本作は「リブート」がコンセプトテーマなのでVの続編ではなく、世界観が『ソウルエッジ』の時代にリセット・再構成された内容となり、イヴィルスパームや真行山臨勝寺の事件などの、シリーズの世界観に関わる根幹の出来事を再体験できる他、上中下段関係なくガードし反撃に転じる「リバーサルエッジ」など、初心者やかつてのシリーズ経験者にも楽しめる内容になった。

グラフィック面でも鉄拳7と同じアンリアルエンジン4を使い、『ソウルキャリバー』を意識した陰影表現を目指している。

余談だが、キャラクターセレクト場面で使用された「The Brave New Stage of History」は東京2020オリンピックの入場行進曲にも選ばれている。

オフラインプレイ

前作ではオフラインプレイのボリュームはほとんど皆無に等しく、ファンからは否定的な声も上がっていたが、今作ではその反省を踏まえ、過去作のようにオフラインでも十分に遊べるモードが用意された。

ソウルクロニクル

今作におけるシングルオフラインプレイ専用のストーリーモード。

本能寺の変の翌年である1583年から、豊臣秀吉が天下を統一した1590年までに起きたソウルエッジ・ソウルキャリバー絡みの出来事を、キリクの旅を中心にキャラクターを切り替えながら時系列を埋めて完成させていく。

イメージ的には『エッジ』から『Ⅳ』までのストーリーを一本のソフトで楽しめる感じに近く、前作とは違い、操作キャラクター全てのパートが存在する(シナリオの数もバラバラだが、全く戦闘しないまま終わる一人を除いて最低でも3回の戦闘シナリオが存在する)。

こういった仕様のためか、公式サイトでは各キャラクターの年齢表記が無くなった。

バトルによっては制約や条件が付けられているので、オンラインプレイとはまた違った遊びができる他、外伝作品の『レジェンズ』のような2Dイラストパートと3Dムービーが交互に混在した形式で物語が進行する。

Libra of Soul（ライブラ・オブ・ソウル）

剣と魂の物語には刻まれなかったもう一つのストーリー。

『3』のロストクロニクルズや『BD』のガントレットモードのように、キャラクタークリエイションで作成したキャラクターを主人公にし、各キャラクターの出会いを経ながら世界中を駆け回る。

なお選択肢によるプレイヤーの行動次第で展開が一部変わってくる。

ゲームモード選択では一番上に表示し、ゲームのガイドでもこちらをまず先に遊ぶことが推奨され、序盤では本作のチュートリアルも兼ねている。また当ストーリーと『ソウルクロニクル』の物語は繋がっているため、こちらをプレイした後に遊ぶと裏設定のように時系列が明かされ、よりソウルシリーズの世界観を楽しめる。

キャリバーを始めようか悩んでいる方々へ

そもそも格闘ゲームにおいて、ランクマッチなどのオンライン対戦、対人対戦は『他のゲームで言うところのエンドコンテンツ』に限りなく近いものです。

つまり、キャラクターに魅力を感じたり、ストーリーやゲームシステムに興味を持ったり、格闘ゲームデビューしてみたいと思ったり、キャリバー固有のキャラクタークリエイションシステムに惹かれた時点で、全てのプレイヤーが格闘ゲームをプレイする事ができます。対人対戦は必須コンテンツではありません。

そして、ソウルキャリバーに限らず、格闘ゲームのストーリーモードは初心者でも難無くクリア〜手応えがあるレベルに設定されている事が殆どです。

　「格闘ゲームは難しいし、敷居が高いから⋯⋯」なんていう理由でお悩みの貴方、今こそ買い時です！

プレイアブルキャラクター

ゲスト・DLCキャラクター

ソウルキャリバーⅥお役立ち情報

MISSION:Libra of Soulプレイ動画#1〜　(全19Part)

ニコニコ動画版はこちらへ↓

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38508376

　キャラクタークリエイション機能を最大限に活用した、自分だけのオリジナルキャラクターを制作＆強化しながら世界中を旅する、ソウルキャリバー6のもう一つの1人用ストーリーモード。STORY:Soul Chronicleメインストーリーとも密接に関係している。

　STORY:Soul Chronicleの裏側で繰り広げられたもう一つの冒険で、接続者(主人公)、グロー、アズウェルの3人が中心となって展開されていく全5章からなる大ボリュームストーリー。エンディングは2種類、格ゲー初心者でもクリア出来る難易度、やり込み要素もあり。ここまで1人用モードが充実した格闘ゲームは他に無し。

　オンライン対戦をしなくても無限に遊べる、このモードの為だけにゲームを買っても損はないクオリティとなっている。

ソウルキャリバー6wiki

外部リンク

　コンボやテクニック、キャラクターのプロフィールや台詞集等の情報、ファンコミュニティや大会・対戦会等のイベント情報カレンダーの掲載、プロゲーマーの解説動画紹介などなど⋯⋯全てのキャリバー6お役立ち情報は上記リンク先にて記載されています。キャリバーコミュニティの検索や、戦闘に困ったらこのwikiを見ましょう！

SOUL CALIBUR Ⅵ INCOMPLETE CONQUEST

外部リンク

　キャリバープレイヤーいぐにす様が有志で調べてくださった、ソウルキャリバー6全キャラクターのフレーム情報などが網羅されている素晴らしき個人サイト。

　対人対戦を積極的に行っていきたい対戦勢は、最初から最後までお世話になると思われる非常に大事なサイト。

ソウルキャリバー6　チュートリアルのやり方解説

ニコニコ動画版はこちらへ↓

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38592809

ソウルキャリバー6の戦闘チュートリアルはMISSION:Libra of Soul内で行うので気付かない人が多い。

本動画はチュートリアルを行う場所に行くまでの流れと、チュートリアル内容に補足する形でのシステム解説(コマンド入力のコツや、成功例・失敗例など)を行っています。初めて格闘ゲームを触る方などは動画を視聴しながら参考にしてください。

コラボレーションPV

内藤哲也率いるユニット『LOS INGOBERNABLES de JAPON』と本作がコラボしたPVが作られた。

第一弾『内藤哲也×ナイトメア』

第二弾『内藤×ナイトメア』『EVIL×ザサラメール』『SANADA×吉光』『BUSHI×ヴォルド』コラボ紹介＆コラボグッズ紹介

KOF ALLSTAR X ソウルキャリバー6コラボ

評価

前作での不評部分を踏まえ、設定をリブートし再体験させるコンセプトや、初心者でも分かりやすく、各キャラクターの特性や弱点の対策、オススメのコンボを記載した親切な操作指南、『ソウルキャリバーⅡ』を意識した武器解説、『ソウルキャリバーⅣ』以降は廃止されたギャラリーモードの復活など、初心者でも遊べるように敷居を下げただけではなく、世界観を再認識させ、楽しませる部分は従来のファンから高く評価された。

リブート作品なのでナンバリング的には6だが、実質ソウルキャリバー1の世界線。なので、今作からシリーズを始めても全く問題なくストーリーに没入する事ができる。

一方でトレーニング画面におけるコマンド表の不便さ(アップデートにより改善)の他、シリーズ恒例だった2Pコスチュームの削除、レギュラーキャラクターであったティラやエイミやカサンドラを有料DLC化したり、キャラクタークリエイションに関しては衣類やパーツ数が少ない初期状態から、いくらゲームを遊んでもほぼ全く増えず、増やすには追加課金を利用せざるを得ない（しかもパーツの種類・内容は発売から4ヶ月間一切明かされなかった）といったような、露骨な課金要素には批判も多い。

IGNのレビューでも高評価ではあるが、「充実したオフライン要素や初心者でも楽しめる内容、キャラクターバランスもほぼ良好。しかしかゆいところには手がとどかず改善の余地がある」と評している。