「旋風神・ハリーアップ」
概要
記事冒頭にも示した合図と共に、その装甲の形状を大きく変化させることで、大幅に装甲を軽量化した体術戦向きの軽量形態である。
軽装化によって素早さと機動性が向上し、行動速度はハリーアップ前の旋風神の10倍にまで達するが、一方で出力はハリーアップ前の旋風神の3/4程度にまで落ちる他、60秒しかこの姿を維持できないというデメリットも有り、制限時間を過ぎると元の旋風神の姿へと自動的に「ハリーダウン」する。
武器として、「ハリアーソード（ダブルハリアーソード）」と呼ばれる2振りの剣を装備する他、胸からはビームを放つこともできる。ハリアーソードを駆使した技として、連続して敵に斬りつける「疾風円月剣」、それに空中から猛スピードで敵に突っ込み、すれ違いざまに2振りのハリアーソードで斬りつける「ハリアー弾丸斬り」を使用でき、後者は必殺級の威力を発揮する。
また、ハリアーソードを手にした状態で両手足を伸ばすことにより、ソードと両足の踵にある刃を伸長・連結させて本体を取り巻くほどに巨大な円形の刃とすることも可能で、この状態から空中に出現したカタパルトを車輪のように転がり、敵に突っ込む「ホイールクラッシュ」という技を使うこともできる。
主に物語前半を中心に使用された形態であるが、最終巻では「アレ」の中に飛び込み、嘆きの弓から怒りの矢を放つことで、内部から「アレ」を消滅させるという活躍を見せた。
備考
DX玩具では作中同様の変形が再現できない都合上、それとは別にアクションプラデラという形で「ホイールクラッシュ！旋風神ハリアー」が発売されている。ライト&サウンドギミックを内蔵し、付属の円形の刃パーツでホイールクラッシュも再現可能という仕様となっている。
関連タグ
カラクリ巨人メガタガメ・マークⅡ：ジャカンジャ側の巨大戦力の一つ。旋風神の能力を元に開発され、ハリーアップの機能も時間制限無しで使用できる
