解説

ニートの仮面ライダー。

「チートライダー」とかけて「ニートライダー」と呼ばれる。

昭和・平成どちらとも、就職していないライダーが多いとされるが、実際にはそれほど多くはない（一覧を参照）。

ライダーたちの職業一覧

全て一覧にすると大変なので、主人公のみを記載。

昭和ライダー

昭和ライダーは結構地に足のついている職業が多い。

ただ、時代を反映しているのか、レーサーやパイロットなどの一般的な職業からかけ離れた職を手に付ける者も多いのが特徴。

※1　漫画では研究者や教師になった姿が描かれている。平成リメイク版の『仮面ライダー THE FIRST』では大学生ではなく院生、続編の『仮面ライダー THE NEXT』では教師になった姿が描かれている。なお令和リメイク版の『シン・仮面ライダー』では一転し、スペックこそ高いもののコミュニケーション能力の欠如により無職。

※2　原作漫画や平成リメイク版では新聞記者として本郷猛やその周囲の人間と接触。漫画『SPIRITS』では、その後もカメラマンを続けている。令和リメイク版ではジャーナリスト。

※3　リメイク版では大学生ではなく青年実業家。漫画では教師になった姿が描かれている（リメイク版では先述の通り改造された時点ですでにIT企業「エクサストリーム」を立ち上げた青年実業家）。

※4　デストロンの研究者（幹部候補）。

※5　『仮面ライダー大戦』で医者になった姿が描かれている。

※6　悪の組織に改造された後、全く学校に通っていない。

※7　漫画『SPIRITS』では、立花藤兵衛のバイク店を手伝っている。

※8　宇宙飛行士だったが、『スーパー1』第1話で所属組織が壊滅。最終回で再び宇宙飛行士になる。漫画『SPIRITS』でも、宇宙飛行士として描かれている。

※9　続編の『仮面ライダーBLACK RX』でパイロットになっている。その後の漫画などもでパイロットとして描かれることがある。

※10　『HERO SAGA』では財団の兵器になってしまっている。

※11　30年生き埋めになっていたため、すでに在籍はしていない。

平成ライダー

平成ライダーでも昭和ライダーに続き警察官や医者、職人など安定した職業に就いているライダーもいれば、高校生果ては旅人・冒険者・神など多岐にわたる。

また、昭和ライダーは仮面ライダーをいわばボランティアとしてやっていたのに対して、剣や響鬼のように仮面ライダーという存在そのものが職業、ドライブ・エグゼイドのように自身の所属している組織が秘密裏に仮面ライダーを運営しているという者もいる。

※1　最終回で、「レストランAGITΩ」を開店。

※2　作中、西洋洗濯舗 菊池で働く。『仮面ライダー大戦』で自分の店を持っている。

※3　序盤で人類基盤史研究所BOARDが壊滅。この作品では、仮面ライダーという存在自体が、この研究所に所属する一種の研究員であり、給料も支給されていた。最終回後は、ジョーカーとなったため俗世から離れて生活。

※4　『仮面ライダー響鬼』に登場する鬼（仮面ライダー）は、ヒビキに限らず、猛士という組織に所属するという設定。

※5　その多才ぶりから、少し何かするだけで大量の富を生む為生活には困らない。そのためニートというよりは資産家といった方が正しい。偽名でZECTに入っていたこともある。

※6　姉を支えるべく卒業寸前の高校を中退、姉の喫茶店を手伝う他、本屋でアルバイトしていた事も。

※7　『劇場版 仮面ライダーキバ』でのみ高校に通っている。本編では父の残した工房を引き継いだものの、基本的に引きこもり。

※8　仮面ライダーWになる前(本編開始1年前)は事実上監禁されていた。本編および『風都探偵』では探偵として登場。

※9　仮面ライダーオーズになる以前は世界各地を放浪していた。『仮面ライダーオーズ』最終回以降は鴻上ファウンデーションの研究員として旅をする。

※10　『movie大戦アルティメイタム』と『平成ジェネレーションズFINAL』で教師になった姿が描かれている。

※11　元はサッカー選手の卵で、ウィザードになった事でその夢をきっぱり諦めた

※12　鎧武になる前はフリーターで、鎧武になった後も、ピザ屋などでバイトをしたりしていたが、怪人から人々を守る為に仕事そのものに支障をきたした為、中盤まではニート状態だった。

※13　高校生だったが、死亡後仮面ライダーゴーストになった。蘇生後は、高校に通いながら大天空寺で働いている。

※14　夏映画以降は研修医から小児科医になっている。

※15　高校卒業後～最終決戦までは無職で、世界のリセットにより高校生に戻る。

令和ライダー

※1　本編第一話、及びそれ以前はお笑い芸人として活動していたが、第一話で活動先の遊園地から契約を破棄され、その後ゼロワンに変身したことで、祖父の遺言に従って飛電インテリジェンスの社長に就任することが決定。なし崩し的に転職が決まった。

※2　家族で経営している。

※3　そもそも人間ではなく悪魔であるため、働かない方が普通である。

※4　職業どころか、所在すら全く明かされておらず、歴代主人公の中でも特に謎が多い。一応本編では、デザ神の願いによって世界的大スターになっている。他には本編以前に高校に通っていたことや叶えたことのある願いの中のひとつに「俺が働かなくても暮らせる世界」があるためことが明示されている。このためスターになる以前での労働経験は(高校時代にバイトなどをしていない限り)ないと思われるが願いの内容的には親の脛かじりとは言いがたく、無職ではあってもニートと言えたのかは微妙。

番外編　仮面ライダーアマゾンズシリーズ

※1　元々野座間製薬の研究員だったが、仕事を辞めて泉七羽の自宅に転がり込んで以降、アマゾンを狩るとき以外は一切働かないヒモとなった。演じた谷口賢志に至っては、自ら率先して帰ってきた伝説のヒモというフレーズを拡散する始末。その後の経緯は本記事に任せるが、職務経歴だけで言えばライダー史上最も没落した男ではないだろうか。

※2　「病気がちな青年」として育てられていたため、家から一切外に出られないと思い込んでいた。これを指して作品全体を引きこもりとヒモの戦いと称する者もいたが、彼はアマゾンとして覚醒してからは能動的に行動し、一時期は職を得ていた。尤も、そこすらも終盤逃げ出して、season2仁のような流浪の生活が続くのだが…

※3　つるんでいたストリートチルドレン集団にほぼ強引に所属され、彼らが配信している（傍目にはオヤジ狩りにしか見えない）アマゾン狩りの動画に協力していた。彼らは動画のアフィリエイトで収益を得ており、そこから千翼の食料も調達されているので、動画の収入で生計を立てていると言えなくもない。ただしその動画配信チャンネルは序盤で政府に滅っされており、後に存続困難となったことで事実上壊滅。

関連タグ

仮面ライダー　学生ライダー　チートライダー

カードライダーズ　ポリスライダーズ ドクターライダーズ

スーパー戦隊シリーズ、ドゲンジャーズ：職業ヒーローが多い作品。

プリキュアシリーズ

登場人物は原則的に（新成人である聖あげは含め）学生だがアルバイトとしてパティシエをしていたり、母星の基準では成人している宇宙調査員だったり地球意思だったりすることもある。（妖精に『職業』の概念があるのかは不明。現状『職業』の概念が示されているのは父親が画家である夕凪ツバサのみであり、彼自身は学生である）

外部リンク

平成ライダーは無職、昭和ライダーは大学生ばかり!? 仮面ライダーたちの「表の職業」ってどんなもの？ | フレッシャーズ