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実装石

じっそうせき

実装石とは、ふたば☆ちゃんねるで生まれた「翠星石」の二次創作キャラクター。 虐厨ジャンルの元祖かつ代表的な存在であり、現在では検索してはいけない言葉の一つになっている。
目次 [非表示]

概要

綺麗な実装石。

実装石は、画像掲示板ふたば☆ちゃんねる内で生まれた、漫画ローゼンメイデンに登場する球体関節人形『翠星石』の二次創作キャラクターである。


大元は、「顧客が本当に必要だったもの」という一時期インターネット上で流行した、システム開発プログラムでありがちな顧客との齟齬を風刺化した10コマイラストを使用したコラージュ・ネタの一つである。

このネタの各コマフレーズに、各々の考えたテーマに沿ってそれらしき絵を当てはめたり自作で書き込んだりするという遊びが当時のふたばで流行ったのであるが、その中で翠星石をネタにしたのがあり、中でも「実装された運用」というコマに描かれたイラストが本物の翠星石とは似ても似つかない何とも言えない表情のキャラクターと化していたことから、いつの間にか「翠星石とは異なる謎の生物」という扱いを受けた。今日、翠星石と実装石を混同した場合、元々の翠星石ファン・ローゼンファンから反感を買う可能性があるので(後述する虐待要素に否定的であっても)注意が必要。


元々ローゼン(特にアニメ)本編での翠星石のデフォルメの描き方には、彼女の瞳の虹彩部分のみで描写されたものがある。これは翠星石に限った話ではなく、同じくオッドアイの双子の妹蒼星石や他のドールでもこのような描き方がされることがあった。

上記「顧客が本当に必要だったもの」ネタのうち「アナリストのデザイン」「顧客への請求金額」のイラストでも同様に虹彩のみで描かれた丸い瞳が採用されている(余談だが、「アナリスト~」の方は翠星石の原型をある程度留めているのに対し、「~請求金額」の方は顧客へ法外な価格を請求するというこのネタの要素を強調するために、「実装~」の部分より遥かにおどろおどろしく描かれている)。


こうして原典となるイラストが誕生したのだが、本来翠星石の頭の三角巾のような白いヘッドドレスが服と同じ緑色の風呂敷頭巾へと変化しており、ドレスの下のブラウスに相当する白い部分がまるで赤ちゃんの前掛けみたいになっている、ドレスが下部まで覆っているはずが足が見えているなど、全体的な服装が変質している。また、先ほど言った虹彩のみで描かれた丸い瞳や、アルファベットのAのような雑な口元など表情も大きく異なっていると言える。

ふたばちゃんねるは「名無しでの作品投稿」を推奨され、この作品も誰が作ったとも知れずインターネットの海に著作権も明確にされないまま放流された。原典者による派生作品はほぼ無いものと見られ、現在でも権利者が全く不明なまま漂っている。




更に突っ込んだ概要及び現在のネット上での扱い(未成年及びR-18G耐性の無い方は開かずにブラウザバックしてください)



虐厨と呼ばれるインターネット上でキャラクターに醜悪な設定を加えた上で虐待・虐殺する集団に目を付けられたターゲット達の元祖と言える存在である。

虐厨達はターゲットにしたキャラクターを合法的に虐待・虐殺するためにそれらを正当化する設定(糞虫設定とよばれるもの)を付与する習性がある。

その結果生まれた生態は非常に醜悪なものとされる。


前置き(実装石に公式となる設定は無い)

実装石はあくまでもインターネット上で生まれた二次創作キャラクターであり、それを最初に書いた人間も不明で現状権利者となり公式となる存在がいない。

だが虐厨達は実装石を苦しめるためにその設定を自分達で作り上げ、共通認識としての設定を作り上げた。

あくまでも公式の権利者がいない中での非公式の二次設定であるため厳格なものではなく、作品によってどれを採用しても、新しく独自設定をつけてもいいというものであるが、ある程度多くのユーザーが共有している設定もある。

  • 脆弱で愚か
  • 多産
  • 不潔で不快

簡単に殺せる、いくら殺しても次がいる、駆除する理由がある存在という「設定(糞蟲設定)」が概ね共通する形になった。


こういった「設定」はターゲットとしたキャラクターを「虐待・虐殺したい」という前提が先にあり、そのためにどのような生態の生き物が虐待・虐殺し¨やすい¨かという結論ありきで作られている。

インターネットにおける集合知で作られた以下のような生態は、ターゲットを限りなく虐待・虐殺しやすい存在の型にはめることを可能とし、世間的に忌避される「小動物への弱い者虐め」という行為の心理的な拒否感を取り除くのに一役買っている。


生態(虐厨間で共通認識的となっているもの)


大まかなまとめ

非常に脆弱で野生化ではあらゆる要因で死に至るものの、雑食で何でも食べ、糞便を撒き散らして周囲を汚染し、その上蛆実装と呼ばれる実装石の赤ん坊を大量に産み、更に増えてその被害を拡大させる。

これは虐厨がターゲットにしたキャラクターを


弱くて、愚かで、糞便を巻き散らかし、多産なお陰で絶滅をせずに済む


という設定を付ける習性の元祖となっている。

こうした設定の付与はキャラクター虐待ジャンルでよく見られるものであり、実装石以前にもしぃ虐などでもあったが、明確な確立は実装石虐待で行われたと見られている。

この設定は後のゆっくり虐待ペギタニストずん虐(pixiv内ではあまり見られないが、youtubeやニコニコ動画のような動画サイトでは原型ずんだもんを害獣として扱うずん虐が多く見れらた)、メぼ虐等に受け継がれることとなる。


食事

センシティブな作品センシティブな作品

雑食で何でも食べる(何でもという言葉には同族である実装石も含まれる。飢えた時は共食いも多くみられる)。

特に金平糖が大好物。

実装石は「アマアマ」と呼び、これを食べると多幸感のあまりトリップする。

この虐厨がターゲットにしたキャラが甘いものを好む設定は、後のターゲットにしたキャラクター達にも受け継がれることとなる。

例えばゆっくり虐待世界のゆっくりも「あまあま」と呼ばれる甘いものが大好物である。


出産

生まれたてセンシティブな作品スク「実装石の日常 生れ落ちて」より

栄養状態が良かったら蛆実装と呼ばれる実装石の赤ん坊を際限なく産み落とし、ネズミ算的にどんどん増える。

蛆実装達は他に食べるものが無かったら蛆実装同士で共食いを行う設定があり、赤ちゃんゆっくりベビタンに受けるがれるようになった。


排泄

とにかく何かにつけて排泄して周囲を汚染し、実装石をはじめとした虐厨がターゲットにしたキャラクター達に付けられる設定が「糞虫設定」と呼ばれる語源となった。


住居侵入

분충탁아

人間の住居に侵入して食料や遊具を求めて荒らしまわり、その上で排泄物を撒き散らす生態がある。

これはキャラクターを虐待・虐殺することを正当化する為に、人間に害となる行為を行わせるテンプレートとなっている。

この住居侵入という生態は実装石の次にターゲットになったゆっくりへのゆっくり虐待おうちせんげんに流用されることになった。

虐厨はこうして悪事を働かせる設定を付けたキャラクターへの虐待行為として制裁という言葉を好んで使う(ざまぁ及び正義中毒に通じる)。


ペットショップ

食用仔実装の夢実装ショップ蛆ちゃん飼育セット

上記の設定を踏まえると実装石は害獣・害虫のような存在となっているが、そんな実装石もペットショップで売られている設定も発展している。

だが現実におけるペットショップとはかけ離れたもので、可愛がりたい時に可愛がって虐待したいときに虐待する生きた玩具として実装石を安価で買える場所となっている。

実装石に限らず虐厨と呼ばれる集団のターゲットになったキャラクターはペットショップ設定が生まれる傾向にあり、いわば虐厨ジャンルのお約束となっている。

ゆっくりショップペギタニストメぼ虐の一部作品等、安値で買える遊び道具としてキャラクターを貶める虐待の舞台としてペットショップ設定は発達している。


異説

尤も、これらの設定が実装石で付けられたのには既に元ネタがあったという説もある。アスキーアートキャラクターであったしぃは実装石の誕生する前から虐厨に目を付けられ、キャラクターを虐待するAAが大量に投稿されコピペによって拡散されるなど猛威を振るった。


これらは初期のあやしいわーるど時代のアングラな雰囲気、ネット上のマナーのよろしくない人間がメインを張っていた初期の2ちゃんねるにおいて、可愛い系のAAに対して殺気立った雰囲気が壊されると思い込んだ連中、あるいは単に気に入らないだけだったり、虐待に興味のある人間などが「虐殺ブーム」とまで言われる現象を作り出し、余りに見境なくそれらの残虐なAAが投稿され続けたため、これらを許容するかどうか議論になった程であった(マ虐論争)。

最終的に虐待AAを許容する面々が新規掲示板を創設しやすい「したらば掲示板」に移住することで一応の決着を見せ、コピペで拡散を繰り返すものには投稿規制が行われるなどして鎮静化していったのだが…この過程で虐厨の側が自らの行いを正当化するため、「無差別で虐待・虐殺を行う」というものから「こういう理由背景があるから虐待・虐殺を行う」という設定を加えることが増えた。


俗に言う「アフォしぃ」と呼ばれるキャラクターは、こうした虐厨によって「周囲に被害をもたらすような存在で、君たちの支持する一般のしぃとは異なり、虐待虐殺が正当化されるような害のある生き物である」と説明するために生まれたものである。

しかしながらこうした説明により理由背景がつけられるという設定は、過度な虐待虐殺AAの蔓延に辟易としていた、本来のしぃを愛するユーザーの間でも「あれらは違うものだから」とある程度受け入れられるようになった。棲み分けを迅速に行うために受け入れられたようなものである。

こうして虐厨の側も「虐待・虐殺を行うには背景が必要であり、それによって自らの行いが正当化される」ということを覚え、それが実装石虐待に対して予めそのような設定を加える下地となったとも考えられる。

また、赤ん坊を大量に産む、糞尿を撒き散らすなどの設定も既に「アフォしい」を扱ったAAの一部には見られるようになった。これらは一連のAAキャラが猫をモチーフにしている所から、野良猫の一側面を流用したと見られるが、これも実装石に共通しているものと言える。


また、このようなやり方で「本来のものとは違うから、許して欲しい」とするやり口は後のゆっくり虐待でも見られるようになった。


生まれた場所であるふたば☆ちゃんねる内での扱い

産まれた場所こそふたば☆ちゃんねるであるが、画像掲示板内でR18G的な画像が簡単に目につくことを快く思わない利用者も非常に多く、また実装石を用いたグロ画像も多かったので、当時同じくところかまわずグロ画像を投稿して周囲に疎まれたゆっくり虐待と同じく隔離しようとした管理人により「二次元グロ板」という隔離版が2000年代後半に作られた。

だがそれでも隔離板以外でも実装石のスレッドを立てて人目に付く場所で虐待虐殺を行おうとうする者がいるのが問題であり、それはまるで他人の住居に侵入して荒らそうとする実装石そのままであると揶揄されている。

また実装石は非虐待で愛好するコミュニティが消失している点は現在特異的なこととなっている。


虐厨ジャンル内における実装石という存在のまとめ


実装石の後にも虐厨のターゲットとなったキャラクターは様々である。


だが


一時期は虐厨の手によりインターネット上で虐待虐殺が大流行し、実装石以上の風評被害を受けたものの、ゆっくり実況が流行したお陰でゆっくり虐待の負のイメージから脱却し、更には権利関係が整理されて東方projectの公式キャラクターとなり、ゆっくり虐待のゆっくりは「ゆ虐のゆっくり」と別物として扱うことに成功したゆっくり


虐厨からターゲットにされたもののヒーリングっどプリキュアという公式となる存在があり、所詮は悪趣味な二次創作と鼻で笑うことが出来るペギタンペギタニスト


二次創作のキャラクターという点では実装石と同じだが、元ネタのウマ娘の権利者が権利者意識及び社会的地位が非常に強く、虐待虐殺二次創作が目立つ者なら法的措置の恐れがあり、虐厨が恐れて手を出せないたぬき(ウマ娘)


企業が背後についているのでyoutubeやニコニコ動画での虐待・虐殺動画を削除し対処することが可能なずんだもんずん虐



それらと違って実装石には後ろ盾となってくれる権利者も企業もいない。

元ネタこそ漫画ローゼンメイデンに登場する翠星石なのだが、所詮はあくまでも二次創作であり、たぬき(ウマ娘)と違い権利者側も対処に躍起になるほどの存在でもない。

そもそも大元の誕生経緯からして翠星石ファンから嫌われがちな要素を含んでいる(若干悪意的に描かれたデフォルメである)ため、そうした描写故に「翠星石とは別物であり、加えて好意的に描かれてももいない存在である」と解釈されたが故に「虐待のために発展したキャラクター」とも言うしかない状況である。

つまり悲惨なことだが実装石を守ろうとする存在は無く、これからも現れないと考えられる。


そして何よりも上記の実装石以降の虐厨のターゲットになったキャラクターはゆっくり虐待ペギタニストずん虐メぼ虐などの虐厨ジャンルを表す名称があるがそれと違い、


実装石という名前自体が虐厨ジャンルを表しているのである



虐厨ジャンルの元祖にして、その象徴となり続けることを強いられた哀れな存在



それが実装石なのである


ごく少数に見られるもの

実装石を多くのイラストレーターが(虐待虐殺目的とは言え)使用する過程で、より悲劇的にその描写を書き込むものが存在したり、やたらと可愛くデフォルメする者も増えた。

多くはよりアブノーマルな加虐趣味の過程で発生したものであるが、捨てる神あれば拾う神ありとも言うべきなのか、元々忌み子のように作られていった実装石に単純に愛着を持つものも少数ながら存在している。

更には実装石を擬人化した「実装人」と呼ばれるもの(大元のネタである翠星石とは別に扱われる)、実装石のコスプレをするものまで現れている。

(※ただし、実装人は人類の滅亡した世界で進化した存在あるとか、実装石と別物であるとか、実装人相手でも虐待したり、あるいは実装人が実装石を虐待するような設定やイラストも多く見受けられる)。


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