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「俺はもう生まれ変わったんや……!聖、お前邪魔なんだよ……燃えちまえ!」


「ずっと信じてきたのに何もかも嘘やった……。全部消えて無くなればいいのよ!!」


CV守山龍之介木下彩音

スーツアクター:井口尚哉


データ


概要

仮面ライダーガッチャード第10話に登場。

アーティファクトケミー「ライデンジ」が人間の悪意と結合して誕生したマルガム


銀色の素体に巨大な皹割れたオレンジ色の電池が拘束されており、そこから形作られた金の電気が装飾や両腕の代わりとなっている。素体の右腕は頭部に置かれているなど何処か頓狂なイメージを与える。

尚マルガム特有の本来の腕はバッテリーの+極、-極を抑えており、まるで自分で回路を作ろうとしているかのようにも見える。

顔の目は電池の-(マイナス)極を模した不気味な単眼となっており、宛ら電池の付喪神や妖怪を思わせる。


ライデンジのモチーフになった電池なだけあって電力を操り、憑依した人間の「全てを焼き尽くしたい」という負のメンタリティーによって生じたマイナスエネルギーを、体内で膨大な電荷へと変換・過剰に放電する特性を持つ。


亜種

  • バッテリーマルガム(レプリカVer.)

27話にて登場したレプリライデンジ悪意人形を使ってグリオンが生み出したマルガム。全体的な色合いが暗くなっている事以外に外見の差異はほぼ無い。

レプリケミーとはいえグリオンに闇黒の波動を過剰摂取された事で強化されており、仮面ライダーと難なく渡り合うことができる。


活躍

兄であると再会した姫野聖だったが、廃工場での密会の最中、突如兄から悍ましい殺意を向けられてしまう。

実は剣は良き兄でいようと耐えてきたストレスから、火をつける破壊衝動を内面に秘めていたのだった。


妹を疎ましく思う感情から殺されかける聖だったが、間一髪ガッチャードミナト先生が到着。さらに騒ぎを聞き追いかけてきた加治木と彼を騒ぎから遠ざけようとしていたりんね銀杏蓮華錆丸らも現場にやってきてしまう。

周囲を火の海に変えてしまったバッテリーマルガムだったがヒーケスローズフォームチェンジし周囲を消火、トドメの「ヒーケスローズフィーバー」を叩き込み、剣とライデンジを分離した……


だが兄に裏切られた聖の絶望がこの瞬間爆発してしまった!

彼女は兄の無実を信じていたが、彼の本音と自身への殺意、これを知った彼女の絶望と怒りは凄まじく、この時発生した負の感情で今度は聖がバッテリーマルガムへと変貌してしまう


負の感情が剣以上だったのか、すさまじい電撃で近づけず、さらに兄を殺害せんと凄まじい放電を放つ。

そこでゴルドメカニッカーにチェンジし電撃を受け流して耐え、さらに錬金術師一同が映画村の模造日本刀を術で集結させて電線に誘導させて負担を軽減。

この間に加治木が必死の説得を受けて感情が弱まったところにガッチャードがガッチャートルネードアッパレブシドーのカードを装填して発動させた「トルネードアロー」で菊一文字らしき刀剣が顕現し一刀両断されて敗北・爆散。

二度の変貌からようやく解放されたライデンジも封印され、騒動は一応の集結を迎えた。


27話では、レプリライデンジと悪意人形によって作られた別個体が登場。レプリマンティスマルガムと共に仮面ライダーマジェードヴァルバラドの足止めをしたが、ヴァルバラドの必殺技「ヴァルバラドクラッシュ」を喰らい、撃破された。


余談

電池自体がモチーフのライダー怪人は今作が初。

変身者が変わったとはいえ、冥黒の三姉妹以外の女性が変身した初のマルガムになった。


変身者が途中で変わった怪人は直近のスーパー戦隊で前例がある。あちらさんも恋愛と「ガッチャ」に関係しているのは偶然?


関連タグ

仮面ライダーガッチャード マルガム ライデンジ

乾電池 雷属性

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