牛若丸(バーサーカー)
こくかしたうしわかまる
プロフィール
プロフィール
真名 | 牛若丸(源九郎義経) |
---|---|
クラス | バーサーカー → ビーストⅡ |
性別 | 女性 |
身長 | 168㎝ |
体重 | 55kg |
出典 | 『義経記』、『平家物語』 |
地域 | 日本 |
属性 | 混沌・悪・人→混沌・悪・獣 |
設定担当 | 東出祐一郎、奈須きのこ |
ILLUST | 坂本みねぢ |
CV | 早見沙織 |
概要
概要
ライダーのサーヴァントである牛若丸は、メインシナリオ第七章にてギルガメッシュ王が呼び出したサーヴァントの一騎として登場。その側には生前の家臣である弁慶も寄り添っていた。
本来人間では勝てない魔獣との戦で、「逃げ道すらないなら、せめて自分の盾になって死ね。私がその倍の敵を殺してやる」と豪語するなど、東武士らしい戦狂いな側面を見せつつ、彼女なりの仁義を通した大立ち回りを披露し、要所要所で活躍していた。
しかし、同章中盤にてティアマトを名乗る女神の猛威から主人公らを逃すための囮となり、彼女に一撃を喰らわせるが最終的に囚われの身となる。そして、同章終盤にて本物のティアマトの「泥」によって黒化。クラスもバーサーカーに変質し主人公達と敵対することになる。
泥の汚染によって従来の牛若丸から理性や善性を剥ぎ取られた結果、非道な戦いぶりで敵を蹂躙した、殺戮者としての側面が表出。
「人の世を恨み、殺したくてたまらない」という、まさに牛若丸オルタと呼べる存在に変質しており、牛若丸の負の感情の集合体の様相を呈している。
元より「源頼朝と仲直りをしたい」と、裏切られたことへの無念を匂わせていた彼女だったが、黒化の影響もあってか、その感情は「裏切ったことが許せない」という怒りにまで飛躍。
あれほど慕っていたはずの頼朝や、自分自身であるはずの源義経など、自身を殺した源氏一族に対する憎悪を燃え上がらせ、外道な行為も意に介さず目に映るもの全てを殺して回るキリングマシーンと化していた。
ただ、それらの感情は自分でもその存在に気付いていなかった。あるいは圧し殺し目を背けていたものであり、オルタとなる前から持っていた事が後に示唆された。
また黒化と同時に個体増殖のスキルが付与されており、ダメージを受けると傷ついた体を捨てて増殖した別の体に移るということが可能になっている様子。なお、その代償なのか騎乗スキルは失われている。
特筆すべきはその凶悪な性能。
1戦目と2戦目ではターン終了時にチャージカウントがMAXになるという極悪スキルを持っており、バーサーカークラスによる単体高火力宝具の御大尽戦法で襲ってくる。さらにティアマトが発生させる悪性の泥「ケイオスタイド」の効果で、毎ターンこちら側のサーヴァントのHPが減少するため、下手に長期戦にもつれ込むと敗北は必至。「スタン」や「宝具封印」といった状態異常を利用するか、特効付き宝具で一気に蹴散らすのが得策である。
そして3戦目は宝具チャージが無くなった代わりに無限増殖するという凶悪性を発揮。先頭にいる“親”を倒すと以降は増殖しなくなるものの、HPが18万越えと高い上にクラス相性がビースト固有のものに変更されたために弱点を突けず速攻に求められる火力が上がり、「ケイオスタイド」が健在で消耗戦も辛く、戦略を練ろうにも戦闘開始時に地響きで隊列がシャッフルされる……と、数々の鬼畜仕様により七章指折りの難所として立ちはだかった。
何らかの要因(聖杯等)で本来の在り方から変質し、終始敵として主人公たちの前に立ちはだかる英霊は、七章以前にも複数登場している。しかし、当初は主人公の味方として共に戦いながら、途中で正真正銘悪堕ちしてしまうサーヴァントは事実上牛若丸が初である。七章は終盤に向かうにつれて絶望感が増していくことで知られるが、この悪堕ちした牛若丸の存在も、プレイヤーの心を折るのに十二分な役割を果たしたと言えるだろう。
が…
が…
その露出度の高い衣装に加え、敗北→捕獲からの悪堕ちは一部の特殊なマスターの創作意欲を掻き立てるという悲劇に見舞われる。そのため薄若丸などと呼ばれることも…。
そして2017年。冥界のメリークリスマスにて悲劇は再び訪れた。
第七章以来、久々に登場した黒化牛若丸。その個体増殖スキルは健在であり、バーサーカーの火力と数の暴力により今一度カルデアのサーヴァントたちに襲いかかった。
メリークリスマスはメリークルシミマスへと変わったのだ。
…と、思われた。
彼女は知らなかったのだ。
かつてと異なり、今のカルデアには領域外の力を振るい狂気を制するクラスが存在していることを。
そしてイベント当時、該当するサーヴァントは父なる触手を操る幼女唯一人。
こうして多数の牛若丸が彼女のデビュー戦の相手として文字通り触手攻めを受け散っていった。それもかなり冒涜的な触手で。
一部の特殊なマスターが今一度歓喜したことは言うまでもない。合掌。
…復刻版で、今度は外なる神を絵に描く少女も参加した為、増殖した側から宝具の餌食になってしまい、彼女が残念な事になったのは余談である。
最近では、星の王子さまを思わせる少年が実装されたため、第七章をまだクリアしていないマスターは是非とも使ってみよう。メルヘンチックな攻撃でシリアスブレイクできるかもしれない。
まあ、第三再臨以降だとロケットをぶん投げてきたり、月面探査車みたいなものでドリフトしながら攻撃するなど、違った意味でのシリアスブレイクになりそうだが。
『オール信長総進撃ぐだぐだファイナル本能寺2019』のシナリオクリア後の後半戦『オールオルタ総進撃 ぐだぐだまじん戦線2019』でも登場した。
が、バトル前のトーク時にはライダー状態で話しており、主人公に「オルタは?」とふられ自分で体中を泥で黒く塗りたくってオルタ化した。
外見を変えただけなのでこのバトルではバーサーカーではなくライダークラスになっているが、消滅モーションは黒化時と同じ。
ちなみにこのバトル、牛若側に森長可が付き、二人とのバトルになる(この時の森の見た目は第三再臨時の白鎧姿)。
※上記イラストはイメージです
関連タグ
関連タグ
ダーク・ラン(Fate):蘭陵王の洗脳された姿。本件の経緯を極限まで茶化すとこうなる
平景清(Fate):のちのメインストーリーにて登場した、牛若の二度目の黒化。
アタランテ・オルタ:牛若丸の中の人が演じる別のサーヴァントのオルタ版。奇しくも、こちらもバーサーカークラスである。
鎌倉殿の13人:本作に登場する源義経(牛若丸)は慇懃無礼で卑怯な手も平気で使うサイコパスめいた行動を平気でするため視聴者からはバーサーカー扱いされることがある。もっとも、本作に登場する坂東武者(味方陣営)の半数近くがバーサーカー寄りだが。
プロフィール
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真名 | 牛若丸(源九郎義経) |
---|---|
クラス | バーサーカー → ビーストⅡ |
性別 | 女性 |
身長 | 168㎝ |
体重 | 55kg |
出典 | 『義経記』、『平家物語』 |
地域 | 日本 |
属性 | 混沌・悪・人→混沌・悪・獣 |
設定担当 | 東出祐一郎、奈須きのこ |
ILLUST | 坂本みねぢ |
CV | 早見沙織 |
概要
概要
ライダーのサーヴァントである牛若丸は、メインシナリオ第七章にてギルガメッシュ王が呼び出したサーヴァントの一騎として登場。その側には生前の家臣である弁慶も寄り添っていた。
本来人間では勝てない魔獣との戦で、「逃げ道すらないなら、せめて自分の盾になって死ね。私がその倍の敵を殺してやる」と豪語するなど、東武士らしい戦狂いな側面を見せつつ、彼女なりの仁義を通した大立ち回りを披露し、要所要所で活躍していた。
しかし、同章中盤にてティアマトを名乗る女神の猛威から主人公らを逃すための囮となり、彼女に一撃を喰らわせるが最終的に囚われの身となる。そして、同章終盤にて本物のティアマトの「泥」によって黒化。クラスもバーサーカーに変質し主人公達と敵対することになる。
泥の汚染によって従来の牛若丸から理性や善性を剥ぎ取られた結果、非道な戦いぶりで敵を蹂躙した、殺戮者としての側面が表出。
「人の世を恨み、殺したくてたまらない」という、まさに牛若丸オルタと呼べる存在に変質しており、牛若丸の負の感情の集合体の様相を呈している。
元より「源頼朝と仲直りをしたい」と、裏切られたことへの無念を匂わせていた彼女だったが、黒化の影響もあってか、その感情は「裏切ったことが許せない」という怒りにまで飛躍。
あれほど慕っていたはずの頼朝や、自分自身であるはずの源義経など、自身を殺した源氏一族に対する憎悪を燃え上がらせ、外道な行為も意に介さず目に映るもの全てを殺して回るキリングマシーンと化していた。
ただ、それらの感情は自分でもその存在に気付いていなかった。あるいは圧し殺し目を背けていたものであり、オルタとなる前から持っていた事が後に示唆された。
また黒化と同時に個体増殖のスキルが付与されており、ダメージを受けると傷ついた体を捨てて増殖した別の体に移るということが可能になっている様子。なお、その代償なのか騎乗スキルは失われている。
特筆すべきはその凶悪な性能。
1戦目と2戦目ではターン終了時にチャージカウントがMAXになるという極悪スキルを持っており、バーサーカークラスによる単体高火力宝具の御大尽戦法で襲ってくる。さらにティアマトが発生させる悪性の泥「ケイオスタイド」の効果で、毎ターンこちら側のサーヴァントのHPが減少するため、下手に長期戦にもつれ込むと敗北は必至。「スタン」や「宝具封印」といった状態異常を利用するか、特効付き宝具で一気に蹴散らすのが得策である。
そして3戦目は宝具チャージが無くなった代わりに無限増殖するという凶悪性を発揮。先頭にいる“親”を倒すと以降は増殖しなくなるものの、HPが18万越えと高い上にクラス相性がビースト固有のものに変更されたために弱点を突けず速攻に求められる火力が上がり、「ケイオスタイド」が健在で消耗戦も辛く、戦略を練ろうにも戦闘開始時に地響きで隊列がシャッフルされる……と、数々の鬼畜仕様により七章指折りの難所として立ちはだかった。
何らかの要因(聖杯等)で本来の在り方から変質し、終始敵として主人公たちの前に立ちはだかる英霊は、七章以前にも複数登場している。しかし、当初は主人公の味方として共に戦いながら、途中で正真正銘悪堕ちしてしまうサーヴァントは事実上牛若丸が初である。七章は終盤に向かうにつれて絶望感が増していくことで知られるが、この悪堕ちした牛若丸の存在も、プレイヤーの心を折るのに十二分な役割を果たしたと言えるだろう。
が…
が…
その露出度の高い衣装に加え、敗北→捕獲からの悪堕ちは一部の特殊なマスターの創作意欲を掻き立てるという悲劇に見舞われる。そのため薄若丸などと呼ばれることも…。
そして2017年。冥界のメリークリスマスにて悲劇は再び訪れた。
第七章以来、久々に登場した黒化牛若丸。その個体増殖スキルは健在であり、バーサーカーの火力と数の暴力により今一度カルデアのサーヴァントたちに襲いかかった。
メリークリスマスはメリークルシミマスへと変わったのだ。
…と、思われた。
彼女は知らなかったのだ。
かつてと異なり、今のカルデアには領域外の力を振るい狂気を制するクラスが存在していることを。
そしてイベント当時、該当するサーヴァントは父なる触手を操る幼女唯一人。
こうして多数の牛若丸が彼女のデビュー戦の相手として文字通り触手攻めを受け散っていった。それもかなり冒涜的な触手で。
一部の特殊なマスターが今一度歓喜したことは言うまでもない。合掌。
…復刻版で、今度は外なる神を絵に描く少女も参加した為、増殖した側から宝具の餌食になってしまい、彼女が残念な事になったのは余談である。
最近では、星の王子さまを思わせる少年が実装されたため、第七章をまだクリアしていないマスターは是非とも使ってみよう。メルヘンチックな攻撃でシリアスブレイクできるかもしれない。
まあ、第三再臨以降だとロケットをぶん投げてきたり、月面探査車みたいなものでドリフトしながら攻撃するなど、違った意味でのシリアスブレイクになりそうだが。
『オール信長総進撃ぐだぐだファイナル本能寺2019』のシナリオクリア後の後半戦『オールオルタ総進撃 ぐだぐだまじん戦線2019』でも登場した。
が、バトル前のトーク時にはライダー状態で話しており、主人公に「オルタは?」とふられ自分で体中を泥で黒く塗りたくってオルタ化した。
外見を変えただけなのでこのバトルではバーサーカーではなくライダークラスになっているが、消滅モーションは黒化時と同じ。
ちなみにこのバトル、牛若側に森長可が付き、二人とのバトルになる(この時の森の見た目は第三再臨時の白鎧姿)。
※上記イラストはイメージです
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