解説

1965年に創設。Jリーグで初のカタカナ・アルファベットでないチーム表記であるが、これは創設当時選手の行きつけであった喫茶店に由来する(2016年に再オープンした)

2014年シーズンに自動昇格圏内の2位となりJ1昇格を果たした。

そのJ1初昇格以前から、周辺商圏も大きくないにもかかわらず多くの観客を集める人気クラブで、J1初参戦の2015年はホーム戦完売続出、アウェイにも多くのサポーターを送り込んだ。戦力がJ1の各チームに比べ劣っていたが、持ち前の粘り強さで多くの強豪チームと一歩も引かない熱戦を繰り広げ、第33節アウェイ・ヴィッセル神戸戦まで残留の可能性を残していたがその試合を落としてしまいJ2降格。

2016年はJ1昇格最有力候補としてJ2を戦ったが、年間3位となり、後のプレーオフ1回戦でファジアーノ岡山に敗北。2017年では年間8位だった。

2018年にJ2優勝、2位の大分トリニータと共にJ1復帰となった。（しかし1年で降格）

監督は2012年のJ2昇格から2019年終了まで反町康治が務め、2020年は高校サッカーの強豪・船橋市立船橋高等学校を1984年から18年率いた布啓一郎が就任も同年9月に解任、柴田峡・松本山雅FC編成部長が監督に就任したが翌年成績不振で6月に解任。

後任に元日本代表の名波浩が就任した。

2021年11月28日、（奇しくも名波監督の誕生日に）初のJ3降格が決定。J1経験クラブとしては大分トリニータに次いで2例目。

トップチームメンバー（2022シーズン）

マスコット

ガンズくん。長野県鳥のライチョウである。

ブログでは「うふふ」とどっかの魔法使いみたいなことを言い出したり、レディースデーでは女装してきたりするため、一部で男の娘疑惑がかけられた。

なお、ガッツ星人に似ているという説もある。

スタジアム

松本平広域公園総合球技場、通称アルウィン。信州まつもと空港の隣接地にあるため、広々としている公園であるものの高さ制限が厳しく、ピッチは掘り下げて建設された。

近隣に駅はなくバスを利用。山雅の場合松本駅からかなり距離があるにもかかわらずシャトルバスが無料である。

自動車利用では、公園内の近くの駐車場は有料となるが、離れたところに無料駐車場があるうえ、そこからのシャトルバスも無料で利用できる。

関連項目

• 松田直樹：JFL時代に三顧の礼をもって迎えた元日本代表の名DF。松本の地に倒れ帰らぬ人となった。そして自身の背番号「3」は2014年より、過去に横浜F・マリノスで盟友だった田中隼磨が受継いでいる。