概要

『ONEPIECE』に登場する動物系の悪魔の実の一つ。

現在確認できるのは古代種のみで、食することで恐竜や翼竜など主竜類に変身できる能力を得る。

モデルによってはゾウゾウの実などと同様、巨大化や飛行能力を得ることも出来る。

相手や物を噛む力が大なり小なり向上される能力もあるようで、番外編では自然系能力者を、噛みつきによる速攻で行動不能に追い込む描写を見せている（ただし、この一撃が覇気との併せ技によるものか、能力の応用によるものかは不明）。

キリンに変身できる諜報部員のようにとんでもない能力を披露するキャラも多いが、本人達がこういう生き物だと発言しているため実際の恐竜もそうなのかもしれない。

しかし、これまでの能力者の傾向を見ると、どんな能力も能力者によって扱い方が左右される傾向がある。つまり、このことから言えるのは、実力が高く、能力の扱いに長けた能力者であれば、悪魔の実そのものが持つポテンシャルが低ければ低いほど、単純な能力の性質で説明できる範疇を超えやすいと言える。

能力者・分類

• X・ドレーク

モデルアロサウルスを食した。

は牙や、尻尾で攻撃していた。リュウリュウの実の中ではバランスの良い物となっているようだ。

最初に登場したリュウリュウの実及び古代種の能力者だが、実の正式名称が判明するまで10年以上かかった。また、地味に劇中で初めて登場した爬虫類タイプの動物系能力でもある。

• ページワン

モデルスピノサウルスを食した。

能力を使い、とても高い防御力を見せた為、防御よりの変身と推測できる。

元々はカイドウが入手したものだったが、姉のうるティがモデル・パキケファロサウルスと共に盗み出してきたのを食したらしい。

原作初登場時は尻尾が他の恐竜達と同じ様に描かれているが、コミックスでは尻尾の化石の発見に伴い、尻尾が変更されている。

ちなみにスピノサウルスは肉食恐竜の為、凶暴性は高い様だ。

• うるティ

モデルパキケファロサウルスを食した。

攻撃手段は頭突きで、高速で移動していた事から脚力も大幅に上がっている。手(前足)に関してはパキケファロサウルス自体貧弱の為あまり変わってはいないだろう。

元々はカイドウが入手したものを、弟のページワンのモデル・スピノサウルスと共に盗み出したらしい。

余談だが、パキケファロサウルスにとって頭突きは最終手段で、頭突きすると脱臼したり頭蓋骨が粉砕する可能性があるとされている。

• キング

モデルプテラノドンを食した。

とても速いスピードで飛行する事ができ、脚力も上昇する。

現在確認されている中では唯一の「翼竜」(「恐竜」ではない)タイプのリュウリュウの実。

• クイーン

モデルブラキオサウルスを食した。

身体はリュウリュウの実の中で一番大きくなり、ブラキオサウルスなので首が長い。本人はサイボーグの為変身による技等は少ないが、頭突きや押しつぶしで攻撃していた。

ブラキオサウルスは草食恐竜である。

• ササキ

モデルトリケラトプスを食した。

防御力が特に高く、攻撃手段は突進で、他に首のフリルの棘で相手を切っていた。

トリケラトプスは草食恐竜である。

余談

ブラックマリアは初期設定ではモデルステゴサウルスの能力者という案もあった。

なお、カイドウや、SMILEを食したモモの助は東洋龍に変身できる能力を得ており、リュウリュウの実の幻獣種かと推測されていたが真相は・・・。

関連タグ

ONEPIECE 悪魔の実 動物系 古代種(ONEPIECE)

恐竜 翼竜

恐竜化 恐竜人 アシュロン