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ヒイラギユズリハ双子シリーズ

ひいらぎゆずりはふたごしりーず

ヒイラギユズリハ双子シリーズとはYouTubeチャンネル「エトラちゃんは見た!」のストーリーの1つ。
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概要

YouTubeチャンネル「エトラちゃんは見た!」で展開しているシリーズ作品で、本チャンネルではこれまでもストーリーが繋がっている作品はわずかながらあったのだが(詳細は本記事の「シリーズもの」参照)、全て案件が絡んだ回である上、3作品以上続いた回はなかった。

23年5月1日に本シリーズの1作目が初投稿された時は、シリーズ化の報せはなかったのだが、その2ヶ月半後に2作目が投稿され、「ヒイラギユズリハ双子シリーズ」のハッシュタグが作られた事でシリーズ化が確定した。


ストーリー

母親のユリを異常に愛する双子のヒイラギとユズリハが、母親に近寄る虫(=男)や母に危害を加える者を追い払おうと奮闘する話…なのだが、殆どが双子の思い込みによるドタバタ劇で、シリアスな内容も多い本チャンネルではコメディ路線の内容である。

しかし双子の父でユリの元夫のアカマツとの離婚の経緯などにスカッと系の要素も取り入れられている。


シリーズ一覧・あらすじ

現状、全ての回で主役はヒイラギだが、5話目のタイトルコールはツツジで、概要欄はユズリハ視点のものになっている。

1話

あらすじ

母親のユリを溺愛するヒイラギとユズリハだったが、ユリが地味な格好しないのを不思議に思っていた。そこで誕生日にワンピースをプレゼントしたところ、ユリは感激して号泣し、地味な格好の原因は元夫の心無い言葉だった事を2人に打ち明け、これからは2人の為に綺麗な格好をする事を誓う。着飾るユリの可愛さに悩殺された双子はユリに言い寄る男が現れる事を危惧して、ユリを不幸にするなら返り討ちにしてやると意気込みのだった。


2話

あらすじ

うっかりマグカップを2つ割ってしまったユリ。その直後にユリの家に現れた怪しげな女。一方双子はユリが休日に家を空ける事を不審に思い、恋人の存在を疑いユリを尾行するとユリは先の怪しげな女、アザミと会っていた。男ではないと安心したのも束の間、アザミはユリに壺を売りつけようとしており、怪しんだ2人は次の休日にアザミの元に向かったが、そこはアザミが開いている陶芸教室で、壺はユリの作った物をアザミが譲り受けていて、2人に教室通いを内緒にしていたのは、2人のマグカップを割ってしまった為、サプライズで手作りマグカップを作る為だった。


3話

あらすじ

ユリに来客を知らされ、現れたのは金髪極悪ヅラの男タチバナ。憤る2人を余所にタチバナは一家の家に住み着く事に。ユリとタチバナを別れされようと画策する双子だったが、上手く行かずユズリハがタチバナを誘惑する作戦を取ろうとしたが、逆にユズリハがタチバナに惚れ込んで作戦失敗してしまい、憤ったヒイラギがタチバナ喰ってかかったところ、タチバナが従兄でありユリとは付き合っていない事が判明。双子はすっかりタチバナに絆され、ユズリハに至ってはタチバナとの結婚願望を語る程で、ヒイラギに馬鹿にされ、喧嘩してしまうのだった。


4話

あらすじ

下校時にユリが、元夫のアカマツと会っているのを目撃してしまう双子。その数日後にユリが恋人らしき人物と電話しているのを見て、その相手がアカマツなのでは思い、様子をうかがっていた。そこにアカマツが双子の前に現れ、何度も2人を誘おうとしてきたのでその度逃げていた。そんな時にユリが会わせたい人がいると出掛けた先でアカマツと遭遇し、そこでユリの相手はアカマツではない事が判明。アカマツがユリに絡んだところに現れた男性が親子を助ける。その男性こそがユリの交際相手のクロキで、ユズリハの誇張&嘘泣きによる援護射撃もあって、アカマツは警察に突き出され親子に対しての接近禁止が出される。

その後双子はクロキと度々会う様になり、その人柄を見て悔しいが見守ろうと誓うのだった。


5話

あらすじ

図工室に飾られている百合の花の絵を眺める1人の少女。一方、帰宅したヒイラギはユズリハがユリの子供の頃の写真を貰っていたのを知り、自分もユリから写真を貰い受ける。次の日の登校時に写真を眺めながらニヤつていたのをユズリハから外聞を気にしろと忠告され、喧嘩していたところを写真が風に飛ばされ、下級生の女の子に拾われる。照れて逃げ出す女の子の様子に察するユズリハだったが、当のヒイラギは気付かず。

放課後、夕食は餃子と聞いて急いで帰ろうとするヒイラギだったが、朝の女の子が泣いているのを見て話し掛けると、母親から貰ったお守りを失くしたと聞かされる。早く帰宅したいヒイラギだったが、母親の事を持ち出されて放っておけず、お守り探しを手伝う事に。しかし夕方になっても見つからず、困っていたところにお守りを咥えた散歩中の犬を見掛けて向かうヒイラギ。

日が暮れてからようやく帰宅して、心配したユリに迎えられるヒイラギ。その次の日に玄関に昨日の女の子がいて、ヒイラギに助けられたお礼に百合の花と絵を渡される。ユリには褒められ、女の子の気持ちを察したユズリハから軽口を叩かれるも、当のヒイラギは女の子の想いに気付かず、その事をユズリハにからかわれ、また言い争いになるのだった。そして女の子はヒイラギが持っていた写真のユリに「負けないもん!」と対抗心を燃やすのだった。


登場人物

本シリーズの主人公の小学生4年生で双子の兄。この作品を彷彿させると視聴者から言われる程、母親のユリを溺愛している

子供時のヒイラギは大人しく子供らしい性格の時と、大人時の癖の強さそのままの子供らしからぬ性格や知性をしている時(大人っぽさと子供らしさが折衷している場合も)があるが、本シリーズは後者の性格で、『パーフェクトな男』の例えに大人の自分の姿を使う辺り、普段は大人びた性格の時でも子供時にはあまり見せないナルシストキャラも既に出来上がっている。かなり毒舌で特に妹に対しては容赦なく暴言を吐き、母親の事で敵認定した相手に「いっそ◯すか!?」と物騒な発言をする事も。

しかし母親絡みになるとすぐ勘違いしたり、話を聞かなかったりして、ズレた行動を取っており、また母親の為にあえて子供らしい振る舞いをしたり、ユズリハが言った「女心と秋の空」を知らなかったりと、子供らしい隙を見せる事も。ユズリハのお色気作戦に腹を抱えて笑ってゴムで攻撃されたり、外でも構わず喧嘩したりとユズリハとのやり取りも子供そのものである。兄ではあるが先の「女心と~」や5話目でのツツジの事などを見ても、知性や強かさは基本的にユズリハの方が上で、そのせいかユズリハに押され気味である。恋愛面に関してもませているユズリハとは違い、他人からの好意に鈍感な面があり、その辺りは母親似と言える。

割と分別はあり、母親の気になる兆候に対しても基本的に見守るスタンスを取っている(よくユズリハ共々尾行もしているが)。


ヒイラギの双子の妹でもう1人の主人公的存在。兄同様、母親に異常な愛を抱いている反面、ヒイラギとは似た者同士で折り合いが悪く、2人の小競り合いは本シリーズのお約束となっている。

子供らしい性格の役柄も多いヒイラギと比べて、本シリーズ以外でも子役時に、子供らしからぬ賢さや強かさを見せる事が多いせいか、妹だがヒイラギよりも精神的に成熟しており、ここぞという時にヒイラギを見捨てたり、アカマツを嵌める為に誇張した内容を言いながら嘘泣きしたりと強かを見せており、ヒイラギも呆れたり、タジタジになってしまう程である。またヒイラギ同様かなり口が悪く、兄に対しても日頃から暴言を吐いており、ユリを傷付けた父親のアカマツに対して「ぶっ飛ばして燃やしてやりたい」と怒りを露わにして、ヒイラギに引かれている。

鈍感な面のあるヒイラギと違って、恋愛面や対人関係もませており、ヒイラギに好意を寄せるツツジの姿にもすぐ気付いている。外聞を気にしろとヒイラギに忠告する辺り、外面がいいのか月一で告白されているらしい。3話で登場したユリの従兄のタチバナに惚れており、5話目でもユリとタチバナの子供の頃を見て、ユリだけでなくタチバナにもデレデレになっている。

ヒイラギ以上に大人びて見えるが、やはり本質的には子供であり、ヒイラギ同様、母親絡みだと勘違いや思い込みが多く、子供なのにお色気作戦という無理のある行動を取ろうとしてヒイラギに馬鹿にされた上、逆に自分がターゲットのタチバナに惚れてしまったりと隙のある面も。

ヒイラギとは2人揃って仲が悪いと言い切っており、実際喧嘩や小競り合いも多いが、母親を守る為に2人で毎回作戦を立てたり、尾行などの行動力を見せたりと、ここぞという時のチームワークは凄く、完全な不仲というよりは喧嘩するほど仲がいいといった方が近い。


双子の母親で本シリーズのメインヒロイン(?)。双子から明らかに子供としては異常な愛情を掛けられているが、それに気付かない程のユリらしい天然キャラである。しかし元夫のアカマツから言われた心無い言葉に傷付き、以降10年近くお洒落をする事が出来なくなってしまう繊細な面も。双子の欲目を差し引いても、朗らかで優しく、鈍感という欠点はあるものの、母親としても申し分ない女性である。その為か双子以外の周囲からも愛されており、じいじやタチバナら親戚からは溺愛され、同僚のアザミからは変態じみた感情を向けられていたりと、元夫以外との人間関係は良好である。


ユリの祖父で通称「じいじ」。ユリに代わって双子の面倒も見てくれる好々爺だが、アカマツとの離婚時はユリ曰くきっ………ちりケジメをつけてくれたらしく、その話を聞いた双子からも「じいじ、怒らせると世界一怖いもんね」と言われる程、怒らせると怖いという認識らしい。優しさと怖さを併せ持ったカツラらしい役柄と言える。


2話目で登場したユリの同僚。休日に陶芸教室を開いており、ユリが双子に秘密でそこに通っていた事が誤解の元になっている。双子がユリとのやり取りだけで不審者認定してしまう程、怪しげな雰囲気だが、実際は善良な人物である。しかし陶芸オタクな上、怪しげな自分にも親しくしてくれるユリに、変態じみた感情を抱いており、陶器を作るユリの姿に悶える姿を見た双子から変態性を気付かれ、打ち解けた筈だったに警戒されてしまっている。


3話目で登場したユリの従兄。転職による引っ越し&有給消化の為に休職していた最中に、火事で自室が駄目になってしまった為、ユリの家で世話になる事に。顔は怖いが気さくでまめな好人物で、ユリの離婚時にも支えになっており、その為ユリの元旦那を許していないと憤っている。双子からは当初は(2人が話を聞いていなかった事や、昔会っていた事を覚えていなかった事もあって)敵意を抱かれていたが、ヒイラギはユリの元夫に憤る姿を見て信用できると気を許し、良い漢だと認めており、ユズリハからは完全に惚れられている。

5話目では幼少期の写真とイメージのみ登場。また1話目でアカマツに憤る親戚の中に中年のタチバナがいたが、3話で登場した家系図ではユリやタチバナの両親はモブキャラになっている。


ユリの元夫で双子の父親。しかし浮気の末にユリに「綺麗にしてないお前に魅力を感じない」「育児で女捨てた姿に冷めた」という酷い言葉を掛けてトラウマを植え付けている。存在自体は1話目から語られていたが、4話目でついに登場(まともな職に付けず、極貧で借金取りにも追われていたりと碌な生活を送ってなかったせいか、若い姿のユリと違って中年姿になっている)し、双子とユリに取り入ろうとしていたが、接近禁止令が出されてしまう。小物だがこのシリーズでは現状唯一の悪役キャラ。


4話目で登場したユリの交際相手で勤め先の社長。ヒイラギが「優しいしイケメンだし気遣いも百点で悪くない」と認め、ユズリハもユリといる時の楽しそうな姿や、ユリがお洒落をしだす前から交際していた事などから、辛口の双子からも信用が置ける男性と見なされている。


5話で登場した双子の学校の下級生の女の子。母親から貰ったお守りを失くして泣いていたところをヒイラギに助けられた。実はヒイラギの事が好きで、助けられる前からヒイラギが描いた百合の絵を見て気になっている姿やヒイラギの写真を拾った際に、話し掛けられて照れて逃げ出す姿が見られる。ユズリハはツツジの様子を見てその想いに気付いたが、当のヒイラギからは全く気付かれていない。

ヒイラギが大事にしていたユリの写真を見て対抗心を燃やしていたが、写真の人物の正体に気付いているかは不明である。因みに5話時点では名前は出ていない。


余談

22年7月26日の回も夫の浮気が原因で離婚したシングルマザーの母親を異常に愛する小学生のヒイラギの話で、設定が違う(母親がツツジ、ヒイラギの学年が双子シリーズは小4でツツジ母親回は小5、ユズリハに当たる兄弟キャラが存在しない、母親の恋人がクロキという点は共通してるが、ツツジ母親回は結婚し子供も産まれている、ツツジの元夫の配役が不明など)上、ツツジ母親回のテーマはクロキの母親(アザミ)を成敗するという双子シリーズに比べてスカッと要素が強い内容であったが、ヒイラギのキャラ性が双子シリーズと酷似しており、前身になったと思われる。


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