネの三人組。小隊長のカタハネとともに自称勇者パーティーを捕まえて奴隷として連行している途中にシロミ達と遭遇。小隊長が殺滅に殺されたことで逃亡し、その後も何度もシロミ達に立ちはだかっては何とか生存しており、敵対している中で現時点でも生き延びている稀有な存在。のちにギギはエグダーに洗脳されて『エグターちゃんガチ恋勢』となってしまう。

その他モブ

    • 他にも様々なキャラクターが登場するが、最終的には殺滅によって結局死ぬ。ただし、いずれも軽薄で利己的な輩、または『お約束展開』的に配置されたようなモブばかりの、サメ映画らしい薄味のキャラ造形なため酸鼻な描写は多いものの、悲壮感は少ない。

なろう系主人公のパロディ

この作品では『小説家になろう』出身作、所謂『なろう系』の主人公をモデルにしたキャラクターがたびたび登場する。

借り物の力を我が物顔で扱い、ハーレムを形成しがちという一昔前のイメージを悪辣にアレンジして描かれている。とはいえ某チートスレイヤーのように”ヘイト稼ぎ”のためのというよりは、サメ映画履修済みの読者に「イキってるけど、こいつこの後サメに喰われるんだろうなぁ」と生暖かい目で見守られるための、サメ映画的優しさに包まれたキャラクター造型となっている。

本人がそれなりの実力者ということに加え、食われ役のハーレム要因も付随する1回の登場で2度美味しいキャラ達である。

好評だったのかこの枠は後に拡充され第36話からは100人に大幅増員された(後述)。


  • ハリーン・ナローケ
    • 第1話に登場。マジニティー魔法学校のエリート首席で眼鏡をかけた青年。名前を言ってはいけないあの人を退け唯一生き残り異世界転生したという噂。
    • モチーフ及び名前の由来は『ハリー・ポッター』+『なろう系』と思われる。
    • 殺滅の暴走により皆が混乱に陥る中、リーダーシップを発揮してレベル23のエロい使い魔を従えて反撃に移るが、レベル893の殺滅に敵わず死亡した。
  • タローン・ナローケ
    • 第6話から登場。掲載当時「異世界追放賢者のひ孫無双勇者」という肩書を持っていたが「異世界追放賢者の弟子無双勇者」に修正された。
    • モチーフ及び名前の由来は『○○太郎』と揶揄された『なろう系』の主人公と思われる。
    • またオレ何かやっちゃいました?」「弱すぎって意味だよな?」など、元ネタが明確なセリフを連発していたが、公開後まもなく登場回が公開停止され、一時は封印作品となっていた。因みに後者の台詞を発する直前に繰り出した必殺技は「異世界聖呪詠唱砲(アルティメットタローン・イントネイション)」で、従者曰く「絶対おかしい」、「人の域を超えている」と評される程の威力だった(が、殺滅の前には文字通り弱過ぎて全くダメージを与えられていない)。
    • 嫁達(と男子の親友1人)とともに湖にバカンスに来ていて、現れたグロロサウルスを必殺技で倒していた。直後に現れたエグダーを嫁達が侮辱したことでエグダーの恨みを買って殺滅を差し向けられる。殺滅に対しても必殺技を喰らわして倒したと思った直後に右半身を喰われる。致命傷を負ったことに錯乱し、異世界なのに無双出来ない事で女神に呪詛を垂れつつ逃げようとしたが、まだ生きていたグロロサウルスに襲われて身体を咥えられ、そのまま殺滅との戦いに巻き込まれて命を落とした。
      • 同時期に異世界転生を揶揄した『異世界転生者殺し-チートスレイヤー-』が連載中止になっているが関連は不明。
      • ニコニコ静画でのみパロディを抑えた修正版と差し替えられて再公開され、単行本2巻に修正版が収録された。


  • スマーン・ナローケ
    • 第15話に登場。「Sランク異世界追放時計とともに無双勇者」という肩書を持つ。
    • モチーフ及び名前の由来は『異世界はスマートフォンとともに。』と思われるが『黙れドン太郎』の通称で知られる『物理さんで無双してたらモテモテになりました』のパロディなど、様々な『なろう系』主人公がごちゃまぜになっている。
    • 前の二人に比べると道具頼みのクソガキという側面が強く、スマートウォッチ型の伝説の最強武器『スマウォン』から第13極階位魔法と呼ばれ、山脈すら消し飛ばす程の威力とされる必殺技「異世界時計砲(アンリミテッド・スマーン)」を放とうとした瞬間に殺滅が発動した罠に両腕を切断され、そのまま発動した必殺技を自ら受けて自滅した。
    • 転生前は47歳のニートだったようで、死亡した途端「くそ役立たず陰キャ勇者」とハーレム要員にすら罵られている。
      • 前の二人は死亡後も惜しまれる程度の人望は備えていたので、それすら持たない最低の勇者だったのだろう。

異世界ドリームチーム100人の転生無双勇者

やっぱり俺たちって最強なんだが?

魔王軍さん土下座ですか?今更もう遅いッ!!

とっくに女神様お墨付きの勝確ルート入ってる件

第36話から登場した100人の転生勇者たち。第37話が最終回。

異世界喰滅のサメ 37話


魔王軍との全面戦争に突入し窮地に陥った人類連合の切り札として満を持して登場、100人もの転生勇者の力で勝利は揺るがないと思われたが……

などが重なり、事前に研究・対策を万全に整えていた魔王軍によって全滅、人類連合もろともに総崩れとなる。


  • イキリーン・ナローケ
    • とんでもないマナジィ…?それって弱すぎって事だよな?
    • 「SSSSSSSSSSSSSSSSランクチートスキルで舐めプからのイキりまくりでパーティ追放俺TUEEE無自覚無双転生勇者」という肩書を持つ100人の転生勇者の一人。
    • 魔将達によって連合軍の戦線が崩壊した時に他の転生勇者達とともに現れて意気揚々と出撃するが、万全に転生勇者対策を施していた魔将達に全く歯が立たないことに愕然とする。死亡描写は無いが、他の転生勇者共々魔将達に殺されたと思われる。

  • ドクーン・ナローケ
    • 「即死チート毒魔法はずれスキル薬草師が進化!?どんな敵も即死ザマァ勇者」という肩書を持つ100人の転生勇者の一人。
    • 前世は天聖七郎と呼ばれるニートだったらしく、35年間実家に引きこもっては毎日の様に親に罵声と暴力を振るいパチンコ三昧。親に泣きつかれて渋々家を出て、親戚の伝手で工場に勤務するも2日でバックれると言う恩知らずぶりで、普段やっている事も掲示板で他人の誹謗中傷ばかり書き込んでばかり。そうやって何の努力もしない癖に自分を正当に評価されなかったと喚き、他者の足を引っ張るだけ。挙句の果てには親の貯金を勝手に使い、投資で全額溶かして多額の借金までこさえ、激怒した父親にトラックではねられて死亡すると言う末路を迎えた、どうしようもないクズだった模様。100人の転生勇者の中で唯一前世が明確に判明している。
    • そんな前世をパズルソウルに暴露されて発狂した挙句、味方を攻撃した末に仲間から粛清されると言う末路を迎えたが、その際に流れ弾に当たったハーレム要員からは「くそゲロカス勇者」と罵倒を浴びせられていたことから、前世が前世なだけにスマ―ン・ナローケ同様、人望も無い最低の勇者だったと思われる。

  • ラッキーン・ナローケ
    • 「100兆分の1の強運極振り勇者の勝手に敵が自滅する件」という肩書を持つ100人の転生勇者の一人。
    • 次々と転生勇者達が殺されていく現状を受け入れられず、自身の強運を信じようとしてハズレを引いて自殺する形で自滅する。

  • レイジョーン・ナローケ
    • わたくし また何かやってしまいましたかしら?
    • 「悪役令嬢ギロチンは嫌なのでイケメンとギロチンでBADフラグへし折っちゃいます逆ハーレム勇者」という肩書を持つ100人の転生勇者の一人で、初登場の女勇者なナローケ。イケメンの取り巻きを侍らせていた。
    • 魔将達になすすべなく蹂躙されたことで心が折れ、そこを通過したジェイジェイXに虫けらのように踏み潰され、転生させた女神を罵りながら死亡。

  • フンジーン・ナローケ

  • テンバイーン・ナローケ
    • 「異世界でもチート転売スキル何?返品したいだと?今更遅い!最強転売ヤー勇者」という肩書を持つ100人の転生勇者の一人。目が「(n n)」になっており、座禅状態のまま浮いている。
    • デタに真っ二つにされて死亡(ちなみに、目は普通に戻っている)。

  • オネショタ・ナローケ
    • 「禁断のサキュバスH契約でおねショタ最強最弱勇者」という肩書を持つ100人の転生勇者の一人だが、その実態は人間のショターン・ナローケとサキュバスのオネーン・ナローケのコンビ
    • デタの刺突でボターン、相棒のサキュバスと併せ『ひとり徳川三代』のような構図で身体を貫かれて死亡。

  • ワンキルーン・ナローケ
    • 「最強出禁カードゲーマー異世界でも禁止カード乱用で先攻ワンターンキル無双勇者」という肩書を持つ100人の転生勇者の一人。
    • チェメンタ姫に下半身を氷漬けにされた上で破壊され、ゾンビの様に這いずり回りながらハーレム要員に助けを求めるも「キショイ!」と罵倒されて石で撲殺されると言う無様な最期を迎えた。

  • シャッキーン・ナローケ
    • 骨ですよ何か?
    • 「9999億の借金を抱え追放身ぐるみ剥がされた骨勇者返済するまで絶対死ねない件」という肩書を持つ100人の転生勇者の一人だが、その見た目は生きた人間ではなく骸骨である。
    • ファングホーンに対して必殺技「無限追放借金術ヤミキーン」を放つものの効かず、返り討ちに遭って死亡した。

  • ケモーン・ナローケ
    • ちょえ~~ん 可愛さは中央値って言ったのに~!
    • 「超魔導士のオッサンがケモ耳転生この時代の魔法って劣化してね?ならザマァしちゃおう魔導勇者」という肩書を持つ100人の転生勇者の一人。肩書通りなら、TS転生した狐耳の少女。
    • イエローンの風船の紐にイエローンとフンジーンとともに絡まってしまい、逆さ吊り状態でパンチラを披露したまま身動きが取れなくなり、死にたくないと絶叫しながら巻き込まれる形で爆死。

  • 伝説の5レンジャーン・ナローケ
    • 黙れ」by レッドーン
    • 100人の転生勇者の内の5人で構成された勇者戦隊。
    • メンバーはそれぞれ「ヘルメット銃の勇者」という肩書をもつブルーン・ナローケ、「パンジャンドラムの勇者」という肩書を持つブラックーン・ナローケ、「風船爆弾の勇者」という肩書を持つイエローン・ナローケ、「グスタフ砲の勇者」という肩書を持つピンクーン・ナローケ、そしてリーダーは「防御力∞!?レンジャーン隊長痛いの無理なんで無傷で勝確爆発反応装甲のタンク勇者」という肩書を持つレッドーン・ナローケ。メンバーのほとんどは肩書通りの装備を身にまとった人間の姿をしているが、ブラックーンだけは首から下がパンジャンドラムそのものになっているというシュールな見た目になっている。
      • レッドーン:電撃で爆発反応装甲が誘爆。死亡。
      • イエローン:フンジーンとケモーンを巻き込んで風船の紐が絡まり、そのまま風船爆弾で爆死。
      • ブラックーン:いつの間にか死亡。
    • 全員魔将達に返り討ちに遭って死亡したと思われるが死亡描写があるのは、レッドーン、ブラックーン、イエローンの3名のみ。

  • ツイホーン・ナローケ
    • 「パーティを追放され逆恨みチートスキル「お前はクビだ」を覚えた追放紋の復讐勇者」という肩書を持つ100人の転生勇者の一人。中指を立てる癖がある。
    • 身体がバラバラになって死亡(どの魔将の仕業かは不明だが、後述のドレイーンが死亡したコマに彼と思わしき人物が描かれているので、恐らくデタにやられたと思われる)。

  • ボターン・ナローケ
    • 100億年ボタンをラッシュしすぎて光になった勇者」という肩書を持つ100人の転生勇者の一人。その名の通り全身が光り輝いている。まともに言語を発せない。
    • 上述のオネショタ・ナローケらと共にデタに胴体を貫かれて死亡。

  • ドレイーン・ナローケ
    • 「幼女の奴隷は全員自由だ何?俺に付いて来たいだと?いいだろう田舎でスローライフロリ婚ハーレム無双勇者」という肩書を持つ100人の転生勇者の一人。幼女達を侍らしている。
    • デタに喉を貫かれて死亡。断末魔は「ロリ婚」。

  • メスガキーン・ナローケ
    • 「なんだかんだでメスガキが最強です強敵もザッコ♥しちゃいますパパ活婚約破棄メスガキ勇者」という肩書を持つ100人の転生勇者の一人。
    • ファングホーンに対して必殺技「パパ活昇天キツキツ07砲を放つものの効かず、返り討ちに遭って死亡した。

  • その他の転生者達
    • 「魔将?カスじゃん」
    • 「やれやれ 魔王の首以外興味ない件」
    • 「う~ん 目立ちたくないんだが?」
    • 「やれやれ まるで囲碁だな
    • 上述のメンバーと同じく召喚された大勢の名無しの転生勇者達。
      • 超鑑定スキルの力を使うも、デタの隠蔽能力が看破できずに貫かれる。
      • 発狂したドクーンの攻撃に巻き込まれる。
      • ジェイジェイXに踏み潰される。
      • チェメンタ姫に氷漬けにされる。
    • などが重なり、漏れなく全滅してしまった。

余談

  • 2巻以降の単行本巻末には作者が自ら体を張り鑑賞した古今東西、名作良作迷作駄作サメ映画の紹介ページも収録。『サメ度・狂気度・シナリオ』の3項目で評価する方式。『こまめに休憩をとりましょう。』のコメントが涙を誘う。これを参照することで、該当するサメ映画を見ずとも大体の出来が把握できる。サメ映画ランナー候補必携の書。くぼけんの生きた証を目に焼き付けよ。
    • この評価を念頭に置いてサメ映画を鑑賞することで、新たな発見も得られるかもしれない。が、何か得られても、それが何かの役に立つとは限らないかもしれない。それが、サメ映画。

関連タグ

オリジナル漫画 コミックヴァルキリー サメ サメ映画 B級映画

浅井ラム:サメ映画に詳しい映画レビュアーで、コミックス第1巻にコメントを寄せる。


外部リンク

異世界喰滅のサメ - コミックヴァルキリー

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