翠の波動よ、我を導け―――
概要
2024年4月25日に発売されたSa・Gaシリーズ第20作品目。
第一報は2023年9月14日配信の任天堂公式番組「Nintendo Direct 2023.9.14」で発表された。
対応機種はニンテンドースイッチ、PS5、PS4、Steam、iOS/Android(スマートデバイス)。
発売前に配信された体験版では、使用できる主人公が機種毎に異なっている。
サガスカーレットグレイスのシステムにサガフロンティアのような世界像をミックスしたようなゲームになっている。
システム
エメラルド・ビジョン
主人公たちが何らかの理由で獲得した不思議な力。本作の舞台は、17の世界が互いに組み合わさった「連結世界」と呼ばれるものである。発動させると、主人公たちが目指すべき道が曲がる光線として見えるようになる。
バトル
サガスカーレットグレイスのタイムラインバトルを受け継ぎつつ、新たな要素が加わっている。リサーブ技である「インタラプト」「カウンター」「プロテクト」に加え、味方の攻撃に合わせて更なる追撃を行う「フォロー」、敵が行動した後で自分が動く「チョイス」が登場した。
種族
本作に登場する世界では、様々な種族が敵味方で登場する。
- 人間
シリーズおなじみの「ひらめき」に加えて、既存の技をアレンジした「我流技」を編み出す。
- モンスター
倒した敵の力を吸収し、敵の技を使うことが出来る。技を忘れる代わりに強力な一撃を放てる。
- メカ
ステータスや技は装備品でのみ変動する。
- クグツ
本作初登場の種族その1。「ひらめき」が出来ない代わりに、行動したキャラの動きを真似て自分の物にする「写し身」をもつ。また、モンスターのソウルを装備することで「ソウル技」を覚える。
- 吸血鬼
本作初登場の種族その2。人間同様の「ひらめき」に加え、自分のLPを消費して放つ「ブラッド技」を持つ。この種族を持つのはシグナウスただ一人である。
- 短命種
本作初登場の種族その3。ステータスが上がるたびにLPがどんどん減り、LPが1になった状態で倒されると、次世代の誕生と共に「継承技」を覚える。
キャラクター
主人公と仲間たち
御堂綱紀編
御堂綱紀 | クグツ使い「御堂家」の傍流の者である大学生。 |
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ムサシ | キツネの面をもつ剣士型のクグツ。 |
コマチ | 鳥の面をもつ歌人型のクグツ。 |
スクネ | 猿の面をもつ力士型のクグツ。 |
ボウ | タヌキの面をもつ野伏型のクグツ。アメイヤ編でも仲間になる。 |
アメイヤ編
アメイヤ・アシュリン | 一人前になる為、試験の合格を目指す見習い魔女。 |
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ロロ | アメイヤの使い魔である黒猫。渋い。 |
加藤忍 | アメイヤの従士である黒服の男。 |
ヴァッハ神(コピー) | サガスカから、まさかの彼女が化身として参戦。 |
シグナウス編
シウグナス | 侵入者との戦いで敗死し、異世界に転移した闇の王。 |
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将軍 | 天才的に頭がよくキレて、感情もよくキレる少年風の戦士。 |
哲人 | 分析が好きで口数の多い、怪しい格好の戦士。 |
王者 | 強い力を求めて、日々の訓練をたゆまぬストイックな戦士。 |
戦士 | 陽気なラップとサングラスの裏に、深い悲しみを秘めた戦士。 |
人斬 | 何かの目的で人という人を斬ってきた、仮面の戦士。 |
豪傑 | とある者に仕え、義と情を重んじる巨躯の戦士。 |
ディーヴァ編
ディーヴァ・ナンバー5 | メモリと歌を封じられ、人の姿を捨てたロボット。 |
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コンスタンティン | ディーヴァの元マネージャー。彼女を異世界探索に勧誘した、怪しい男。 |
イマクー | 恐ろしげな見た目の狼男。人の姿は誰も知らない。 |
ボウティカー | 過去について多くを語らぬ女戦士。 |
ブラー | 短命種の一種である人型の植物。 |
ウェンズデイ | フルアーマーを装備した活発な少女。 |
ボーニー&フォルミナ編
ボーニー・ブレア | 元軍人という経歴を持つ、カウガール・ファッションの巡査。 |
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フォルミナ・フランクリン | 射撃のプロである、ヒジャブを着た若き巡査。 |
ミャオ/パー/ヒス | 2人が異世界で出会ったイエネコ風の猛獣3匹。 |