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シルフマイナソー

しるふまいなそー

『騎士竜戦隊リュウソウジャ―』に登場する、ドルイドン族が生み出したマイナソーの一体。
目次 [非表示]

「モットッ、モットモットーッ!」


CVスーツアクター:森博嗣


データ

属性/妖精型モンスター

分類/スピード目シルフ科

身長/183cm~44.8m

体重/270kg~661.5t

分布/ぶっちぎりのロード

経験値/462


概要

クレオンワイズルーの為に天才女性レーサー・幸田沙希より生み出した、幻獣「シルフ」の伝説を司り、その風貌を得たマイナソー


コカトリスマイナソーバジリスクマイナソーに似た姿の素体が、旋風を模した白い鎧を着た様な姿を持つ。また頭頂部や両肩・膝部分は爬虫類の頭部にも似た造形となっている。

また全体を俯瞰すると宿主の職業が「速い」ことに関連してか、音速で飛ぶ戦闘機を彷彿とした造形なのも特徴。


伝承元と宿主の職業に由来した、肉眼で追えない程の異常な素速さを誇り、「モットー!」と鳴きながら相手を挑発しつつ素早さで翻弄する。

その分パワーは無く攻撃力は低いものの武器を自在に扱える高い知能を持ち、武器を装備すれば十分な戦闘力を持つ。ただし早く走って高速移動する都合上、地形の変化には弱い。

鳴き声から分かる様におどけた性格で、自身の速さに翻弄される相手を見てからかうのが好き。


宿主は天才レーサーとして期待を寄せられつつも、最近はスランプ気味で周りからのバッシング等も絶えなかった。その上で海外遠征へ行く事になった境遇に板挟みとなっており、やがて「周囲の期待に応えたいが、誰からも褒められず認められない自分なんかいらない」とコンプレックスの混ざったマイナス感情を抱えた事でクレオンに目を付けられた。


活躍

プリシャスに心臓を奪われた事で作戦にドキドキしなくなってしまい、心臓を取り返そうと目論むワイズルーの命を受け、クレオンが沙希より誕生させた。


実体化した後にクレオンと共に町中に現れてリュウソウグリーン以外のリュウソウジャーと交戦するも、自慢のスピードで相手を翻弄しハヤソウルを用いたリュウソウブルーの攻撃も振り切り、それを見たクレオンの指示で彼をかっさらいながらその場から退場。

クレオンがこのマイナソーを生み出した目的は、シルフマイナソーの素早い動きでプリシャスが持つワイズルーの心臓のカードを掏り取る事。早速ワイズルーに率いられてプリシャスの元へ赴き作戦を実行。しかし掏り取ったのは空のカードであり、狼狽えるワイズルーを脇目にプリシャスは嫌味を言いながら悠々と姿を消してしまう。


一方、沙希は、特訓前のウォーミングアップをしていたトワに目をつけて彼のグリーンリュウソウルを咄嗟に奪い、「一日だけ私のボディガードをしてくれたら返してあげる」と言って強引に彼を連れ回していた。そのため、リュウソウジャー1のスピード自慢のトワは変身できず、戦闘へ合流もできなかった。


その後、計画が失敗して苛立ちを募らせたワイズルーに引き連れられ、リュウソウジャーと交戦。その途中でクレオンからドルン兵の槍を渡されて攻撃力を獲得してリュウソウジャーを圧倒。

そして、シルフマイナソーが戦っている隙にクレオンは、自身の抱えた問題にトワを騙して巻き込んでいることへの罪悪感を感じ始めた沙希を強襲、彼女がグリーンリュウソウルを持っていることに気付くとそれを奪い取り、人質にして牽制した上で「天才レーサーだから逃げ足も速い」と沙希を詰ってマイナス感情を絞り出させる。


しかし、ブルーからの策を受けたレッドマックスリュウソウレッドへチェンジ。マックスリュウソウチェンジャーヤワラカソウルとミストソウルを装填して地面に放った事で出来た落とし穴にシルフマイナソーは嵌り身動きを封じられてしまう

そこへエバーラスティングクローとディーノスラッシュを放たれるも、喰らう直前で宿主から放たれた大量のマイナス感情を吸収、リュウソウジャーの攻撃を弾き返して巨大化。


だが同じくして、クレオンを退け沙希を助けたトワ/リュウソウグリーンがプテラードンに乗って参戦。その流れからキングキシリュウオーを繰り出される。

これに対し、ワイズルーから促されその場から逃げようとするも、同じく高速移動能力を持つ相手に先回りされた上で格闘戦に持ち込まれ、大気圏外へ打ち上げられてしまう。

最後はその流れでキングキシリュウオービッグバンエボリューションを浴び、「モットォォォッ!!」と鳴きながら宇宙で爆散した。


その後沙希は、自分の事情に巻き込んだ事をトワに謝る。そして、助けて貰った時にトワが発した「褒めてもらわなくても、認められなくても、やりたいことをやる」の言葉に感銘を受けて前向きな心を取り戻し、レーサーとして海外遠征への旅立ちを決意したのだった。


余談

経験値の合計数の由来はそのまま「シルフ」の語呂合わせ。

モチーフのシルフは、四大精霊の一つとして数えられる風を司る精霊であり、シルフモチーフの戦隊怪人はこのシルフマイナソーが初となる。


また、そのままシルフをモチーフにするのではなく、高速で飛ぶ胴体の顔が衝撃波を纏っているというひねったデザインとなった。

身体の幾何学模様は戦闘機に施された迷彩のイメージ。


今回のゲストの名前の読みが『さき』である事、F1レーサーと言う設定から炎神戦隊ゴーオンジャーの面々を思い起こした人もいると思われる。

と言うより、データの分布にある『ぶっちぎりのロード』の文面からして意図的だろう。



関連タグ

騎士竜戦隊リュウソウジャー ドルイドン族 マイナソー


ドワーフマイナソーデュラハンマイナソーフェアリーマイナソーノームマイナソー:過去の妖精モチーフマイナソー達。

メドゥーサマイナソー:同じく、周囲からの評価や関心所以のマイナス感情が発端のマイナソー。ただし、あちらは「もっと自分を見てほしい」という自身への関心そのものを求めるもの。また、今回の話でトワが沙希にした“理不尽な目に遭わされたにも拘らず相手を心配する”という行動は、かつて彼自身がこのマイナソーの宿主にしてもらった事である。

ケルベロスマイナソー:トワと交流を持った少女が宿主という共通点がある。彼女達のマイナス感情に由来する何気ない発言が、その後の彼に影響を与えたという点も似ている。


冥王ジルフィーザ:20年前に登場した幹部怪人で、こちらのモチーフはシルフの女性形であるシルフィードである。


タイプフォーミュラ:5年前のライダー中間フォームで、同じくF1カーがモチーフ。上半身(こちらは背中)にマフラーが置かれ、超高速で地上を疾走するのも一致する(※そもそも基本形態の時点でスピードに特化している)。

モットクレロン:ウルトラマンタロウに登場した、「モットー!」と鳴くウルトラ怪獣


速見瀬奈/キラメイグリーン:翌年度戦隊グリーン。トワと同じくスピード自慢の他、パートナーのモチーフが車(スーパーカー)である。

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