概要
※イラスト右上
初出は「ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア（ORAS）」。
その中で、ポケモンコンテストライブ！のイベントに遭遇すると入手できるポケモンとして「おきがえピカチュウ」があるが、この姿はたくましさコンテストに特化した性能を持つ。
通常のピカチュウと比べ、覆面レスラー風のデザインとなっており、また尻尾の先が黒くなっているのが外見上の特徴である。
またおきがえ時にルチャブルの専用技である「フライングプレス」を習得可能。
英語名は"Pikachu Libre"。ルチャブル（和名）と同様、プロレスのスタイルであるルチャリブレが語源であると思われる。
原作・ORASでは尻尾の先がハート型＝♀の個体であり、公式イラストやグッズでは♀であるが、アニメでは♂として登場。
ポッ拳POKKENTOURNAMENT
アーケード・WiiU向け対戦アクションゲームである「ポッ拳」ではプレイヤーが操作するバトルポケモンとして登場。
アーケード版稼動の3ヵ月後である2015年10月、バシャーモに続いて追加となったキャラとなった。
通称は「マスピカ」「ドピカ」など。
| タイプ | スピード |
|---|---|
| バーストアタック | フライング雷迅プレス |
一見すると通常のピカチュウのキャラ変えのように見えるが、その性能は完全に別物。
通常のピカチュウが得意とした遠距離攻撃を減らし、代わりに中距離~近接向けの強力な技を多数搭載したインファイター。
つかみ攻撃やポケモン技を当ててフェイズチェンジを取ることにより、一時的に攻撃力が強化される。これにより、スピードタイプとは思えない高い火力を引き出すことが可能。確定反撃になる技や隙が大きい技も少ないため、自分のペースを相手に押し付けながらのバトルを得意とする。
共鳴ゲージの溜まりも早く、攻撃力上昇のグッドステータスを維持すると一気に自分のペースに持ってゆくことが出来る。
この他、相手の攻撃をかわすことが出来るかげぶんしん（ジャンプ、ステップ、攻撃に移行可能）や、空中にブロック判定があるスパーク、空中の相手を掴むことが出来るエレキネットなどあらゆる状況に対応した技を持つ。
同キャラ（ミラー）戦では、衣装の橙部分が青色に変化する。
ちなみに一部の技やポーズはジェイシー、キング(鉄拳)などが元ネタ。
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL
ピカチュウのカラーバリエーション（色替え）の1つとして登場。
こちらは別にダッシュファイターという訳でもないため通常のピカチュウと全くの同性能で、名前もピカチュウのまま。
一応、これに当てはまると言えよう。
ポケモンGO
GOバトルリーグのLEGEND到達時の報酬として登場。運が良ければ色違い個体も手に入る。
ランクをLEGENDまで上げるのは相当なガチ勢でもない限り極めて困難であるため、入手難易度は本作のポケモンの中でも恐らく断トツであろうと思われる。入手に運の絡む色違い個体の場合は言わずもがなである。
ただし、シーズン5およびシーズン11では、ランクアップの条件がレート制から勝ち星の累積へと変わったため、中級者でもある程度バトルに関する知識があれば入手条件を満たすことが十分可能となり、一時的にではあるが入手難易度が下がった（ただし、色違い個体は出現しない）。この時に初めてマスクド・ピカチュウを入手できたというユーザーも多かったと思われる。
通常のピカチュウとは別のアバターが用意されており、モーションも大きく異なる。性別も♀しか存在しない。
原作同様、ゲージ技で「フライングプレス」を覚えるのが最大の特徴。それ以外の技も大きく異なっており、マスクド・ピカチュウ独自の技として通常技に「あまえる」、ゲージ技に「じゃれつく」を備える。通常の個体と共通する技は、通常技が「でんきショック」、ゲージ技が「かみなりパンチ」となっている。
肝心の性能は、技が異なるだけで、種族値は通常の個体とまったく同じ。
本作にはでんきだまなどのピカチュウの技を強化するアイテムも存在しない（そもそもポケモンにアイテムを持たせることすらできないのだが）ため、バトルで活躍させるのは難しい。
LEGENDに到達した記念品程度に考えておいた方が良いだろう。
なお、これに先駆ける形で、プレイヤーアバター用の着せ替え衣装にこのマスクド・ピカチュウ風のコスチュームが追加されており、現在はランク3に到達したプレイヤーに配布されている。
余談
覆面レスラースタイル・マークにハートがある事から「レインボー・ピカ」と呼ぶ人もいるとか、いないとか。ピカチュウの耳がツインテールっぽいのもまた・・・。
ちなみにスマブラSPにはザンギエフを彷彿させるネコがいるわけだが・・・
♀のイメージが強いためか、何故か、色っぽい物やR-18のイラストが多い。
関連タグ
マスクドピカチュウ…表記ゆれ
