ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
サードアーマーとはカプコンから発売されたロックマンX3に登場する武装の一種である。

概要

ドップラー軍団と戦う事となったエックスのために新たに用意されたアーマー。

セカンドアーマー同様、フットパーツとアームパーツを揃えると梯子の昇降速度が増加する。さらに全パーツを装備すると武器エネルギー消費量が軽減される。


パワーアップパーツ


ヘッドパーツ

ステージ開始時に簡易マップとアイテムの位置を表示するアイテムレーダー機能が搭載される。

またステージセレクト画面で、各ステージに隠されているアイテムの名前が表示されるようになるため、初見時や特殊なパスワード使用時、久しぶりにプレイする時にはお世話になるだろう。


フットパーツ

前作同様のエアダッシュが可能となり、本作のみ上方向への「ヴァリアブルエアダッシュ」が可能となっている(X6のブレードアーマーは上下左右の四方向)。

後述のアイテムのこともあり、若干控えめな性能である強化前のサードアーマーの能力の中でもかなり有用性が高い。


ボディパーツ

常時ダメージを半減し、被ダメージ時にダメージを3/8に軽減する「ディフェンスシールド」が発生するようになる。

シールドは1回攻撃を受けるか攻撃を受けずに一定時間経過で消失。


アームパーツ

チャージ段階が1段階追加され、チャージショットを連続で撃ち出す「ダブルチャージショット」が使用可能になるが、前作が強すぎたためか無敵時間は貫通しなくなったため、無敵時間の切れ目に当てなければならない。

1発目は拡散弾を束ねたような若干低速なショット、2発目は通常のチャージショットである。

さらに1発目のチャージショットに2発目のチャージショットを重ねることで、広範囲を攻撃する拡散弾(クロスチャージショット)へと変化する。

また、ビームサーベルから衝撃波が発生するようになる。

扱いにくいと感じるクロスチャージだが、携帯アプリ版では操作性の悪さもあり、一度放てば高確率で当たってくれるクロスチャージはかなりありがたい攻撃手段となる。


ビームサーベル

X3のみ、特定の条件を満たすことでゼロと引き換えに入手。

チャージ段階が限界から1段階追加され、ビームサーベルが使用可能になる。

近接している敵にしか効果が無いが、威力は極めて高い。

また前述の通りアームパーツを装備していると衝撃波が追加され、命中時に追加ダメージが発生する(プラズマチャージのプラズマ弾と違い、命中した敵のみ)。

この武器の恐ろしいところは体力の変動に関係なく使える上に空中でも使えると言う点。

後述のアイテムの機能と併用すればとんでもないことになるので入手難度に見合った性能である。

余談であるが、隠しパーツは波動拳昇竜拳ある格闘家の技で連続していたため、本作は竜巻旋風脚になるのではないか、と予想するユーザーが多かった。


強化チップ

X3ではパワーアップパーツの他、更なる機能強化を施す「強化チップ」が登場する。

4つの強化チップはある特殊な状況を除き、どれか1つしか取ることが出来ない(SFC版ではパスワードで複数装備した状態にすることが可能だが、PS版とセガサターン版では削除されている)。

またチップはパーツの機能強化に用いられるため、ベースとなるパーツを装備していない場合は取得できない。なお、パーツを装備していない状態でカプセルを発見すると、博士からもパーツを装備してから来るようにと言われ、カプセルに入ってもなにも起こらない。


ヘッドチップ

自動回復機能が備わり、静止状態でいるとライフが自動で回復し、ライフ満タン時にはサブタンクのエネルギーが補充される。

やろうと思えば長時間放置しておくだけでサブタンク4個を全部満タンにすることも可能だが、ライフ回復を出しやすいフロストシールドで雑魚を倒した方が早い(フロストシールドを使いたくないか、エネルギー切れ、ボス戦前に要らないダメージを負った時はかなり重宝する)。

特に携帯アプリ版では操作性の関係で被弾しやすくなっているのでこの回復はかなり重宝する。


ボディチップ

ディフェンスシールドが強化(ダメージを1/4に軽減)され、色が青から赤に変化する。

シールドは攻撃を受けても一定時間は展開したままとなるが、シールドでダメージが1/4に軽減されるのは最初の1発だけというバグがあり、以後はシールドによるダメージの軽減効果がなくなる。

このため連続して攻撃を受けるような場面ではチップ無し時より被ダメージが増加するため、どちらかといえば弱体化となるが、後述の装備では強制的に装備することになる(SFC版ではパスワードを使うことでボディチップ抜きのフル装備状態を作ることは可能だが、PS版などの移植版では削除されているので諦めるしかない)。


フットチップ

ヴァリアブルエアダッシュを2回連続で使用可能になり、ダッシュジャンプからヴァリアブルエアダッシュが1回だけ行えるようになる。

単純にヴァリアブルエアダッシュの使用回数を増やすだけだが、SFC作品は後のPS作品とは違ってエアダッシュ後の加速が残るためエックスの機動力が大幅に強化される。

歩行速度も若干上昇する。


アームチップ

ダメージを受けたときにそのエネルギーを蓄積し、エネルギーが満タンに達することで、チャージショットを最大14発を無チャージで発射できるようになる今作のギガクラッシュ(ギガアタック)枠の「ハイパーチャージ」が使用可能になる。

X3時点ではフルチャージに時間がかかるので、制限付きとは言えチャージショットを連発出来るのは非常に強力。

クロスチャージショットで攻撃を防ぎながら雑魚を蹴散らすか、ダブルチャージショットで無敵時間の切れ目に叩き込んでボスに大ダメージを与えられる。

前作のギガクラッシュの使い道がほぼサーゲスタンク戦しか無かったが、アームチップはチャージショットの連発を可能にする物なので腐ることはあまりなく、もしビームサーベルを入手している場合はチャージショットの後にビームサーベルも使用可能になるため、鬼のような火力を簡単に出すことが出来るようになる。

この1~2回以上連続でチャージショットを撃てる機能はチャージの事前準備が必要とは言えチャージ後はストックした分を好きなタイミングで4発撃てるフォースアーマーのストックチャージとX6のリミットパーツの「オーバードライブ」でも採用されており、どちらも対ボス戦に対して有効な装備である。


ハイパーチップ

特定の条件を満たし、ある場所に行くことで入手可能。

エックスの姿が金色に変化し、上記4つの全てのチップの能力を併せ持つことが出来るが、ボディチップはそのままなので防御性能は弱体化してしまう。

パスワードでは記録できない(携帯アプリ版はセーブ可能)。


サードアーマーのパーツがあるステージ

  • パーツ
パーツステージ備考
ヘッドスクリュー・マサイダーステージ要アームパーツ+トライアードサンダー
フットフローズン・バッファリオステージ
ボディエレキテル・ナマズロスステージ要アームパーツ+バグホール
アームシャイニング・タイガードステージ要フットパーツ+トルネードアーム
サーベルドップラーステージ2

  • チップ
パーツステージ備考
ヘッドエクスプローズ・ホーネックステージ要フットパーツ+ライドアーマーH
フットアシッド・シーフォースステージ要アームパーツ+フロストシールド+ライドアーマーF
ボディシザーズ・シュリンプァーステージ要ライドアーマー
アームグラビティー・ビートブードステージ要ライドアーマー
ハイパードップラーステージ1

岩本佳浩版

前2作とは異なり、順にパーツを入手するのではなく、一度に装備。


8大ボスとの戦いを終えた後のナイトメアポリス戦で敗北し、ゼロと共に処刑されそうになった際、エックスとゼロに助けられた8たちがドップラー軍の施設から入手してきたパワーアップデータチップをマーティが届けてくれたことで強化復活を果たす。

この日は、クリスマスであり、「地球は新たな救世主を得た」と語られた。


カイザーシグマとの戦いで一度は消滅したエックスであったが、心のプログラムにより、ハイパーモード状態で復活。胸部の球体は地球を表す演出もされた。

カイザーシグマの攻撃を一切寄せ付けず、パンチ一発でカイザーシグマとシグマ城を破壊した後、ファーストアーマーと同じく、エックスの手で外されたらしく、ヘッドパーツのみがシグマ城跡地に残される。


XDiVE版

2020年10月14日のアップデートにてSランクキャラとして実装。

本作では「Xマックスアーマー」という名義で登場している(英語・中国語表記では「サードアーマー」名義)。

スキルはクロスチャージショットとハイパーチップであり原作と比べかなり強くなっている。

紹介演出では極稀に竜巻旋風脚を披露する。しかし…


2021年6月以降からの扱いが原作同様不遇にされている。

日本版限定で開催された超壊れガチャ「Xアーマーシリーズカプセル」では唯一除外され(同じフェス限であったアルティメットアーマーはあった)、モンスターハンターライズとのコラボイベントのステージの仕掛けの翔虫装置では何故か作動しない(対処方法はサードアーマーもといマックスアーマー以外でプレイしろとのこと)。令和になってなおまた不遇扱いされているのである。


立体化

バンダイから発売された『メガアーマー』シリーズで登場。公式では「X3マックスアーマー」という名称で商品化しており、2020年、コトブキヤから発売されたプラモデルでも「マックスアーマー」名義で発売している。

また、商品開発に携わっていた栗原昌宏氏によると、通常のエックスと区別するために付けた商品名であり、仮にX1やX2のアーマーが発売されていたら「X1マックスアーマー」「X2マックスアーマー」になっていたと語っている()。


余談

  • SFC版における最後のアーマーだが一部のプレイヤーからは不評だった。

特に挙げられるのがアームパーツのクロスチャージショットで前作のダブルチャージと比べて扱いづらいものとなり、ゲームにおける爽快感が削がれてしまう。

更にヘッドパーツのアイテムレーダーもステージ開始直後にしか機能しないため、役に立つ要素が少ない。ボディパーツもディフェンスシールドのダメージ軽減効果が一回のみのため、あまり変わらない。


  • X3のアームパーツは前作と比べて分かりやすい強さではないが、クロスチャージショットは縦方向に拡散するために命中率自体は高く、状況に応じて複数のショットの種類を使い分けることが出来る。

例えば耐久力の低い雑魚ならばクロスチャージショットで攻撃を防ぐ盾にしながら殲滅し、ボスならばダブルチャージショットで無敵時間の切れ目(X4のストックチャージショットと同じ)に攻撃することで総合火力は大きくなり、ダブルチャージの一発目が当たると分裂して連続ダメージを与えるので耐久力の高い雑魚に至近距離でダブルチャージを当てると倒すことも可能。

長めのチャージ時間もアームチップのハイパーチャージで補えるため、雑魚散らしとボス戦でも使える。

単純に撃って強いアームパーツではないが、複数のチャージショットを駆使して敵を突破するのは楽しい。


  • クロスチャージショットは2つのチャージショットを合体して放つ設定的に派手で強さが分かりやすいチャージショットであるためか、PXZシリーズではエックス&ゼロの必殺技or複数技の初撃に使われ、イレギュラーハンターXのVAVAモードのラスボス戦のエックス&ゼロも中央の弾がなく、拡散弾に相当する弾がホーミング弾になっているクロスチャージショットの前身(制作順ではイレギュラーハンターXが後だが…)のような攻撃をし、XDiVEではX3とイレギュラーハンターXの性能を1つにしたような性能で登場したため、何気に登場する機会は多め。

  • 強化チップによる強化が前提となっているためか、若干控えめな性能だが、前作の強化アーマー以上の防御力と広い攻撃範囲と機動力と、セカンドアーマーより出来ることは増えている(バスターの攻撃力に関しては前作が強すぎただけであり、次回作のフォースアーマーのアームパーツによるダメージ効率もサードアーマーのダブルチャージと弾数を除けば同じである)。

攻撃面の隠し要素であるビームサーベルは入手は困難だが、エックスのライフ関係なしに使えるためにハイパーチャージと組み合わせた時の火力は凄まじく、フル装備状態のエックスは前作以上に攻撃的である。


  • 「サードアーマー」という名称はゲームでは『ロックマンX アニバーサリー コレクション』にて初使用された。

関連イラスト

関連タグ

ロックマンX3 エックス トーマス・ライト

ファーストアーマー セカンドアーマー フォースアーマー アルティメットアーマー

ハイパーチップ

概要

ドップラー軍団と戦う事となったエックスのために新たに用意されたアーマー。

セカンドアーマー同様、フットパーツとアームパーツを揃えると梯子の昇降速度が増加する。さらに全パーツを装備すると武器エネルギー消費量が軽減される。


パワーアップパーツ


ヘッドパーツ

ステージ開始時に簡易マップとアイテムの位置を表示するアイテムレーダー機能が搭載される。

またステージセレクト画面で、各ステージに隠されているアイテムの名前が表示されるようになるため、初見時や特殊なパスワード使用時、久しぶりにプレイする時にはお世話になるだろう。


フットパーツ

前作同様のエアダッシュが可能となり、本作のみ上方向への「ヴァリアブルエアダッシュ」が可能となっている(X6のブレードアーマーは上下左右の四方向)。

後述のアイテムのこともあり、若干控えめな性能である強化前のサードアーマーの能力の中でもかなり有用性が高い。


ボディパーツ

常時ダメージを半減し、被ダメージ時にダメージを3/8に軽減する「ディフェンスシールド」が発生するようになる。

シールドは1回攻撃を受けるか攻撃を受けずに一定時間経過で消失。


アームパーツ

チャージ段階が1段階追加され、チャージショットを連続で撃ち出す「ダブルチャージショット」が使用可能になるが、前作が強すぎたためか無敵時間は貫通しなくなったため、無敵時間の切れ目に当てなければならない。

1発目は拡散弾を束ねたような若干低速なショット、2発目は通常のチャージショットである。

さらに1発目のチャージショットに2発目のチャージショットを重ねることで、広範囲を攻撃する拡散弾(クロスチャージショット)へと変化する。

また、ビームサーベルから衝撃波が発生するようになる。

扱いにくいと感じるクロスチャージだが、携帯アプリ版では操作性の悪さもあり、一度放てば高確率で当たってくれるクロスチャージはかなりありがたい攻撃手段となる。


ビームサーベル

X3のみ、特定の条件を満たすことでゼロと引き換えに入手。

チャージ段階が限界から1段階追加され、ビームサーベルが使用可能になる。

近接している敵にしか効果が無いが、威力は極めて高い。

また前述の通りアームパーツを装備していると衝撃波が追加され、命中時に追加ダメージが発生する(プラズマチャージのプラズマ弾と違い、命中した敵のみ)。

この武器の恐ろしいところは体力の変動に関係なく使える上に空中でも使えると言う点。

後述のアイテムの機能と併用すればとんでもないことになるので入手難度に見合った性能である。

余談であるが、隠しパーツは波動拳昇竜拳ある格闘家の技で連続していたため、本作は竜巻旋風脚になるのではないか、と予想するユーザーが多かった。


強化チップ

X3ではパワーアップパーツの他、更なる機能強化を施す「強化チップ」が登場する。

4つの強化チップはある特殊な状況を除き、どれか1つしか取ることが出来ない(SFC版ではパスワードで複数装備した状態にすることが可能だが、PS版とセガサターン版では削除されている)。

またチップはパーツの機能強化に用いられるため、ベースとなるパーツを装備していない場合は取得できない。なお、パーツを装備していない状態でカプセルを発見すると、博士からもパーツを装備してから来るようにと言われ、カプセルに入ってもなにも起こらない。


ヘッドチップ

自動回復機能が備わり、静止状態でいるとライフが自動で回復し、ライフ満タン時にはサブタンクのエネルギーが補充される。

やろうと思えば長時間放置しておくだけでサブタンク4個を全部満タンにすることも可能だが、ライフ回復を出しやすいフロストシールドで雑魚を倒した方が早い(フロストシールドを使いたくないか、エネルギー切れ、ボス戦前に要らないダメージを負った時はかなり重宝する)。

特に携帯アプリ版では操作性の関係で被弾しやすくなっているのでこの回復はかなり重宝する。


ボディチップ

ディフェンスシールドが強化(ダメージを1/4に軽減)され、色が青から赤に変化する。

シールドは攻撃を受けても一定時間は展開したままとなるが、シールドでダメージが1/4に軽減されるのは最初の1発だけというバグがあり、以後はシールドによるダメージの軽減効果がなくなる。

このため連続して攻撃を受けるような場面ではチップ無し時より被ダメージが増加するため、どちらかといえば弱体化となるが、後述の装備では強制的に装備することになる(SFC版ではパスワードを使うことでボディチップ抜きのフル装備状態を作ることは可能だが、PS版などの移植版では削除されているので諦めるしかない)。


フットチップ

ヴァリアブルエアダッシュを2回連続で使用可能になり、ダッシュジャンプからヴァリアブルエアダッシュが1回だけ行えるようになる。

単純にヴァリアブルエアダッシュの使用回数を増やすだけだが、SFC作品は後のPS作品とは違ってエアダッシュ後の加速が残るためエックスの機動力が大幅に強化される。

歩行速度も若干上昇する。


アームチップ

ダメージを受けたときにそのエネルギーを蓄積し、エネルギーが満タンに達することで、チャージショットを最大14発を無チャージで発射できるようになる今作のギガクラッシュ(ギガアタック)枠の「ハイパーチャージ」が使用可能になる。

X3時点ではフルチャージに時間がかかるので、制限付きとは言えチャージショットを連発出来るのは非常に強力。

クロスチャージショットで攻撃を防ぎながら雑魚を蹴散らすか、ダブルチャージショットで無敵時間の切れ目に叩き込んでボスに大ダメージを与えられる。

前作のギガクラッシュの使い道がほぼサーゲスタンク戦しか無かったが、アームチップはチャージショットの連発を可能にする物なので腐ることはあまりなく、もしビームサーベルを入手している場合はチャージショットの後にビームサーベルも使用可能になるため、鬼のような火力を簡単に出すことが出来るようになる。

この1~2回以上連続でチャージショットを撃てる機能はチャージの事前準備が必要とは言えチャージ後はストックした分を好きなタイミングで4発撃てるフォースアーマーのストックチャージとX6のリミットパーツの「オーバードライブ」でも採用されており、どちらも対ボス戦に対して有効な装備である。


ハイパーチップ

特定の条件を満たし、ある場所に行くことで入手可能。

エックスの姿が金色に変化し、上記4つの全てのチップの能力を併せ持つことが出来るが、ボディチップはそのままなので防御性能は弱体化してしまう。

パスワードでは記録できない(携帯アプリ版はセーブ可能)。


サードアーマーのパーツがあるステージ

  • パーツ
パーツステージ備考
ヘッドスクリュー・マサイダーステージ要アームパーツ+トライアードサンダー
フットフローズン・バッファリオステージ
ボディエレキテル・ナマズロスステージ要アームパーツ+バグホール
アームシャイニング・タイガードステージ要フットパーツ+トルネードアーム
サーベルドップラーステージ2

  • チップ
パーツステージ備考
ヘッドエクスプローズ・ホーネックステージ要フットパーツ+ライドアーマーH
フットアシッド・シーフォースステージ要アームパーツ+フロストシールド+ライドアーマーF
ボディシザーズ・シュリンプァーステージ要ライドアーマー
アームグラビティー・ビートブードステージ要ライドアーマー
ハイパードップラーステージ1

岩本佳浩版

前2作とは異なり、順にパーツを入手するのではなく、一度に装備。


8大ボスとの戦いを終えた後のナイトメアポリス戦で敗北し、ゼロと共に処刑されそうになった際、エックスとゼロに助けられた8たちがドップラー軍の施設から入手してきたパワーアップデータチップをマーティが届けてくれたことで強化復活を果たす。

この日は、クリスマスであり、「地球は新たな救世主を得た」と語られた。


カイザーシグマとの戦いで一度は消滅したエックスであったが、心のプログラムにより、ハイパーモード状態で復活。胸部の球体は地球を表す演出もされた。

カイザーシグマの攻撃を一切寄せ付けず、パンチ一発でカイザーシグマとシグマ城を破壊した後、ファーストアーマーと同じく、エックスの手で外されたらしく、ヘッドパーツのみがシグマ城跡地に残される。


XDiVE版

2020年10月14日のアップデートにてSランクキャラとして実装。

本作では「Xマックスアーマー」という名義で登場している(英語・中国語表記では「サードアーマー」名義)。

スキルはクロスチャージショットとハイパーチップであり原作と比べかなり強くなっている。

紹介演出では極稀に竜巻旋風脚を披露する。しかし…


2021年6月以降からの扱いが原作同様不遇にされている。

日本版限定で開催された超壊れガチャ「Xアーマーシリーズカプセル」では唯一除外され(同じフェス限であったアルティメットアーマーはあった)、モンスターハンターライズとのコラボイベントのステージの仕掛けの翔虫装置では何故か作動しない(対処方法はサードアーマーもといマックスアーマー以外でプレイしろとのこと)。令和になってなおまた不遇扱いされているのである。


立体化

バンダイから発売された『メガアーマー』シリーズで登場。公式では「X3マックスアーマー」という名称で商品化しており、2020年、コトブキヤから発売されたプラモデルでも「マックスアーマー」名義で発売している。

また、商品開発に携わっていた栗原昌宏氏によると、通常のエックスと区別するために付けた商品名であり、仮にX1やX2のアーマーが発売されていたら「X1マックスアーマー」「X2マックスアーマー」になっていたと語っている()。


余談

  • SFC版における最後のアーマーだが一部のプレイヤーからは不評だった。

特に挙げられるのがアームパーツのクロスチャージショットで前作のダブルチャージと比べて扱いづらいものとなり、ゲームにおける爽快感が削がれてしまう。

更にヘッドパーツのアイテムレーダーもステージ開始直後にしか機能しないため、役に立つ要素が少ない。ボディパーツもディフェンスシールドのダメージ軽減効果が一回のみのため、あまり変わらない。


  • X3のアームパーツは前作と比べて分かりやすい強さではないが、クロスチャージショットは縦方向に拡散するために命中率自体は高く、状況に応じて複数のショットの種類を使い分けることが出来る。

例えば耐久力の低い雑魚ならばクロスチャージショットで攻撃を防ぐ盾にしながら殲滅し、ボスならばダブルチャージショットで無敵時間の切れ目(X4のストックチャージショットと同じ)に攻撃することで総合火力は大きくなり、ダブルチャージの一発目が当たると分裂して連続ダメージを与えるので耐久力の高い雑魚に至近距離でダブルチャージを当てると倒すことも可能。

長めのチャージ時間もアームチップのハイパーチャージで補えるため、雑魚散らしとボス戦でも使える。

単純に撃って強いアームパーツではないが、複数のチャージショットを駆使して敵を突破するのは楽しい。


  • クロスチャージショットは2つのチャージショットを合体して放つ設定的に派手で強さが分かりやすいチャージショットであるためか、PXZシリーズではエックス&ゼロの必殺技or複数技の初撃に使われ、イレギュラーハンターXのVAVAモードのラスボス戦のエックス&ゼロも中央の弾がなく、拡散弾に相当する弾がホーミング弾になっているクロスチャージショットの前身(制作順ではイレギュラーハンターXが後だが…)のような攻撃をし、XDiVEではX3とイレギュラーハンターXの性能を1つにしたような性能で登場したため、何気に登場する機会は多め。

  • 強化チップによる強化が前提となっているためか、若干控えめな性能だが、前作の強化アーマー以上の防御力と広い攻撃範囲と機動力と、セカンドアーマーより出来ることは増えている(バスターの攻撃力に関しては前作が強すぎただけであり、次回作のフォースアーマーのアームパーツによるダメージ効率もサードアーマーのダブルチャージと弾数を除けば同じである)。

攻撃面の隠し要素であるビームサーベルは入手は困難だが、エックスのライフ関係なしに使えるためにハイパーチャージと組み合わせた時の火力は凄まじく、フル装備状態のエックスは前作以上に攻撃的である。


  • 「サードアーマー」という名称はゲームでは『ロックマンX アニバーサリー コレクション』にて初使用された。

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サードアーマーとはカプコンから発売されたロックマンX3に登場する武装の一種である。

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ドップラー軍団と戦う事となったエックスのために新たに用意されたアーマー。

セカンドアーマー同様、フットパーツとアームパーツを揃えると梯子の昇降速度が増加する。さらに全パーツを装備すると武器エネルギー消費量が軽減される。


パワーアップパーツ


ヘッドパーツ

ステージ開始時に簡易マップとアイテムの位置を表示するアイテムレーダー機能が搭載される。

またステージセレクト画面で、各ステージに隠されているアイテムの名前が表示されるようになるため、初見時や特殊なパスワード使用時、久しぶりにプレイする時にはお世話になるだろう。


フットパーツ

前作同様のエアダッシュが可能となり、本作のみ上方向への「ヴァリアブルエアダッシュ」が可能となっている(X6のブレードアーマーは上下左右の四方向)。

後述のアイテムのこともあり、若干控えめな性能である強化前のサードアーマーの能力の中でもかなり有用性が高い。


ボディパーツ

常時ダメージを半減し、被ダメージ時にダメージを3/8に軽減する「ディフェンスシールド」が発生するようになる。

シールドは1回攻撃を受けるか攻撃を受けずに一定時間経過で消失。


アームパーツ

チャージ段階が1段階追加され、チャージショットを連続で撃ち出す「ダブルチャージショット」が使用可能になるが、前作が強すぎたためか無敵時間は貫通しなくなったため、無敵時間の切れ目に当てなければならない。

1発目は拡散弾を束ねたような若干低速なショット、2発目は通常のチャージショットである。

さらに1発目のチャージショットに2発目のチャージショットを重ねることで、広範囲を攻撃する拡散弾(クロスチャージショット)へと変化する。

また、ビームサーベルから衝撃波が発生するようになる。

扱いにくいと感じるクロスチャージだが、携帯アプリ版では操作性の悪さもあり、一度放てば高確率で当たってくれるクロスチャージはかなりありがたい攻撃手段となる。


ビームサーベル

X3のみ、特定の条件を満たすことでゼロと引き換えに入手。

チャージ段階が限界から1段階追加され、ビームサーベルが使用可能になる。

近接している敵にしか効果が無いが、威力は極めて高い。

また前述の通りアームパーツを装備していると衝撃波が追加され、命中時に追加ダメージが発生する(プラズマチャージのプラズマ弾と違い、命中した敵のみ)。

この武器の恐ろしいところは体力の変動に関係なく使える上に空中でも使えると言う点。

後述のアイテムの機能と併用すればとんでもないことになるので入手難度に見合った性能である。

余談であるが、隠しパーツは波動拳昇竜拳ある格闘家の技で連続していたため、本作は竜巻旋風脚になるのではないか、と予想するユーザーが多かった。


強化チップ

X3ではパワーアップパーツの他、更なる機能強化を施す「強化チップ」が登場する。

4つの強化チップはある特殊な状況を除き、どれか1つしか取ることが出来ない(SFC版ではパスワードで複数装備した状態にすることが可能だが、PS版とセガサターン版では削除されている)。

またチップはパーツの機能強化に用いられるため、ベースとなるパーツを装備していない場合は取得できない。なお、パーツを装備していない状態でカプセルを発見すると、博士からもパーツを装備してから来るようにと言われ、カプセルに入ってもなにも起こらない。


ヘッドチップ

自動回復機能が備わり、静止状態でいるとライフが自動で回復し、ライフ満タン時にはサブタンクのエネルギーが補充される。

やろうと思えば長時間放置しておくだけでサブタンク4個を全部満タンにすることも可能だが、ライフ回復を出しやすいフロストシールドで雑魚を倒した方が早い(フロストシールドを使いたくないか、エネルギー切れ、ボス戦前に要らないダメージを負った時はかなり重宝する)。

特に携帯アプリ版では操作性の関係で被弾しやすくなっているのでこの回復はかなり重宝する。


ボディチップ

ディフェンスシールドが強化(ダメージを1/4に軽減)され、色が青から赤に変化する。

シールドは攻撃を受けても一定時間は展開したままとなるが、シールドでダメージが1/4に軽減されるのは最初の1発だけというバグがあり、以後はシールドによるダメージの軽減効果がなくなる。

このため連続して攻撃を受けるような場面ではチップ無し時より被ダメージが増加するため、どちらかといえば弱体化となるが、後述の装備では強制的に装備することになる(SFC版ではパスワードを使うことでボディチップ抜きのフル装備状態を作ることは可能だが、PS版などの移植版では削除されているので諦めるしかない)。


フットチップ

ヴァリアブルエアダッシュを2回連続で使用可能になり、ダッシュジャンプからヴァリアブルエアダッシュが1回だけ行えるようになる。

単純にヴァリアブルエアダッシュの使用回数を増やすだけだが、SFC作品は後のPS作品とは違ってエアダッシュ後の加速が残るためエックスの機動力が大幅に強化される。

歩行速度も若干上昇する。


アームチップ

ダメージを受けたときにそのエネルギーを蓄積し、エネルギーが満タンに達することで、チャージショットを最大14発を無チャージで発射できるようになる今作のギガクラッシュ(ギガアタック)枠の「ハイパーチャージ」が使用可能になる。

X3時点ではフルチャージに時間がかかるので、制限付きとは言えチャージショットを連発出来るのは非常に強力。

クロスチャージショットで攻撃を防ぎながら雑魚を蹴散らすか、ダブルチャージショットで無敵時間の切れ目に叩き込んでボスに大ダメージを与えられる。

前作のギガクラッシュの使い道がほぼサーゲスタンク戦しか無かったが、アームチップはチャージショットの連発を可能にする物なので腐ることはあまりなく、もしビームサーベルを入手している場合はチャージショットの後にビームサーベルも使用可能になるため、鬼のような火力を簡単に出すことが出来るようになる。

この1~2回以上連続でチャージショットを撃てる機能はチャージの事前準備が必要とは言えチャージ後はストックした分を好きなタイミングで4発撃てるフォースアーマーのストックチャージとX6のリミットパーツの「オーバードライブ」でも採用されており、どちらも対ボス戦に対して有効な装備である。


ハイパーチップ

特定の条件を満たし、ある場所に行くことで入手可能。

エックスの姿が金色に変化し、上記4つの全てのチップの能力を併せ持つことが出来るが、ボディチップはそのままなので防御性能は弱体化してしまう。

パスワードでは記録できない(携帯アプリ版はセーブ可能)。


サードアーマーのパーツがあるステージ

  • パーツ
パーツステージ備考
ヘッドスクリュー・マサイダーステージ要アームパーツ+トライアードサンダー
フットフローズン・バッファリオステージ
ボディエレキテル・ナマズロスステージ要アームパーツ+バグホール
アームシャイニング・タイガードステージ要フットパーツ+トルネードアーム
サーベルドップラーステージ2

  • チップ
パーツステージ備考
ヘッドエクスプローズ・ホーネックステージ要フットパーツ+ライドアーマーH
フットアシッド・シーフォースステージ要アームパーツ+フロストシールド+ライドアーマーF
ボディシザーズ・シュリンプァーステージ要ライドアーマー
アームグラビティー・ビートブードステージ要ライドアーマー
ハイパードップラーステージ1

岩本佳浩版

前2作とは異なり、順にパーツを入手するのではなく、一度に装備。


8大ボスとの戦いを終えた後のナイトメアポリス戦で敗北し、ゼロと共に処刑されそうになった際、エックスとゼロに助けられた8たちがドップラー軍の施設から入手してきたパワーアップデータチップをマーティが届けてくれたことで強化復活を果たす。

この日は、クリスマスであり、「地球は新たな救世主を得た」と語られた。


カイザーシグマとの戦いで一度は消滅したエックスであったが、心のプログラムにより、ハイパーモード状態で復活。胸部の球体は地球を表す演出もされた。

カイザーシグマの攻撃を一切寄せ付けず、パンチ一発でカイザーシグマとシグマ城を破壊した後、ファーストアーマーと同じく、エックスの手で外されたらしく、ヘッドパーツのみがシグマ城跡地に残される。


XDiVE版

2020年10月14日のアップデートにてSランクキャラとして実装。

本作では「Xマックスアーマー」という名義で登場している(英語・中国語表記では「サードアーマー」名義)。

スキルはクロスチャージショットとハイパーチップであり原作と比べかなり強くなっている。

紹介演出では極稀に竜巻旋風脚を披露する。しかし…


2021年6月以降からの扱いが原作同様不遇にされている。

日本版限定で開催された超壊れガチャ「Xアーマーシリーズカプセル」では唯一除外され(同じフェス限であったアルティメットアーマーはあった)、モンスターハンターライズとのコラボイベントのステージの仕掛けの翔虫装置では何故か作動しない(対処方法はサードアーマーもといマックスアーマー以外でプレイしろとのこと)。令和になってなおまた不遇扱いされているのである。


立体化

バンダイから発売された『メガアーマー』シリーズで登場。公式では「X3マックスアーマー」という名称で商品化しており、2020年、コトブキヤから発売されたプラモデルでも「マックスアーマー」名義で発売している。

また、商品開発に携わっていた栗原昌宏氏によると、通常のエックスと区別するために付けた商品名であり、仮にX1やX2のアーマーが発売されていたら「X1マックスアーマー」「X2マックスアーマー」になっていたと語っている()。


余談

  • SFC版における最後のアーマーだが一部のプレイヤーからは不評だった。

特に挙げられるのがアームパーツのクロスチャージショットで前作のダブルチャージと比べて扱いづらいものとなり、ゲームにおける爽快感が削がれてしまう。

更にヘッドパーツのアイテムレーダーもステージ開始直後にしか機能しないため、役に立つ要素が少ない。ボディパーツもディフェンスシールドのダメージ軽減効果が一回のみのため、あまり変わらない。


  • X3のアームパーツは前作と比べて分かりやすい強さではないが、クロスチャージショットは縦方向に拡散するために命中率自体は高く、状況に応じて複数のショットの種類を使い分けることが出来る。

例えば耐久力の低い雑魚ならばクロスチャージショットで攻撃を防ぐ盾にしながら殲滅し、ボスならばダブルチャージショットで無敵時間の切れ目(X4のストックチャージショットと同じ)に攻撃することで総合火力は大きくなり、ダブルチャージの一発目が当たると分裂して連続ダメージを与えるので耐久力の高い雑魚に至近距離でダブルチャージを当てると倒すことも可能。

長めのチャージ時間もアームチップのハイパーチャージで補えるため、雑魚散らしとボス戦でも使える。

単純に撃って強いアームパーツではないが、複数のチャージショットを駆使して敵を突破するのは楽しい。


  • クロスチャージショットは2つのチャージショットを合体して放つ設定的に派手で強さが分かりやすいチャージショットであるためか、PXZシリーズではエックス&ゼロの必殺技or複数技の初撃に使われ、イレギュラーハンターXのVAVAモードのラスボス戦のエックス&ゼロも中央の弾がなく、拡散弾に相当する弾がホーミング弾になっているクロスチャージショットの前身(制作順ではイレギュラーハンターXが後だが…)のような攻撃をし、XDiVEではX3とイレギュラーハンターXの性能を1つにしたような性能で登場したため、何気に登場する機会は多め。

  • 強化チップによる強化が前提となっているためか、若干控えめな性能だが、前作の強化アーマー以上の防御力と広い攻撃範囲と機動力と、セカンドアーマーより出来ることは増えている(バスターの攻撃力に関しては前作が強すぎただけであり、次回作のフォースアーマーのアームパーツによるダメージ効率もサードアーマーのダブルチャージと弾数を除けば同じである)。

攻撃面の隠し要素であるビームサーベルは入手は困難だが、エックスのライフ関係なしに使えるためにハイパーチャージと組み合わせた時の火力は凄まじく、フル装備状態のエックスは前作以上に攻撃的である。


  • 「サードアーマー」という名称はゲームでは『ロックマンX アニバーサリー コレクション』にて初使用された。

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関連タグ

ロックマンX3 エックス トーマス・ライト

ファーストアーマー セカンドアーマー フォースアーマー アルティメットアーマー

ハイパーチップ

概要

ドップラー軍団と戦う事となったエックスのために新たに用意されたアーマー。

セカンドアーマー同様、フットパーツとアームパーツを揃えると梯子の昇降速度が増加する。さらに全パーツを装備すると武器エネルギー消費量が軽減される。


パワーアップパーツ


ヘッドパーツ

ステージ開始時に簡易マップとアイテムの位置を表示するアイテムレーダー機能が搭載される。

またステージセレクト画面で、各ステージに隠されているアイテムの名前が表示されるようになるため、初見時や特殊なパスワード使用時、久しぶりにプレイする時にはお世話になるだろう。


フットパーツ

前作同様のエアダッシュが可能となり、本作のみ上方向への「ヴァリアブルエアダッシュ」が可能となっている(X6のブレードアーマーは上下左右の四方向)。

後述のアイテムのこともあり、若干控えめな性能である強化前のサードアーマーの能力の中でもかなり有用性が高い。


ボディパーツ

常時ダメージを半減し、被ダメージ時にダメージを3/8に軽減する「ディフェンスシールド」が発生するようになる。

シールドは1回攻撃を受けるか攻撃を受けずに一定時間経過で消失。


アームパーツ

チャージ段階が1段階追加され、チャージショットを連続で撃ち出す「ダブルチャージショット」が使用可能になるが、前作が強すぎたためか無敵時間は貫通しなくなったため、無敵時間の切れ目に当てなければならない。

1発目は拡散弾を束ねたような若干低速なショット、2発目は通常のチャージショットである。

さらに1発目のチャージショットに2発目のチャージショットを重ねることで、広範囲を攻撃する拡散弾(クロスチャージショット)へと変化する。

また、ビームサーベルから衝撃波が発生するようになる。

扱いにくいと感じるクロスチャージだが、携帯アプリ版では操作性の悪さもあり、一度放てば高確率で当たってくれるクロスチャージはかなりありがたい攻撃手段となる。


ビームサーベル

X3のみ、特定の条件を満たすことでゼロと引き換えに入手。

チャージ段階が限界から1段階追加され、ビームサーベルが使用可能になる。

近接している敵にしか効果が無いが、威力は極めて高い。

また前述の通りアームパーツを装備していると衝撃波が追加され、命中時に追加ダメージが発生する(プラズマチャージのプラズマ弾と違い、命中した敵のみ)。

この武器の恐ろしいところは体力の変動に関係なく使える上に空中でも使えると言う点。

後述のアイテムの機能と併用すればとんでもないことになるので入手難度に見合った性能である。

余談であるが、隠しパーツは波動拳昇竜拳ある格闘家の技で連続していたため、本作は竜巻旋風脚になるのではないか、と予想するユーザーが多かった。


強化チップ

X3ではパワーアップパーツの他、更なる機能強化を施す「強化チップ」が登場する。

4つの強化チップはある特殊な状況を除き、どれか1つしか取ることが出来ない(SFC版ではパスワードで複数装備した状態にすることが可能だが、PS版とセガサターン版では削除されている)。

またチップはパーツの機能強化に用いられるため、ベースとなるパーツを装備していない場合は取得できない。なお、パーツを装備していない状態でカプセルを発見すると、博士からもパーツを装備してから来るようにと言われ、カプセルに入ってもなにも起こらない。


ヘッドチップ

自動回復機能が備わり、静止状態でいるとライフが自動で回復し、ライフ満タン時にはサブタンクのエネルギーが補充される。

やろうと思えば長時間放置しておくだけでサブタンク4個を全部満タンにすることも可能だが、ライフ回復を出しやすいフロストシールドで雑魚を倒した方が早い(フロストシールドを使いたくないか、エネルギー切れ、ボス戦前に要らないダメージを負った時はかなり重宝する)。

特に携帯アプリ版では操作性の関係で被弾しやすくなっているのでこの回復はかなり重宝する。


ボディチップ

ディフェンスシールドが強化(ダメージを1/4に軽減)され、色が青から赤に変化する。

シールドは攻撃を受けても一定時間は展開したままとなるが、シールドでダメージが1/4に軽減されるのは最初の1発だけというバグがあり、以後はシールドによるダメージの軽減効果がなくなる。

このため連続して攻撃を受けるような場面ではチップ無し時より被ダメージが増加するため、どちらかといえば弱体化となるが、後述の装備では強制的に装備することになる(SFC版ではパスワードを使うことでボディチップ抜きのフル装備状態を作ることは可能だが、PS版などの移植版では削除されているので諦めるしかない)。


フットチップ

ヴァリアブルエアダッシュを2回連続で使用可能になり、ダッシュジャンプからヴァリアブルエアダッシュが1回だけ行えるようになる。

単純にヴァリアブルエアダッシュの使用回数を増やすだけだが、SFC作品は後のPS作品とは違ってエアダッシュ後の加速が残るためエックスの機動力が大幅に強化される。

歩行速度も若干上昇する。


アームチップ

ダメージを受けたときにそのエネルギーを蓄積し、エネルギーが満タンに達することで、チャージショットを最大14発を無チャージで発射できるようになる今作のギガクラッシュ(ギガアタック)枠の「ハイパーチャージ」が使用可能になる。

X3時点ではフルチャージに時間がかかるので、制限付きとは言えチャージショットを連発出来るのは非常に強力。

クロスチャージショットで攻撃を防ぎながら雑魚を蹴散らすか、ダブルチャージショットで無敵時間の切れ目に叩き込んでボスに大ダメージを与えられる。

前作のギガクラッシュの使い道がほぼサーゲスタンク戦しか無かったが、アームチップはチャージショットの連発を可能にする物なので腐ることはあまりなく、もしビームサーベルを入手している場合はチャージショットの後にビームサーベルも使用可能になるため、鬼のような火力を簡単に出すことが出来るようになる。

この1~2回以上連続でチャージショットを撃てる機能はチャージの事前準備が必要とは言えチャージ後はストックした分を好きなタイミングで4発撃てるフォースアーマーのストックチャージとX6のリミットパーツの「オーバードライブ」でも採用されており、どちらも対ボス戦に対して有効な装備である。


ハイパーチップ

特定の条件を満たし、ある場所に行くことで入手可能。

エックスの姿が金色に変化し、上記4つの全てのチップの能力を併せ持つことが出来るが、ボディチップはそのままなので防御性能は弱体化してしまう。

パスワードでは記録できない(携帯アプリ版はセーブ可能)。


サードアーマーのパーツがあるステージ

  • パーツ
パーツステージ備考
ヘッドスクリュー・マサイダーステージ要アームパーツ+トライアードサンダー
フットフローズン・バッファリオステージ
ボディエレキテル・ナマズロスステージ要アームパーツ+バグホール
アームシャイニング・タイガードステージ要フットパーツ+トルネードアーム
サーベルドップラーステージ2

  • チップ
パーツステージ備考
ヘッドエクスプローズ・ホーネックステージ要フットパーツ+ライドアーマーH
フットアシッド・シーフォースステージ要アームパーツ+フロストシールド+ライドアーマーF
ボディシザーズ・シュリンプァーステージ要ライドアーマー
アームグラビティー・ビートブードステージ要ライドアーマー
ハイパードップラーステージ1

岩本佳浩版

前2作とは異なり、順にパーツを入手するのではなく、一度に装備。


8大ボスとの戦いを終えた後のナイトメアポリス戦で敗北し、ゼロと共に処刑されそうになった際、エックスとゼロに助けられた8たちがドップラー軍の施設から入手してきたパワーアップデータチップをマーティが届けてくれたことで強化復活を果たす。

この日は、クリスマスであり、「地球は新たな救世主を得た」と語られた。


カイザーシグマとの戦いで一度は消滅したエックスであったが、心のプログラムにより、ハイパーモード状態で復活。胸部の球体は地球を表す演出もされた。

カイザーシグマの攻撃を一切寄せ付けず、パンチ一発でカイザーシグマとシグマ城を破壊した後、ファーストアーマーと同じく、エックスの手で外されたらしく、ヘッドパーツのみがシグマ城跡地に残される。


XDiVE版

2020年10月14日のアップデートにてSランクキャラとして実装。

本作では「Xマックスアーマー」という名義で登場している(英語・中国語表記では「サードアーマー」名義)。

スキルはクロスチャージショットとハイパーチップであり原作と比べかなり強くなっている。

紹介演出では極稀に竜巻旋風脚を披露する。しかし…


2021年6月以降からの扱いが原作同様不遇にされている。

日本版限定で開催された超壊れガチャ「Xアーマーシリーズカプセル」では唯一除外され(同じフェス限であったアルティメットアーマーはあった)、モンスターハンターライズとのコラボイベントのステージの仕掛けの翔虫装置では何故か作動しない(対処方法はサードアーマーもといマックスアーマー以外でプレイしろとのこと)。令和になってなおまた不遇扱いされているのである。


立体化

バンダイから発売された『メガアーマー』シリーズで登場。公式では「X3マックスアーマー」という名称で商品化しており、2020年、コトブキヤから発売されたプラモデルでも「マックスアーマー」名義で発売している。

また、商品開発に携わっていた栗原昌宏氏によると、通常のエックスと区別するために付けた商品名であり、仮にX1やX2のアーマーが発売されていたら「X1マックスアーマー」「X2マックスアーマー」になっていたと語っている()。


余談

  • SFC版における最後のアーマーだが一部のプレイヤーからは不評だった。

特に挙げられるのがアームパーツのクロスチャージショットで前作のダブルチャージと比べて扱いづらいものとなり、ゲームにおける爽快感が削がれてしまう。

更にヘッドパーツのアイテムレーダーもステージ開始直後にしか機能しないため、役に立つ要素が少ない。ボディパーツもディフェンスシールドのダメージ軽減効果が一回のみのため、あまり変わらない。


  • X3のアームパーツは前作と比べて分かりやすい強さではないが、クロスチャージショットは縦方向に拡散するために命中率自体は高く、状況に応じて複数のショットの種類を使い分けることが出来る。

例えば耐久力の低い雑魚ならばクロスチャージショットで攻撃を防ぐ盾にしながら殲滅し、ボスならばダブルチャージショットで無敵時間の切れ目(X4のストックチャージショットと同じ)に攻撃することで総合火力は大きくなり、ダブルチャージの一発目が当たると分裂して連続ダメージを与えるので耐久力の高い雑魚に至近距離でダブルチャージを当てると倒すことも可能。

長めのチャージ時間もアームチップのハイパーチャージで補えるため、雑魚散らしとボス戦でも使える。

単純に撃って強いアームパーツではないが、複数のチャージショットを駆使して敵を突破するのは楽しい。


  • クロスチャージショットは2つのチャージショットを合体して放つ設定的に派手で強さが分かりやすいチャージショットであるためか、PXZシリーズではエックス&ゼロの必殺技or複数技の初撃に使われ、イレギュラーハンターXのVAVAモードのラスボス戦のエックス&ゼロも中央の弾がなく、拡散弾に相当する弾がホーミング弾になっているクロスチャージショットの前身(制作順ではイレギュラーハンターXが後だが…)のような攻撃をし、XDiVEではX3とイレギュラーハンターXの性能を1つにしたような性能で登場したため、何気に登場する機会は多め。

  • 強化チップによる強化が前提となっているためか、若干控えめな性能だが、前作の強化アーマー以上の防御力と広い攻撃範囲と機動力と、セカンドアーマーより出来ることは増えている(バスターの攻撃力に関しては前作が強すぎただけであり、次回作のフォースアーマーのアームパーツによるダメージ効率もサードアーマーのダブルチャージと弾数を除けば同じである)。

攻撃面の隠し要素であるビームサーベルは入手は困難だが、エックスのライフ関係なしに使えるためにハイパーチャージと組み合わせた時の火力は凄まじく、フル装備状態のエックスは前作以上に攻撃的である。


  • 「サードアーマー」という名称はゲームでは『ロックマンX アニバーサリー コレクション』にて初使用された。

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