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京都府京都市にある、鉄道車両の展示を主目的にした博物館。

概要

京都府京都市下京区観喜寺町にある鉄道博物館。2016年4月29日開館。

2014年に閉館した交通科学博物館(大阪府大阪市)の後継施設として、梅小路蒸気機関車館を2015年に一旦閉館し、拡大・リニューアルを行う形で誕生した。運営はJR西日本と、旧交通科学博物館・旧梅小路蒸気機関車館の運営を担っていた公益財団法人「交通文化振興財団」(JR西日本の外郭団体)が共同で行っている。

なお、施設の一部分は現役の車両基地(梅小路運転区)の一部としても機能しており、車籍を有する蒸気機関車および扇形庫保存の機関車の入換や頭出しなどの入換と嵯峨野観光鉄道の予備としてDE10、2両が梅小路運転区の配置とされ、更に本館1階の展示引き込み線及び扇形車庫、SL第二検修庫の線路の一部は営業線として扱われ、それに対応した標識類も設置されている。営業線ゆえに本線からの車両の出し入れが容易なことから、期間限定で現役車両の特別展示も行われており、JR西日本だけでなく、JR貨物JR四国の車両が展示されたこともある。

旧梅小路蒸気機関車館の施設でもあった扇形車庫などは重要文化財に指定されている。

2019年3月16日には嵯峨野線に当博物館の最寄り駅として梅小路京都西駅が開業。


また駅周辺は貨物駅跡地を再整備した梅小路公園となっており、京都水族館京都市電を保存展示する「市電ひろば」などがある。


開館前には交通科学博物館で保存されていた国鉄専用型式三菱・B906Rを動態復元し、京都駅からのシャトルバスに使用することも計画されていたが、エンジン部品の欠落や排気ガス規制の問題などから復元を断念した。なお、同車両は現在西日本JRバス京都営業所で保存されている。


主な展示車両

蒸気機関車

※特に表記がなければ扇形機関庫にて保存。蒸気機関車専門の鉄道博物館であった梅小路蒸気機関車館を前身としているため、蒸気機関車の保存車の多さは国内最大級。

  • 7100形 7105号(動態保存 鉄道記念物):1880年アメリカ製。当機は「義経号」の愛称付き。
  • 1800形 1801号(鉄道記念物):1881年イギリス製。本館内にて展示。
  • 230形 233号(重要文化財 鉄道記念物):1903年日本・汽車製造製。現存する最古の国産機関車。本館内にて展示。
  • 1070形 1080号:1901年イギリス製。
  • 8620形 8630号(動態保存 準鉄道記念物):1914年日本・汽車製造製。「ハチロク」。
  • B20形 B20 10号(動態保存 準鉄道記念物):1946年日本・立山重工業製。
  • 9600形 9633号(準鉄道記念物):1914年日本・川崎造船所製。
  • C11形 C11 64号(準鉄道記念物):1935年日本・川崎車輛製。
  • C62形 C62 1号(準鉄道記念物):1948年日本・日立製作所製。「シロクニ」のトップナンバー。
  • C62形 C62 2号(動態保存 準鉄道記念物):1948年日本・日立製作所製。1号機とは違い、「つばめ」マーク入り。
  • C62形 C62 26号:1948年日本・川崎車輛製。博物館内のプロムナード内にて展示。
  • C61形 C61 2号(動態保存 準鉄道記念物):1948年日本・三菱重工製。
  • C59形 C59 164号(準鉄道記念物):1946年日本・日立製作所製。
  • C53形 C53 45号(準鉄道記念物):1928年日本・汽車製造製。
  • C51形 C51 239号(準鉄道記念物):1927年日本・汽車製造製。
  • C55形 C55 1号(準鉄道記念物):1935年日本・川崎車輛製。トップナンバー。
  • C57形 C57 1号(動態保存 本線運転可能 準鉄道記念物):1937年日本・川崎車輛製。SLやまぐち号」の牽引機。 そのため当博物館にはいないことが多い。
  • C58形 C58 1号(準鉄道記念物):1938年日本・汽車製造製。トップナンバー。
  • C56形 C56 160号(動態保存 本線運転可能 準鉄道記念物):1939年日本・川崎車輛製。
  • D50形 D50 140号(準鉄道記念物):1926年日本・日立製作所製。
  • D51形 D51 1号(準鉄道記念物):1936年日本・川崎車輛製。
  • D51形 D51 200号(動態保存 準鉄道記念物):1938年日本・国鉄浜松工場製。SLやまぐち号」の牽引機。
  • D52形 D52 468号(準鉄道記念物):1946年日本・三菱重工製。

電気機関車

  • EF52 1号(鉄道記念物):1928年日立製作所製。
  • EF58 150号:1958年東京芝浦電気(東芝)製。
  • EF65 1号:1965年川崎車輌製。
  • EF66 35号:1974年東洋電機製造・川崎重工業製。
  • EF81 103号:1974年日立製作所製。トワイライトエクスプレスの牽引機として使われていたカラーのまま。

ディーゼル機関車

  • DD51 756号:1972年日立製作所製。
  • DD54 33号:1971年三菱重工業製。

貨車

  • ワム3500形 ワム7055:1917年日本車輌製造製。木造の2軸有蓋貨車。
  • ヨ5000形 ヨ5008:1959年川崎車輌製。車掌車。

電車

  • 489系 クハ489-1:1971年東急車輌製造製。485系ではない。
  • 581系 クハネ581-35:1968年日立製作所製。晩年は急行「きたぐに」で使われた。
  • 80系 クハ86001(準鉄道記念物):1950年日立製作所製。「湘南電車」の80系であるが、この車両は前面3枚窓。
  • 80系 モハ80001(準鉄道記念物):1950年日立製作所製。電動車のトップナンバー。
  • 103系 クハ103-1:1964年日本車輌製造製。晩年は阪和線で使われたが、201系転入前の大阪環状線カラーで保存。トップナンバー。
  • 117系 クハ117-1:1979年川崎重工業製。トップナンバー。2023年7月29日より展示開始。

このほか、101系クモハ100形のモックアップがある。

気動車(ディーゼルカー)

  • キハ81(キハ80系) キハ81-3(準鉄道記念物):1960年近畿車輛製。ボンネットが印象的。

客車

※★印のついた24系の保存車はいずれもトワイライトエクスプレスで運用されていた客車である。

  • 24系 スシ24 1★:1988年に489系サシ489から改造された。食堂車。
  • 24系 カニ24 12★:1975年新潟鐵工所製。電源車。2023年6月27日に館内での展示を終了。
  • 24系 オハ25 551★:1989年に14系オハネ15から改造。ラウンジカー。
  • 24系 スロネフ25 501★:1989年にオハネ25から改造。上り方編成端に連結され、「スイート」付き。
  • 24系 オロネ24 4:1972年日立製作所製。晩年は特急「日本海」用として使われた。
  • 50系 オハフ50 68:1977年新潟鐵工所製。蒸気機関車の扇形機関庫の端に保存。
  • スハ32系 マロネフ59 1:1938年国鉄鷹取工場製。貴賓車として使われた。
  • スハ32系 スシ28 301:1933年日本車輌製造製。食堂車。
  • スハ32系 マイテ49 2:1938年大井工場製。展望車。
  • スハ43系 オハ46 13:1955年汽車製造製。
  • 20系 ナシ20 24:1970年日本車輌製造製。食堂車。車内は食事スペース(弁当・軽食を発売)として開放。

新幹線車両

  • 0系 21-1(鉄道記念物 機械遺産 未来技術遺産):1964年日本車輌製造製。下り方先頭車。
  • 0系 16-1(鉄道記念物 機械遺産 未来技術遺産):1964年日本車輌製造製。グリーン車。
  • 0系 22-1(鉄道記念物 機械遺産 未来技術遺産):1964年日本車輌製造製。上り方先頭車。
  • 0系 35-1(鉄道記念物 機械遺産 未来技術遺産):1964年日本車輌製造製。普通車とビュッフェの合造車。
  • 100系 122-5003:2002年改造。「グランドひかり」の3000番台だった車両。
  • 500系 521-1:1996年川崎重工業製。9編成のうち8編成は8連化されたが、第1編成の先頭車が保存展示となった。
  • 912形 912-64:新幹線の工事用ディーゼル機関車。前頭部のみ展示。

その他の展示施設

  • SLスチーム号及び展示運転線:梅小路蒸気機関車館時代より運転されている、動態保存されている蒸気機関車牽引によるSL列車。500mの展示運転線を往復する。乗車には入館料とは別に料金(一般300円)が必要。
  • SL第二検修庫:動態保存されている蒸気機関車の解体検査などを行う施設、2階部分がガラス張りとなっており、中を見ることが可能。
  • スカイテラス:本館3階にあり、東海道新幹線および在来線を一望できるオープンテラス、実際に現場で使用されている運行情報表示装置が設置されており、在来線の列車の詳細を知ることが可能。

アクセス


入館料

一般1200円、大学・高校生1000円、中学・小学生500円、幼児200円。

団体割引、障碍者割引あり。

また、京都市交通局発行の当日有効のフリーきっぷ類提示での割引、京都水族館との割引セット券なども発売されている。

前売り入場券はJR西日本のみどりの窓口セブン-イレブンのマルチコピー機で購入可能。

交通系ICカードなども使用可能となっている。


関連項目

博物館

碓氷峠鉄道文化むら リニア・鉄道館 九州鉄道記念館

梅小路蒸気機関車館交通科学博物館 鉄道博物館


関連リンク

公式サイト

概要

京都府京都市下京区観喜寺町にある鉄道博物館。2016年4月29日開館。

2014年に閉館した交通科学博物館(大阪府大阪市)の後継施設として、梅小路蒸気機関車館を2015年に一旦閉館し、拡大・リニューアルを行う形で誕生した。運営はJR西日本と、旧交通科学博物館・旧梅小路蒸気機関車館の運営を担っていた公益財団法人「交通文化振興財団」(JR西日本の外郭団体)が共同で行っている。

なお、施設の一部分は現役の車両基地(梅小路運転区)の一部としても機能しており、車籍を有する蒸気機関車および扇形庫保存の機関車の入換や頭出しなどの入換と嵯峨野観光鉄道の予備としてDE10、2両が梅小路運転区の配置とされ、更に本館1階の展示引き込み線及び扇形車庫、SL第二検修庫の線路の一部は営業線として扱われ、それに対応した標識類も設置されている。営業線ゆえに本線からの車両の出し入れが容易なことから、期間限定で現役車両の特別展示も行われており、JR西日本だけでなく、JR貨物JR四国の車両が展示されたこともある。

旧梅小路蒸気機関車館の施設でもあった扇形車庫などは重要文化財に指定されている。

2019年3月16日には嵯峨野線に当博物館の最寄り駅として梅小路京都西駅が開業。


また駅周辺は貨物駅跡地を再整備した梅小路公園となっており、京都水族館京都市電を保存展示する「市電ひろば」などがある。


開館前には交通科学博物館で保存されていた国鉄専用型式三菱・B906Rを動態復元し、京都駅からのシャトルバスに使用することも計画されていたが、エンジン部品の欠落や排気ガス規制の問題などから復元を断念した。なお、同車両は現在西日本JRバス京都営業所で保存されている。


主な展示車両

蒸気機関車

※特に表記がなければ扇形機関庫にて保存。蒸気機関車専門の鉄道博物館であった梅小路蒸気機関車館を前身としているため、蒸気機関車の保存車の多さは国内最大級。

  • 7100形 7105号(動態保存 鉄道記念物):1880年アメリカ製。当機は「義経号」の愛称付き。
  • 1800形 1801号(鉄道記念物):1881年イギリス製。本館内にて展示。
  • 230形 233号(重要文化財 鉄道記念物):1903年日本・汽車製造製。現存する最古の国産機関車。本館内にて展示。
  • 1070形 1080号:1901年イギリス製。
  • 8620形 8630号(動態保存 準鉄道記念物):1914年日本・汽車製造製。「ハチロク」。
  • B20形 B20 10号(動態保存 準鉄道記念物):1946年日本・立山重工業製。
  • 9600形 9633号(準鉄道記念物):1914年日本・川崎造船所製。
  • C11形 C11 64号(準鉄道記念物):1935年日本・川崎車輛製。
  • C62形 C62 1号(準鉄道記念物):1948年日本・日立製作所製。「シロクニ」のトップナンバー。
  • C62形 C62 2号(動態保存 準鉄道記念物):1948年日本・日立製作所製。1号機とは違い、「つばめ」マーク入り。
  • C62形 C62 26号:1948年日本・川崎車輛製。博物館内のプロムナード内にて展示。
  • C61形 C61 2号(動態保存 準鉄道記念物):1948年日本・三菱重工製。
  • C59形 C59 164号(準鉄道記念物):1946年日本・日立製作所製。
  • C53形 C53 45号(準鉄道記念物):1928年日本・汽車製造製。
  • C51形 C51 239号(準鉄道記念物):1927年日本・汽車製造製。
  • C55形 C55 1号(準鉄道記念物):1935年日本・川崎車輛製。トップナンバー。
  • C57形 C57 1号(動態保存 本線運転可能 準鉄道記念物):1937年日本・川崎車輛製。SLやまぐち号」の牽引機。 そのため当博物館にはいないことが多い。
  • C58形 C58 1号(準鉄道記念物):1938年日本・汽車製造製。トップナンバー。
  • C56形 C56 160号(動態保存 本線運転可能 準鉄道記念物):1939年日本・川崎車輛製。
  • D50形 D50 140号(準鉄道記念物):1926年日本・日立製作所製。
  • D51形 D51 1号(準鉄道記念物):1936年日本・川崎車輛製。
  • D51形 D51 200号(動態保存 準鉄道記念物):1938年日本・国鉄浜松工場製。SLやまぐち号」の牽引機。
  • D52形 D52 468号(準鉄道記念物):1946年日本・三菱重工製。

電気機関車

  • EF52 1号(鉄道記念物):1928年日立製作所製。
  • EF58 150号:1958年東京芝浦電気(東芝)製。
  • EF65 1号:1965年川崎車輌製。
  • EF66 35号:1974年東洋電機製造・川崎重工業製。
  • EF81 103号:1974年日立製作所製。トワイライトエクスプレスの牽引機として使われていたカラーのまま。

ディーゼル機関車

  • DD51 756号:1972年日立製作所製。
  • DD54 33号:1971年三菱重工業製。

貨車

  • ワム3500形 ワム7055:1917年日本車輌製造製。木造の2軸有蓋貨車。
  • ヨ5000形 ヨ5008:1959年川崎車輌製。車掌車。

電車

  • 489系 クハ489-1:1971年東急車輌製造製。485系ではない。
  • 581系 クハネ581-35:1968年日立製作所製。晩年は急行「きたぐに」で使われた。
  • 80系 クハ86001(準鉄道記念物):1950年日立製作所製。「湘南電車」の80系であるが、この車両は前面3枚窓。
  • 80系 モハ80001(準鉄道記念物):1950年日立製作所製。電動車のトップナンバー。
  • 103系 クハ103-1:1964年日本車輌製造製。晩年は阪和線で使われたが、201系転入前の大阪環状線カラーで保存。トップナンバー。
  • 117系 クハ117-1:1979年川崎重工業製。トップナンバー。2023年7月29日より展示開始。

このほか、101系クモハ100形のモックアップがある。

気動車(ディーゼルカー)

  • キハ81(キハ80系) キハ81-3(準鉄道記念物):1960年近畿車輛製。ボンネットが印象的。

客車

※★印のついた24系の保存車はいずれもトワイライトエクスプレスで運用されていた客車である。

  • 24系 スシ24 1★:1988年に489系サシ489から改造された。食堂車。
  • 24系 カニ24 12★:1975年新潟鐵工所製。電源車。2023年6月27日に館内での展示を終了。
  • 24系 オハ25 551★:1989年に14系オハネ15から改造。ラウンジカー。
  • 24系 スロネフ25 501★:1989年にオハネ25から改造。上り方編成端に連結され、「スイート」付き。
  • 24系 オロネ24 4:1972年日立製作所製。晩年は特急「日本海」用として使われた。
  • 50系 オハフ50 68:1977年新潟鐵工所製。蒸気機関車の扇形機関庫の端に保存。
  • スハ32系 マロネフ59 1:1938年国鉄鷹取工場製。貴賓車として使われた。
  • スハ32系 スシ28 301:1933年日本車輌製造製。食堂車。
  • スハ32系 マイテ49 2:1938年大井工場製。展望車。
  • スハ43系 オハ46 13:1955年汽車製造製。
  • 20系 ナシ20 24:1970年日本車輌製造製。食堂車。車内は食事スペース(弁当・軽食を発売)として開放。

新幹線車両

  • 0系 21-1(鉄道記念物 機械遺産 未来技術遺産):1964年日本車輌製造製。下り方先頭車。
  • 0系 16-1(鉄道記念物 機械遺産 未来技術遺産):1964年日本車輌製造製。グリーン車。
  • 0系 22-1(鉄道記念物 機械遺産 未来技術遺産):1964年日本車輌製造製。上り方先頭車。
  • 0系 35-1(鉄道記念物 機械遺産 未来技術遺産):1964年日本車輌製造製。普通車とビュッフェの合造車。
  • 100系 122-5003:2002年改造。「グランドひかり」の3000番台だった車両。
  • 500系 521-1:1996年川崎重工業製。9編成のうち8編成は8連化されたが、第1編成の先頭車が保存展示となった。
  • 912形 912-64:新幹線の工事用ディーゼル機関車。前頭部のみ展示。

その他の展示施設

  • SLスチーム号及び展示運転線:梅小路蒸気機関車館時代より運転されている、動態保存されている蒸気機関車牽引によるSL列車。500mの展示運転線を往復する。乗車には入館料とは別に料金(一般300円)が必要。
  • SL第二検修庫:動態保存されている蒸気機関車の解体検査などを行う施設、2階部分がガラス張りとなっており、中を見ることが可能。
  • スカイテラス:本館3階にあり、東海道新幹線および在来線を一望できるオープンテラス、実際に現場で使用されている運行情報表示装置が設置されており、在来線の列車の詳細を知ることが可能。

アクセス


入館料

一般1200円、大学・高校生1000円、中学・小学生500円、幼児200円。

団体割引、障碍者割引あり。

また、京都市交通局発行の当日有効のフリーきっぷ類提示での割引、京都水族館との割引セット券なども発売されている。

前売り入場券はJR西日本のみどりの窓口セブン-イレブンのマルチコピー機で購入可能。

交通系ICカードなども使用可能となっている。


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    現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜第34話です。 EF65形1135号機の垓が列車を遅延させた罰ととして、1週間は側線で謹慎処分を受ける事になりました…。 垓が担当していたサロンカーなにわの仕事は、姉のEF65形1120号機の「由気」という、女の子の電気機関車が務める事になりますが、彼女は楽しみのあまりに興奮して、みんなに自慢話する上に、自分が一番優秀だと思い込んでいたという…。
  • 現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜

    流浪の湘南顔

    現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜第52話です。 トーマスが145系の霧子と対面するお話であり、霧子の兄弟や415系、117系と北陸の七尾線で活躍していた古い電車の経歴が語られます。 時系列としては、2023年7月29日に117系が京都鉄道博物館の展示車両になった頃のお話です。
  • 現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜

    3シリンダー式のC53形

    現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜第53話です。 今回はC53形45号機の千明が主役になっています。 梅小路の蒸気機関車で唯一、かつてゴードンとフライング・スコッツマンが装備していたグレズリー式弁装置(3シリンダー式)を持つ、日本でたった一台の貴重な蒸気機関車で有名です。 そんなC53形で、モクレン達C55形と同じ流線型になったC53形もいました。
  • 現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜

    自惚れな113系が現在に至るまで

    現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜第48話です。 今回は二度と登場する事がなかったと思われた113系のカツオが主役になっています。 現在のカツオはボディカットの状態で展示されていますが、このお話は第5話の前編であり、架線切断と蛇事件が起きる前に2018年頃にやらかした過去が語られます。 あの事件を起きて少し経った時に、カツオはボディカットにされてしまうという…。
    11,203文字pixiv小説作品
  • 現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜

    トーマスと家庭教師と五つ子姉妹

    現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜第4話です。 京都鉄道博物館のゲストしてやってきたトーマスは、とある家庭教師と五つ子の姉妹に出会うお話です。 ソドー島では双子の機関車が多いですが、トーマスは生まれて初めて五つ子に出会います。 その五つ子の姉妹と家庭教師がどんな人物かは、この小説を読めばすぐに分かります。
    11,028文字pixiv小説作品
  • 現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜

    動態復帰した3台の蒸気機関車

    現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜第43話です。 前回のお話でパーシーが郵便列車を牽引中にソドー鉄道の廃線に迷い込み、古い機関庫でかつてソドー鉄道の貸し出し車両としてやってきたヴィンセントとモーガン、ジョンというテンダー機関車と出会いました。 今回のお話では、発見されたヴィンセント達はクロバンズ・ゲート整備工場で動態復元されて現在に至るというのが語られます。
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  • 現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜

    本線運転に復活したD51形

    現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜第9話です。 今回はD51形200号機のタケルが主役になっています。 彼は日本を代表するデゴイチであり、2017年に本線運転に復帰してSLやまぐち号に新たな歴史を作った蒸気機関車でもあります。 本線運転に復帰する時、タケルは不幸な目に遭いましたがそれでも諦めずに見事、C57形1号機の恵那の予備機としてSLやまぐち号を引けるようになりました。
    10,683文字pixiv小説作品

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京都鉄道博物館
7
京都鉄道博物館
7
京都府京都市にある、鉄道車両の展示を主目的にした博物館。

概要

京都府京都市下京区観喜寺町にある鉄道博物館。2016年4月29日開館。

2014年に閉館した交通科学博物館(大阪府大阪市)の後継施設として、梅小路蒸気機関車館を2015年に一旦閉館し、拡大・リニューアルを行う形で誕生した。運営はJR西日本と、旧交通科学博物館・旧梅小路蒸気機関車館の運営を担っていた公益財団法人「交通文化振興財団」(JR西日本の外郭団体)が共同で行っている。

なお、施設の一部分は現役の車両基地(梅小路運転区)の一部としても機能しており、車籍を有する蒸気機関車および扇形庫保存の機関車の入換や頭出しなどの入換と嵯峨野観光鉄道の予備としてDE10、2両が梅小路運転区の配置とされ、更に本館1階の展示引き込み線及び扇形車庫、SL第二検修庫の線路の一部は営業線として扱われ、それに対応した標識類も設置されている。営業線ゆえに本線からの車両の出し入れが容易なことから、期間限定で現役車両の特別展示も行われており、JR西日本だけでなく、JR貨物JR四国の車両が展示されたこともある。

旧梅小路蒸気機関車館の施設でもあった扇形車庫などは重要文化財に指定されている。

2019年3月16日には嵯峨野線に当博物館の最寄り駅として梅小路京都西駅が開業。


また駅周辺は貨物駅跡地を再整備した梅小路公園となっており、京都水族館京都市電を保存展示する「市電ひろば」などがある。


開館前には交通科学博物館で保存されていた国鉄専用型式三菱・B906Rを動態復元し、京都駅からのシャトルバスに使用することも計画されていたが、エンジン部品の欠落や排気ガス規制の問題などから復元を断念した。なお、同車両は現在西日本JRバス京都営業所で保存されている。


主な展示車両

蒸気機関車

※特に表記がなければ扇形機関庫にて保存。蒸気機関車専門の鉄道博物館であった梅小路蒸気機関車館を前身としているため、蒸気機関車の保存車の多さは国内最大級。

  • 7100形 7105号(動態保存 鉄道記念物):1880年アメリカ製。当機は「義経号」の愛称付き。
  • 1800形 1801号(鉄道記念物):1881年イギリス製。本館内にて展示。
  • 230形 233号(重要文化財 鉄道記念物):1903年日本・汽車製造製。現存する最古の国産機関車。本館内にて展示。
  • 1070形 1080号:1901年イギリス製。
  • 8620形 8630号(動態保存 準鉄道記念物):1914年日本・汽車製造製。「ハチロク」。
  • B20形 B20 10号(動態保存 準鉄道記念物):1946年日本・立山重工業製。
  • 9600形 9633号(準鉄道記念物):1914年日本・川崎造船所製。
  • C11形 C11 64号(準鉄道記念物):1935年日本・川崎車輛製。
  • C62形 C62 1号(準鉄道記念物):1948年日本・日立製作所製。「シロクニ」のトップナンバー。
  • C62形 C62 2号(動態保存 準鉄道記念物):1948年日本・日立製作所製。1号機とは違い、「つばめ」マーク入り。
  • C62形 C62 26号:1948年日本・川崎車輛製。博物館内のプロムナード内にて展示。
  • C61形 C61 2号(動態保存 準鉄道記念物):1948年日本・三菱重工製。
  • C59形 C59 164号(準鉄道記念物):1946年日本・日立製作所製。
  • C53形 C53 45号(準鉄道記念物):1928年日本・汽車製造製。
  • C51形 C51 239号(準鉄道記念物):1927年日本・汽車製造製。
  • C55形 C55 1号(準鉄道記念物):1935年日本・川崎車輛製。トップナンバー。
  • C57形 C57 1号(動態保存 本線運転可能 準鉄道記念物):1937年日本・川崎車輛製。SLやまぐち号」の牽引機。 そのため当博物館にはいないことが多い。
  • C58形 C58 1号(準鉄道記念物):1938年日本・汽車製造製。トップナンバー。
  • C56形 C56 160号(動態保存 本線運転可能 準鉄道記念物):1939年日本・川崎車輛製。
  • D50形 D50 140号(準鉄道記念物):1926年日本・日立製作所製。
  • D51形 D51 1号(準鉄道記念物):1936年日本・川崎車輛製。
  • D51形 D51 200号(動態保存 準鉄道記念物):1938年日本・国鉄浜松工場製。SLやまぐち号」の牽引機。
  • D52形 D52 468号(準鉄道記念物):1946年日本・三菱重工製。

電気機関車

  • EF52 1号(鉄道記念物):1928年日立製作所製。
  • EF58 150号:1958年東京芝浦電気(東芝)製。
  • EF65 1号:1965年川崎車輌製。
  • EF66 35号:1974年東洋電機製造・川崎重工業製。
  • EF81 103号:1974年日立製作所製。トワイライトエクスプレスの牽引機として使われていたカラーのまま。

ディーゼル機関車

  • DD51 756号:1972年日立製作所製。
  • DD54 33号:1971年三菱重工業製。

貨車

  • ワム3500形 ワム7055:1917年日本車輌製造製。木造の2軸有蓋貨車。
  • ヨ5000形 ヨ5008:1959年川崎車輌製。車掌車。

電車

  • 489系 クハ489-1:1971年東急車輌製造製。485系ではない。
  • 581系 クハネ581-35:1968年日立製作所製。晩年は急行「きたぐに」で使われた。
  • 80系 クハ86001(準鉄道記念物):1950年日立製作所製。「湘南電車」の80系であるが、この車両は前面3枚窓。
  • 80系 モハ80001(準鉄道記念物):1950年日立製作所製。電動車のトップナンバー。
  • 103系 クハ103-1:1964年日本車輌製造製。晩年は阪和線で使われたが、201系転入前の大阪環状線カラーで保存。トップナンバー。
  • 117系 クハ117-1:1979年川崎重工業製。トップナンバー。2023年7月29日より展示開始。

このほか、101系クモハ100形のモックアップがある。

気動車(ディーゼルカー)

  • キハ81(キハ80系) キハ81-3(準鉄道記念物):1960年近畿車輛製。ボンネットが印象的。

客車

※★印のついた24系の保存車はいずれもトワイライトエクスプレスで運用されていた客車である。

  • 24系 スシ24 1★:1988年に489系サシ489から改造された。食堂車。
  • 24系 カニ24 12★:1975年新潟鐵工所製。電源車。2023年6月27日に館内での展示を終了。
  • 24系 オハ25 551★:1989年に14系オハネ15から改造。ラウンジカー。
  • 24系 スロネフ25 501★:1989年にオハネ25から改造。上り方編成端に連結され、「スイート」付き。
  • 24系 オロネ24 4:1972年日立製作所製。晩年は特急「日本海」用として使われた。
  • 50系 オハフ50 68:1977年新潟鐵工所製。蒸気機関車の扇形機関庫の端に保存。
  • スハ32系 マロネフ59 1:1938年国鉄鷹取工場製。貴賓車として使われた。
  • スハ32系 スシ28 301:1933年日本車輌製造製。食堂車。
  • スハ32系 マイテ49 2:1938年大井工場製。展望車。
  • スハ43系 オハ46 13:1955年汽車製造製。
  • 20系 ナシ20 24:1970年日本車輌製造製。食堂車。車内は食事スペース(弁当・軽食を発売)として開放。

新幹線車両

  • 0系 21-1(鉄道記念物 機械遺産 未来技術遺産):1964年日本車輌製造製。下り方先頭車。
  • 0系 16-1(鉄道記念物 機械遺産 未来技術遺産):1964年日本車輌製造製。グリーン車。
  • 0系 22-1(鉄道記念物 機械遺産 未来技術遺産):1964年日本車輌製造製。上り方先頭車。
  • 0系 35-1(鉄道記念物 機械遺産 未来技術遺産):1964年日本車輌製造製。普通車とビュッフェの合造車。
  • 100系 122-5003:2002年改造。「グランドひかり」の3000番台だった車両。
  • 500系 521-1:1996年川崎重工業製。9編成のうち8編成は8連化されたが、第1編成の先頭車が保存展示となった。
  • 912形 912-64:新幹線の工事用ディーゼル機関車。前頭部のみ展示。

その他の展示施設

  • SLスチーム号及び展示運転線:梅小路蒸気機関車館時代より運転されている、動態保存されている蒸気機関車牽引によるSL列車。500mの展示運転線を往復する。乗車には入館料とは別に料金(一般300円)が必要。
  • SL第二検修庫:動態保存されている蒸気機関車の解体検査などを行う施設、2階部分がガラス張りとなっており、中を見ることが可能。
  • スカイテラス:本館3階にあり、東海道新幹線および在来線を一望できるオープンテラス、実際に現場で使用されている運行情報表示装置が設置されており、在来線の列車の詳細を知ることが可能。

アクセス


入館料

一般1200円、大学・高校生1000円、中学・小学生500円、幼児200円。

団体割引、障碍者割引あり。

また、京都市交通局発行の当日有効のフリーきっぷ類提示での割引、京都水族館との割引セット券なども発売されている。

前売り入場券はJR西日本のみどりの窓口セブン-イレブンのマルチコピー機で購入可能。

交通系ICカードなども使用可能となっている。


関連項目

博物館

碓氷峠鉄道文化むら リニア・鉄道館 九州鉄道記念館

梅小路蒸気機関車館交通科学博物館 鉄道博物館


関連リンク

公式サイト

概要

京都府京都市下京区観喜寺町にある鉄道博物館。2016年4月29日開館。

2014年に閉館した交通科学博物館(大阪府大阪市)の後継施設として、梅小路蒸気機関車館を2015年に一旦閉館し、拡大・リニューアルを行う形で誕生した。運営はJR西日本と、旧交通科学博物館・旧梅小路蒸気機関車館の運営を担っていた公益財団法人「交通文化振興財団」(JR西日本の外郭団体)が共同で行っている。

なお、施設の一部分は現役の車両基地(梅小路運転区)の一部としても機能しており、車籍を有する蒸気機関車および扇形庫保存の機関車の入換や頭出しなどの入換と嵯峨野観光鉄道の予備としてDE10、2両が梅小路運転区の配置とされ、更に本館1階の展示引き込み線及び扇形車庫、SL第二検修庫の線路の一部は営業線として扱われ、それに対応した標識類も設置されている。営業線ゆえに本線からの車両の出し入れが容易なことから、期間限定で現役車両の特別展示も行われており、JR西日本だけでなく、JR貨物JR四国の車両が展示されたこともある。

旧梅小路蒸気機関車館の施設でもあった扇形車庫などは重要文化財に指定されている。

2019年3月16日には嵯峨野線に当博物館の最寄り駅として梅小路京都西駅が開業。


また駅周辺は貨物駅跡地を再整備した梅小路公園となっており、京都水族館京都市電を保存展示する「市電ひろば」などがある。


開館前には交通科学博物館で保存されていた国鉄専用型式三菱・B906Rを動態復元し、京都駅からのシャトルバスに使用することも計画されていたが、エンジン部品の欠落や排気ガス規制の問題などから復元を断念した。なお、同車両は現在西日本JRバス京都営業所で保存されている。


主な展示車両

蒸気機関車

※特に表記がなければ扇形機関庫にて保存。蒸気機関車専門の鉄道博物館であった梅小路蒸気機関車館を前身としているため、蒸気機関車の保存車の多さは国内最大級。

  • 7100形 7105号(動態保存 鉄道記念物):1880年アメリカ製。当機は「義経号」の愛称付き。
  • 1800形 1801号(鉄道記念物):1881年イギリス製。本館内にて展示。
  • 230形 233号(重要文化財 鉄道記念物):1903年日本・汽車製造製。現存する最古の国産機関車。本館内にて展示。
  • 1070形 1080号:1901年イギリス製。
  • 8620形 8630号(動態保存 準鉄道記念物):1914年日本・汽車製造製。「ハチロク」。
  • B20形 B20 10号(動態保存 準鉄道記念物):1946年日本・立山重工業製。
  • 9600形 9633号(準鉄道記念物):1914年日本・川崎造船所製。
  • C11形 C11 64号(準鉄道記念物):1935年日本・川崎車輛製。
  • C62形 C62 1号(準鉄道記念物):1948年日本・日立製作所製。「シロクニ」のトップナンバー。
  • C62形 C62 2号(動態保存 準鉄道記念物):1948年日本・日立製作所製。1号機とは違い、「つばめ」マーク入り。
  • C62形 C62 26号:1948年日本・川崎車輛製。博物館内のプロムナード内にて展示。
  • C61形 C61 2号(動態保存 準鉄道記念物):1948年日本・三菱重工製。
  • C59形 C59 164号(準鉄道記念物):1946年日本・日立製作所製。
  • C53形 C53 45号(準鉄道記念物):1928年日本・汽車製造製。
  • C51形 C51 239号(準鉄道記念物):1927年日本・汽車製造製。
  • C55形 C55 1号(準鉄道記念物):1935年日本・川崎車輛製。トップナンバー。
  • C57形 C57 1号(動態保存 本線運転可能 準鉄道記念物):1937年日本・川崎車輛製。SLやまぐち号」の牽引機。 そのため当博物館にはいないことが多い。
  • C58形 C58 1号(準鉄道記念物):1938年日本・汽車製造製。トップナンバー。
  • C56形 C56 160号(動態保存 本線運転可能 準鉄道記念物):1939年日本・川崎車輛製。
  • D50形 D50 140号(準鉄道記念物):1926年日本・日立製作所製。
  • D51形 D51 1号(準鉄道記念物):1936年日本・川崎車輛製。
  • D51形 D51 200号(動態保存 準鉄道記念物):1938年日本・国鉄浜松工場製。SLやまぐち号」の牽引機。
  • D52形 D52 468号(準鉄道記念物):1946年日本・三菱重工製。

電気機関車

  • EF52 1号(鉄道記念物):1928年日立製作所製。
  • EF58 150号:1958年東京芝浦電気(東芝)製。
  • EF65 1号:1965年川崎車輌製。
  • EF66 35号:1974年東洋電機製造・川崎重工業製。
  • EF81 103号:1974年日立製作所製。トワイライトエクスプレスの牽引機として使われていたカラーのまま。

ディーゼル機関車

  • DD51 756号:1972年日立製作所製。
  • DD54 33号:1971年三菱重工業製。

貨車

  • ワム3500形 ワム7055:1917年日本車輌製造製。木造の2軸有蓋貨車。
  • ヨ5000形 ヨ5008:1959年川崎車輌製。車掌車。

電車

  • 489系 クハ489-1:1971年東急車輌製造製。485系ではない。
  • 581系 クハネ581-35:1968年日立製作所製。晩年は急行「きたぐに」で使われた。
  • 80系 クハ86001(準鉄道記念物):1950年日立製作所製。「湘南電車」の80系であるが、この車両は前面3枚窓。
  • 80系 モハ80001(準鉄道記念物):1950年日立製作所製。電動車のトップナンバー。
  • 103系 クハ103-1:1964年日本車輌製造製。晩年は阪和線で使われたが、201系転入前の大阪環状線カラーで保存。トップナンバー。
  • 117系 クハ117-1:1979年川崎重工業製。トップナンバー。2023年7月29日より展示開始。

このほか、101系クモハ100形のモックアップがある。

気動車(ディーゼルカー)

  • キハ81(キハ80系) キハ81-3(準鉄道記念物):1960年近畿車輛製。ボンネットが印象的。

客車

※★印のついた24系の保存車はいずれもトワイライトエクスプレスで運用されていた客車である。

  • 24系 スシ24 1★:1988年に489系サシ489から改造された。食堂車。
  • 24系 カニ24 12★:1975年新潟鐵工所製。電源車。2023年6月27日に館内での展示を終了。
  • 24系 オハ25 551★:1989年に14系オハネ15から改造。ラウンジカー。
  • 24系 スロネフ25 501★:1989年にオハネ25から改造。上り方編成端に連結され、「スイート」付き。
  • 24系 オロネ24 4:1972年日立製作所製。晩年は特急「日本海」用として使われた。
  • 50系 オハフ50 68:1977年新潟鐵工所製。蒸気機関車の扇形機関庫の端に保存。
  • スハ32系 マロネフ59 1:1938年国鉄鷹取工場製。貴賓車として使われた。
  • スハ32系 スシ28 301:1933年日本車輌製造製。食堂車。
  • スハ32系 マイテ49 2:1938年大井工場製。展望車。
  • スハ43系 オハ46 13:1955年汽車製造製。
  • 20系 ナシ20 24:1970年日本車輌製造製。食堂車。車内は食事スペース(弁当・軽食を発売)として開放。

新幹線車両

  • 0系 21-1(鉄道記念物 機械遺産 未来技術遺産):1964年日本車輌製造製。下り方先頭車。
  • 0系 16-1(鉄道記念物 機械遺産 未来技術遺産):1964年日本車輌製造製。グリーン車。
  • 0系 22-1(鉄道記念物 機械遺産 未来技術遺産):1964年日本車輌製造製。上り方先頭車。
  • 0系 35-1(鉄道記念物 機械遺産 未来技術遺産):1964年日本車輌製造製。普通車とビュッフェの合造車。
  • 100系 122-5003:2002年改造。「グランドひかり」の3000番台だった車両。
  • 500系 521-1:1996年川崎重工業製。9編成のうち8編成は8連化されたが、第1編成の先頭車が保存展示となった。
  • 912形 912-64:新幹線の工事用ディーゼル機関車。前頭部のみ展示。

その他の展示施設

  • SLスチーム号及び展示運転線:梅小路蒸気機関車館時代より運転されている、動態保存されている蒸気機関車牽引によるSL列車。500mの展示運転線を往復する。乗車には入館料とは別に料金(一般300円)が必要。
  • SL第二検修庫:動態保存されている蒸気機関車の解体検査などを行う施設、2階部分がガラス張りとなっており、中を見ることが可能。
  • スカイテラス:本館3階にあり、東海道新幹線および在来線を一望できるオープンテラス、実際に現場で使用されている運行情報表示装置が設置されており、在来線の列車の詳細を知ることが可能。

アクセス


入館料

一般1200円、大学・高校生1000円、中学・小学生500円、幼児200円。

団体割引、障碍者割引あり。

また、京都市交通局発行の当日有効のフリーきっぷ類提示での割引、京都水族館との割引セット券なども発売されている。

前売り入場券はJR西日本のみどりの窓口セブン-イレブンのマルチコピー機で購入可能。

交通系ICカードなども使用可能となっている。


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    皮肉な末路を辿ったC55形

    現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜第20話です。 今回は梅小路機関区で静態保存されているC55形1号機のモクレンが主役になっています。 彼女の現役時代は主に北海道で活躍していて、梅小路に行くまでは故郷を離れる事がありませんでした。 現役引退後にモクレンは梅小路で保存されていましたが、他の姉妹がどうなったかが語られるお話です。
  • 僕の妄想京都鉄道博物館見学日記

    注意 これは筆者の妄想旅行の日記です。
  • 現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜

    トーマスとSLスチーム号

    現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜第3話です。 遂にトーマスがSLスチーム号を引く姿を梅小路で見られるお話です。 SLスチーム号は梅小路のメインであり、私は実際に乗った事があり、その列車が大好きです。そんな思い出が詰まったSLスチーム号を取り上げたお話でもあります。
    13,009文字pixiv小説作品
  • 現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜

    ティナと問題児な双子

    現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜第19話です。 今回のお話は、トーマスがタケル達にティナとフィアナ達の間でトラブルが起きた事を語るお話です。 そのお話はロバート達から聞いたお話であり、エリアスとフィアナ達が仲直りした後のお話になっています。
    18,220文字pixiv小説作品
  • 現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜

    豆タンクのB20形

    現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜第21話です。 今回は梅小路機関区で休車状態されていますが、かつては動態保存機として有名だったB20形10号機のめぐみんが主役になっています。 めぐみんが梅小路に保存される前の話や、B20形の製造経歴について語られるお話です。
  • 現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜

    某アニメで有名な8620形

    現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜第45話です。 今回は8620形8630号機の洋助が主役になっています。 洋助もリンとなでしこ、ツバメと卯月と同じくSLスチーム号を引いており、京都鉄道博物館で保存されている大正時代に製造された蒸気機関車で唯一、動態保存されている8620形でもあります。 洋助だけではなく、JR九州にも8620形が動態保存されていますが…その蒸気機関車は引退してしまうという……。
    10,599文字pixiv小説作品
  • 現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜

    くちびる電車

    現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜第37話です。 今回のお話からは梅小路メインになりますが、トーマスとタケル達は梅小路で活躍しますので、温かい目で見守ってあげてください。 梅小路に戻ってきたトーマスとタケル、博物館に訪問してきた風太郎達と佐竹達に、リンと恵那がとある気動車を語ります。 その気動車は前頭部が大きな唇を装備している車両です。
  • 現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜

    現役時代に山口線を走った蒸気機関車

    現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜第32話です。 SLやまぐち号が走る前、現役時代の頃に走った蒸気機関車達の一部が今でも山口県で保存されており、その蒸気機関車の経歴を語るお話になっています。 実際に山口線を走ってない蒸気機関車もいますが、今でも山口県で静態保存されていて、野ざらしにされた挙げ句にボディが錆びついていた機関車もいましたが、現在では綺麗な状態になっている事も含めたお話になっています。
  • 現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜

    由気は慌てん坊

    現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜第34話です。 EF65形1135号機の垓が列車を遅延させた罰ととして、1週間は側線で謹慎処分を受ける事になりました…。 垓が担当していたサロンカーなにわの仕事は、姉のEF65形1120号機の「由気」という、女の子の電気機関車が務める事になりますが、彼女は楽しみのあまりに興奮して、みんなに自慢話する上に、自分が一番優秀だと思い込んでいたという…。
  • 現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜

    流浪の湘南顔

    現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜第52話です。 トーマスが145系の霧子と対面するお話であり、霧子の兄弟や415系、117系と北陸の七尾線で活躍していた古い電車の経歴が語られます。 時系列としては、2023年7月29日に117系が京都鉄道博物館の展示車両になった頃のお話です。
  • 現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜

    3シリンダー式のC53形

    現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜第53話です。 今回はC53形45号機の千明が主役になっています。 梅小路の蒸気機関車で唯一、かつてゴードンとフライング・スコッツマンが装備していたグレズリー式弁装置(3シリンダー式)を持つ、日本でたった一台の貴重な蒸気機関車で有名です。 そんなC53形で、モクレン達C55形と同じ流線型になったC53形もいました。
  • 現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜

    自惚れな113系が現在に至るまで

    現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜第48話です。 今回は二度と登場する事がなかったと思われた113系のカツオが主役になっています。 現在のカツオはボディカットの状態で展示されていますが、このお話は第5話の前編であり、架線切断と蛇事件が起きる前に2018年頃にやらかした過去が語られます。 あの事件を起きて少し経った時に、カツオはボディカットにされてしまうという…。
    11,203文字pixiv小説作品
  • 現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜

    トーマスと家庭教師と五つ子姉妹

    現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜第4話です。 京都鉄道博物館のゲストしてやってきたトーマスは、とある家庭教師と五つ子の姉妹に出会うお話です。 ソドー島では双子の機関車が多いですが、トーマスは生まれて初めて五つ子に出会います。 その五つ子の姉妹と家庭教師がどんな人物かは、この小説を読めばすぐに分かります。
    11,028文字pixiv小説作品
  • 現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜

    動態復帰した3台の蒸気機関車

    現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜第43話です。 前回のお話でパーシーが郵便列車を牽引中にソドー鉄道の廃線に迷い込み、古い機関庫でかつてソドー鉄道の貸し出し車両としてやってきたヴィンセントとモーガン、ジョンというテンダー機関車と出会いました。 今回のお話では、発見されたヴィンセント達はクロバンズ・ゲート整備工場で動態復元されて現在に至るというのが語られます。
    12,027文字pixiv小説作品
  • 現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜

    本線運転に復活したD51形

    現代のきかんしゃトーマス〜京都鉄道博物館編〜第9話です。 今回はD51形200号機のタケルが主役になっています。 彼は日本を代表するデゴイチであり、2017年に本線運転に復帰してSLやまぐち号に新たな歴史を作った蒸気機関車でもあります。 本線運転に復帰する時、タケルは不幸な目に遭いましたがそれでも諦めずに見事、C57形1号機の恵那の予備機としてSLやまぐち号を引けるようになりました。
    10,683文字pixiv小説作品

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