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最初はパー

さいしょはぱー

『最初はパー』は、2022年10月~12月にテレビ朝日系列の金曜ナイトドラマ枠で放送されたドラマ。
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曖昧さ回避

  1. じゃんけんで出す手のこと。
  2. テレビ朝日ドラマの題名本項で解説。

概要

『最初はパー』は、2022年10月~12月にテレビ朝日系列の金曜ナイトドラマ枠で放送されるドラマ。

企画・原作・メイン脚本は、秋元康。主演は、ジェシー。ジェシーと秋元のタッグはドラマ『私立バカレア高校』以来10年振りであり、単独出演・主演は初である。2人は2021年のジェシー単独初主演舞台『スタンディングオベーション』を手掛けて以来プライベートでも親交があり「ドラマやりたいね」と話していたという。秋元は今作の企画立ち上げ時から主演にふさわしい人物としてお笑いに精通するジェシーの名を挙げており、今回の企画が実現した。また、元テレビ東京のテレビプロデューサー・佐久間宣行も総合監修を担当している。

主題歌は、SixTONESの『Good Luck!』、OPはFAKYの『Rock, Paper, Scissors』。

DVD&Blu-rayが2023年7月に発売予定だったが、澤村役の市川猿之助氏が自殺幇助罪で逮捕されたことを受け、延期となった。また、テレビ朝日は「TERASA」等での本作の配信も停止している。


作風

最近の秋元康作品の中では珍しく、かなりメタフィクション寄り。第1話からいきなり、講師の相田がすみれに対してなんちゃら46っていう人数ばっか多いグループに入って、『帰り道ごっつ寄り道しとなった』みたいな歌歌っとったらええねん。」痛烈に某女性アイドルグループをイジるセリフがあったり、澤村が自身の年齢を豪太に教える際に乃木坂だよ!乃木坂と言えば『46』だろうが!」とこちらも某アイドルグループをネタにするセリフがあったり、澤村の元妻・真由美のあだ名がまゆたん、娘の名前がももこだったり、市毛の元妻の名前がさやか、娘の名前がかりんだったりするなど、(自虐ネタとはいえ)かなり攻めた内容となっている。

また、ジェシーが以前メンバーの松村北斗田中樹と共に出演していたドラマ「バニラボーイ」のパロディである「バナナボーイ」というポスターがあったり、最終話で小塚と木島をアイドルとして勧誘した芸能事務所社長の風貌や口調がどう見てもこの方だったりするなど、某男性アイドルグループそのグループの所属事務所の元トップに関するネタも豊富である。

FAKYが歌う『Rock, Paper, Scissors』の歌詞にはタイトルとコンビ名の「最初はパー」があり、MVではじゃんけんを題材にしている。


あらすじ

政治家の息子である利根川豪太はお笑い芸人の養成所に入り、裏社会の人間であった澤村銀平と出会う。2人はお笑いコンビ「最初は、パー!」を結成し、プロの芸人を目指していく。


登場人物

本作の主人公。有名政治家・利根川周郎の長男。

何をやっても長続きしないが、政治家の道を歩ませようとする父親に反抗しお笑いの道へ進む。大黒芸能お笑い養成所で出会った銀平とお笑いコンビ「最初は、パー!」を結成し、プロの芸人を目指す。

澤村が末期癌を患っていることが判明してからは、澤村の病気を治し、何としてでも生きてもらうために父親と交渉し、選挙用の資金を手術費用として使うことを約束してもらうも、その代償として自身はコンビ解散後政治家に転身する条件を要求され、それに了承した。しかし、父・周郎は銀平を救えなかったことを後悔し、表向きは「お前にはユーモアが足りない」「お前はお笑いの世界でユーモアを学び直せ」という理由でお笑い芸人として活動することを許可したため、自身の夢を認めてもらうことができた。


裏社会で生きてきた強面の男。どうやら、組織の不始末を押し付けられる形で逮捕され、執行猶予中らしい。お笑い養成所で豪太と出会い、コンビを組む。数年前に妻・真由美と離婚しているため、娘・ももこともほとんど会えていない。

物怖じしない性格ではっきり物を言う。

末期癌を患っており、余命わずかになるまで悪化していたが、豪太が父親と交渉することで何とか病院を手配され、入院することができたものの、病状は徐々に悪化していき、最終的に治療も虚しく亡くなってしまった。


大黒芸能お笑い養成所

豪太が入所するお笑いスクール。第7話で赤字続きの経営不振になっていたことが発覚し、最終話での卒業公演を以て閉鎖することとなってしまった。


淡々と生徒たちを追い詰めていく鬼講師。噂によると、とあるスキャンダルが原因で干されてしまい、講師の仕事で何とか食いつないでいたが、正野に根気強く再結成を誘われたことで最終的にコンビを再結成。2024年のM-1グランプリに出場し、蛙亭に負けて惜しくも準優勝となった。


お笑いへの志が高い生徒。アイドル並のルックスながら"コミュ障"で暗い過去を持ち、今までとは違う自分になるために養成所に入所。演者と同じく大阪府生まれ栃木県育ちで味覚音痴でもあり、「冷蔵庫を綺麗にするため」という理由だけで、野菜やヨーグルトだけでなく、納豆や賞味期限切れの焼きそばの麺をジューサーに全てぶち込んで作ったゲテモノジュースを持参していた。しかも、それを豪太に勧めようとしていた。(当然断られたが。)

お笑い学校卒業後はピン芸人を諦め、相田の予想通りなんちゃら46のオーディションに応募し、合格。関西弁を隠して活動中…って、それほぼ中の人やないかい!


明るくてノリのいいイケメンの生徒。EXITのような女の子たちから騒がれるアイドルっぽい芸人を目指している。

お笑い学校卒業後は、「お笑い界のイケメン」として大ブレイク。


自分の笑いの才能を信じ、養成所の門を叩いた生徒。相田に強い敵対心を持ち、入学初日から頭角を現す。後に小塚と意気投合し、コンビを組む。

お笑い学校卒業後は、「お笑い界のイケメン」として大ブレイク。


元エリート官僚の生徒。小さい頃からお笑いの道に憧れており、ある日突然長年務めた財務省をやめて養成所に入所する。その際に、妻・さやかとは離婚しており、娘・かりんの親権はさやかに取られてしまっている。

お笑い学校卒業後は、子供番組のマスコットキャラクターの着ぐるみの中の人として活動中。妻との仲も修復できたようである。


豪太の関係者

豪太の父親で、政治家。「国民を笑顔にさせる政治家」をスローガンに掲げ支持率も高い。その一方で、利己的で支配欲の強い一面を持ち、豪太に政治家の道を歩ませようとする。

しかし、最終話で豪太に「お前はお笑いの世界でユーモアを学び直せ」という理由でお笑い芸人として活動することを認めた。


その他

超売れっ子お笑いコンビ「アパッチボーイズ」のボケ担当。

相田の元相方で、アパッチボーイズに限界を感じ、現在の相方にも相談した上で相田にコンビ再結成を根気強く打診し、最終的に再結成が実現した。


超売れっ子お笑いコンビ「アパッチボーイズ」のツッコミ担当。長年コンビの「じゃない方芸人」であることに劣等感を抱いており、類まれなるセンスを持つ正野を「天才」と評している。アパッチボーイズの限界を感じた正野が解散を持ちかけた際には彼の意見を尊重して了承し、相田に正野とコンビを再結成するように頼み込んでいた。コンビ解散後は、俳優として活動中。


銀平の妻。銀平からは「まゆたん」と呼ばれている。銀平とは数年前に離婚しているものの、度々連絡を取っている模様。


市役所の職員。澤村家を何かと気にかけており、真由美とももこを支援している。その一方で、銀平に対しての当たりが強く、「妻子2人を置いて出ていったダメな夫でありクソ親父」と愚痴っていた。


関連タグ

金曜ナイトドラマ 秋元康


しあわせの保護色:乃木坂46の25thシングル。すみれのネタ内に登場。


好きというのはロックだぜ!:こちらは乃木坂46の30thシングル。センターはすみれ役の賀喜が務めている。劇中では、すみれのネタを見た相田が「もしそいつが大人数のアイドルグループで『嫌いというのはサンバだぜ!』っちゅう曲のセンターやってたらどう思うんや?」と言い、ネタにしていた。

最初はグー:コンビ名の元ネタ

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