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後ろ回し蹴り

うしろまわしげり

相手に正対した状態から後ろを向くように身体を旋回させつつ蹴りだした脚や踵で攻撃する空手の技。
目次 [非表示]

概要

身体を旋回させて勢いをつけ、かかとや足刀(の外側の部分)・ふくらはぎで相手を蹴る足技の一つで、回し蹴りの一種。

一時的に無防備な背中を相手に見せることにはなる上に、使用前と外した後に大きな隙を生じるが、回転のエネルギーが蹴りの威力に加算されるため、威力だけは大きい。

一応、敵に後ろを付かれた時に不意打ちで攻撃できるという利点はあるが、身体の回転を威力に乗せられない上に、距離を詰められていることでさらに威力が落ちるため、純粋な後ろ蹴りなどの後方を攻撃できる技を用いた方が良い。体に相応の柔軟性が無いと有効打をぶち込みにくい技でもある故に、総合的に言えば玄人向けの技術である。

前述の高い柔軟性に加えて、軸がぶれないようほぼ1回転する技術、脚を伸ばすタイミング、かかとや足刀を打ち込む技術など、相当な練習を積まないとまずモノにならない技である。

いきなり素人が使う…だけならまだしも、いきなり有効打にするにはあまりにも無理がある技なので創作等で使う際は注意。

フルコンタクト空手やテコンドー等の試合では、体の回転方向と前後の脚による前・後ろの回し蹴りをフェイントを交えながら出すことができ、威力も出しやすいためかなり多用される。逆にこれ以上ないくらい寸止めに向かない技なので、寸止めの空手ではほぼ使用されない。

なお必ず背面からの1回転を必要とするわけではなく、相手に対してやや斜め側方に脚を伸ばしてから最短距離で回して当てるやり方もある。

当然威力は落ちるが、蹴り技なので頭部にクリーンヒットすればこれでも充分なダメージと成り得る。


技の性格上、一対一の戦いで用いるより一対多数の乱闘で使うほうが理に適っている。

(正対した状態から逃げるふりをして不意打ちで放つという使い方はある。)

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