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概要

声 - 島﨑信長/ 仁科諒亮(ボイスコミック)

本作の主人公。東京から来た男子高校生。黒髪で清楚・真面目な女の子が好き。


育ちがいいおぼっちゃま気質。昔はダサくてモテた試しがなかったらしい。

本編当初は自己評価は余り高くはないが、美波が原作コミックス6巻で言っているように、結構スペックは高め。


本編で舞台となる北海道北見市に来て、メインヒロインの冬木美波や様々な人達との出会いや触れ合いを通じて、「北海道に来てよかった」余り明るくはなかった性格から一転して満面の笑顔でこの一言を公言している。


原作3巻での夏川怜奈にテスト勉強を教えてもらったご褒美として、デートに駆り出される事に(しかもその様子を偶然ながら美波の母の冬木眞衣に目撃され、LINEで「みー!ピーンチ! つばちが女の子と一緒にデートしてるよ!きゃーっ(>_<)」とのメッセージを送っている)。

このデートの時に映画も観たが、ヒロインと思しき人物が「私は…あとどれだけ頑張ればいいの? どれだけ結果を出せば手放しで褒められるの…? もう他人の評価でしか自分を計れないの…!」と自らの心情を吐露して嘆いてさえいる場面を観て「思ってたよりシリアスなストーリーだ 先輩がこういう映画観るのは意外だな」と考えた直後に、隣で怜奈が泣いているのに気付き、観終わった後にお互いに『たくさん習い事や勉強をしていい結果を出しても、褒められる事が少ない』と先程の映画の主人公をなぞりつつも共通点を語り合っている。

しかも翼は「僕はそういった結果が積み重なった結果――――。親子喧嘩して 北海道に逃げて来たようなものですから」と、何気にとんでもない過去を語っている。


これらの一連のやり取りや映画でのセリフなどは、後にコミックス5巻や6巻で明かされる翼の過去やその決着への、伏線になっている。


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