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「私はエラトネール。

でも覚えなくていいわ、どうせ死ぬから。

それがあなた達か、それとも私か。

それは役割が決めるわネ。」


「遊んであげようかしラ」

「ドロワ、アンジュ、さぁ…行きましょう」


CV:井上喜久子

概要

ロックマンXDiVE』に搭乗するオリジナルキャラクターで、ドロワクレールアンジュピトールの姉。

ドロワ、アンジュと同じく、通称「エラト」と呼ばれる。2人からは「エラトお姉ちゃん」と慕われる。


見た目はピンクのロングと水色のメッシュ、猫耳が特徴で腰部の装飾品を含めて少なくとも他の二人と比べてまだロックマンXシリーズらしいデザインとなっている。姉故か身長もDiVEのオリキャラの中では最も高く、その容姿はまるで女神を彷彿とさせる。

後頭部には天使の輪のように輝く光輪が浮かぶ(某ゲームみたいとか言わない)。

一人称は「私」で語尾がよくカタカナ表記になる。


妹と弟のことを愛する母性溢れる性格をしている反面、自身に課せられた『役割』も相まって言動の節々には冷徹さや諦観が見え隠れしており、2人の負の感情を刺激して役割を無理矢理にでも果たさせようとすることが多い。そのため、2人からは慕われているものの、優しい時と怖い時との2面性に影で恐れられてしまっている。

アイコやヴィアの隠している秘密を知っているようで度々指摘してくることも。


ストーリーでの活躍

顕現!iCOの教示、RiCOの夢

アンジュ、ドロワと共にシルエット姿で登場。

アイコがプログラム化して残念そうにしていたアンジュを諫めつつ、まだヴィアがいると言って何かを目論んでいる様子を見せることから少なくとも二人と面識があることが分かる。


ちなみにアイコのシルエットは編集で明るくすれば見えるようになるが、彼女達のシルエットは上から下まで真っ黒なため姿が分からなかった。


ストーリー17面

またもシルエットのままだがリコの誘いに乗ろうとしたドロワを叱りつけるなど少なくともこの時点で姉弟の中では実力が一番高いことを示唆されている。この時はプレーヤたちにあいさつする程度だった。


そして、彼女たち3姉弟に課せられた『役割』がバグの原因たるシグマウィルスを体内に宿して自分達ごと修正してもらいディープログを直すということ……つまりこのまま行けば3人はこの世界から消えることが発覚する。


破滅の宿主 ドロワクレール

依然とプレーヤたちに感化されているドロワに対して痛みを諫める場面が確認されている。彼女が爆発して消滅した際には目撃したアンジュに対して「プレーヤたちがドロワを奪った」と教えている。

実際にはドロワはリコが触れたことにより解析が成功しハンタープログラムとして復元・転生している。


哀絶の宿主 アンジュピトール

前回の対応と打って変わってアンジュを安らかに眠らせたり、ドロワをハンタープログラム化してくれたプレーヤたちに対して感謝や喜びを示している。が、ドロワから「一緒に行こう」と説得されるものの「そんな簡単なことではない」と跳ねのけている。


ストーリー18面

ここでようやくシルエットを解き、彼女本来の姿を現す。

ボスステージではダイナモに対してアイコの様に「侵食」の能力で意識を奪ったうえでプレーヤたちを襲わせる(これに関しては原作の彼の性格もかねてだと思われる)。


ダイナモ撃破後は、プレーヤたちにヴィアのハンタープログラム化を急ぐよう促し、「じゃないと・・・時が満ちてしまうか、ラ。」と意味深なことを言い残して去っていった。

前回もヴィアとの関係を示唆するような会話が存在していたことから二人の間に何らかの因縁があると考えられる。










以下、彼女最大のネタバレ注意
























因果の宿主 エラトネール


最初はやってきたリコたちに対して、その行動に異を唱え


「あなたは正義を押し付けているだけなの、わかる?

あなたも正しいと思っているかもしれないけれど、その逆に私たちも私たちを、“正しい”と思っているのよ」


と、リコたちの行動で自分の妹と弟を奪われたこと、だから自分の正しさのために行動する権利があると主張し彼女を揺さぶる。


しかしアイコが「どちらも正しい、それでいいじゃない」とした上で「プレーヤとリコもまた信念と決心のもと行動している」こと、「それが迷惑かどうかはドロワとアンジュが証明している」ことを反論。

心を動かされたのか、エラトは反省の意を示す。


そして、「もう、独りはイヤなのよ」と、心からの願いを打ち明け、自身に宿ったヘルシグマのシグマウイルス撃破を託す。











……しかし。

プレーヤの奮闘でシグマは無事消去され、いざ救われるという直前、



「私、前にも言ったわよね。

別のところにいって、これは連鎖するっテ。」



と、シグマウイルスの脅威はまだ終わってはいないこと、さらにその宿主は“あなたたちと出会ったときから”既に決まっていることをリコとプレーヤたちに告げるのだった。

そしてエラトネールはそれの根絶を(何故か真っ先にヴィアに対して)託し、ハンタープログラムのデータを遺して消えていった。


そして彼女の発言は後にヴィア自身が明かす形で現実となる。



性能

2022年4月27日のメンテナンス後に、このイベントと共にDiVEフェス限定のSランクキャラとして実装。

オフライン版では彼女のステージをクリアすると解放可能になる。


広範囲攻撃&状態異常付与の「ボイドストラトス」と射撃を行う精霊を呼び出す「ルヴニール」の二つのスキルを持ち、その驚異的な状態異常攻撃と範囲制圧能力で長女に相応しい強さを引っさげている。

特にボイドストラトスは縦方向の圧倒的攻撃範囲と多すぎる状態異常付与、そして追加効果によりPvPでの命中対象を自身の真横に引き寄せて近距離高火力武器で追撃できるという控えめに言ってもえげつない制圧力を発揮するため、対戦環境をしばらく蹂躙していた。

ステージ攻略でもその圧倒的な性能を遺憾なく発揮できる……が解放時期が遅めなので、ヤコブなどのやりこみ要素に出番が割かれることだろう。


ロボット破壊プログラム?

ヴィアの本当の役割である「元凶となるウィルスを宿してプレーヤとリコに自分ごと修正してもらう」ことを説明する際、彼女の発言の中に含まれていた単語。

曰く「紅いイレギュラー」によってもたらされたもので、シグマウィルスへ変質した元となるプログラムであり、ディープログの一連の事件の元凶なのだという。

要するにX4で描かれた、イレギュラーだった頃のゼロと隊長時代のシグマとの戦いにおいてそれらしき描写が行われたこと、そしてX5ゼロエンディングでの描写を絡め、ある意味でゼロの謎の一つを今作の元凶として使ったもの……なのだろう。


ところがこの発言及びこの単語、色々と問題点があるという指摘がある。

特に言われているのが「ゲームデータで作られた世界なのにゲームの中に登場していない単語を発言している」点。

詳細はこちらも参照してもらいたいが、実はこのプログラムはゲーム中どころか殆どの媒体でぼかされてきたゼロの素性に関する「なにか」として、ゼロの走馬灯の中で出てきた「ロボット破壊プロ…」を、いつの間にかプレイヤー間で補完されていつの間にか公式設定のように扱われ始めたものなのである。

公式にこの単語が出てきたことは一度もない。

しかし、ほぼ非公式な言葉を外伝作品(?)のオリキャラが発言してしまったために、この矛盾のような状況に疑問視するプレーヤさんが一定数存在している。


その真意はエラトのみぞ知る……のかもしれない。


余談

  • 本作の当時の評判と彼女たちの登場から一気にストーリーの進行が進んだことから「エラトに憑りついているシグマウィルスを倒して一気にサービス終了する事態になるんじゃないか」と言うブラックジョークがTwitterや攻略wikiで囁かれていた。
  • 担当声優である井上喜久子女史はロックマンシリーズに出演するのはこれが初だが、彼女のような超大物が起用された事からシエル初代フォルテなどのボイスが一向に実装されないのはギャラではない別の問題だという事が示された(尚両者共に後日ボイスが新規で追加された)。

センシティブな作品

  • 結構ロックマンらしからぬ外見なのは3姉弟共通だが、その中でもエラトだけ、別ベクトルでやたらと攻めたデザインをしている。
    • 彼女のモーションや細部の動きもやたらと凝っている。ゲームの対象年齢が上がらなかったことがやや不思議である……


関連イラスト

センシティブな作品センシティブな作品エラトお姉ちゃんセンシティブな作品

センシティブな作品センシティブな作品


関連タグ

ロックマンXDiVE ロックマンX

ディープログ シグマウィルス


ドロワクレール:実の妹であり3姉弟の次女。エラトお姉ちゃんと慕われる。

アンジュピトール:3姉弟の末弟。割とエラトの発言を鵜呑みにしがち(最も幼いのもあるだろうが)。

リコ:ひたむきにエラトを救おうという姿勢を受けて、改心(といえるかは微妙だが一応)するきっかけとなる。

アイコ:関係を匂わせる発言がお互いにあった。

ヴィア:前々から不穏な雰囲気を醸していたが、エラトの発言でそれが大きく増した。そして……


独尊之エラトネール:風紀委員(?)なエラトの季節限。雰囲気が(色々な意味で)ガラッと変わっている。

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