ゲーム概要
AppleStore及びGooglePlayにおいて配信されているオンラインゲーム。略称はエンゲージ、UCEなど。
基本料金は無料のゲームで、ダウンロードするだけですぐに遊べる。
ゲームモード
様々なモードが実装されており、ここでしか見られないアニメもある。
ストーリーモード
本作のメインコンテンツ。
基本的にはボイスノベルで、戦闘時はゲームパート(ただしこのゲームのシステム上ほぼオートで機体も定められてるためフレーバー的。)、目玉に新規作画パートがある。
週一で最新のものに新作が挙がる。新規作画のある回はだいたい月一程度である。
どれもこれも既存の宇宙世紀をリメイクしただけでは無く、より掘り下げが行われている。
ちなみに、一パート見るたびにガチャ用の無償ダイヤが少し貰える。
ペッシェ・モンターニュ
UCE1年目の目玉。本作オリジナル主人公であるペッシェ・モンターニュというニュータイプの少女が宇宙世紀の世界を生き抜き成長する物語が展開される。
主人公ペッシェや一部キャラクターはボイスノベル中Live2Dのように動くので少しリッチ。
詳細は後述。
アムロ・シャアモード
UCE2年目からの目玉。
一年戦争を始めとした宇宙世紀の歴史をアムロとシャアの視点に着目して振り返り、掘り下げる。
目玉としては新規作画パートが「当時の画の見た目(ルック)に合わせて編集が行われている」事であり、数十年前公開された本編の映像かと見間違う人が出る程である。これについては映像監督のインタビュー動画がガンダムチャンネルにおいて公開されているほど本腰が入れられている。
他にも、一年戦争とグリプス戦役の間にある空白の7年などの今までハッキリ描かれなかった時代にも着目したストーリー展開が為されている。
詳細は後述。
その他新作
・ソロモンの悪夢
時はUC0079年1月24日、宇宙要塞ソロモンにおいてアナベル・ガトーがソロモンの悪夢と呼ばれるようになった戦いを描く。
一年戦争時代のエギーユ・デラーズやサウス・バニングたちの雄姿も見られる。
・ジブラルタル
漫画機動戦士ガンダムTHEORIGIN中盤のジブラルタルで起こったアムロのガンダム対シャアのザクの戦闘を描く。
ジ・オリジン世界線の一年戦争中のアニメはククルス・ドアンの島と本作品しか無いため、貴重。
・ムーン・ムーンに昇る月 及び ザ・ファースト・ニュータイプ
漫画機動戦士MOONガンダム最序盤の物語を描く。
MOONガンダムのアニメは本作品しか無いため、貴重。
・真紅の稲妻
一年戦争時代、多大な戦果を挙げるも謎の多かったパイロットジョニー・ライデンの真相に迫る物語。
メインモード
ストーリーモード
宇宙世紀の各アニメ作品を一話から振り返っていくモード。
現状どの作品もまだ中盤までである。収録してる作品は
・機動戦士ガンダムTHEORIGIN(世界線は繋がってないが収録)
・ククルス・ドアンの島(映画)(世界線は繋がってないが収録)
・機動戦士ガンダムサンダーボルト(世界線は繋がってないが収録)
・機動戦士ガンダムコードフェアリー
該当作品に出てくる機体や隊と戦うことが出来、勝つとダイヤが貰える。
初心者は一定レベルに達するまでやり放題なので、しっかりこなしてダイヤを集めよう。
アリーナ
他のプレイヤーが設定した部隊と戦えるモード。現状強くなり過ぎた部隊を最大限活かして戦う事が出来る唯一のコンテンツであり、上位者が高度な戦術を編み出しながら日々凌ぎを削っている。
ただし一週間毎日6回やるだけでもそれなりの報酬を貰える。
ファントム・エース
前述のアリーナに設定されている部隊と各強さごとに自由に戦えるモード。
強さに関わらず10勝するとダイヤが貰える。
マスターバトル
各時代のエース機と戦えるモード。
指定の条件、例えば「SR以下だけで勝利」「サンダーボルトの機体だけ編成して勝利」などを満たす事で限定バナーや大量のダイヤが貰える。
イベントモード
定期的に開催されるイベントで強化素材などを大量に獲得できる。
各ステージをクリアしたら使用したユニットがロックされるので所持してる機体を大量に動員してクリアを目指す「総力戦」、
HPゲージが受け継がれ、毎日全回復するのを活かして強敵相手でも何日もかければ倒すチャンスが生まれる「バトルラッシュ」などがある。
行事の時期になるとそれにちなんだイベントが別途開催される。
例えば周年時期では楽に強化素材を大量ゲットできるイベントが開催され、年末年始はガンタンクを倒す(弱く設定されてるので楽)ことでお得に報酬を貰えるイベントが限定で開かれる。
強化クエスト
毎日強化アイテムを貰えるデイリーミッションと一部URの設計図やオファーが貰える破片クエストができる。
共闘
各時代のエースと戦うことでモジュールや兵装強化ptをゲットできるレイドバトル。
基本的にHPが高く設定してあり一人で倒すのは困難な為、救援を要請して倒しきってもらう。
以下ラインナップ
・シャア専用ザク:サイド7グリーンノア1近郊宙域
・ガンダムmk-2:グリーンノア2内、カミーユが奪ったティターンズカラー
・RX-78-2ガンダム:サイド7グリーンノア1内
・ユニコーンガンダム通常形態:インダストリアル7近郊宙域
・バンシィ通常形態:汎用大気圏上空、おそらくトリントン上空
・F91:フロンティア1内上空
・ZZガンダム(重装):ラビアンローズ周辺
・バルギル(ガンダムヘッド):ムーン・ムーン内
・ジオング:ア・バオア・クー宙域
・サイコ・ザク:サンダーボルト宙域、ユニットへ順番に大ダメージが降り注ぐ
・アトラスガンダム:貴重な水中戦
模擬戦
自分の所持してる機体やフレンドと自由に戦うことができる。
ストーリーモード詳細
追加ストーリー、新規カットを挙げていく。
以下、UCエンゲージストーリーモード及び宇宙世紀シリーズのネタバレ注意。
UC0079年:一年戦争
ガンダム機動
・ガンダム、大地に立つ
機動戦士ガンダム第一話、アムロがガンダムを起動させ地球に降り立ちシャアやガルマ・ザビ率いるジオン軍との闘争を開始するまで。新規カットは無し。
・翔べ!ガンダム
ガルマ・ザビ傘下の北米ジオン軍と連日戦闘を繰り広げるホワイトベース隊。
新規カットは無いが、ゲームパートにおいてガルマ・ザビは途中からMSV限定でアニメ版未登場のガルマ専用ザクを駆ってアムロのガンダムと戦う。
ただしシャアのザク2でも倒せないガンダムに叶うはずも無く、その後はガウを駆ってホワイトベース隊と戦闘を行うアニメ版の流れに収束する。
交差する想い
・シャアの謀略
ニューヤーク市内での戦闘。アムロがシャアを誘き出すためガンダムを狩り囮を買って出るも、それを察したシャアにホワイトベースが補足されてしまう。
ここでは市街地戦においてMS相手に抵抗する連邦軍歩兵や、それを軽くあしらい圧倒するザクⅡの姿が描かれている。旧式の対戦車バズーカではザクに歯が立たず、ザクは増設された機銃で歩兵を掃射し腕部を打ち付けて連邦兵が居た場所を”粉砕”するという、いかに18m級の直立二足歩行機械兵器が脅威なのかを描写している。
一方アムロは不慣れな市街地戦でガンダムの足を踏み外しながらも、シャア率いるザク3機小隊の攻撃に背を向けながらもスラスターによる跳躍で逃げおおせるという高度なテクニックを披露した。
尚、描かれるMSは人間のような動きをするテレビ版よりも、機動戦士ガンダムUCで描かれるようなより機械に近い重みのある動きをしている。
作画に関しても劇場版Z、あるいはそれをより初代の雰囲気に近づけたような編集・撮影が為されている。
その後は原作、主に映画版のストーリーに基づきアムロが宇宙に上がるまでの話がボイスノベルで描かれる。尚アムロシャアモードという企画上の都合なのか、シャアと交戦するジャブロー戦以外はダイジェストで簡略化されている。
・運命の出会い
ララァが登場しコンスコン隊がアムロに敗れる直前の時、シャアがビームバズーカを持つリック・ドムの評価のために部下のザクと模擬戦を行う。
このリックドムはシャア専用カラーに塗られている程であったがシャアはアムロのガンダムに勝つことを目指しており、より良いマシンを求めるのであった。
シャアはリックドムの加速・速度性能を評価するが、リックドムの重量や操縦性に起因する「大振りな動き」に不満を持ち、さらに機体がシャアの思惑に付いていけず関節に負担がかかる事を指摘した。シャアがリック・ドムを選んだ小説版の世界線においてはアムロのガンダムにボロ負けしているというのもあって、結果論的にもさらに良いMSを求めたのは賢明な判断だろう。
UCEにおいても劇場版のストーリーに則りシャアはこの後ゲルググに乗り換える為、このシャア専用リック・ドムがどうなったのかは不明。
その後は劇場版の流れに沿ってアムロはマ・クベと交戦し勝利。遠い場所で見ていたララァを感知する。
激闘の宇宙
宇宙要塞ソロモンでの戦闘を経てソロモン-ア・バオア・クー間宙域での話が描かれる。
追加カットでは巨大補給港に入港するシャア専用ゲルググ、エルメスとララァ・スンが描かれる。
続いてシャリア・ブルの駆るブラウ・ブロ戦においてはほぼリメイクされている。尚、ハヤト・コバヤシがガンキャノンに乗っている事からも劇場版準拠と考えられる。
ブラウ・ブロの3基インコムと戦闘を開始する流れは一緒だが、早期からブラウ・ブロ本体とも機動戦を行い、テレビ版に比べアムロは苦戦を強いられている。特にガンダムが反応速度に耐えられないという描写はTV原作では火花が走るといった程度だったのが、左腕がパワーダウンを起こして宙ぶらりんになる演出が為されている。
シャリア・ブル側も演出が濃密になっており、コクピット内のメカ描写が具体的になっている他、TV原作よりも激しく本体射撃とインコム射撃を交互に行うことでガンダムを追い込んでいる。シャリア・ブル自身に関してもテレビ版では淡々と交戦をしていたのに対してガンダムのパイロットが少年である事をニュータイプ能力で察知して攻撃を一度は止めている上、最期シムス・アル・バハロフが乗っているブロックを切り離したので彼女がシャリア・ブルの死亡に悲哀を叫ぶ猶予が生まれている。
その後は原作の流れに準拠し終戦までがボイスノベル形式で描かれる。
ソロモンの悪夢
物語は最初、ドズル・ザビからソロモンと心中する事を聞かされミネバ脱出援護の命を受けるシン・マツナガから始まる。
次に連邦側ではソーラレイ展開のブリーフィングを行う生前のティアンム中将が描写され、一年戦争時代のベルナルド・モンシア、サウス・バニング、アルファ・A・ベイト、チャップ・アデルの面々が描写される。
ソーラレイ照射による大損害を受けてドズルが出撃した事をカリウス・オットーから聞かされ衝撃を受けるアナベル・ガトーは共に出撃しようとするが、ケリィ・レズナーに静止される。しかし命令違反を起こしてザクⅡを駆り前線に向かうマツナガとドズル戦死の報、ビグロを駆って単独で戦線を維持しようとするケリィが重傷を負ったのを受けガトーも前線に参戦する。
劇中、バニング隊は眼の前でガトーの駆る蒼いリック・ドムが””とんでもない動きをしながらビーム・バズーカで連邦軍艦艇6隻以上を破壊していく””のを目撃したのであった。
それでもソロモン陥落は確実となった。マツナガらが原隊に復帰し涙の撤退をしてるのと同時期にガトーはこう叫ぶ。
“”「ソロモンよ、私は必ず帰って来る...!!」””
このように機動戦士ガンダム0083のキャラクターやシン・マツナガの過去、ティアンムやドズルなどのソロモン戦で死亡したキャラクターの掘り下げなどが新規作画とフルボイスのボイスノベルで行われた。
0079 真紅の稲妻
これは後にジャーナリストのカイ・シデンが元ジオン公国総帥府賞勲付特務中尉シェーラ・グレイマーへインタビューをしたという形で行われる。
カイは一年戦争時のエース「真紅の稲妻」ジョニー・ライデンの真相を突き止めるため、彼女を探るのであった。
新規作画は真紅のザクⅡを駆って連邦艦艇と直掩MS隊相手に無双する「真紅の稲妻」と、ゲルググを駆ってア・バオア・クーを駆け抜けながら真紅の稲妻の根幹に関わる一端が描写される「託された遺産」の2つである。
ペッシェ・モンターニュ 序章〜命めぐりあい〜
時はソロモン戦前、ジオンのニュータイプ候補生の少女ペッシェ・モンターニュの視点から一年戦争が描かれる。
前述の通りUCエンゲージ1年目の目玉だった事もあってかペッシェやアシュレイを始めフラナガン博士やシムス中尉までもLive2Dチックな動く立ち絵でボイスノベルが繰り広げられる。
グラナダではペッシェの育ての親オーガンと相方のアシュレイ・ホーンが駆るルナタンクと連邦軍ジム部隊が交戦を繰り広げオーガンが戦死する様が作画で描かれる。
その後シャアやフラナガン博士の話し合いの元、フラナガン機関でララァとも知り合っていたニュータイプ候補生のペッシェがグラナダへ送られた。その際にはサイコミュ試験型ザクやヴァル・ヴァロが彼らの乗機として登場している。
時系列的にはソロモン戦後、上官のトワニングの命で二人は複座に改修されたサイコミュ試験型ザクを駆り実地試験に望むが合間にブラウ・ブロ撃墜とシムス中尉戦死を聞く。その後ア・バオア・クー郊外で遊撃戦を行っていた所、ソーラ・レイによる大量破壊を察知してペッシェは気を失う。試験ザクのサイコミュは大量に発生した死者の叫びを鋭くペッシェにフィードバックしていたのである。これは同時期にアムロ・レイ(彼はサイコミュ無し)、後年カミーユ・ビダンやクェス・パラヤ、マリーダ・クルスにも起こった現象である。尚、アシュレイがペッシェに告げた事によると当時のジオン側にも同じように倒れたジオン兵が確認されている。
戦争がジオンの敗北で終わる事を悟り倒れたペッシェを置いて高機動型ゲルググでア・バオア・クーの決戦に出向くアシュレイであったが、後にザクレロのサイコミュ改修機ブラレロを受領するもそこにはペッシェもサイコミュ要員としていた。父の意思を継ぐために前線行きを志願したペッシェの意思は固く、アシュレイもそれを尊重して共に前線に出向く。
ちなみに、ブラレロや前述のペッシェ搭乗機の戦闘場面を抽象的に表したバトルゲームパートでは、一貫してプレイヤーは連邦側である。
ブラレロ左舷に被弾しアシュレイは致命傷を負って死亡した事でペッシェがニュータイプとして覚醒。ブラウ・ブロのような有線サイコミュを手足のように使えるようになっただけでなく、敵の”探知”を「アシュレイの声」を聞く事でやってのけている。
これによりペッシェは、””左腕部を失いコクピットブロックも炎上しているブラレロで劇中ジム18機とボール5機、他メガ粒子砲で多数””をあっという間に仕留めている。ゲームパートでもカットシーンにおいて2追加で一機撃破してる。ちなみにイベントの総力戦ではこの時がモチーフと思われるブラレロが敵ユニットとして出てくるが納得の強さである。
後に担当の整備兵が語るには「モビルスーツ9機と戦艦2隻」を撃墜したという事で撃墜描写と差異が見られるが、これは現実の戦争においても本人の成果と観測戦果が異なる事はよくある事である。戦艦2隻に関しては描写外で撃破したと考えられる。
その後ペッシェはア・バオア・クーに帰還し次の機体を受領する事が決定したことまでが描かれる。描写されていないが、彼女が後に五体満足でアナハイムエレクトロニクスに所属している事を考えるとこの後いずれかの段階でア・バオア・クーから脱出したと考えられる。
UC0079~ 本編終了直後
この時期に関しては設定資料で文章で語られたり外伝漫画で触れられる程度であったが、この空白の7年間に注目して大きく切り込んでいる。
尚、同じく空白の7年間をテーマにし2009年までに連載していたマンガ作品『機動戦士ガンダムC.D.A.若き彗星の肖像』とは少々矛盾する描写が散見されるため、当作品が前提のストーリーでは無いと考えて良い。
戦いの果てに
本編終了直後のアムロ側およびシャア側の視点からア・バオア・クー戦の行く末が描かれる。
UC79年12月31日12:05にシャアがキシリア・ザビを殺害した直後、艦の爆発から逃れ生き残った彼はア・バオア・クーからの脱出を決意した。
一方アムロ側、状況はアムロが合流してカイやブライト達と一緒に脱出していたホワイトベースクルーのオスカ・ダブリンやマーカー・クランもアムロがニュータイプ能力を使って発された”声”が聞こえた事で自分たちもニュータイプなのではないかと話し合っている中、ブライトは自分たちが現在漂流している事を直視し救難信号が拾われる事に務めていた。
UC0083
UC0087
UC0089
UC0092
ゲームシステム
基本システム
公式が「宇宙世紀ウォーシュミレーション」と銘打っている通り、ユニットを育成して戦場に配置し、戦闘開始したら後は見守るというゲームスタイルである。一部攻撃タイミングは指示できるが、攻撃の大半は自動で行われる。
1〜6機のモビルスーツを配置、パイロットと補助MSとモジュールを割り当て、マス目上の陣形へ配置し戦闘開始。敵のユニットを全て破壊したり、任務目標を達成すると勝利となる。
レアリティシステム
モビルスーツやパイロットにはレアリティが設定されており、ウルトラレア(UR)・スーパーレア(SR)・レア(R)がある。
基本的に主人公級のMSやパイロットはURであるがその限りではない事も多い。
基本的にURの方が強いが、強化のし易さや相性によってはSRやRの方が適正である状況も多い。
週一で追加されるURのモビルスーツはEX攻撃が特別カットシーンアニメであり見ごたえがある。
属性、兵科システム
モビルスーツには属性が設定されており、赤・青・緑の三すくみ、紫・黄の相互が存在する。
有利相性に対しては高いダメージ倍率が、不利属性に対してはダメージが減少するため基本的に敵の属性に合わせて有利なユニットを配置するのが適切。有利属性に対してさらにバフを得られるスキルをモビルスーツやパイロットが持っている事も多い。
ただし、強化具合によっては属性有利を凌駕するダメージを叩き出したり、敵の攻撃を引き付けるためにあえて不利属性を配置する事が有効な場合もある。
他にも兵科の概念があり、「強襲」「白兵」「重装」「汎用」「支援」「砲撃」「狙撃」といったものがある。これらにも相対した時の相性によってダメージ倍率が少々変わる事がある。
強襲、白兵は近接戦闘寄り、または特化しており、スラスター突撃によって一気に敵へ接近してダメージを与える。格闘攻撃は敵をよろけさせる効果があり、敵の攻撃を一時的に封じることが出来る。ただし大体の場合で射撃兵装が低威力になっており、敵に接近しないと有効打を与えられない。
汎用は射撃戦寄り。弾受けなどの前衛もこなせる事が多い。ただし無理に近接攻撃を仕掛けようとして無駄に時間を使う事もある。
重装は弾受けなどの盾役。スキルで防御率やガード率を上げたり自己回復を行う事で長い間弾受けを可能にするのが基本。時々ダメージディーラーと成りえるスキルを持つ機体もある。
支援は全体回復やバフ・デバフスキルを以てして戦闘を支える。指定された兵科や特性持ちへのターゲッティングスキルを持つ場合もある。(例えば支援機シャア専用ズゴックを編成すると味方全体が敵「ガンダムタイプ」持ちを優先して狙うようになる)
砲撃、狙撃は攻撃特化。強力な攻撃力や継続で追加ダメージを与え続けるスキルを持ってる事が多い。
パイロットの相性システム
モビルスーツには様々な特性が設定されており、例えばUR汎用機のRX-78-2ガンダムは
・緑属性
・汎用機
・一年戦争
・試作機
・主人公機
・ガンダムタイプ
・支援機(?)
・白いMS
・地球連邦軍所属
といったモビルスーツの背景や見た目に沿った特性、カテゴリーが設定される。(ただし、機体バランスを考えて少々こじつけのようなカテゴリー分けがされることもある)
対してパイロットはそのカテゴリーによって発動するスキルを所持しており、例えばアムロレイ(C0033)は
・緑属性
・一年戦争
・ガンダムタイプ
の特性を持つ機体に乗るとそれぞれパッシブスキルが発動する。
このように機体特性に合ったパイロットを選ぶ事が戦力向上の肝となる。
基本的に対応しているパイロットや原作の搭乗者を選べばいいが初期から実装されてるような古いパイロットであるとそれよりも「追加で『地球連邦所属』対応を持つ逆シャア時代のアムロレイ」「追加で『白いMS』対応を持つキンケドゥ・ナウ」などがより高パフォーマンスを発揮するという事もあり得る。
もっとも、どのパイロットもボイス付きで戦闘を行うので、それを活かすために相性を無視して好きな機体に好きなパイロットを乗せても良い。
強化、育成システム
ユニットであるモビルスーツにはレベル・カスタムレベル・熟練度・兵装強化レベル・能力開放レベル・超越レベルの6つのパラメータが存在する。これらを上げていくことでモビルスーツを強化していく
機体レベル
戦闘や強化素材を使用することによって溜まる経験値で上がるパラメータ。HP、攻撃力、防御力の基本値を上げる。
カスタムレベル
レアリティごとに違うカスタムチケットを使用して行う改造によって上がるパラメータ。HP、攻撃力、防御力の倍率を上げる他、ビーム実弾攻防やクリスティカル値などの基本値を上げる。
機体レベルを10レベルごとに上げる事でカスタム上限が解放されていく。機体レベルだけ上げてもそこまで強くならないため、カスタムレベルを上げることも重要。基本的にこれと機体レベルを上げていれば定期イベントの8〜9割はこなせる。
UR用カスタムチケットは希少な上にレベル10からは大量に使用するため、イベントなどをコツコツこなして地道にチケットを集めるしかない。課金も可能だが少々高くつく。新機体のガチャ期間中に新機体をゲットするとレベル15ぐらい分のチケットを貰えるためお得。
熟練度
戦闘や強化素材を使用することによって溜まる経験値で上がるパラメータ。HP、攻撃力、防御力の倍率を上げる。
戦闘で獲得できる熟練度は僅かであり強化素材も機体レベルの素材に比べ希少なため、長い間続けていないと上がらないパラメータである。
兵装強化レベル
「兵装強化」において素材を使用して強化することで上がるパラメータ。機体のHP・攻撃力・防御力・回避率や機体が持つ兵装の基本値を上げる。
強化には兵装強化ptとチップが必要であり、SR以下は大量の基本通貨、URは定期イベントの上級任務やクランマッチなどでしか入手できないため希少。(クランは一人でも出来るしクラン戦などのコミュニケーションが必要なコンテンツを行う事が必須という訳でも無いので気楽にやるのがいい。)
この強化の難易度からしても所謂エンドコンテンツである。
能力開放レベル
ガチャなどで所持しているユニットと被った際に貰える設計図を所定の数集めて使用することで上がるパラメータ。いわゆる「突」。
各種基本値を底上げする他、スキルやサブスキルのレベルを上げ効果が向上する。上限5回で、機体性能がかなり強化される。
URは貰える設計図はちょうど一回分になる。SR以下は被った時に貰える設計図は少ないが、出る頻度が高い為URよりも溜まりやすい。
ガチャ期間が終わっても能力開放用設計図を貰える手段はあるが、アカウントレベルをカンスト(これはそこまで苦労しない)した上で貰えるグランドコインを結構な量使用するのをさらにひと月に貰える量は限られてるので6カ月分やってやっと一回能力開放できるので、あまり現実的ではない。
超越レベル
レアアイテム「虹のハロコイン」を使用することで強化できるパラメータ。機体の命中率やEXスキル(必殺技)の初期値、特殊能力などを得られる。URの一部の機体が行える。
虹のハロコインは希少な上、最終強化までしないと目玉の特殊能力が解放されないうえ必要なコインも膨大になるため、定期イベントをこなしてコツコツコインを貯めよう。
新規機体のガチャ期間中は新規機体を対象に能力開放を行った分だけ超越を無料で行えるためお得。
パイロットレベル
戦闘や強化素材を使用することによって溜まる経験値で上がるパラメータ。パイロットの能力基本値を上げる。
機体と違って基本的にはこれを上げるだけで良い。
パイロット能力開放
機体と同様、被った際に貰える「オファー要請」を所定の数集めて使用することで上がるパラメータ。パイロット版の「突」。
各種基本値を上げる。
登場オリジナルキャラクター
UCEで追加された外伝キャラクター
- ペッシェ・モンターニュ:ニュータイプの少女、女性。
- アシュレイ・ホーン:技術士官で大尉。
- ミチェル・カノ:ジオン国粋主義者。ジオンの事になると言動が過激。
- シェーラ・グレイマー:真紅の稲妻についてなにか知ってるかもしれない元ジオン所属の女性。
- ノン・リン・レイ:プルシリーズの粗悪品。
- セリーヌ・ロム:ネオ・ジオン軍グレミー・トト派所属の、ペッシェに顔立ちが似てる謎の女性。
- [[]]
その他、UCEオリジナルのオペレーターが登場する。
彼女らは宇宙世紀の物語の”メタ視点”に位置する案内人のような存在だと考えられる。
登場MS
UCEオリジナルのモビルスーツも多数いる。
基本的に既存MSの発展プランや改修案と題するもので、見た目も既存MSの発展型のようなものが多い。
ゲームにおいてはペッシェが搭乗したエンゲージゼロシリーズ以外はSR以下のユニットとして実装されている。時々ストーリーモードのゲームパートなどに敵ユニットとしても出てくる。
エンゲージゼロ
ストーリーモードペッシェ編の主人公ペッシェ・モンターニュが登場する機体。
年代 | 名称 | 作品 | 備考 |
---|---|---|---|
0082 | エンゲージ・ゼロ | UCE | アナハイム所属 |
0082 | エンゲージ・ゼロ追加ブースター装備型 | UCE | アナハイム所属・対ジオン残党 |
0086 | エンゲージ・ゼロサイコミュ試験型 | UCE | ニュータイプ研究所所属 |
0087 | エンゲージ・ゼロインコム搭載型 | UCE | ティターンズ所属 |
0088 | エンゲージ・ゼロ インコム搭載型ネオ・ジオン鹵獲 | UCE | ネオジオン所属・未実装 |
0088 | エンゲージ・ゼロ・ヨンファウィン | UCE | ネオジオン所属 |
エンゲージガンダム
エンゲージ・ゼロがガンダム試作0号機にコンペで勝った場合に考案されていた機体たち。IF世界線のIF機体なのにプレイアブルというややこしい立ち位置にある。
年代 | 名称 | 作品 | 備考 |
---|---|---|---|
0083 | エンゲージガンダム | UCE | |
0083 | エンゲージガンダム・ブースター装備 | UCE | |
0083 | エンゲージガンダム・重装甲装備 | UCE | チョバムアーマー参考 |
0083 | エンゲージガンダム・キャノン装備 | UCE | ガンキャノン参考 |
0087 | エンゲージガンダム・インコム装備 | UCE | ガンダムMk-Ⅴ参考? |
0087 | スーパーエンゲージガンダム | UCE | Gディフェンサー装備 |
0088 | エンゲージ・ハンマ | UCE | ハンマ・ハンマ参考 |
0088 | エンゲージガンダム・ファンネル装備 | UCE | レモラ・ファンネル装備 |
0093 | エンゲージガンダム・BWS装備 | UCE | リ・ガズィ・カスタム参考 |
008X | フルアーマー・エンゲージガンダムAプラン | UCE | フルアーマーZZガンダム参考? |
009X | フルアーマー・エンゲージガンダムBプラン | UCE | ニュータイプ専用機 |
012X | フルアーマー・エンゲージガンダムCプラン | UCE | ビームシールド搭載 |
ストーリーモード登場
本編の流れに沿うようにMSV機体などが登場している。
年代 | 名称 | 作品 | 備考 |
---|---|---|---|
0079 | ガルマ専用ザクⅡ | MSV,MSV-R | ジオン所属 アムロシャア編 |
0079 | ジョニー・ライデン専用高機動型ザクⅡ | MSV | ジオン所属 真紅の稲妻編 |
0079 | シャア専用リック・ドム | 小説版機動戦士ガンダム | ジオン所属 アムロシャア編 |
0079 | シン・マツナガ専用ザク | MSV | ジオン所属 ソロモンの悪夢編 |
0079 | ガトー専用リック・ドム | MSV | ジオン所属 ソロモンの悪夢編 |
0079 | サイコミュ試験型ザク | MSV | ジオン所属 ペッシェ編ゲームパート |
0079 | サイコミュ高機動試験用ザク | MSV | ジオン所属 ペッシェ編ゲームパート |
0079 | 高機動型ゲルググ | MSV | ジオン所属 ペッシェ編ゲームパート |
0079 | ジョニー・ライデン専用ゲルググキャノン | MSV | ストーリーモード未登場だがこちらがプレイアブル |
0079 | ジョニー・ライデン専用高機動型ゲルググ | MSV | ジオン所属 真紅の稲妻編 |
0082 | 高機動型ケンプファー | UCE | ジオン残党所属,ペッシェ編登場 |
0083 | ガンダム試作4号機 | 0083MSV | 連邦軍所属,ペッシェ編登場 |
0086 | ギャプラン・トレーナー | UCE | 連邦軍所属,ペッシェ編登場 |
0087 | ネモ・ベラトール | UCE | エゥーゴ所属,アムロシャア編ダカール演説期のゲームパートに登場 |
0088 | マグナ・マーテル | UCE | ネオ・ジオン所属,ペッシェ編登場 |
0088 | 量産型キュベレイノン・リン・レイ機 | UCE | ネオ・ジオン所属,ペッシェ編登場 |
UCEオリジナル
今のところ設定のみの存在。UCEMSVといった位置付け。
0087? | ムーシカ | UCE | グリプス戦役時代 |
---|---|---|---|
0092? | ロズウェル・ジェガン | UCE | 第二次ネオ・ジオン抗争前~後時代 |
0094? | ジェガンH型 | UCE | ラプラス事変時代 |
0094? | ガンダムデルタアンス | UCE | ラプラス事変時代 |
0094? | リゼルN型 | UCE | ラプラス事変時代 |
0094? | リゼルN型ディフェンサーGユニット | UCE | ラプラス事変時代 |
0120? | 強襲用九十九式 | UCE | コスモ・バビロニア建国戦争時代 |
0150? | アサルトバスターガンスマッシャー | UCE | ザンスカール戦争時代 |
他作品・他媒体コラボ
宇宙世紀モチーフや他ガンダムシリーズからも限定的に出演している機体がある。
0078 | シャア専用ザクⅠ | 機動戦士ガンダムTHEORIGIN | プレイアブルのみ |
---|---|---|---|
0078 | ブグ ラル機 | 機動戦士ガンダムTHEORIGIN | プレイアブルのみ |
0078 | 黒い三連星専用ザクⅠ(オルテガ機) | 機動戦士ガンダムTHEORIGIN | プレイアブルのみ、オルテガ機のみ |
0079 | 黒い三連星専用ザクⅡ(オルテガ機) | 機動戦士ガンダムTHEORIGIN | プレイアブルのみ、オルテガ機のみ |
0079 | シャア専用ザクⅡ | 機動戦士ガンダムTHEORIGIN] | ジブラルタル(THEORIGIN)編 |
0079 | ガンダム | 機動戦士ガンダムTHEORIGIN | ジブラルタル(THEORIGIN)編 |
0079 | ドアン専用ザク | ククルス・ドアンの島(映画) | |
0079 | 高機動型ザクⅡ(地上用)エクバ機 | ククルス・ドアンの島(映画) | エクバ機のみ |
0079 | フルアーマーガンダム | 機動戦士ガンダムサンダーボルト | プレイアブルのみ |
0079 | ジムGR隊 | SDガンダムバトルアライアンス | ギャザーロード隊仕様 |
0087? | シスクードティターンズカラー | モノアイガンダムズ | |
0092 | ムーンガンダム | 機動戦士MOONガンダム | |
0093 | RX-93ff | THE LIFE-SiZED νGundam STATUE | 福岡νガンダムコラボ |
0093 | MSN-04FFサザビー | THE LIFE-SiZED νGundam STATUE | 福岡νガンダムコラボ |
0122 | ガンダム・エアリアル | 機動戦士ガンダム水星の魔女 | 完全に別世界の機体。水星の魔女放映記念。 |
0122 | ガンダム・エアリアル(改修型) | 機動戦士ガンダム水星の魔女 | 完全に別世界の機体。水星の魔女放映記念。 |
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XXXX | RX-78F00HMTガンダム高機動型 | GUNDAM FACTORY YOKOHAMA | 横浜ガンダムコラボ |
関連イラスト
関連タグ
バンダイナムコエンターテインメント:開発・運営・販売
収録作品(タグが存在するもののみを記載)
・MSV
・機動戦士ガンダムコードフェアリー
機動戦士ガンダムバトルオペレーション2:コラボレーションとして、一部の機体が参戦。また、ガチャのおまけとして、ペッシェ・モンターニュのボイスがプレイステーション版にのみ実装された。機体に関してもプレイステーション版では「U.C. ENGAGE 参戦記念パック」としてエンゲージゼロが期間限定で販売されたが、Steam版では発売自体が無かった。