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メジロデュレン(ウマ娘)

うまむすめのめじろでゅれん

「メジロデュレン(ウマ娘)」とは、競走馬メジロデュレン号をモデルとしたウマ娘のことである。『ウマ娘プリティーダービー』では未実装だが、『ウマ娘シンデレラグレイ』にてメジロデュレンがモデルと思われるウマ娘が登場している。
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概要

「メジロデュレン(ウマ娘)」とは、競走馬メジロデュレン号をモデルとしたウマ娘のことである。

ウマ娘プリティーダービー』では未実装であるため、現在の所は「オリジナルウマ娘」として扱う。


ウマ娘シンデレラグレイにて

オグリキャップ(ウマ娘)主役の『ウマ娘シンデレラグレイ』にメジロデュレンがモデルと思われるウマ娘が登場しているが、名前は伏せられている。


史実ではオグリキャップとメジロデュレンは第8回ジャパンカップと第33回有馬記念の二度対戦している。

第8回ジャパンカップ編ではメジロデュレンにあたるウマ娘の姿が吹き出し等で隠され一切出てこない。第33回有馬記念編でメジロデュレンがモデルと思われる「8番」黒髪のウマ娘が登場し、スーパークリーク(ウマ娘)が引き起こした「事件」に関わる事になる。

らくがき8番娘


レース中では、前年の有馬を制したにもかかわらず、タマモクロスの「領域」に、推定フレッシュボイス(?)と一緒に怯む姿を晒しているが、シンデレラグレイはおおむね史実に沿ったレース結果になっているため、対戦回数の多いタマモクロスに苦手意識でもあったか、それとも前年の有馬でのサクラスターオーの件がトラウマにでもなっていたのだろうか。


史実通りスーパークリークから斜行を受ける場面では大きく姿が描かれており、おおよそ週刊連載漫画向けのデザインには見えない、作画工数の多そうなメジロ柄の勝負服のディテールが確認できる。背後のデザインも存在し、どことなく彼女の妹との繋がりが見られる勝負服である。


『ウマ娘シンデレラグレイ』では名前が伏せられてはいるものの、「いずれ本名でゲームに実装されるのでは?」と予想する声もあり、後述の通りメジロデュレンは『ウマ娘プリティーダービー』の主要キャラクターのモデルのと深く関わる馬であり、同期のメジロラモーヌとの絡みや、メジロ家の話を深堀りする上では避けて通れない立ち位置のキャラでもある。ファンは正座待機して待とう。


競走馬メジロデュレン号

1983年5月1日生まれ、父フィディオンメジロオーロラ。通算21戦6勝。

半弟に菊花賞を兄弟制覇し、さらに天皇賞(春)を連覇したメジロマックイーンがいる。

デビュー〜菊花賞制覇

1985年デビュー。2戦目の後故障し半年ほど休養。

1986年条件戦を勝ち上がり、嵐山特別を勝利、第47回菊花賞に出走する。

メジロデュレンは6番人気という評価だったが、レースではサニーライトが故障発生する中、メジロデュレンは同期の日本ダービー優勝馬ダイナガリバーを半馬身差で抜け出して勝利。GI初制覇となった。メジロ系列は、クラシック三冠競走初制覇となった。


1987年は日経新春杯で始動もフレッシュボイスに5馬身つけられ3着、その後骨折により半年ほど休養する。

10月24日のカシオペアステークスで復帰するも5着敗退。続いて鳴尾記念に2番人気で出走するも、勝利したタマモクロスに1.8秒離され、初めて掲示板外となる10着に敗れた。


波乱の有馬記念制覇

第32回有馬記念ではメジロデュレンは10番人気であった。スタートから3番人気のメリーナイスが落馬、1番人気のサクラスターオーが第3コーナーで故障発生し、有力馬の2頭が競走中止となった。メジロデュレンは、サクラスターオーが後退したことで生まれたスペースを利用して進出、最後の直線に差し掛かり、7番人気ユーワジェームスを半馬身退けて先頭で決勝線を通過した。

サクラスターオーとメリーナイスが競走中止となったアクシデントのため、インタビューを受ける村本騎手は喜びを態度に表すことができなかった。

(なお、サクラスターオーは「左前脚繋靭帯断裂および第一指関節脱臼」という予後不良級の重傷で、本来なら安楽死の処置が取られる所を馬主やファンの嘆願で治療が試みられたが、その後137日にも及ぶ壮絶な闘病の果てに衰弱してしまい、翌年5月にわずか5歳の若さで息を引き取ってしまった。)


明けて1988年、阪神大賞典4着、サンケイ大阪杯7着から天皇賞(春)に参戦するが、タマモクロスにかわされ3着。続く宝塚記念もタマモクロスに敗れて7着。秋は富士ステークス8着、第8回ジャパンカップはハナを切りレースを先導するも終盤失速し11着となった。

そして、第33回有馬記念5着が最後のレースとなった。優勝はオグリキャップ

なお、有馬記念でスーパークリークはメジロデュレンの進路を妨害したとして失格処分を受けている。


有馬記念でのゲート入りで立ち上がるなど枠入り不良と判断されて、出走停止が命じられた。停止措置が明けても出走せず、競走馬を引退した。


引退後

競走馬引退後は、北海道沙流郡門別町の門別スタリオンステーションにて種牡馬となったが、地方重賞馬を出した程度で振るわず、メジロマックイーンのように母父として成功することも無かった。


1994年を最後に種牡馬から引退。つま恋乗馬クラブで乗馬となった。さらにその後、長野県のスエトシ牧場に移され余生を送っていたが2009年10月15日に老衰のため死亡している。


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オリジナルウマ娘

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