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若い奴は血気盛んでいかんな。特権などくだらん。


解説

CV:斉藤次郎

とある国の宮廷魔法使い。一級試験に参加した老獪な二級魔法使い。勇者ヒンメルの死から29年後時点で78歳(魔王討伐の1年後、勇者ヒンメルの死の49年前に生まれた)。元々平民出身の軍人だったが血みどろの権力闘争を勝ち抜き国をも動かせる現在の地位まで辿り着いた。一級魔法使いのレルネンは旧友にあたる。


ドイツ語で「考える」という意味。


人物

性格

「デンケン(考える)」の名の通り常に冷静沈着で老練、分析や作戦立てなど思慮に長けた振る舞いを見せる。


自分よりも強い魔法使いが失脚してきた場面を見てきたためか、「魔法使いに誇りも強さも必要ない」と考えている。とは言うものの、本人自身の魔法の技術や力量はしっかり鍛えられている。

「権力争いを勝ち抜いた老獪さを持つ」経験から、命がなければ何事もなせないということを知っている。かなり慎重で現実的な判断をしており、第二次試験では死ぬ可能性のある罠に飛ばされたレンゲを自分達で救助できないと判断すると、潔く「もはやこれまで!(脱出用の)瓶を割れ!」と狼狽したレンゲに強く進言している。これも他に残された手段はないという現実的な判断である。圧倒的戦力で敗北したフリーレンを模した複製人形を対峙した際には「試験でなければ直ぐに瓶を割っている」と、生還を重視した行動を取る。

その一方では、一級第一次試験では(カンネかラヴィーネを殺した方が早いと)早るリヒターに「足止めするだけでいい。たった3時間寝かしつけるだけ」と何度も言ったりもするなどといった物事を穏便に済ませようとする一面も持ち合わせている。


一級魔法使いの称号や特典(ゼーリエから望みの魔導書を一つもらえる)には前述の通り興味が無く、理由は別(後述)にあり「魔法は探している時が一番楽しい」らしく、フリーレンとは馬が合う考えも持つ。


戦法

一般攻撃魔法や防御魔法や言わずもがな、光の矢を光速で絶え間なく浴びせる極めて強力な魔法である裁きの光を放つ魔法(カタストラーヴィア)を扱ったり、竜巻を起こす魔法(ヴァルドゴーゼ)風を業火に変える魔法(ダオスドルグ)のコンボで大規模な火災旋風を発生させる芸当まで披露した(ただ、あのフリーレンが相手だった為いずれも防御魔法で簡単に捌がれた上に、前者に至ってはごく一瞬の隙をつかれて反撃までされている)。また、魔力切れになっても可能性が残っている限りは最後まで諦めずに足掻き、必要とあらば腕力での殴り合いも辞さない意外な一面もある(ただ、考えなしに殴り合いに持ち込むのではなく、そうしなければならない理由があり、その間に別の策を仕込む為)。

殴り合いじゃぁぁぁぁッ!!!拳で勝つタイプの魔法使い


出番

魔法都市オイサーストにて行われた一級魔法使い試験を受験する。一次試験ではリヒターラオフェンと同じ第13パーティーに所属となった。


二次試験、「零落の王墓」攻略では、リヒター、ラオフェンに加えて、メトーデレンゲと協力して挑んでいる。

自分と同じ能力の複製体が集まってくる事態に、それぞれ「自分の苦手とする相手」を当たらせる作戦を立てた。


二次試験合格後、三次試験では面接官を務めたゼーリエから合格を言い渡され、一級魔法使いとなった。


関連タグ

葬送のフリーレン 一級魔法使い試験編 高性能じいちゃん

フリーレン ゼーリエ グリュック リヒター ラオフェン メトーデ レンゲ レルネン























実は…

一級試験に参加した理由は特権のためでなく、現在禁足地となった故郷にある妻の墓参りに行く許可を得る為。


黄金郷のマハトが原因で禁足地となっているヴァイゼの出身で、ヴァイゼの領主グリュックの娘で貴族出身の妻レクテューレがいたが既に他界している。本人は出世のための政略結婚と語っている。子供はいなかったらしい。


デンケンとレクテューレ

表向きは政略結婚と嘯いていたものの、実際はレクテューレとは幼馴染で事実上の恋愛婚(※遠縁ではあるが身分差もないわけではなかったため、最低限釣り合う様に功績を立てた上で婚姻を結び、その結果として「領主の婿養子」という地位を手に入れた為に、形の上では「政略結婚」となった)で、周りから見ても夫婦仲は良好だった模様。病弱な彼女を救うために出世を重ね権力を求めていた。

また、レクテューレは勇者ヒンメルによる魔王討伐の時点でどんなに若くとも8歳(マハトがグリュックに仕え始めたのは魔王討伐より以前であり、かつ、彼らの出会いの7年前に「年の離れた妹の誕生日プレゼントを用意していた」グリュックの息子が謎の死を遂げた描写がある為)という考察があるため、これに従えばデンケンより10歳前後年上。


自身の人格についてはあまり自己評価は高くないが、名前の由来通りの思慮深さを持ち、人間基準では年長者であることから(加えて子も孫もいないからか)非常に面倒見がよく、特に若者に対しては処世術、人徳の大切さを説いたり、「儂(権力者)の機嫌を取っておいて損はない」と言って奢りに誘ったり気前のいい一面も持ち合わせる。ラオフェンを構う姿を見て、リヒターには「完全にお爺ちゃんじゃねーか」と呆れられている。


当初読者たちからはその経歴から「欲に溺れた嫌味な権力者」等と想像されていた。

しかし、彼の作中の立ち振る舞いと、踏み台にしない協調性を重視した交渉、話術。経歴とは対照的な妻への想いや泥臭さ、バイタリティは読者の心を強く掴み、作中のサブキャラクターの中でも屈指の人気を誇る。


一人称は「儂」だがこれは宮廷魔法使いとしての威厳をつけているだけで、本来の一人称は「俺」。ちなみにデンケンにとってフリーレンは幼少の頃からの憧れで、彼女に憧れて魔法使いになったらしい。


関連タグ2

黄金郷のマハト:魔法使いとしての師匠

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