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概要

『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』は、2019年10月~12月に日本テレビ系列で日曜ドラマ枠に放送された刑事ドラマ。主演は、賀来賢人。脚本は、『3年A組-今から皆さんは、人質です-』と同じく武藤将吾が務めた。

2019年1月期に同枠で放送された『3年A組』と世界観を共有しており、「魁皇高校立てこもり事件」の半年後という設定となっている。

主題歌は、サザンオールスターズの「愛はスローにちょっとずつ」。


登場人物

  • 遊佐清春(演:賀来賢人)

警視庁捜査一課碓氷班のやさぐれ刑事で、階級は巡査部長。喫煙者(ヘビースモーカー)。

粗暴な性格なうえに反社会的勢力との繋がり、暴行や恐喝、情報の隠蔽などを平然と行うことから、同僚には「警視庁の癌」「日本一の悪徳刑事」と煙たがられている。

とある小屋の中で目を覚ました際、班長である薫が傍らで亡くなっているのを見つけるが、目覚めるまでの3ヶ月間の記憶を失っており、薫と度々衝突していたことや前日に無断欠勤をしていたことなどから最重要容疑者として疑われる。

南武の命令で薫の息子・克喜を預かることになる。当初は面倒臭がっていたが、やがて共同生活を始める。


「警視庁捜査一課のマドンナ」と称される女性刑事。1980年5月21日生まれ。碓氷班の班長で、階級は警部。シングルマザーで9歳になる息子・克喜を育てているが、父親が誰かは知られていない。

記憶を失った清春の横で射殺された状態で発見される。「東堂銀行十億円強奪事件」を極秘裏に再捜査していることが分かり、それを知った人間に殺された可能性が判明する。深水星良とは親友であり、星良が殺害された事件を機に、警察内部を秘密裏に調べていた。


碓氷班の刑事。清春の後輩。

表向きの顔はノリの軽いお調子者で、格闘に強く暴力的で、感情が高ぶると大声で「パーリィーピーポーォー!!☆☆」と叫び、片っ端から暴れまわる。そのため清春をはじめ、ほとんどの人間から手酷い扱いをされている。


碓氷班の女性刑事。

クールな美貌をもつが内面は超ドS。名越曰く、株に失敗し多額の借金があり「十億円強奪事件」の犯人ではないかと疑われる。

実は、過去に年下の婚約者がいて彼との子供を中絶し、借金もその婚約者から押し付けられたものであった。才門警部と密かに男女の関係を持っているが、互いに過去の傷を埋めるためと自覚している。


碓氷班のベテラン刑事。階級は警部補(腕章に金一本線があることから)。

聞き込み捜査などでは、強引なやり方を貫き通していて、他の刑事の注意を無視している。ライフルから拳銃のみを狙うなどスナイパーとしての腕も高い。

臓器移植が必要な妻・園子がおり、多額の手術費が必要なため、一時は「十億円強奪事件」の犯人ではないかと疑われる。しかし、清春が喜志のベルムズ時代の違法な伝手を利用して園子を移植が可能な病院に入院させたため、以降は清春に協力的になっている。


警視庁捜査一課長。階級は警視正。

捜査一課のトップ。強面で苛立つと机や椅子、テレビを力任せに蹴飛ばすなど、荒っぽい面を持つ。

薫から「十億円強奪事件」の再捜査について相談を受けており、薫の死と「十億円強奪事件」の犯人が本城であるとし幕引きを図ろうとすることに異を唱え、碓氷班や一部の捜査一課の有志を集め、引き続き捜査を行う。

警察上層部からは今後のキャリアの安泰と引き換えに事件の隠蔽を求められているが、命令に従うフリをしながら様々な駆け引きをしつつ捜査を続ける。そのため薫から事件の真相の記憶を託されている清春のことを保護している。

なぜか克喜に優しく、海外出張とごまかして克喜を病院に連れて行った証拠がある。

生きていれば20歳ぐらいの息子がいるが、5年前から行方不明となっている。


警視庁捜査一課の刑事で、階級は巡査部長。清春とは警察学校の同期。

清春に手柄を横取りされた過去があり、それ以来犬猿の仲にある。

警察学校のころ、清春にエロ本を貸したことなどから「ムッツリ」「ロリコン」などと言われるが本人は頑なに否定している。

「魁皇高校立てこもり事件」での功績が認められ、本城の推薦もあり第1話で瀬ヶ山署生活安全課から捜査一課に異動する。恩人である本城が事件の犯人であることに納得できず、再捜査に加わる。

両親は事故死したと思い込んでいるが、幼少期や警察学校時代の記憶があやふやで、わずか半年前の「魁皇高校立てこもり事件」のことも忘れてしまっていたり、本城の娘の芹奈にキスされてからは彼女のことしか考えられなくなるなど、人格的に不安定な部分があった。

実は少年時代に殺人を犯していて、警察の地下組織によって「人格矯正プログラム」を施され記憶を操作されるという人体実験の第一号にされていた。そのため月に一度は警察病院で検診を受けていた(本人は「メンテナンス」と話していた)が、本人は自覚がなかったため、碓氷元長官からそのことを告げられショックを受ける。後に両親の代わりに自身を育てたとされる叔父も全くの他人であることを知る。


警視庁公安部の刑事で、階級は警部。常にサングラスを掛けている。

新人時代の清春に刑事のイロハを叩きこむ。掴みどころのない性格。「Look at me」という英語が口癖。

自ら名乗り出て薫亡き後の碓氷班の班長に就任するが、その裏で本城に(ヘリウムガスで声を変えて)「十億円強奪事件」に関する指示をしていたりと謎の多い人物。


喫茶店「bonnaro(ボナーロ)」のマスター。元科学捜査研究所技官。清春に特製ドリンクを与えている。

科捜研を定年退職した後に「ニッポンノワール」に引き抜かれ、彼らが人間の精神などを改造する人体実験を行っていることを知り断ろうとするも、星良を人質に取られていたために、やむを得ず承諾する。


ボナーロの写真に飾られている女性。深水の長女で、才門の恋人で薫の親友だった。

カウンセラーとして警察の極秘プロジェクトに参加していた。3年前にカウンセリングを担当していた宝生順平というベルムズの構成員に刺殺されている。


フリーライター。深水の次女。

姉の死の真相を知るため清春の捜査に協力している。清春の留守中は克喜の面倒を見る。克喜から清春を好きなのかと聞かれてからは、清春を意識している。


  • 碓氷克喜(演:田野井健)

碓氷薫の息子。2009年12月15日生まれ。母の死後は清春と行動を共にする。

特撮ヒーローのガルムフェニックスのファン。普段は大人びていて物分かりが良いが、何らかの薬を服用しており、急に我を忘れて暴れ出すことがある。


本城諭理事官の娘。

父に反発してベルムズの構成員と交際していたが、父が自分を守るために罪を犯したことを知り、今までの行いを後悔する。父の濡れ衣を晴らすために清春にベルムズの情報を伝え、喜一の計らいでボナーロで働き始める。

ベルムズ時代の男がボナーロに押しかけてきた際に、関係を断ち切るためにたまたま店を訪れた宮城を恋人と偽り、頰にキスしたことで、宮城から意識されるようになる。


余談

  • 本城芹奈役は、当初高橋ひかるが務める予定だったが体調不良により降板となり、佐久間由衣が代役を務めることとなった。


  • 宮城遼一が「人格矯正プログラム」を受けていたことや過去に殺人を犯したことについては、本作品と同じく武藤将吾が脚本を手がけた2010年放送のフジテレビ系ドラマ『ジョーカー許されざる捜査官』第1話の木内亨が犯した事件と酷似しており、木内を演じたのは本作品にて宮城を演じる細田であること、事件が2010年7月であることなど、合致している点が多い。そのため、『ニッポンノワール』、『3年A組』、『ジョーカー』の3作品は世界観を共有している可能性が高く、いわゆる「武藤将吾バース」とも言える。

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