概要

日本テレビ系列局（ほか）で1987年（昭和62年）10月5日から2007年（平成19年）9月28日まで放送された。

2007年（平成19年）10月1日から2009年（平成21年）3月27日まで後継番組「おもいッきりイイ!!テレビ」が放送された。

初代総合司会に山本コウタロー（本名の山本厚太郎名義で）、アシスタントに泰葉を迎えた。泰葉が春風亭小朝と結婚したことで降板、代わりに高橋佳代子がアシスタントとなる。1989年（平成元年）4月、山本が参院選出馬により降板し、2代目総合司会に、みのもんたが起用された。

ワイドショーというより、生活情報番組であり、特集で取り上げるテーマは健康や料理に関するものが中心だったが、時々「便利グッズ」や「お金を賢く貯める生活法」といったものも紹介していた。

ただし開始当初こそ試行錯誤が続いていたのだが、みのの司会起用と生活情報メインにしたことで視聴率も高めに推移するようになった。その結果が、あの「笑っていいとも!」（原則フジテレビ系列局）との、今や伝説とも言える鍔迫り合いである。

放送時間について

平日正午から午後1時55分までだが、元々は午後3時45分まで放送していた。これは、番組を立ち上げるに当たって、既存の番組の見直しを行った上で、続行することになった「ごちそうさま」と「2時のワイドショー」を組み込んだため。

しかし、「2時のワイドショー」と、午後3時台のコーナーであったうわさのうわさについては、放送しない（見方によっては出来ない）ネット局が存在した事に加え、「2時のワイドショー」制作ホスト局であったよみうりテレビの猛反発に遭った。

さらに、視聴率が思わしくなかったことなどもあり、放送開始から1年で放送終了時刻を午後1時55分に繰り上げた。そしてこの放送終了時刻を最終回まで貫いている。

主なコーナー・企画

きょうは何の日

その日にあった出来事を再現ドラマで振り返るという、正午台と午後1時台のつなぎのコーナー。

番組開始から終了まで設定されたばかりか、「おもいッきりイイ!!テレビ」、さらには「おもいっきりDON!」⇒「DON!」にも引き継がれた。ただし「おもいっきりDON!」では最初の半年間は「きょうはDONな日!?」という名称だった。

ちょっと聞いてョ!おもいッきり生電話

午後1時台に設定されたコーナー。司会のみのやゲストコメンテーターと電話を通じて語り合おう、と言うコーナーだった。なお、みの等と語り合う一般視聴者は事前に募集した人から選ばれている。

ただほとんどがの内容が人生相談であった。さらに内容によっては、みのがヒートアップしてしまうことがしばしばあった。しかもゲストコメンテーターの中にはみのばりにヒートアップする人もいた（例えば内海好江）。ゆえに視聴者からは「いくらなんでも厳しすぎるだろ」と言う抗議も少なからずあった。もっとも、みのやヒートアップしたコメンテーターをなだめる人もいた（例えばアグネス・チャン）。

また、相談者がうっかり生放送だと修正が効かない、恐ろしい言葉を言い放ってしまったことがあった。

その一方で、「みのさんとテレビで世間話したい」という理由で応募し、それが採用されたという、普段のこのコーナーからは想像もつかない事もあったりする。

様々な意味でこの番組の象徴ではあったが、実は設定されたのは1989年7月3日放送分からであった。

うわさのうわさ

番組開始当初に設定された、午後3時台の芸能ニュースコーナー。南美希子が進行役を務めた。

先述の通り放送されないネット局が少なからずあったため、1988年9月に廃止され、空いた時間帯は独立した番組「芸能スクランブル!!」となった。

怪奇特集!!あなたの知らない世界

1988年から1997年までと2005年の、8月上旬からお盆の時期にかけて、正午台にて放送された企画。

視聴者が体験した怪奇現象などを、再現ドラマで取り上げるという、いかにも夏休みにやらかす企画であった。

元々は前身番組（のひとつ）である「お昼のワイドショー」の企画だったが、実は「お昼のワイドショー」の頃には木曜日の企画として放送されていた時期がある。