京都鉄道博物館
きょうとてつどうはくぶつかん
概要
概要
京都府京都市下京区観喜寺町にある鉄道博物館。2016年4月29日開館。
2014年に閉館した交通科学博物館(大阪府大阪市)の後継施設として、梅小路蒸気機関車館を2015年に一旦閉館し、拡大・リニューアルを行う形で誕生した。運営はJR西日本と、旧交通科学博物館・旧梅小路蒸気機関車館の運営を担っていた公益財団法人「交通文化振興財団」(JR西日本の外郭団体)が共同で行っている。
なお、施設の一部分は現役の車両基地(梅小路運転区)の一部としても機能しており、車籍を有する蒸気機関車および扇形庫保存の機関車の入換や頭出しなどの入換と嵯峨野観光鉄道の予備としてDE10、2両が梅小路運転区の配置とされ、更に本館1階の展示引き込み線及び扇形車庫、SL第二検修庫の線路の一部は営業線として扱われ、それに対応した標識類も設置されている。営業線ゆえに本線からの車両の出し入れが容易なことから、期間限定で現役車両の特別展示も行われており、JR西日本だけでなく、JR貨物、JR四国の車両が展示されたこともある。
旧梅小路蒸気機関車館の施設でもあった扇形車庫などは重要文化財に指定されている。
2019年3月16日には嵯峨野線に当博物館の最寄り駅として梅小路京都西駅が開業。
また駅周辺は貨物駅跡地を再整備した梅小路公園となっており、京都水族館や京都市電を保存展示する「市電ひろば」などがある。
開館前には交通科学博物館で保存されていた国鉄専用型式三菱・B906Rを動態復元し、京都駅からのシャトルバスに使用することも計画されていたが、エンジン部品の欠落や排気ガス規制の問題などから復元を断念した。なお、同車両は現在西日本JRバス京都営業所で保存されている。
主な展示車両
主な展示車両
蒸気機関車
※特に表記がなければ扇形機関庫にて保存。蒸気機関車専門の鉄道博物館であった梅小路蒸気機関車館を前身としているため、蒸気機関車の保存車の多さは国内最大級。
- 7100形 7105号(動態保存 鉄道記念物):1880年アメリカ製。当機は「義経号」の愛称付き。
- 1800形 1801号(鉄道記念物):1881年イギリス製。本館内にて展示。
- 230形 233号(重要文化財 鉄道記念物):1903年日本・汽車製造製。現存する最古の国産機関車。本館内にて展示。
- 1070形 1080号:1901年イギリス製。
- 8620形 8630号(動態保存 準鉄道記念物):1914年日本・汽車製造製。「ハチロク」。
- B20形 B20 10号(動態保存 準鉄道記念物):1946年日本・立山重工業製。
- 9600形 9633号(準鉄道記念物):1914年日本・川崎造船所製。
- C11形 C11 64号(準鉄道記念物):1935年日本・川崎車輛製。
- C62形 C62 1号(準鉄道記念物):1948年日本・日立製作所製。「シロクニ」のトップナンバー。
- C62形 C62 2号(動態保存 準鉄道記念物):1948年日本・日立製作所製。1号機とは違い、「つばめ」マーク入り。
- C62形 C62 26号:1948年日本・川崎車輛製。博物館内のプロムナード内にて展示。
- C61形 C61 2号(動態保存 準鉄道記念物):1948年日本・三菱重工製。
- C59形 C59 164号(準鉄道記念物):1946年日本・日立製作所製。
- C53形 C53 45号(準鉄道記念物):1928年日本・汽車製造製。
- C51形 C51 239号(準鉄道記念物):1927年日本・汽車製造製。
- C55形 C55 1号(準鉄道記念物):1935年日本・川崎車輛製。トップナンバー。
- C57形 C57 1号(動態保存 本線運転可能 準鉄道記念物):1937年日本・川崎車輛製。「SLやまぐち号」の牽引機。 そのため当博物館にはいないことが多い。
- C58形 C58 1号(準鉄道記念物):1938年日本・汽車製造製。トップナンバー。
- C56形 C56 160号(動態保存 本線運転可能 準鉄道記念物):1939年日本・川崎車輛製。
- D50形 D50 140号(準鉄道記念物):1926年日本・日立製作所製。
- D51形 D51 1号(準鉄道記念物):1936年日本・川崎車輛製。
- D51形 D51 200号(動態保存 準鉄道記念物):1938年日本・国鉄浜松工場製。「SLやまぐち号」の牽引機。
- D52形 D52 468号(準鉄道記念物):1946年日本・三菱重工製。
電気機関車
- EF52 1号(鉄道記念物):1928年日立製作所製。
- EF58 150号:1958年東京芝浦電気(東芝)製。
- EF65 1号:1965年川崎車輌製。
- EF66 35号:1974年東洋電機製造・川崎重工業製。
- EF81 103号:1974年日立製作所製。トワイライトエクスプレスの牽引機として使われていたカラーのまま。
ディーゼル機関車
貨車
- ワム3500形 ワム7055:1917年日本車輌製造製。木造の2軸有蓋貨車。
- ヨ5000形 ヨ5008:1959年川崎車輌製。車掌車。
電車
- 489系 クハ489-1:1971年東急車輌製造製。485系ではない。
- 581系 クハネ581-35:1968年日立製作所製。晩年は急行「きたぐに」で使われた。
- 80系 クハ86001(準鉄道記念物):1950年日立製作所製。「湘南電車」の80系であるが、この車両は前面3枚窓。
- 80系 モハ80001(準鉄道記念物):1950年日立製作所製。電動車のトップナンバー。
- 103系 クハ103-1:1964年日本車輌製造製。晩年は阪和線で使われたが、201系転入前の大阪環状線カラーで保存。トップナンバー。
- 117系 クハ117-1:1979年川崎重工業製。トップナンバー。2023年7月29日より展示開始。
このほか、101系クモハ100形のモックアップがある。
気動車(ディーゼルカー)
客車
※★印のついた24系の保存車はいずれもトワイライトエクスプレスで運用されていた客車である。
- 24系 スシ24 1★:1988年に489系サシ489から改造された。食堂車。
- 24系 カニ24 12★:1975年新潟鐵工所製。電源車。2023年6月27日に館内での展示を終了。
- 24系 オハ25 551★:1989年に14系オハネ15から改造。ラウンジカー。
- 24系 スロネフ25 501★:1989年にオハネ25から改造。上り方編成端に連結され、「スイート」付き。
- 24系 オロネ24 4:1972年日立製作所製。晩年は特急「日本海」用として使われた。
- 50系 オハフ50 68:1977年新潟鐵工所製。蒸気機関車の扇形機関庫の端に保存。
- スハ32系 マロネフ59 1:1938年国鉄鷹取工場製。貴賓車として使われた。
- スハ32系 スシ28 301:1933年日本車輌製造製。食堂車。
- スハ32系 マイテ49 2:1938年大井工場製。展望車。
- スハ43系 オハ46 13:1955年汽車製造製。
- 20系 ナシ20 24:1970年日本車輌製造製。食堂車。車内は食事スペース(弁当・軽食を発売)として開放。
新幹線車両
- 0系 21-1(鉄道記念物 機械遺産 未来技術遺産):1964年日本車輌製造製。下り方先頭車。
- 0系 16-1(鉄道記念物 機械遺産 未来技術遺産):1964年日本車輌製造製。グリーン車。
- 0系 22-1(鉄道記念物 機械遺産 未来技術遺産):1964年日本車輌製造製。上り方先頭車。
- 0系 35-1(鉄道記念物 機械遺産 未来技術遺産):1964年日本車輌製造製。普通車とビュッフェの合造車。
- 100系 122-5003:2002年改造。「グランドひかり」の3000番台だった車両。
- 500系 521-1:1996年川崎重工業製。9編成のうち8編成は8連化されたが、第1編成の先頭車が保存展示となった。
- 912形 912-64:新幹線の工事用ディーゼル機関車。前頭部のみ展示。
その他の展示施設
その他の展示施設
- SLスチーム号及び展示運転線:梅小路蒸気機関車館時代より運転されている、動態保存されている蒸気機関車牽引によるSL列車。500mの展示運転線を往復する。乗車には入館料とは別に料金(一般300円)が必要。
- SL第二検修庫:動態保存されている蒸気機関車の解体検査などを行う施設、2階部分がガラス張りとなっており、中を見ることが可能。
- スカイテラス:本館3階にあり、東海道新幹線および在来線を一望できるオープンテラス、実際に現場で使用されている運行情報表示装置が設置されており、在来線の列車の詳細を知ることが可能。
概要
概要
京都府京都市下京区観喜寺町にある鉄道博物館。2016年4月29日開館。
2014年に閉館した交通科学博物館(大阪府大阪市)の後継施設として、梅小路蒸気機関車館を2015年に一旦閉館し、拡大・リニューアルを行う形で誕生した。運営はJR西日本と、旧交通科学博物館・旧梅小路蒸気機関車館の運営を担っていた公益財団法人「交通文化振興財団」(JR西日本の外郭団体)が共同で行っている。
なお、施設の一部分は現役の車両基地(梅小路運転区)の一部としても機能しており、車籍を有する蒸気機関車および扇形庫保存の機関車の入換や頭出しなどの入換と嵯峨野観光鉄道の予備としてDE10、2両が梅小路運転区の配置とされ、更に本館1階の展示引き込み線及び扇形車庫、SL第二検修庫の線路の一部は営業線として扱われ、それに対応した標識類も設置されている。営業線ゆえに本線からの車両の出し入れが容易なことから、期間限定で現役車両の特別展示も行われており、JR西日本だけでなく、JR貨物、JR四国の車両が展示されたこともある。
旧梅小路蒸気機関車館の施設でもあった扇形車庫などは重要文化財に指定されている。
2019年3月16日には嵯峨野線に当博物館の最寄り駅として梅小路京都西駅が開業。
また駅周辺は貨物駅跡地を再整備した梅小路公園となっており、京都水族館や京都市電を保存展示する「市電ひろば」などがある。
開館前には交通科学博物館で保存されていた国鉄専用型式三菱・B906Rを動態復元し、京都駅からのシャトルバスに使用することも計画されていたが、エンジン部品の欠落や排気ガス規制の問題などから復元を断念した。なお、同車両は現在西日本JRバス京都営業所で保存されている。
主な展示車両
主な展示車両
蒸気機関車
※特に表記がなければ扇形機関庫にて保存。蒸気機関車専門の鉄道博物館であった梅小路蒸気機関車館を前身としているため、蒸気機関車の保存車の多さは国内最大級。
- 7100形 7105号(動態保存 鉄道記念物):1880年アメリカ製。当機は「義経号」の愛称付き。
- 1800形 1801号(鉄道記念物):1881年イギリス製。本館内にて展示。
- 230形 233号(重要文化財 鉄道記念物):1903年日本・汽車製造製。現存する最古の国産機関車。本館内にて展示。
- 1070形 1080号:1901年イギリス製。
- 8620形 8630号(動態保存 準鉄道記念物):1914年日本・汽車製造製。「ハチロク」。
- B20形 B20 10号(動態保存 準鉄道記念物):1946年日本・立山重工業製。
- 9600形 9633号(準鉄道記念物):1914年日本・川崎造船所製。
- C11形 C11 64号(準鉄道記念物):1935年日本・川崎車輛製。
- C62形 C62 1号(準鉄道記念物):1948年日本・日立製作所製。「シロクニ」のトップナンバー。
- C62形 C62 2号(動態保存 準鉄道記念物):1948年日本・日立製作所製。1号機とは違い、「つばめ」マーク入り。
- C62形 C62 26号:1948年日本・川崎車輛製。博物館内のプロムナード内にて展示。
- C61形 C61 2号(動態保存 準鉄道記念物):1948年日本・三菱重工製。
- C59形 C59 164号(準鉄道記念物):1946年日本・日立製作所製。
- C53形 C53 45号(準鉄道記念物):1928年日本・汽車製造製。
- C51形 C51 239号(準鉄道記念物):1927年日本・汽車製造製。
- C55形 C55 1号(準鉄道記念物):1935年日本・川崎車輛製。トップナンバー。
- C57形 C57 1号(動態保存 本線運転可能 準鉄道記念物):1937年日本・川崎車輛製。「SLやまぐち号」の牽引機。 そのため当博物館にはいないことが多い。
- C58形 C58 1号(準鉄道記念物):1938年日本・汽車製造製。トップナンバー。
- C56形 C56 160号(動態保存 本線運転可能 準鉄道記念物):1939年日本・川崎車輛製。
- D50形 D50 140号(準鉄道記念物):1926年日本・日立製作所製。
- D51形 D51 1号(準鉄道記念物):1936年日本・川崎車輛製。
- D51形 D51 200号(動態保存 準鉄道記念物):1938年日本・国鉄浜松工場製。「SLやまぐち号」の牽引機。
- D52形 D52 468号(準鉄道記念物):1946年日本・三菱重工製。
貨車
- ワム3500形 ワム7055:1917年日本車輌製造製。木造の2軸有蓋貨車。
- ヨ5000形 ヨ5008:1959年川崎車輌製。車掌車。
電車
- 489系 クハ489-1:1971年東急車輌製造製。485系ではない。
- 581系 クハネ581-35:1968年日立製作所製。晩年は急行「きたぐに」で使われた。
- 80系 クハ86001(準鉄道記念物):1950年日立製作所製。「湘南電車」の80系であるが、この車両は前面3枚窓。
- 80系 モハ80001(準鉄道記念物):1950年日立製作所製。電動車のトップナンバー。
- 103系 クハ103-1:1964年日本車輌製造製。晩年は阪和線で使われたが、201系転入前の大阪環状線カラーで保存。トップナンバー。
- 117系 クハ117-1:1979年川崎重工業製。トップナンバー。2023年7月29日より展示開始。
このほか、101系クモハ100形のモックアップがある。
客車
※★印のついた24系の保存車はいずれもトワイライトエクスプレスで運用されていた客車である。
- 24系 スシ24 1★:1988年に489系サシ489から改造された。食堂車。
- 24系 カニ24 12★:1975年新潟鐵工所製。電源車。2023年6月27日に館内での展示を終了。
- 24系 オハ25 551★:1989年に14系オハネ15から改造。ラウンジカー。
- 24系 スロネフ25 501★:1989年にオハネ25から改造。上り方編成端に連結され、「スイート」付き。
- 24系 オロネ24 4:1972年日立製作所製。晩年は特急「日本海」用として使われた。
- 50系 オハフ50 68:1977年新潟鐵工所製。蒸気機関車の扇形機関庫の端に保存。
- スハ32系 マロネフ59 1:1938年国鉄鷹取工場製。貴賓車として使われた。
- スハ32系 スシ28 301:1933年日本車輌製造製。食堂車。
- スハ32系 マイテ49 2:1938年大井工場製。展望車。
- スハ43系 オハ46 13:1955年汽車製造製。
- 20系 ナシ20 24:1970年日本車輌製造製。食堂車。車内は食事スペース(弁当・軽食を発売)として開放。
新幹線車両
- 0系 21-1(鉄道記念物 機械遺産 未来技術遺産):1964年日本車輌製造製。下り方先頭車。
- 0系 16-1(鉄道記念物 機械遺産 未来技術遺産):1964年日本車輌製造製。グリーン車。
- 0系 22-1(鉄道記念物 機械遺産 未来技術遺産):1964年日本車輌製造製。上り方先頭車。
- 0系 35-1(鉄道記念物 機械遺産 未来技術遺産):1964年日本車輌製造製。普通車とビュッフェの合造車。
- 100系 122-5003:2002年改造。「グランドひかり」の3000番台だった車両。
- 500系 521-1:1996年川崎重工業製。9編成のうち8編成は8連化されたが、第1編成の先頭車が保存展示となった。
- 912形 912-64:新幹線の工事用ディーゼル機関車。前頭部のみ展示。
その他の展示施設
その他の展示施設
- SLスチーム号及び展示運転線:梅小路蒸気機関車館時代より運転されている、動態保存されている蒸気機関車牽引によるSL列車。500mの展示運転線を往復する。乗車には入館料とは別に料金(一般300円)が必要。
- SL第二検修庫:動態保存されている蒸気機関車の解体検査などを行う施設、2階部分がガラス張りとなっており、中を見ることが可能。
- スカイテラス:本館3階にあり、東海道新幹線および在来線を一望できるオープンテラス、実際に現場で使用されている運行情報表示装置が設置されており、在来線の列車の詳細を知ることが可能。
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現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜第48話です。 今回は二度と登場する事がなかったと思われた113系のカツオが主役になっています。 現在のカツオはボディカットの状態で展示されていますが、このお話は第5話の前編であり、架線切断と蛇事件が起きる前に2018年頃にやらかした過去が語られます。 あの事件を起きて少し経った時に、カツオはボディカットにされてしまうという…。11,203文字pixiv小説作品 - 現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜
トーマスと家庭教師と五つ子姉妹
現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜第4話です。 京都鉄道博物館のゲストしてやってきたトーマスは、とある家庭教師と五つ子の姉妹に出会うお話です。 ソドー島では双子の機関車が多いですが、トーマスは生まれて初めて五つ子に出会います。 その五つ子の姉妹と家庭教師がどんな人物かは、この小説を読めばすぐに分かります。11,028文字pixiv小説作品 - 現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜
動態復帰した3台の蒸気機関車
現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜第43話です。 前回のお話でパーシーが郵便列車を牽引中にソドー鉄道の廃線に迷い込み、古い機関庫でかつてソドー鉄道の貸し出し車両としてやってきたヴィンセントとモーガン、ジョンというテンダー機関車と出会いました。 今回のお話では、発見されたヴィンセント達はクロバンズ・ゲート整備工場で動態復元されて現在に至るというのが語られます。12,027文字pixiv小説作品 - 現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜
本線運転に復活したD51形
現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜第9話です。 今回はD51形200号機のタケルが主役になっています。 彼は日本を代表するデゴイチであり、2017年に本線運転に復帰してSLやまぐち号に新たな歴史を作った蒸気機関車でもあります。 本線運転に復帰する時、タケルは不幸な目に遭いましたがそれでも諦めずに見事、C57形1号機の恵那の予備機としてSLやまぐち号を引けるようになりました。10,683文字pixiv小説作品