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メタル忍者テッコツメーバ

めたるにんじゃてっこつめーば

『宇宙忍者ファイル・メタル忍者テッコツメーバ。作戦は、コツコツと静かに進めるタイプです…』(#12)
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「爆発しないと再生出来ないコツ~~~ッ!!」

CV:今村直樹


データ

分類:クグツ忍者

属性:ヘラクレス座近辺の惑星ミクロマクロ星で採掘される特殊メタル製

好物:ミクロマクロメタルの水飴


概要

忍風戦隊ハリケンジャー』巻之十二「テッコツと父娘」に登場する、暗黒七本槍の五の槍・サーガインが作り上げたクグツ忍者

機械とアメーバが人型に融合したような姿を持ち、胸部が溶鉱炉となっている。口癖「~コツ」


他の中忍と違ってアイテムを使って再生巨大化することはできないが、このクグツには他には無い取っておきの宇宙忍法がある。

それは身体を1度爆発させることによって無数の細胞に分裂し、寄生された物体を自身の細胞として取り込み再生することによって、無限に巨大化していくという「宇宙忍法・コツコツマックス再生」と呼ばれるもの。

宇宙忍者ファイルでも述べられている通り、コツコツと水面下で作戦行動を遂行するその目立たなさは宇宙忍法と相まって地味過ぎるが、かつてサーガインと共にこの技で「平和な惑星グランベルを粉砕した」実績があるため、クグツの中でもかなり異彩にして絶大なポテンシャルを秘めた存在である。

だが、コツコツマックス再生はこうした絶大なポテンシャルを秘めている反面、「再生途中は火に弱い」弱点を抱えているため、「爆発でないと細胞が飛び散れずにそのまま焼き尽くされて死亡してしまう」というリスクと隣り合わせにある。再生が誰にも気づかれずに水面下でコツコツと慎重に慎重を重ねて行われるべきなのは、こうした自身の性質による模様。この他、無機物に寄生して自分の体とし、相手に襲い掛かる戦術を取ることもでき、さらに先述の言及から能力使用後に等身大に戻ることは可能なようだ。


何にせよ、再生能力自体を封じる手段が存在せず、「全身の細胞を焼き尽くす以外に殺す手段が無い」という、非常に厄介な存在なのは間違いない。倒したと思って油断していると、気付いた時には何者にも手のつけられない程に巨大な存在へと成長して破滅をもたらす強敵。それがこのテッコツメーバなのだ。


活躍

番組冒頭で早速ハリケンジャーと交戦。その際には自動車取り憑いて襲い掛かるも、ソニックガジェットを喰らって爆散してしまった(その描写が打ち上げ花火のようであった)。

大した活躍も見せぬままテッコツメーバがあっさり瞬殺されたことで、サーガインは本槍達から非難を受けるが、彼の作戦はまだ終わっていなかった。


ハリケンジャーに倒された際に飛び散った7万個の細胞は、そのまま無数のビルに寄生

そしてそれ等のビルを自身の細胞として取り込んで巨大テッコツメーバとしての再生巨大化を画策し、ハリケンジャーが油断している間に作戦を水面下でコツコツと、深く静かに進めて行った。


後になってハリケンジャーが気がつくも、時既に遅し。7万個のビルを自らの細胞にすることにより、テッコツメーバは何と旋風神の500倍の大きさにまで再生巨大化しようとしていた。

再生巨大化する前に倒そうとする旋風神だったが、轟雷神が迎え撃って妨害に掛かる。2体が戦っている間に順調に巨大化して行くテッコツメーバ。しかし、「煙幕を張った後にシノビマシンに分離する」という奇襲で轟雷神をかい潜ったハリケンホークに肉薄され、そのまま「カラクリ忍法・火炎鷹」によって上記の台詞と共に跡形も無く焼却されてしまった。


余談

モチーフはアメーバ溶鉱炉。名前の由来も鉄骨+アメーバ。


アメーバがモチーフの怪人は『地球戦隊ファイブマン』のアメーバルギン以来12年振りとなった。


『百化繚乱[下之巻]』にてデザイナーのさとうけいいち氏は「『全身クリアパーツは厳しい』と思ったため、右半身の至る部分に金属球をぶち込み、『右半身が金属とは異質な物』という事を表現している」とコメントしている。


声を演じた今村氏は昨年の『百獣戦隊ガオレンジャー』にて猛獣使いオルグの声を担当。次のスーパー戦隊シリーズ出演は6年後の『炎神戦隊ゴーオンジャー』のボーリングバンキ役である。

また、『空想科学読本4』(柳田理科雄著)で戦隊についての考察の章で「巨大化した怪人が更に巨大化したらどうなるのか?」についての一つの回答を示した怪人でもある。


関連タグ

忍風戦隊ハリケンジャー 宇宙忍群ジャカンジャ 中忍(宇宙忍群ジャカンジャ)

アメーバ 金属性


バラクラッシャー:金属とアメーバ繋がりのマシン獣

マシンモンスター・ギーガス2年後に登場する、同じく周囲の無機物を吸収して巨大化していく繋がりの破壊兵器。

メサイア(ゴーバスターズ)10年後の敵の首領で、こちらも周囲の物体を取り込む事で無限に成長する能力を持つ。そのスケールは甚大で、最終的には地球と一体化してしまう可能性を秘めている。


再生関連

地球魔獣:『星獣戦隊ギンガマン』の巨大怪人で、こちらも同じく再生能力を失くせず、全身を焼き尽くさなければ倒せない繋がり。

冥獣スケルトン:『魔法戦隊マジレンジャー』に登場する、同じく全身を跡形も無く焼き尽くさなければ倒せない戦隊怪人。


魔人ブウ:こちらも細胞が残っていればそこから復活可能なキャラクター。

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