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ヒメほわ

6

ひめほわ

「ヒメほわ」とは『SHOWBYROCK!!』のキャラクター「マシマヒメコ」と「ほわん」のカップリングタグである。
「ヒメほわ」とは『SHOWBYROCK!!』のキャラクター「マシマヒメコ」と「ほわん」のカップリングタグである。

概要

概要

SHOWBYROCK!!』の登場キャラクター、マシマヒメコほわんのカップリング。

ふたりはバンド「ましゅまいれっしゅ!!」のメンバーであり、アニメ登場後はしばしば婦々として扱われる。(ほわヒメやほわマシとも呼ばれ、公式生放送でのスタッフの発言はほわヒメ。)


一見、ヒメコの方がほわんに対する依存心が強い様に見えるが、実はほわんの方も、負けじ劣らずにヒメコに対する依存心が強く、ヒメコが大ファンであるクリティクリスタのロージアとの対面で舞い上がっていたのが切っ掛けで、ほわんは『胸の奥がちくちくする想い』に駆られてしまっていた程。

もしかすると、ほわんの方にヤンデレの気があったりするかも…しれない?


アニメ版において

アニメ版において

決定的になったのはやはりSHOWBYROCK!!ましゅまいれっしゅ!!6話のヒロメネスからであろう。

5話で心が揺らいでしまい、暗い過去から疑心暗鬼になり荒んでいたヒメコ。

海岸沿いで二人は想いをぶつけ合い、ほわんの純粋な気持ちと優しさに心が開くシーンは涙なしには見られない。

それ以降、ほわんからのスキンシップも増し、ヒメコが言いくるめられている(ヒメコ側もまんざらでもない)場面もかなり多い。


SHOW BY ROCK!!Fes A Live版において

SHOW BY ROCK!!Fes A Live版において

イベントストーリーにおいては特に、この二人の好きの掛け合いが見られる。

ホームボイスもお互いのことについて話すことが多い。


SHOWROOMにおいて

SHOWROOMにおいて

結婚しました。(公式)


関連イラスト

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関連タグ

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SHOWBYROCK!! ほわん マシマヒメコ SHOWBYROCK!!ましゅまいれっしゅ!! Mashumairesh!! 百合 百合婦々 婦々 ほわヒメ

概要

概要

SHOWBYROCK!!』の登場キャラクター、マシマヒメコほわんのカップリング。

ふたりはバンド「ましゅまいれっしゅ!!」のメンバーであり、アニメ登場後はしばしば婦々として扱われる。(ほわヒメやほわマシとも呼ばれ、公式生放送でのスタッフの発言はほわヒメ。)


一見、ヒメコの方がほわんに対する依存心が強い様に見えるが、実はほわんの方も、負けじ劣らずにヒメコに対する依存心が強く、ヒメコが大ファンであるクリティクリスタのロージアとの対面で舞い上がっていたのが切っ掛けで、ほわんは『胸の奥がちくちくする想い』に駆られてしまっていた程。

もしかすると、ほわんの方にヤンデレの気があったりするかも…しれない?


アニメ版において

アニメ版において

決定的になったのはやはりSHOWBYROCK!!ましゅまいれっしゅ!!6話のヒロメネスからであろう。

5話で心が揺らいでしまい、暗い過去から疑心暗鬼になり荒んでいたヒメコ。

海岸沿いで二人は想いをぶつけ合い、ほわんの純粋な気持ちと優しさに心が開くシーンは涙なしには見られない。

それ以降、ほわんからのスキンシップも増し、ヒメコが言いくるめられている(ヒメコ側もまんざらでもない)場面もかなり多い。


SHOW BY ROCK!!Fes A Live版において

SHOW BY ROCK!!Fes A Live版において

イベントストーリーにおいては特に、この二人の好きの掛け合いが見られる。

ホームボイスもお互いのことについて話すことが多い。


SHOWROOMにおいて

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  • はみだしちゃうくらい

    「鮭! シャケ!」 「デルミンは鮭派です」 「私は……そういえばあんまり意識したことないや〜。鮭とシャケってなにか違うのかな?」 「単に方言なのではないでしょうか」 「そっかあ。どっちも同じものを呼んでるはずなのにちょっと違う、不思議だねぇ。どっちかにしちゃえばいいのに。でもでも、これとは逆にさ、おんなじ言葉なのにちょっと違う意味、みたいなのもあるよね」 「箸と橋、のような同音異義語のことでしょうか」 「ん〜……例えばほら、家族に感じる好きと、友だちに思う好きって、おんなじ『すき』だけど、ちょっと違うじゃん? そんな感じのやつ。鮭とシャケはどっちだって困らないけど、こっちは少し不便!」 「そうですね、そういう言葉があれば、デルミンも『友だち』の理解に苦労しなかったかもしれません。ルフユさん、なにか良い案はありますか」 「え"っ。う〜ん…………『しゅき』?」 「なるほど、さっそく実践してみましょう」 「デルミンしゅき!」 「しゅきですルフユさん」 「……」 「……」 「えへぇ」 「しゅびぃ」 *** ※住所はUnder North Zawaです。 こんばんは。 生クリーム、あんなにかわいい見た目をしておきながら、舐めるとあんなに甘くてあんなに美味しいなんて、機能美が過ぎますよね、機能美。生クリームが世界一こわい。
  • どんな夢でも

     ヒメコちゃんの寝言を聞いた。 「ほわん……まっ、て……まってよ……」  なんで目が覚めちゃったんだろう……ってぼーっとしかけてたうちは、その声を聞いてびっくりして振り向いた。ヒメコちゃんは胸に何かを詰まらせたみたいに苦しそうに眉を寄せて、うちに向かって、待って、待ってって、何回も呼び止めてた。  うちはすぐに布団から出て、「ヒメコちゃん」って静かに声を掛ける。 「ぅ……ほわん……行か、ないで……」 「ヒメコちゃん、どうしたの、うちはどこにも行かないよ」  それでも、ヒメコちゃんは顔をしかめたままだったから。ヒメコちゃんの布団の中をまさぐって、手をぎゅって握ってあげた。 「ほら、うちはここだよ。ずぅっとヒメコちゃんの近くに居るからね」  ヒメコちゃんは眠ったまま、うちの手をぎゅうぅって握って、いつまでも楽にならなかった。うちはヒメコちゃんの冷えた手をさすってあげて、名前を呼んであげて、そしたらヒメコちゃんは、一番悩ましげな顔をして──。 「ほわん……しっぽ……照り焼きソース……付いてるってばぁ……まって……」 「ほわ!!?」  うちは慌てて尻尾を見た! ──でも、尻尾はいつもみたいにふかふかしてて、もちろん照り焼きソースなんてどこにも付いてなかった。……もしかしてヒメコちゃん、それでずっとうちに「待って」って言ってたのかな。悪い夢じゃなかったならそれは良かったって思うけど……なんか、なんか……モヤモヤする……。 「ぁ……ほわん……?」  ヒメコちゃんの声がした。振り返ると、ヒメコちゃんは目をぽけっとさせて、不思議そうにうちのことを見てた。 「ヒメコちゃん、すごくうなされてたけど、大丈夫?」  そう訊いたら、ヒメコちゃんは急に寒風に吹かれたみたいにハッと身体を緊張させて、怯えた顔になって、ぽけっとしてた目を、はっきり震えさせた。 「ゆめ、みた……。ほ、ほわんが、どこかに行っちゃう夢……」  ヒメコちゃんはなんだか、一番大事な部分を忘れちゃってるみたいだった。だけど、ヒメコちゃんが怖がっちゃってるのは本当のことで、きっと、照り焼きがどうのっていうのじゃ、ヒメコちゃんを安心させてあげられないって思った。だから、うちはヒメコちゃんに強く手を引っ張られるまま、同じ布団の中に潜り込んで、優しく抱いてあげて、髪をそっと撫でてあげた。 「ずっと一緒だよ、ヒメコちゃん」 「うん」  ヒメコちゃんは小さく小さく震えたまま、うちのことを抱き枕みたいに抱き締めて、腰に回った手は、うちの尻尾をぎゅっぎゅって何回も握ってた。  今日は、うんと美味しいご飯を作ってあげようかな。うちもそんなことを思いながら、そのままふたりで、朝までくっついて眠った。 *** こんばんは。 つまりは、ほわんちゃんとマシマヒメコちゃんなんだなぁ、という想いで、毎日を過ごしています。
  • あかるいシーサイド

    しょばふぇす20話の夜の数日後のおはなしです。
  • お花のなまえ

    ちゅーりっぷ🌷 *** ※住所はUnder North Zawaです。 こんばんは。 先日のサンリオVfes、すごかったですね。私はもう大変なことになってました。 最近は色んなことに永遠を求めがちになってきています。 ほわヒメちゃんです。よろしくおねがいします。
    18,526文字pixiv小説作品
  • 消えない足跡

    アニメ6話を意識しています。あと、BD1巻予約しました。
  • Crossing-Lovers

    ましゅましゅバンドエピソードがつらすぎたので幸せにしました。マシマヒメコさん誕生日おめでとうございます。
  • Sign

    「Sign」をお題としたましゅましゅSS詰め合わせです。 ドキドキのサイン/ほわん、キラキラのサイン/マシマヒメコ、強がりのサイン/デルミン、欲張りのサイン/ルフユ、の四本立てとなっております。
  • Hug(ヒメほわ)

    ぎゅってされたいほわんちゃん。 2ページ目:【歌ってみた。】追加。動画上げてたヒメコちゃんと、それを見ちゃったほわんちゃん。 3ページ目:【神よ、愛に祝福を。】追加。ヒメコちゃん独白。
  • 泡沫

     "やっぱり"って、いつも思っちゃううちがいた。  やっぱりやさしい。やっぱりかっこいい。──まだ、ときどき夢みたいに思い出す──あの日の出会いが、うちの真ん中の真ん中のところで、ずぅーっとキラキラしてるから。  優しく笑うヒメコちゃん。かわいく拗ねるヒメコちゃん。びっくり慌てるヒメコちゃん。しっぽがバタバタ不機嫌なヒメコちゃん。耳を寝かせてしょんぼりしたヒメコちゃん。そっぽを向いて真っ赤に照れるヒメコちゃん。嬉しそうにしっぽを立てるヒメコちゃん。涙目をうちから隠すヒメコちゃん。キラキラした歌声を、お空いっぱいに響かせるヒメコちゃん。  日々を重ねて、色んなヒメコちゃんのことを知っていく。うちの中で象られた"ヒメコちゃん"っていうミューモンが、一日一日を織り紡いで、だんだん色濃く更新されてく。そうしてそのたび、まるで真ん中と答え合わせをするみたいに、"やっぱり"って噛み締めて、胸の内で抱きしめて、ヒメコちゃんのことがもっと大好きになる。いつもうちのことを気遣ってくれて、やさしくしてくれて、うちじゃ思いつかないような素敵な言葉やメロディをいくつも知っていて、すぐに照れちゃうところもあるけど、照れてても大事な言葉はちゃんと口にしてくれる。うちが初めて出会う一面だって、やっぱりうちが知ってるヒメコちゃんで、そんなヒメコちゃんだからまた、あの日のことは本当の現実の出来事だったんだっていうことを、何度も何度も、ぎゅうっとうちに信じさせる。  うちと一緒に歌ってくれる。うちの作ったごはんで喜んでくれる。ずっと隣に居てくれる。うちのことが大事って顔をしてくれる。夢みたいな毎日が、明日のもっと向こうのずっと先まで、道を続けてる。起きて、始まって、ヒメコちゃんが居て、うれしくて、幸せで、一日の最後には、「おやすみ」って、おんなじ部屋で眠ってくれる。目を瞑る瞬間だって、大好きなヒメコちゃんがカーテンを隔てたすぐ向こうに眠ってるって思うだけで、安心して自然と眠くなる。  だけど。ときどき、大好きなヒメコちゃんがほんのすぐ近くで眠ってるから、胸がドキドキして目が冴えちゃうこともあって。  ──今日は、そんな夜だった。  寝返りをする。じっと耳を澄ますと、すぅ、すぅって、ヒメコちゃんの透き通った寝息がうすく聴こえてくる。うちのほうを向いてるのかもしれない。掛け布団を静かにどかして、ゆっくり起き上がってみた。まだ聴こえる。そこにヒメコちゃんが居る。夜を乱さないようにそぉっと動いて、そぉっと床に手を付けて、そぉっと膝を進めていく。それから、カーテンの前でひと息して、胸の中で名前を呼んで、静かに、静かに、開いてみた。  ヒメコちゃんが居た。  綺麗な寝顔だった。手元の形も陰で埋まっちゃうくらいの真っ暗闇の中でも、ヒメコちゃんのことは、綺麗に並ぶまつげの先までよく見えた。ヒメコちゃんのあったかい温度が、寝顔からやさしく伝わってくる。いつもつやつやしていい匂いのする巻き髪を、ひとつに纏めて抱いていて、スラっとした指のやわく握りかけられた両手が、お顔の前で寝かされてる。もっと顔を近づけたら、ヒメコちゃんのやさしい匂いがした。やっぱり、かっこいい。桜色の雪景色だったお花見。そこで受け止めた一枚の花びらは、淡くて、ふわふわして、儚くて、静かに息づいてるみたいだった。ヒメコちゃんの寝顔は、そのひとひらに似てる気がした。ずぅっと、このまま、いつまでも、こうして見ていたいって思った。  お花が芽吹くときよりもずっと静かに、「ヒメコちゃん」って、小さな声で囁いてみる。きゅうって、胸が苦しくなった。その名前を知ってることが、声に出して呼べることが、うれしかったから。うちのしっぽがわさわさ鳴ってることに気づいた。──静かにしなきゃ! 慌てたうちは意味もないのに両手で口を抑えながら、ぎゅっと目を瞑ってぷるぷると一生懸命我慢した。おそるおそる目を開けると、ヒメコちゃんはなにも知らずにスヤスヤ寝ていた。ほっと胸に手を当てる。そしてまた、ヒメコちゃんの寝顔をじっと見つめる。夜がずっと続いてもいいって思った。そんな気持ちになるくらい、うちはドキドキしていた。でも、そうしていたら、うち、なんだか、すごく切なくなって、しっぽは我慢したのに、起こしちゃったらいけないって思ってるのに、ヒメコちゃんに触れたくなって、繋がりたくなって、ほんの少し、ほんの少しだけって思いながら、口を噤んで、息まで止めて、微かにくるまったてのひらに、指の先をそぉっと乗せた。ヒメコちゃんは眠ってる。息を取り戻す。やさしい匂いがする。ヒメコちゃんは、あたたかかった。  まだ、ドキドキは続いていたけど、うちはそれで胸がいっぱいになって、粉雪が水面に触れるくらいの優しさで、小さな「おやすみ」をヒメコちゃんに囁いたら、そぉっと戻ってお布団を被った。  そしたら、 「……ん、ぅ……」  ヒメコちゃんの声。  ──起こしちゃった……! 「……ほ…ゎん……どぉか、したの……」  ヒメコちゃんの声は、ほとんど寝言みたいに全然呂律が回ってなくて、ものすごく眠たそうで、まるで、川に揉まれた葉っぱが、流れの気まぐれで時々短く顔を出すみたいに、ヒメコちゃんの意識も、大きな眠気の中に居るみたいだった。 「ご、ごめんね、なんでもないの。ただ、ヒメコちゃん居るかなって思って……本当にそれだけなの、ごめんねヒメコちゃん……」  ヒメコちゃんはなにも言わなかった。うちは申し訳なくって、ただ耳を寝かせていた。しばらくしたら、ヒメコちゃんの寝ぼけたみたいなうめき声がして、ふやけきったような舌の感じで声が聞こえてきた。 「そ……、なんぁ、ぁったら、ぃい、なょ……」 「うん、ありがとうヒメコちゃん。おやすみなさい」 「ん……ぉゃ…み……」  そう言って、ヒメコちゃんはまたすぐに眠っちゃったみたいだった。  静かになる。うちは胸を抑えて、きゅうって丸くなる。「ヒメコちゃん」って、胸の中で名前を抱きしめた。すぐにお返事も出来ないくらい眠いのに、静かな夜にも掻き消されちゃうくらいのおやすみしか言えないのに、うちが起こしちゃったのに、ヒメコちゃんは、それでもうちに声を掛けてくれた、気にかけてくれた。  これくらいのことなら、ヒメコちゃんは毎日うちにしてくれるけど、でも、今日は元々ドキドキしてたから、いつもより苦しくて、いつもよりうれしくて、いつもより切なくて、いつもより大好きだった。  ──やっぱり、やさしい。  うちはもう、自分がどこに居るのかわからなくなりそうなくらい高鳴って、お布団をきつく抱き締めても止まらなくて、どうしようって、そう思ったけど、でも、耳を澄ますと、大好きなヒメコちゃんがすぐそばで寝ていて、だから、だんだん安心して、あったかくなって、そうして、うちは、そのうち、ねむっちゃった。 *** こんばんは。 いつなんどきも、ほわヒメ・ヒメほわを求めています。よろしくお願いします。 https://twitter.com/magemomonja?t=UUzG-Y-u5rjYQdOzESzNqg&s=09 https://marshmallow-qa.com/magemomonja
  • あさいろカラット

     「おやすみ」は、一番優しいお別れの言葉。月の響きが聴こえてきそうな静かな夜には、ときどき、お母様がそう教えてくれたことを思い出す。  眠っている間は、いつだって、誰だって、たったひとりで、思い出すことさえ出来ない暗い時間に連れていかれちゃう。幼かった私は、ある日ふと、そういう一面だけを大きく捉えて、それじゃあって、眠ることと死んじゃうことの違いがわからなくなって、怖い考えを持って、いつのまにか信じ切って、就寝の時間に自分の部屋に連れていかれるっていう、もうすぐ起こるいつもの日常を、とても恐ろしいことへと独りでに変えてしまった。いい子で居なきゃとか、そんなことある訳ないとか、幼いなりに色々心を整えようとしたけれど、幼いばかりの私は、いざそのときが来ると足がすくんで、ついには廊下の真ん中でわっと泣き出しちゃった。しばらくすると、騒ぎを聞きつけたお母様がやってきて、泣きじゃくる私の支離滅裂をちゃんと汲んでくれると、私のことを優しく抱き上げてくれて、お母様たちの寝室に連れていってくれた。  まだ記憶に新しい懐かしいベッドの温もりと、大好きな手のひらが繰り返し繰り返し私の髪を撫でつけてくれるのを感じながら、私は優しい声が降り落ちてくるのを聞いた。お母様は、私の考えを無闇に否定はしてくれなくて、だけど、でもねの後に、だから「おやすみ」を贈るのよって、あたたかく付け加えた。それは、眠っていいよって、今だけ世界とお別れしてもいいよって、あなたを許してあげる優しい言葉なのよって、次にお日さまが昇ったときに、また会うことを約束する灯火の言葉なのよって、だから大丈夫、おやすみなさいルフユ──。私が安心して眠ってしまうまで、そう子守唄のように語り続けてくれた。  電気が消える。隣のキミが布団を被る気配がする。すぐそこに居るように鈴虫が鳴きだした。楽しかった気持ちの残り火が、呼吸を穏やかに心地よくさせる。ぽつりぽつりと、交わされる言葉、笑い声、気持ち。キミの部屋の輪郭が、だんだん暗闇から滲んでくる。いつの間にか、鈴虫が鳴きやんでいた。キミからの「おやすみ」。私は応える。  私が、今日のキミの最後の記憶になって、明日のキミを最初に迎えに行くための、優しいお別れを。 「──おやすみなさい、デルミン」 *** こんばんは。 ましゅましゅ、脳みそを気持ちよくする魔法なんです。
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  • 結局寝るのは遅くなった

    イチャイチャしてるヒメほわが書きたかったやつです
  • #コンパス×ましゅまいれっしゅ!!

    Reversible Girls

    キャラが次々出るのでタグが無限に増えてどうしようかとなってます。 これからはUNZでのましゅましゅの話や、出せたらどこゆびさんたちも出す予定です。
  • The next station is .....

    マシマヒメコさんが元カレと再会する話です。
  • はじめての勇気

    お題「はじめて」でヒメほわを書きました
  • 黒が再び白に染まる刻

    闇一番イベの終わり方が消化不良な終わり方だったので、ほわんがMIDICITYを救う結末前提でほわヒメが再び手を繋ぎ直した話を書き連ねてみました。久しぶりのSSですがよろしくお願いします。
  • ちょっとずつでも知りたいの

    ヒメほわとデルフユ(未満)
  • あったかいの、丸ごと

    風邪を引いたほわんに、ヒメコがお粥を作ってあげる話。 初のしょばSSです。ほわひめです。 解釈違いとか苦情は受け付けません。 _あたしも今日は、素直になっとこう。 【作者より】 某捻れた世界の民の皆様は驚かれたことでしょう。 初の某作以外の小説を、遂に書いてみました。 夢でも腐でもなく、まさかの百合。実は作者は可愛い女の子が何よりも好き。 夢も、夢女というよりは夢おじという(勝手に自作した)部類で、こじらせNL厨って感じなわけで、本来h(以下省略) えー、私はほわヒメ表記派で無自覚攻めほわが居たら、それに赤面しまくりなマシマがいたら、大層可愛いだろうなと。 いつも通り、思いつきでパーッと書いたものなので色々指摘されるようなところはあるやも。 特にこれといった注意書きなどありませんが、解釈違いだー!お前にわかだろー!などの苦情は一切受け付けません。 少しでも、この幸せほわほわ空間が皆様の心に、メロディシアンに届きますように。 ☟マシュマロ☟ https://marshmallow-qa.com/none_3333ane?utm_medium=url_text&utm_source=promotion
  • 触れてみたいなんて言えなくて

    マシマヒメコのすーぱーぬこわーるどを聞いて ほわんちゃんの感情豊かな尻尾is可愛い

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ヒメほわ

6

ひめほわ

「ヒメほわ」とは『SHOWBYROCK!!』のキャラクター「マシマヒメコ」と「ほわん」のカップリングタグである。
「ヒメほわ」とは『SHOWBYROCK!!』のキャラクター「マシマヒメコ」と「ほわん」のカップリングタグである。

概要

概要

SHOWBYROCK!!』の登場キャラクター、マシマヒメコほわんのカップリング。

ふたりはバンド「ましゅまいれっしゅ!!」のメンバーであり、アニメ登場後はしばしば婦々として扱われる。(ほわヒメやほわマシとも呼ばれ、公式生放送でのスタッフの発言はほわヒメ。)


一見、ヒメコの方がほわんに対する依存心が強い様に見えるが、実はほわんの方も、負けじ劣らずにヒメコに対する依存心が強く、ヒメコが大ファンであるクリティクリスタのロージアとの対面で舞い上がっていたのが切っ掛けで、ほわんは『胸の奥がちくちくする想い』に駆られてしまっていた程。

もしかすると、ほわんの方にヤンデレの気があったりするかも…しれない?


アニメ版において

アニメ版において

決定的になったのはやはりSHOWBYROCK!!ましゅまいれっしゅ!!6話のヒロメネスからであろう。

5話で心が揺らいでしまい、暗い過去から疑心暗鬼になり荒んでいたヒメコ。

海岸沿いで二人は想いをぶつけ合い、ほわんの純粋な気持ちと優しさに心が開くシーンは涙なしには見られない。

それ以降、ほわんからのスキンシップも増し、ヒメコが言いくるめられている(ヒメコ側もまんざらでもない)場面もかなり多い。


SHOW BY ROCK!!Fes A Live版において

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イベントストーリーにおいては特に、この二人の好きの掛け合いが見られる。

ホームボイスもお互いのことについて話すことが多い。


SHOWROOMにおいて

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関連イラスト

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関連タグ

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SHOWBYROCK!! ほわん マシマヒメコ SHOWBYROCK!!ましゅまいれっしゅ!! Mashumairesh!! 百合 百合婦々 婦々 ほわヒメ

概要

概要

SHOWBYROCK!!』の登場キャラクター、マシマヒメコほわんのカップリング。

ふたりはバンド「ましゅまいれっしゅ!!」のメンバーであり、アニメ登場後はしばしば婦々として扱われる。(ほわヒメやほわマシとも呼ばれ、公式生放送でのスタッフの発言はほわヒメ。)


一見、ヒメコの方がほわんに対する依存心が強い様に見えるが、実はほわんの方も、負けじ劣らずにヒメコに対する依存心が強く、ヒメコが大ファンであるクリティクリスタのロージアとの対面で舞い上がっていたのが切っ掛けで、ほわんは『胸の奥がちくちくする想い』に駆られてしまっていた程。

もしかすると、ほわんの方にヤンデレの気があったりするかも…しれない?


アニメ版において

アニメ版において

決定的になったのはやはりSHOWBYROCK!!ましゅまいれっしゅ!!6話のヒロメネスからであろう。

5話で心が揺らいでしまい、暗い過去から疑心暗鬼になり荒んでいたヒメコ。

海岸沿いで二人は想いをぶつけ合い、ほわんの純粋な気持ちと優しさに心が開くシーンは涙なしには見られない。

それ以降、ほわんからのスキンシップも増し、ヒメコが言いくるめられている(ヒメコ側もまんざらでもない)場面もかなり多い。


SHOW BY ROCK!!Fes A Live版において

SHOW BY ROCK!!Fes A Live版において

イベントストーリーにおいては特に、この二人の好きの掛け合いが見られる。

ホームボイスもお互いのことについて話すことが多い。


SHOWROOMにおいて

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結婚しました。(公式)


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  • はみだしちゃうくらい

    「鮭! シャケ!」 「デルミンは鮭派です」 「私は……そういえばあんまり意識したことないや〜。鮭とシャケってなにか違うのかな?」 「単に方言なのではないでしょうか」 「そっかあ。どっちも同じものを呼んでるはずなのにちょっと違う、不思議だねぇ。どっちかにしちゃえばいいのに。でもでも、これとは逆にさ、おんなじ言葉なのにちょっと違う意味、みたいなのもあるよね」 「箸と橋、のような同音異義語のことでしょうか」 「ん〜……例えばほら、家族に感じる好きと、友だちに思う好きって、おんなじ『すき』だけど、ちょっと違うじゃん? そんな感じのやつ。鮭とシャケはどっちだって困らないけど、こっちは少し不便!」 「そうですね、そういう言葉があれば、デルミンも『友だち』の理解に苦労しなかったかもしれません。ルフユさん、なにか良い案はありますか」 「え"っ。う〜ん…………『しゅき』?」 「なるほど、さっそく実践してみましょう」 「デルミンしゅき!」 「しゅきですルフユさん」 「……」 「……」 「えへぇ」 「しゅびぃ」 *** ※住所はUnder North Zawaです。 こんばんは。 生クリーム、あんなにかわいい見た目をしておきながら、舐めるとあんなに甘くてあんなに美味しいなんて、機能美が過ぎますよね、機能美。生クリームが世界一こわい。
  • どんな夢でも

     ヒメコちゃんの寝言を聞いた。 「ほわん……まっ、て……まってよ……」  なんで目が覚めちゃったんだろう……ってぼーっとしかけてたうちは、その声を聞いてびっくりして振り向いた。ヒメコちゃんは胸に何かを詰まらせたみたいに苦しそうに眉を寄せて、うちに向かって、待って、待ってって、何回も呼び止めてた。  うちはすぐに布団から出て、「ヒメコちゃん」って静かに声を掛ける。 「ぅ……ほわん……行か、ないで……」 「ヒメコちゃん、どうしたの、うちはどこにも行かないよ」  それでも、ヒメコちゃんは顔をしかめたままだったから。ヒメコちゃんの布団の中をまさぐって、手をぎゅって握ってあげた。 「ほら、うちはここだよ。ずぅっとヒメコちゃんの近くに居るからね」  ヒメコちゃんは眠ったまま、うちの手をぎゅうぅって握って、いつまでも楽にならなかった。うちはヒメコちゃんの冷えた手をさすってあげて、名前を呼んであげて、そしたらヒメコちゃんは、一番悩ましげな顔をして──。 「ほわん……しっぽ……照り焼きソース……付いてるってばぁ……まって……」 「ほわ!!?」  うちは慌てて尻尾を見た! ──でも、尻尾はいつもみたいにふかふかしてて、もちろん照り焼きソースなんてどこにも付いてなかった。……もしかしてヒメコちゃん、それでずっとうちに「待って」って言ってたのかな。悪い夢じゃなかったならそれは良かったって思うけど……なんか、なんか……モヤモヤする……。 「ぁ……ほわん……?」  ヒメコちゃんの声がした。振り返ると、ヒメコちゃんは目をぽけっとさせて、不思議そうにうちのことを見てた。 「ヒメコちゃん、すごくうなされてたけど、大丈夫?」  そう訊いたら、ヒメコちゃんは急に寒風に吹かれたみたいにハッと身体を緊張させて、怯えた顔になって、ぽけっとしてた目を、はっきり震えさせた。 「ゆめ、みた……。ほ、ほわんが、どこかに行っちゃう夢……」  ヒメコちゃんはなんだか、一番大事な部分を忘れちゃってるみたいだった。だけど、ヒメコちゃんが怖がっちゃってるのは本当のことで、きっと、照り焼きがどうのっていうのじゃ、ヒメコちゃんを安心させてあげられないって思った。だから、うちはヒメコちゃんに強く手を引っ張られるまま、同じ布団の中に潜り込んで、優しく抱いてあげて、髪をそっと撫でてあげた。 「ずっと一緒だよ、ヒメコちゃん」 「うん」  ヒメコちゃんは小さく小さく震えたまま、うちのことを抱き枕みたいに抱き締めて、腰に回った手は、うちの尻尾をぎゅっぎゅって何回も握ってた。  今日は、うんと美味しいご飯を作ってあげようかな。うちもそんなことを思いながら、そのままふたりで、朝までくっついて眠った。 *** こんばんは。 つまりは、ほわんちゃんとマシマヒメコちゃんなんだなぁ、という想いで、毎日を過ごしています。
  • あかるいシーサイド

    しょばふぇす20話の夜の数日後のおはなしです。
  • お花のなまえ

    ちゅーりっぷ🌷 *** ※住所はUnder North Zawaです。 こんばんは。 先日のサンリオVfes、すごかったですね。私はもう大変なことになってました。 最近は色んなことに永遠を求めがちになってきています。 ほわヒメちゃんです。よろしくおねがいします。
    18,526文字pixiv小説作品
  • 消えない足跡

    アニメ6話を意識しています。あと、BD1巻予約しました。
  • Crossing-Lovers

    ましゅましゅバンドエピソードがつらすぎたので幸せにしました。マシマヒメコさん誕生日おめでとうございます。
  • Sign

    「Sign」をお題としたましゅましゅSS詰め合わせです。 ドキドキのサイン/ほわん、キラキラのサイン/マシマヒメコ、強がりのサイン/デルミン、欲張りのサイン/ルフユ、の四本立てとなっております。
  • Hug(ヒメほわ)

    ぎゅってされたいほわんちゃん。 2ページ目:【歌ってみた。】追加。動画上げてたヒメコちゃんと、それを見ちゃったほわんちゃん。 3ページ目:【神よ、愛に祝福を。】追加。ヒメコちゃん独白。
  • 泡沫

     "やっぱり"って、いつも思っちゃううちがいた。  やっぱりやさしい。やっぱりかっこいい。──まだ、ときどき夢みたいに思い出す──あの日の出会いが、うちの真ん中の真ん中のところで、ずぅーっとキラキラしてるから。  優しく笑うヒメコちゃん。かわいく拗ねるヒメコちゃん。びっくり慌てるヒメコちゃん。しっぽがバタバタ不機嫌なヒメコちゃん。耳を寝かせてしょんぼりしたヒメコちゃん。そっぽを向いて真っ赤に照れるヒメコちゃん。嬉しそうにしっぽを立てるヒメコちゃん。涙目をうちから隠すヒメコちゃん。キラキラした歌声を、お空いっぱいに響かせるヒメコちゃん。  日々を重ねて、色んなヒメコちゃんのことを知っていく。うちの中で象られた"ヒメコちゃん"っていうミューモンが、一日一日を織り紡いで、だんだん色濃く更新されてく。そうしてそのたび、まるで真ん中と答え合わせをするみたいに、"やっぱり"って噛み締めて、胸の内で抱きしめて、ヒメコちゃんのことがもっと大好きになる。いつもうちのことを気遣ってくれて、やさしくしてくれて、うちじゃ思いつかないような素敵な言葉やメロディをいくつも知っていて、すぐに照れちゃうところもあるけど、照れてても大事な言葉はちゃんと口にしてくれる。うちが初めて出会う一面だって、やっぱりうちが知ってるヒメコちゃんで、そんなヒメコちゃんだからまた、あの日のことは本当の現実の出来事だったんだっていうことを、何度も何度も、ぎゅうっとうちに信じさせる。  うちと一緒に歌ってくれる。うちの作ったごはんで喜んでくれる。ずっと隣に居てくれる。うちのことが大事って顔をしてくれる。夢みたいな毎日が、明日のもっと向こうのずっと先まで、道を続けてる。起きて、始まって、ヒメコちゃんが居て、うれしくて、幸せで、一日の最後には、「おやすみ」って、おんなじ部屋で眠ってくれる。目を瞑る瞬間だって、大好きなヒメコちゃんがカーテンを隔てたすぐ向こうに眠ってるって思うだけで、安心して自然と眠くなる。  だけど。ときどき、大好きなヒメコちゃんがほんのすぐ近くで眠ってるから、胸がドキドキして目が冴えちゃうこともあって。  ──今日は、そんな夜だった。  寝返りをする。じっと耳を澄ますと、すぅ、すぅって、ヒメコちゃんの透き通った寝息がうすく聴こえてくる。うちのほうを向いてるのかもしれない。掛け布団を静かにどかして、ゆっくり起き上がってみた。まだ聴こえる。そこにヒメコちゃんが居る。夜を乱さないようにそぉっと動いて、そぉっと床に手を付けて、そぉっと膝を進めていく。それから、カーテンの前でひと息して、胸の中で名前を呼んで、静かに、静かに、開いてみた。  ヒメコちゃんが居た。  綺麗な寝顔だった。手元の形も陰で埋まっちゃうくらいの真っ暗闇の中でも、ヒメコちゃんのことは、綺麗に並ぶまつげの先までよく見えた。ヒメコちゃんのあったかい温度が、寝顔からやさしく伝わってくる。いつもつやつやしていい匂いのする巻き髪を、ひとつに纏めて抱いていて、スラっとした指のやわく握りかけられた両手が、お顔の前で寝かされてる。もっと顔を近づけたら、ヒメコちゃんのやさしい匂いがした。やっぱり、かっこいい。桜色の雪景色だったお花見。そこで受け止めた一枚の花びらは、淡くて、ふわふわして、儚くて、静かに息づいてるみたいだった。ヒメコちゃんの寝顔は、そのひとひらに似てる気がした。ずぅっと、このまま、いつまでも、こうして見ていたいって思った。  お花が芽吹くときよりもずっと静かに、「ヒメコちゃん」って、小さな声で囁いてみる。きゅうって、胸が苦しくなった。その名前を知ってることが、声に出して呼べることが、うれしかったから。うちのしっぽがわさわさ鳴ってることに気づいた。──静かにしなきゃ! 慌てたうちは意味もないのに両手で口を抑えながら、ぎゅっと目を瞑ってぷるぷると一生懸命我慢した。おそるおそる目を開けると、ヒメコちゃんはなにも知らずにスヤスヤ寝ていた。ほっと胸に手を当てる。そしてまた、ヒメコちゃんの寝顔をじっと見つめる。夜がずっと続いてもいいって思った。そんな気持ちになるくらい、うちはドキドキしていた。でも、そうしていたら、うち、なんだか、すごく切なくなって、しっぽは我慢したのに、起こしちゃったらいけないって思ってるのに、ヒメコちゃんに触れたくなって、繋がりたくなって、ほんの少し、ほんの少しだけって思いながら、口を噤んで、息まで止めて、微かにくるまったてのひらに、指の先をそぉっと乗せた。ヒメコちゃんは眠ってる。息を取り戻す。やさしい匂いがする。ヒメコちゃんは、あたたかかった。  まだ、ドキドキは続いていたけど、うちはそれで胸がいっぱいになって、粉雪が水面に触れるくらいの優しさで、小さな「おやすみ」をヒメコちゃんに囁いたら、そぉっと戻ってお布団を被った。  そしたら、 「……ん、ぅ……」  ヒメコちゃんの声。  ──起こしちゃった……! 「……ほ…ゎん……どぉか、したの……」  ヒメコちゃんの声は、ほとんど寝言みたいに全然呂律が回ってなくて、ものすごく眠たそうで、まるで、川に揉まれた葉っぱが、流れの気まぐれで時々短く顔を出すみたいに、ヒメコちゃんの意識も、大きな眠気の中に居るみたいだった。 「ご、ごめんね、なんでもないの。ただ、ヒメコちゃん居るかなって思って……本当にそれだけなの、ごめんねヒメコちゃん……」  ヒメコちゃんはなにも言わなかった。うちは申し訳なくって、ただ耳を寝かせていた。しばらくしたら、ヒメコちゃんの寝ぼけたみたいなうめき声がして、ふやけきったような舌の感じで声が聞こえてきた。 「そ……、なんぁ、ぁったら、ぃい、なょ……」 「うん、ありがとうヒメコちゃん。おやすみなさい」 「ん……ぉゃ…み……」  そう言って、ヒメコちゃんはまたすぐに眠っちゃったみたいだった。  静かになる。うちは胸を抑えて、きゅうって丸くなる。「ヒメコちゃん」って、胸の中で名前を抱きしめた。すぐにお返事も出来ないくらい眠いのに、静かな夜にも掻き消されちゃうくらいのおやすみしか言えないのに、うちが起こしちゃったのに、ヒメコちゃんは、それでもうちに声を掛けてくれた、気にかけてくれた。  これくらいのことなら、ヒメコちゃんは毎日うちにしてくれるけど、でも、今日は元々ドキドキしてたから、いつもより苦しくて、いつもよりうれしくて、いつもより切なくて、いつもより大好きだった。  ──やっぱり、やさしい。  うちはもう、自分がどこに居るのかわからなくなりそうなくらい高鳴って、お布団をきつく抱き締めても止まらなくて、どうしようって、そう思ったけど、でも、耳を澄ますと、大好きなヒメコちゃんがすぐそばで寝ていて、だから、だんだん安心して、あったかくなって、そうして、うちは、そのうち、ねむっちゃった。 *** こんばんは。 いつなんどきも、ほわヒメ・ヒメほわを求めています。よろしくお願いします。 https://twitter.com/magemomonja?t=UUzG-Y-u5rjYQdOzESzNqg&s=09 https://marshmallow-qa.com/magemomonja
  • あさいろカラット

     「おやすみ」は、一番優しいお別れの言葉。月の響きが聴こえてきそうな静かな夜には、ときどき、お母様がそう教えてくれたことを思い出す。  眠っている間は、いつだって、誰だって、たったひとりで、思い出すことさえ出来ない暗い時間に連れていかれちゃう。幼かった私は、ある日ふと、そういう一面だけを大きく捉えて、それじゃあって、眠ることと死んじゃうことの違いがわからなくなって、怖い考えを持って、いつのまにか信じ切って、就寝の時間に自分の部屋に連れていかれるっていう、もうすぐ起こるいつもの日常を、とても恐ろしいことへと独りでに変えてしまった。いい子で居なきゃとか、そんなことある訳ないとか、幼いなりに色々心を整えようとしたけれど、幼いばかりの私は、いざそのときが来ると足がすくんで、ついには廊下の真ん中でわっと泣き出しちゃった。しばらくすると、騒ぎを聞きつけたお母様がやってきて、泣きじゃくる私の支離滅裂をちゃんと汲んでくれると、私のことを優しく抱き上げてくれて、お母様たちの寝室に連れていってくれた。  まだ記憶に新しい懐かしいベッドの温もりと、大好きな手のひらが繰り返し繰り返し私の髪を撫でつけてくれるのを感じながら、私は優しい声が降り落ちてくるのを聞いた。お母様は、私の考えを無闇に否定はしてくれなくて、だけど、でもねの後に、だから「おやすみ」を贈るのよって、あたたかく付け加えた。それは、眠っていいよって、今だけ世界とお別れしてもいいよって、あなたを許してあげる優しい言葉なのよって、次にお日さまが昇ったときに、また会うことを約束する灯火の言葉なのよって、だから大丈夫、おやすみなさいルフユ──。私が安心して眠ってしまうまで、そう子守唄のように語り続けてくれた。  電気が消える。隣のキミが布団を被る気配がする。すぐそこに居るように鈴虫が鳴きだした。楽しかった気持ちの残り火が、呼吸を穏やかに心地よくさせる。ぽつりぽつりと、交わされる言葉、笑い声、気持ち。キミの部屋の輪郭が、だんだん暗闇から滲んでくる。いつの間にか、鈴虫が鳴きやんでいた。キミからの「おやすみ」。私は応える。  私が、今日のキミの最後の記憶になって、明日のキミを最初に迎えに行くための、優しいお別れを。 「──おやすみなさい、デルミン」 *** こんばんは。 ましゅましゅ、脳みそを気持ちよくする魔法なんです。
    10,516文字pixiv小説作品
  • 結局寝るのは遅くなった

    イチャイチャしてるヒメほわが書きたかったやつです
  • #コンパス×ましゅまいれっしゅ!!

    Reversible Girls

    キャラが次々出るのでタグが無限に増えてどうしようかとなってます。 これからはUNZでのましゅましゅの話や、出せたらどこゆびさんたちも出す予定です。
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    マシマヒメコさんが元カレと再会する話です。
  • はじめての勇気

    お題「はじめて」でヒメほわを書きました
  • 黒が再び白に染まる刻

    闇一番イベの終わり方が消化不良な終わり方だったので、ほわんがMIDICITYを救う結末前提でほわヒメが再び手を繋ぎ直した話を書き連ねてみました。久しぶりのSSですがよろしくお願いします。
  • ちょっとずつでも知りたいの

    ヒメほわとデルフユ(未満)
  • あったかいの、丸ごと

    風邪を引いたほわんに、ヒメコがお粥を作ってあげる話。 初のしょばSSです。ほわひめです。 解釈違いとか苦情は受け付けません。 _あたしも今日は、素直になっとこう。 【作者より】 某捻れた世界の民の皆様は驚かれたことでしょう。 初の某作以外の小説を、遂に書いてみました。 夢でも腐でもなく、まさかの百合。実は作者は可愛い女の子が何よりも好き。 夢も、夢女というよりは夢おじという(勝手に自作した)部類で、こじらせNL厨って感じなわけで、本来h(以下省略) えー、私はほわヒメ表記派で無自覚攻めほわが居たら、それに赤面しまくりなマシマがいたら、大層可愛いだろうなと。 いつも通り、思いつきでパーッと書いたものなので色々指摘されるようなところはあるやも。 特にこれといった注意書きなどありませんが、解釈違いだー!お前にわかだろー!などの苦情は一切受け付けません。 少しでも、この幸せほわほわ空間が皆様の心に、メロディシアンに届きますように。 ☟マシュマロ☟ https://marshmallow-qa.com/none_3333ane?utm_medium=url_text&utm_source=promotion
  • 触れてみたいなんて言えなくて

    マシマヒメコのすーぱーぬこわーるどを聞いて ほわんちゃんの感情豊かな尻尾is可愛い

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