DATA
概要
第25話「ピラミッドは超獣の巣だ！」に登場。
今から約1万3千年前に地球を植民地にしていた宇宙人。突然発生した洪水でピラミッドの中に逃れ眠りについていたが、本星からの指令で再び地球を自分たちの手に取り戻すべく、スフィンクスとミチルという(下のイラストの)少女を使って街を襲撃した。
ヤプールとの関係は不明だが、超獣を操っているため、ヤプールから超獣を譲り受けや技術供与、配下として下賜を受けた可能性もある。ちなみにミチルは地球人と変わらない外見であるが、指揮官はヤプール老人の獣人形態のような頭部であった。
人間に変身することが可能で、オリオンガスという特殊な赤いガスを使わなければ活動ができなくなるという弱点が存在する。
このガスは人間が吸引すると、血液の中の白血球が異常に増大するため有害である。
ミチルを利用してTACが新たに開発した新兵器「V9」を破壊しようとするも失敗。
作戦に失敗したミチルは見捨てる。人間に好意を抱いた彼女はウルトラマンエースの手を貸したために裏切り者とみなされ司令官に殺されてしまう。
ミチルの失敗と共にスフィンクスを送り込むがエースに倒され、立てこもっていたピラミッドもエースのメタリウム光線で爆破された。
殺されたミチルはエースによって宇宙に運ばれ、夜空に輝く星となった。
余談
頭部はヤプール老人が変身した際の獣人マスクの流用。
またM78ワールドで存在した自称地球の先住民のノンマルトとの関係は不明。あと別世界のネオフロンティアスペースの地球で地球人の先祖を支配していたキリエル人や恐竜人類とその創造主とは多分関係ないはず。
突然発生した洪水でピラミッドの中に逃れ眠りについていたという設定は、カインの子孫が滅んだノアの方舟や旧人類が滅んだデウカリオンの箱舟伝説といった洪水神話がモチーフと思われる…25話の顛末がクトゥルフ神話の星の戦士の神話っぽかったりするが、そちらは偶然の一致であるはず。
