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「見逃さないよ。君達の生き様も死に様も」

「すごい!面白過ぎるよギーツ!」


演:鈴木福


変身する仮面ライダー

仮面ライダージーン


概要

仮面ライダーギーツ』の登場人物で、髪に青いメッシュが入った青年。

その立場上、世界を救う最高のエンターテイナーショーである『デザイアグランプリ』に関わる上位クラスの立場の人物と思われる。


謀略編ラストの第16話のエンディングで初登場し、第17話からの乖離編より物語に関わっていく。


自らをギーツサポーターと名乗り、"不敗神話"を誇るギーツこと浮世英寿に興味を示している。

謀略編第13話から登場したコマンドジェットバックルは彼がニラム経由で英寿に渡したものである。

乖離編第17話でもパワードビルダーバックルが報酬となるシークレットミッションを設定している。


人物像

飄々とした態度で、常に不敵な笑みを崩さない人物。また、自身の真意を悟らせないように振る舞うなど何処か英寿と似通った一面を持つ。


英寿のことを推しとしてかなり気にかけていたらしく、基本的に彼に対してはある程度礼儀のある態度を見せている。ファンとしては相当な筋金入りで英寿の過去や家族構成のことも(本人に無断で)入念に調べており、『サポーターとして』英寿とはそれなりに良い関係を築いているように見える。

一方で感覚は一般人とは一部掛け離れている節があり、冒頭1行目の台詞の様に、興味があるのは「英寿の活躍」であり、それを楽しめるのであれば彼の生死についてはあまり拘っていない事が窺える。

本人も語るところの、「感動を求める」ことに良くも悪くも忠実な人格の持ち主だと言える。


当の英寿からは初期の頃は距離を取られており、第26話では「仲間だと思った覚えはない」とあしらわれる。他にも英寿が住む現実世界はジーン達未来人からすれば大昔の、言わば創作物の世界のようなものであり、そういった意味でも英寿はジーンを深くは信用していなかったようである。

英寿との対話を経てからは「今を生きる」ということや命の大切さを学び、英寿の願いや生き様を助ける本当のサポーターになり、英寿からも「サポーター第1号」と認められ関係が改善した。


英寿のことはデザイアグランプリに参加する前から生身でもジャマトに立ち向かう姿に感銘を抱いてサポーターとなったことが明かされており、サポーター歴はかなり長い古参ということになる。


秘密主義で中々デザイアグランプリの内情を教えないニラムやギロリらと比べると英寿と関係が近い分それなりに情報を教えてくれる数少ない存在でもあるため、中盤におけるキーマンとしての役割も大きい。


勝負事に関しては割と粋な所も見せており、英寿とライバル関係に当たる道長との戦いは安易に英寿に横入りせず一対一で戦う姿を見守る場面もある。彼としては英寿と道長の関係に水を差したくないという、ファンとしての心情があるのだろう。


デザイアグランプリに対しても神聖な物として扱っているからか一視聴者として純粋にゲームを楽しんでいる所もある。デザグラへの愛着は作中でも群を抜いており、大会への横槍や妨害行為に対する嫌悪感が非常に強い。

ジャマトやその関係者に関しては「人の不幸で喜ぶ悪趣味な連中」と顔をしかめており、仮面ライダーはともかく戦う術を持たない一般人が犠牲になることはあまり望んでいない様子。


  • 各サポーターとの関係

ベロバとはそこそこ長い付き合いだが、いつもグランプリを邪魔する彼女はジーンにとって目障りな存在でもあり、オーディエンスルームに入っただけでレイズライザーを突きつけるぐらいには険悪な仲。

ベロバの方もジャマト陣営に一度彼を誘ったことこそあるが、それを即答で断られた際には趣味が合わないと露骨に悪態を付くなど、あまり良く思っていない様子。


ケケラとは共にデザグラを視聴し、仲良く見学したり推しについて語り合うくらいには仲がいい。

しかし、慕情編で彼が暗躍を初めたことで関係性が悪化し、ヴィジョンドライバー返還の交渉では互いに嫌悪する様子を見せていた。


キューンとは初期の頃は然程絡みはなかったが、終盤近くからは距離感が近づいたのか、祢音との別れを辛く思う彼を慰める様子が見られた。


乖離編

ラストで意味ありげに冒頭1段目の台詞と共に登場。いろんな意味で彼の登場に視聴者はざわついた。


  • 第17話「乖離Ⅰ:ようこそ!新しいシーズンへ!」

英寿と初めて邂逅。コマンドジェットバックルを授けるようにしたのは自身と明かし、英寿の秘密に興味を持っているかのような発言をする。

その後不良ジャマトとの戦闘の際に、実質的にギーツのためにシークレットミッションを設定。ブーストレイズバックルとミッションをクリアして得たパワードビルダーバックルを用いてギーツはパワードビルダーブーストフォームに変身、ギガントブラスターを装備。

パワードビルダーの力を余すことなく発揮して使いこなすギーツの戦法に記事冒頭2段目の台詞で子供のように心から大興奮、絶賛していた


  • 第18話「乖離Ⅱ:ブラボー!ジャマーボール対決!」

前半戦終了後、ジャマーエリア内に姿を現す。

英寿に対して身辺調査の結果、彼の母親がミツメではないことに疑問を投げかけるもはぐらかされてしまい、逆にオーディエンスが何者か問われる。それに対して次元を旅する観光客と返し、互いに牽制し合いながらその場を後にする(この際、自身のタブレットがギーツのシールでデコレーションされており、英寿/ギーツが推しである言い回しを見せていた)。

その後は同じくサポーターのケケラの元に向かい、現段階のデザスター最有力候補である景和/タイクーン向きのシークレットミッションを設定したことに軽い不満を言いつつ、共に観戦する。


  • 第20話「乖離Ⅳ:ジャマトからの宅配便!」

第3回戦「時限爆弾ゲーム」では、「最速でジャマト一体を撃破する」というシークレットミッションを仕掛け、それをクリアしたギーツにマグナムレイズバックルを与えた。

その後、ミッション中に乱入して来たバッファとギーツの因縁の戦いを観戦して楽しんでいたところに、ジャマトのスポンサーであるベロバが現れ、彼女に変わった形状をした謎の銃を向けて「健全にライダーを応援するオーディエンスルームはジャマトのスポンサーが来ていい場所じゃない」と牽制する。

しかし、それに対してベロバが「私にもライダーの推しができた」と告げてから画面に映るバッファを指差した事で、興味深そうな様子で銃を下ろした。


  • 第22話「乖離Ⅵ:追跡!チラミ鬼を捕まえろ!」

ジャマトが現れない状況を怪しむ英寿の前に現れる。ブランコに乗りながら、ジャマト側の様子がこれまでと違うことを彼に伝え、その後はいつも通りゲームの観戦を行っていたが、鬼ごっこゲームの最中にベロバたちがゲームマスターであるチラミを襲撃すると、ゲームエリアに登場。


仮面ライダージーン「俺が求めているものは、“感動”だ……!」


仮面ライダージーン

第20話で持っていた銃=レーザーレイズライザーを用いて、仮面ライダージーンへと変身を遂げた


  • 第23話「乖離T:いざ!推しのためなら」

ライダージーンに変身しバッファとナッジスパロウを圧倒するもベロバに逃げられてしまう。

その後、英寿と共にジャマーガーデンに出陣した際にはライダージーンに変身してギーツと共に迎撃に出たジャマト部隊と交戦する。バッファが出現した際にはギーツに相手を譲った。

現れたベロバにヴィジョンドライバーを要求するも断られ、その際のベロバとの会話を英寿に聞かれた事で自分達の正体やデザイアグランプリの真実を悟られてしまう。


「ああ…そうさ。君達がギリシャ神話戦国時代をエンターテイメントとして楽しむように俺達も楽しんでいるんだよ。この素晴らしき"3.5次元の世界"を!」


  • 第24話「乖離SP:緊急特番!デザグラの全て!」

23話のラストに仮面ライダーベロバが放った一撃から生き延び、英寿と共に「緊急特番!デザグラスペシャル」を見ていた。その際に彼に惹かれた理由を話した。

英寿達がジャマトの相手をする裏でキューン、ケケラと共にベロバと交戦する。


慟哭編

  • 第25話「慟哭Ⅰ:ジャマトグランプリ♥」

ジャマトグランプリの現場になった祭の会場の惨状が復旧していく所を見ていた際に「昔の世界は面白い」と言い放ち、未来人が何でも自由に好きにデザインできると言う事を英寿に話した。

それからジャマトグランプリが再開し、自身は仮面ライダーに変身して英寿/ギーツと共闘。ギーツとバッファの因縁の対決が繰り広げられる中、自身は今井透が変貌したナイトジャマトを相手取っていた。


  • 第26話「慟哭Ⅱ:真紅のブースト!」

主人公のサポーター  ジーン君

景和と祢音の負傷を受け、単独での戦いを強いられる英寿にニラム共々協力を申し出るが、当の本人には断られた挙句、オーディエンスルーム内にて「俺たちは遊びで戦ってるんじゃない」と自身の能天気な態度を窘められてしまった。

一人残されたジーンは、オーディエンスルームのモニター越しに英寿がブーストマークⅡレイズバックルを手にする様子を静観、感動する様子を見せていた。


  • 第27話「慟哭Ⅲ:たのしい戦国ゲーム♡」

英寿の真実を知るために、彼とよく一緒に行動する桜井景和鞍馬祢音に会い話を聞いてる最中に、忍者ジャマト達の襲撃に遭遇。ジャマト達の狙いがニラムの持つヴィジョンドライバーであることに気づく。


バッファ達の退却後、景和や祢音から英寿について話を聞き、プロデューサーであるニラムの元に赴く。概ね自らの推察通りだという回答を得ると、目覚めた英寿に「前世の記憶を受け継ぐ特別な力がある」と彼の秘密を突きつける。英寿に対して改めて感動するも、「俺の人生はお前の娯楽じゃない」と厳しい言葉を返されてしまう。


その後、ブーストマークⅡレイズバックルのデメリットで倒れてしまった英寿をジャマトライダー達から守るために変身して戦う。

しかし、ヴィジョンドライバーの変身権限を得たベロバが現れグレア2に変身したことで、逆に追い詰められ変身を解除してしまう。眠る英寿にトドメを刺そうと銃弾が放たれ――――。


眠る英寿がやられそうになる中、間一髪でタイクーンとナーゴが救援に来た事で、最悪の状況は回避し英寿を連れて撤退。

デザイア神殿に撤退した後はベッドに横になり、目が覚めた英寿から「少し付き合えよ」と誘われ、外に出た。彼との会話の中で、英寿の過去や悠久の時の中で戦う中でその内に秘めていた覚悟を知ると自然と涙が出ていた。


それは自分が今まで英寿に求めていた物や、もうこの世界に居られなくなるという恐怖感と、英寿が2000年もの間抱えていた覚悟や自分の求めていた感動が苦しい物であるという現実に気持ちが抑えられなくなっていたためであり、ジーンは「英寿に深入りせず、ただのファンであるべきだった」と涙ながらに後悔の言葉を紡ぐ。

それに対し英寿は、お互いに古き時代に思いを馳せていた事から「大事なのは今をどう生きるかだ」と諭す。


仮面ライダーギーツ LASER BOOST


そして、再びジャマトとの戦いに赴く英寿の戦いを見守る中、またしてもブーストフォームマークⅡの副作用に襲われ、その隙を突いたベロバに倒されそうなると、「自分は英寿のサポーターである」という覚悟のもと、彼のデザイアドライバーに自分のレーザーレイズライザーをセットしてレーザーブーストフォームにパワーアップさせる。その中でサラッとベロバの実年齢が350歳であることを暴露した(ベロバ本人から「歳の話をするな」と激怒された)。


ギーツがベロバと忍者ジャマトを退けた後は、「今を生きる」という意味を見つけるため、英寿に「今は君が預かっててよ」と言ってレーザーレイズライザーを託し、旅に出た。この時ジーンレイズライザーカードは抜き取っている。


  • 第32話「慟哭F:最後の審判」

創世の女神の真実を知って戦意喪失してる英寿の元に現れて、レーザーレイズライザーで再び変身。

アルキメデルと融合したダンクルオステウスジャマトを軽くあしらう。その後、スポンサールームで英寿に旅の途中でデザグラの調査も同時に行っていたことを語り、最初は今のような命懸けのゲームではなく、ミツメがゲームナビゲーターの職を退いたことをきっかけに現在の形になったことを語る。


その後、ギーツとゲイザーの対決に居合わせ、「デザイアグランプリのファン」と「ギーツのサポーター」という二つの立場の板挟みになるが、英寿を助けることを選択。ブーストフォームマークⅡの副作用も相まって穴に落とされたギーツに再びレイズライザーを投げ渡した。


突如参戦したバッファの乱入を止めようとするも時すでに遅く、「ゾンビストライク」でギーツはゲイザー共々奈落に引きずり込まれ消滅。ジャマ神となった道長による新たなる世界の構築をただただ傍観する他なかった――――。


慕情編

  • 第33話「慕情Ⅰ:バッファ無双!」

バッファに対抗すべく召集したライダーが全滅したことで、ギーツとタイクーンの復活を条件にケケラ共々チラミから助けを懇願される。英寿を助けるために協力すると決めたことでケケラからは自身の変化を指摘されるが、「英寿が変えてくれた」と返している。


その直後にデザイア神殿に乗り込んできた道長が、残るライダーである自分達を倒そうと宣戦布告。「英寿の生き様を取り戻す」と変身し、グレア2になったチラミと共に抗戦するが、ジャマ神となり対仮面ライダーに特化した力を得たバッファには必殺技もまるで通用せず打つ手はなかった。なおも懸命に戦おうとするが、やがて変身解除に追い込まれてしまう。バッファがグレア2に止めを刺そうとした瞬間、突如として英寿が復活。ギーツに変身した英寿は、バッファではなくなぜかグレア2に銃口を向け…?


  • 第34話「慕情Ⅱ:ギーツの矛先」

前話でチラミ/グレア2に対して銃口を向け、運営への憎しみを胸に交戦する英寿/ギーツと道長/バッファが瀕死のチラミにトドメを刺す一部始終を見届けていた。


  • 第35話「慕情Ⅲ:姉の願い 弟の願い」

デザロワのミッションに意欲を見せていた英寿の前に現れ、「英寿はデザグラをどうするつもり?まさか、デザグラを破壊する気じゃないよね?」と問い詰めるが、英寿の出した答えに対し「とことんファンに優しくないね」と苦笑しつつ、再びレーザーレイズライザーを受け渡す。


譲渡した件についての真意を訪ねられるが、自分は英寿のサポーターだと返答した。去っていく英寿に対して、「求めていた感動が英寿その人との別れ」と寂しそうに呟いていた。


  • 第36話「慕情Ⅳ:かりそめの共闘」

オーディエンスルーム内で「英寿にとっての敵はやはり運営なのだろうか」と神妙な面持ちで呟いていたが、突如ニラムが現れたため少し驚いていた。

ニラムからベロバ・ケケラとの交渉役を持ち掛けられ、引き受ける条件としてミツメが創世の女神になるまでの経緯を説明するよう要求した。その要求に対してもたらされたのは「こちらでも調査中」という淡泊な返答だけだった。

その後、ジャマーガーデンにてベロバとケケラの2人に接触。グランドエンドが近いうちに起こることを伝え、ヴィジョンドライバー返還を要求した。


前話での約束通りニラムの依頼を完遂し、ヴィジョンドライバー2つを取り返したが、そのうちの一方を英寿に渡す。その後、英寿の動向をオーディエンスルームで見守っていたが、予想外の事態に困惑の表情を浮かべ、英寿を心配していた。


前話にて変身したブーストフォームマークⅢの力を完全に扱いきれず地面に叩きつけられ気絶した英寿の元に向かった。目覚めた英寿の安否を確認し、創世の女神の元に向かう彼を励ました。

推しの英寿との別れ、その結末を見届けられないという名残惜しい気持ちを残しつつ、自分と同様に推しとの決別を堪えているキューンを慰めながら、自分たちが消滅する運命を避けるため4次元ゲートを通り、未来へと帰還していった。


最終回の活躍

  • 第49話(最終話)「黎明Ⅰ:ここからがハイライトだ!」

久方ぶりに登場。どうやら異次元ゲートが復活したことで現代に行くことができるようになり、とある神社の小さな祠に祀られていたブーストマークⅨレイズバックルを象った石像に対して「久しぶり、英寿」と呼びかけるがごとく呟いていた。

その後、ツムリとともに「英寿の神話」を語り合い、彼女に対して「幸せになりたい人々の願いを少しでも応援する」という目的の下、代償のない新しい形でのデザグラ復活の動きがあることを伝え、再びナビゲーターを務めてくれるように提案。その問いにツムリは快く承諾したのだった。


ギーツエクストラ

『緊急特番 蔵出し!デザグラスペシャル』

ギーツの魅力を紹介する際にギーツⅨはセクシー」といった感じに、終始中の人がダダ漏れしている。その後の英寿との対談では、もし俺以外女の世界というパワーワードを発した英寿に対してどついたりなど、やはりただの鈴木福になっている。


『仮面ライダーゲイザー』

ニラムがプロデューサーに就任して当初の頃にも仮面ライダージーンに変身する権限を有している。


『ギーツあにめ』

最終話のラストに一瞬だけ実写で登場した。


余談

  • 名前の由来はデザイアグランプリ運営側の人間に当てはまる名前法則「目の動き」から、「ジーッと見つめる」オーディエンスの名前法則「感情の動き」から、「感動してじいんとなる」の二つが組み合わされていることか。

  • 演者の鈴木氏は生粋の仮面ライダーファンで有名。子役時代には『仮面ライダーOOO第10話にゲスト出演し、記憶に新しいものだと2021年夏に公開された『スーパーヒーロー戦記』のキーパーソンである石ノ森章太郎役を演じており、仮面ライダーシリーズへの出演は1年振りで(準ではあると思われるが)レギュラー出演は初である。また過去には非公認戦隊アキバレンジャーアキバレッドこと赤木信夫の幼少期役も演じていた。
    • 近年では、ファンからは「福さん」と呼ばれる事が多いが、コレは恐らく特撮由来では無く、バラエティ番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の『笑ってはいけないシリーズ』に出演した際の発言が発端。ただ、彼の仮面ライダーに対する熱量もまたファンの間でこの名称を広めることに寄与している。
    • 上記のネタと絡め、ジーン登場直後には「デザイアグランプリのスポンサーまたは関係者に石ノ森先生がいる」と呟く視聴者もいた模様。

  • 演者の鈴木福氏は、子役時代に『徹子の部屋』などのバラエティ番組・トーク番組やインタビューにて「変身するなら『仮面ライダーピザ』に変身したい。」と語っていたが、(残念ながら名称はそうならなかったものの)念願の仮面ライダーに変身することができた。長年の夢が叶った氏の変身は大きな反響を呼び、視聴者に祝福されている。

  • 鈴木氏はギーツの一次オーディションに応募書類を出しており、「映画に出た方をオーディションする訳にもいかない」と制作が書類を預かりにしていたところ、サポーターライダーという打ってつけの役柄が出たことでオファーする運びになったという事が東映公式ブログにて語られている。(なお、このブログではしれっと中の人ネタも仕込まれてたりする)ネームバリューとライダー(映画)出演歴があるにもかかわらず正面からオーディションに挑んだ鈴木氏が、如何に本気で仮面ライダーになりたかったかが伝わってくるエピソードである。


  • 変身ポーズを考える際にも、監督達と「英寿と並び立った時にかっこよさが際立つように」することを目的に話し合いが重ねられ、よりシンプル且つギーツのスポンサーという設定を生かし、ギーツが右手でフィンガースナップをしていることから取り入れたい旨を伝えた結果、「いいんじゃない?それにしようか」と案外すんなり決まったと語っている。また、初期には監督達との話し合いでは出さなかったものの「ピザでGO!」という台詞をこっそり考えていたようである。

  • 第17話でギーツ・パワードビルダーブーストフォームの活躍を心から楽しみ絶賛していたが、その様が「ただ素で喜ぶライダーファンの鈴木福にも見える」といった感想も上がった。同じような理由で第27話の最後に英寿が殺されそうになっている所で「嫌だ……あああぁぁぁああああ!!」と叫ぶジーンに対し、「これ推しのライダーが殺されそうになってる福さんだろ」と言われている。

  • 第20話でベロバに対してレイズバックルらしき謎の銃を構えていたことが話題になった。のちに、それがレーザーレイズライザーと呼ばれるデバイスであったことが明かされた。
    • ジーンたちサポーター用の変身アイテムであり、プレイヤーや運営が使用するドライバーとは違うデバイスでもある。
    • 初登場時点の視聴者の間では「ギーツの強化アイテム」「ジーンが後々変身する為のバックル」と意見が分かれていたが、両者とも正しかったと言える。

  • 仮面ライダーファンとして特撮現場への参加へのテンションは高いらしく、第27話の坂本組では特撮現場の洗礼であるナパーム(通称坂本ナパーム)とトランポリンアクションを経験して「英寿より先に体験しちゃった~(* "ˊᗜˋ" *)」と大変御満悦だったそう。
    • 坂本監督の撮影も毎日濃縮還元で楽しんでおり、坂本監督に教えてもらった足技を実践した際にも坂本監督からも「いけそうだね!👍」とサムズアップと太鼓判を貰っている。
    • また、クランクインした16話では、「鈴木福撮影所ツアー」と称して撮影所の色んなセットを見て回って「本物のサロンだ!」とはしゃいでいた。それを見てるスタッフも自然と笑顔になっていた。

  • 第28話でレーザーブーストフォームになったギーツと一緒に言ったギーツの決め台詞である「ここからがハイライトだ!」は鈴木氏によるアドリブ。『仮面ライダーフォーゼ』におけるフォーゼの決め台詞である「宇宙キター!」を後ろで同時に叫ぶ仮面ライダー部の面々を意識してリハ段階からギーツの後ろでボソッと言ってたが、それを聞いてた坂本監督が、「やる?」と言ってくれた事で実現した。(台本上ではギーツのみだったとのこと。)

  • 第28話で旅に出る形で途中退場してしまったが、オールアップ報告がされていないため、これは「演者の鈴木氏がBSフジで放送される番組『ガチャムク』のMC就任などスケジュールの確保が難しくなったからではないか?」というメタ的な理由があると思われる。そのため、スケジュールさえ取れれば再登場の可能性も高い。
    • 予想通り第32話にて再登場し、仮面ライダージーンに再び変身した。以降もシーンは短いものの第38話まで登場し続けた。第39話以降は未登場で最終回と夏映画にて再登場を果たしているが、これも上記の理由が大きいと思われる。


  • 『タイクーン meets シノビ』のラストでジーン……ではなくなんと演者である鈴木福がまさかの本人役としてサプライズ出演。本編ストーリーをテレビ越しで観ていた。

関連タグ

仮面ライダーギーツ デザイアグランプリ

オーディエンス サポーター

仮面ライダージーン レーザーレイズライザー

浮世英寿


関連人物(ライダー関連)


本編後の活躍

注意!この先は「4人のエースと黒狐」のネタバレを含みます。


























『4人のエースと黒狐』

限界オタク

「さあ、皆も一緒に応援だ…!しっかり思いを込めて…!」

本作は最終回の後という事情もあり、サポーター組の中では唯一の参戦。本編最終回の情報を踏まえると、この時点でキューンと共に新しく立ち上げたデザグラを観戦しているか、自ら新たなゲームプロデューサーかゲームマスターに就任したものと思われる。


今回は変身することなく、終始オーディエンスの一人として英寿達を応援する役目に徹しており、新しいオーディエンス達と共に英寿達に思いを届けた。


「キミ達の推しはもう決まった?俺は勿論ギーツだけど……、他のライダー達も皆大好きだ。これからは"仮面ライダー箱推し"だね!」


Vシネクスト『ジャマト・アウェイキング

直接の登場こそないが、本作においてもデザインされた未来人の1人として少しだけ登場している。


ギーツエクストラ「仮面ライダーゲイザー」

第38話で倒れて未来世界に戻ってきたニラムの前に現れて彼の記憶のリデザインを行っている。

新人時代のニラムが戦国時代で開いたデザグラではその時代でのスポンサーにしたいプレイヤーとしてとある流派を持つ剣豪を選んだが、開催直前にネメルによってその剣豪が斬られたことに激怒し、変身した状態で乱入。自分にリアルを教えてくれたミイルを、ネメルとルークジャマトに殺され、更に満身創痍になってるニラムに加勢し最後はダブルライダーキックでネメル/仮面ライダーゲイザーゼロを撃破した。


未来世界でそれらの記憶をリデザインし終えたニラムの記憶が戻ったことを確認すると侵入者確認の警報音がなったため外に出るとそこにはジャマトの破壊神が暴れておりレーザーレイズライザーで銃撃するも傷一つすらついておらず蔦を直撃で喰らい消滅してしまった。


ここから『ジャマト・アウェイキング』の物語に繋がっていくが、最終的にゴッドジャマト誕生そのものが阻止されたために未来の歴史も変わり、彼の消滅もなかったことになったと思われる。(それでも滅亡の可能性自体が完全消滅したとは言い切れず、その到来はの今後の人生にかかっている。)


余談(ネタバレ込み)


  • また演者の鈴木氏は、今回のジーンの動向から、「ジーンは同じ1号ライダーの相棒ポジションである前作『仮面ライダーリバイス』のバイスの立ち位置に近かったのかもしれない」と笑いながら話している。

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