概要
東方Projectを題材にした二次創作の一つ。結界で外界から隔離されているはずの幻想郷に、外界の人や妖怪、物などが入ることで、クロスオーバー作品が多いのも特徴。
逆のパターン、即ち東方キャラが外界に入る二次創作は現代入りと呼ばれる。
幻想郷は八雲紫によって作られた常識と非常識の境目である博麗大結界によって、外の世界(※)と分けられている。そのため、外の世界で人間に忘れ去られ幻想となった物事は、自動的に幻想郷に流れ着く。
(※「外の世界」は我々が生活する現実社会ではない。詳細は記事「外の世界」を参照)
今の時代に人間の想像から生まれる妖怪も幻想郷に入るが、すぐに消えてしまう。古典的な妖怪は忘れられてから独自に進化する(『求聞口授』p.65-66)。
ニコニコ動画においても作者の分身やオリキャラ、版権キャラなどを幻想入りさせる事が一時人気だった。
今日も以前ほどの盛り上がりはないが、新たに幻想入りする者は後を絶たないようである。
ただし現実生活が非常に忙しい等、作者の都合によるものも大きいが、大抵の作品は完結していない。
していたとしてもごく少数の模様。
幻想入り作品の注意点
基本的には動画製作者による紙芝居やADV…なのだが、全てではないものの他作品のキャラを使用している場合があり、他作品から流れてきた人間と東方に釣られた人間が一つの動画内に混在するため動画自体が炎上しやすいという性質を持つ。
その性質上ネタに使われた他作品のファン、東方ファンの何気ない一言により発火、そのまま爆発炎上を続けるということが多発しやすい。
また過激な東方ファンによるキャラの強さ議論、幻想入り系動画のネタを元ネタの動画にまで持ち込むといった明らかなマナー違反も多発したため、あまりにも荒れるためネタ元作品と東方、両方のタグを登録『しない』というマナーが出来た程である。
また動画製作者により東方と絡ませるために他作品の設定、キャラの性格の改変が行われている場合が大半である。
東方に限らず2次創作は作者が考えた脳内設定てんこ盛りが基本であるが、幻想入り作品はバックボーンからキャラの性格、生い立ちまでしっかり設定された他作品のキャラすらそのノリで編集と改変を行う作品がかなり多く、キャラ改変を嫌う人は出来れば見るのを控えることをオススメする。
それでも見たければ
・コメントを消す
・耐えられなくなったら閉じる
など閲覧で無理を行ってはいけない。
なお、間違っても荒れたコメント合戦に参加してはいけない。
作品一覧
ピクミンオリマーが幻想郷に墜落してしまった話。
オリジナルキャラを主人公とする幻想入り作品。
幻想入りした記憶喪失の少年が性別を隠して生活する物語。
スーパーマリオRPGのキャラクター達が幻想入り。
幻想入りしたムジュラの仮面によって引き起こされる東方×ゼルダのクロスオーバー。
「幻想郷とプププランドの融合」をテーマとした星のカービィの幻想入り作品。続編も制作されている。
星のカービィの幻想入り作品。東方夢狭間の続編。続編も制作されている。
星のカービィの幻想入り作品。東方機巧神の続編。続編も制作されている。
幻想郷探訪録(もし貴方が幻想郷に迷い込む程度の能力だったら)
幻想郷へ行き来することの出来る能力を持っている主人公のお話。
タイトルの通り、主人公は読者自身。
自衛隊の部隊、若しくは隊員と思われる者が、何らかの理由により幻想郷に迷い込んでしまうストーリーの作品。
オリジナルキャラクターが幻想郷で過ごす日常の物語。
ある人物を救けて死んだことから始まる幻想入り。
オリジナルキャラをメインとした幻想入り作品。
オリキャラメインのため東方キャラの出番は少なめ。
幻想郷に迷い込んだ三人の大学生の物語。
オリジナルキャラの幻想入り作品。オリジナル改変やおふざけ・メタ話要素が強いので注意。
デスティニーガンダムと共に幻想入りしたシン・アスカの物語。
兎扱いされる受難男子の物語。
自称普通?の主人公が幻想入りする物語。
東方とロックマンXのクロスオーバー作品。後にトランスフォーマーも加わった。
途中からは東方要素は薄くなりロックマンXとトランスフォーマーがメインとなっていく。