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マルチプルタイタンパー

まるちぷるたいたんぱー

鉄道の保線用機械の一種。略してMTTまたはマルタイとも呼ばれる。一般の鉄道車両と同様にレール上を自車の車輪で自走できるが、一般的には車籍を有しない機械扱いであり、これを用いて作業を行う時には線路閉鎖が行なわれる。
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マルチプルタイタンパー(機械)

日本では、オーストリアから輸入されたプラッサー&トイラー社製のものが有名。

バラストレギュレーターと組になって列車走行に伴うレールのゆがみ(狂い)を整正するために使われる。バラスト軌道では、列車が走行すると枕木が沈降してレールがわずかにゆがむ。このゆがみは列車の乗り心地を悪化させる上、列車走行時の騒音の増加や高速走行を阻害する原因にもなり、定期的なメンテナンス(=保線)が必要である。人力で扱えるタイタンパーという小型の機械も存在する。最新の機械では、機械操作に2 - 3人、その他監視等に1 - 2人で作業でき、一般軌道では100メートルを10 - 15分程度でつき固めることができる。


機械がレールを掴んでミリ単位で持ち上げ、枕木下に隙間を設ける→ツール(爪のような部分)で砕石を突き固め、枕木下に砕石を入れることで予定の高さに線路を直していく。


またペダル操作により自走できるため作業もスムーズにできる。この作業で高さの調整(機械の構造上、高いところを低くすることはできない)と同時に左右方向の歪み(狂い)も直している。ポイント部分でも突き固めることのできる高機能なものもある。


前述したとおり、高くしすぎたからといって低くすることはできず、その場合は高いところの前後をスロープのように整正するか、人力で砕石を掘って低くする以外に方法が無い。その為機械操作をする作業員には技術力を要する。


組で運用されるため、マルタイとバラストの区別がつかないことも多々ある。

保線車 リベンジ


マルチプルタイタンパー(カールビンソン)

『宇宙家族カールビンソン』に出てくる小型ロボット。

「たいたんぱあ!!」「まるちぷるたいたんぱあ!!」と叫んでいる(と言うかそれしか言えない?)

まるちぷるたいたんぱー


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