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概要

オランダのライデン大学で発明された、電気を蓄えることができる装置。

ガラス瓶の内外に金属でコーティングを施してあり、内側に施されたコーティングは、金属でできた鎖で先端が金属球になったロッドに繋がっている。

ライデン瓶


基本的な原理は現在のコンデンサと同様なものであり、発明当初は電気は瓶の中に溜まっていると考えられていたが、実は絶縁された二つの導体(電極とプレート)の表面(空間)に溜まっている。

なおこの装置では数千ボルトの電圧を発生させることができるが、電流が小さいために強くは感じない。


1746年に同国の科学者ピーテル・ファン・ミュッセンブルークが、ガラス瓶に水を組み合わせて電気を溜められる仕組みに気付き、機能を洗練させることで作られたといわれている。

また同様な仕組みはドイツ・ポメラニアの牧師兼自然科学者のエヴァルト・ゲオルク・フォン・クライストが3ヶ月前に発見していたことが記録にある。


この装置は電気を用いる各種実験に使用されるようになったが、雷雲の帯電を証明したことで有名なベンジャミン・フランクリンあげ実験に用いられたことが特に知られている。


さらに江戸時代平賀源内が修理復元した、エレキテルの静電気を溜める仕組みにも用いられている。


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