番組としての詳細は『宇宙刑事シャリバン』を参照してください。

概要

『赤射』のコードを受けた超次元戦闘母艦グランドバースが太陽エネルギーをソーラーメタルに転換し、伊賀電にコンバットスーツとして纏わせた姿。

装着タイムはわずか1ミリ秒であり、装着する際には前作同様に「宇宙刑事シャリバンは、僅か1ミリ秒で赤射蒸着を完了する。では、赤射プロセスをもう一度見てみよう。」というナレーションが入るのがお約束となっている。

赤射する際には衣服を脱ぎ捨ててアンダースーツ姿になる事があるが、非常時にはわざわざアンダースーツ姿にならずとも赤射が可能。敵との揉み合いの途中であっても赤射は可能である。

また、赤射する際には赤い発光体となって自在に飛行が可能であり、高所からの落下を防いだり、頭上に落ちてきた危険物を排除したり、この状態で市民を救助したり、任意の場所まで飛ぶなどの応用が可能である。

マドーは赤射対策として動物が好きな電の性格を利用、ヤギを人質ならぬ獣質に取って電波遮断装置のある独房にぶち込んだり、第31話では1571年の比叡山、1941年のモロッコ・カサブランカ、2601年のガマゴン星・ガマラ王国、2983年の銀河系・X星とグランドバースのない時代や場所に飛ばすなどあの手この手で赤射を封じているが、ギャバン隊長が助けに現れたり、タイムゲートに身を乗り出されるなどして装着を許してしまっている。

『宇宙刑事ギャバンTHEMOVIE』以降は日向快が2代目となっている。

赤いメタリックボディから『スーパーヒーロー大戦Z』では「チョコバーの包み紙みたいな奴」と仁藤攻介と評されている。

その他データ

武装/必殺技

• レーザーブレード

シャリバンが保有するタイプのレーザーブレード。ソーラーエネルギーを注入する事で発光し、威力が3倍になる。

この状態で相手を貫けば火花が迸るほどの威力を持つ。

終盤ではイガ星の守り刀である聖なる剣との二刀流で戦った。

• シャリバンクラッシュ

該当項目参照。

• クライムバスター

破壊ビーム、溶解ビーム、ショックビーム、キラービーム、治療ビームなど用途に応じたビームを放つ光線銃。

おまけに輸血用の医療キットとしても使えてしまう優れもの。

• 高次元ソナー

耳部分にあるアンテナのような部位。

姿を消した敵の捜索や聴力の強化に使用される。

• サーチャースコープ

両目を発光させて発動するスコープ機能。あらゆる波長の光をキャッチできる。

隠れた敵の居所を見抜いたり、対象の正体を分析する(ただし、第23話のコピー人間がアンドロイドではなかった為に正体の特定は困難を極め、烈のアドバイスで彼らの「心」を調査した事で事件は解決したなどのケースから万能ではない)などの機能がある。

• プリズム・ゴーグル

第41話にてレイダーがグランドバースの周囲に引き起こしたエクトプラズムによりサーチャースコープが全く効果を成さなかった為にプリズムレンズを加工して作り上げたゴーグル。メットの上から着用して照準を補正している。

• シャリバンプロテクション

自身の前方に腕を突き出し、バリアーを発生させる。

ドーム状にも展開可能。

• スパークボンバー

ドリルのように回転して敵にぶつかる。

ギャバンで言うところの「ディメンションボンバー」に相当する技。

• エルボーハンマー

肘打ちを敵に浴びせる。

• シャリバンパンチ

敵にパンチを繰り出す。

• シャリバンキック

足を交差させて放つ飛び蹴り。

ローリングソバットを繰り出す「シャリバンソバット」と言う技もあるが、こちらは未使用。

• マグナムチョップ

水平にチョップを繰り出す。

関連タグ

宇宙刑事シャリバン 伊賀電