概要
ランクは全てSに相当し、以前のロックシードを上回るエネルギー効率を誇る。
アルファベットと数字で「E.L.S.-○○」と識別番号らしきナンバーが振られている。
前世代のロックシードと違い、シードは表面が等分割され展開される。また、解錠スイッチは共通してシーソー型で統一されている。
マツボックリエナジー以外は個別のアームズウェポンを召喚する仕様が無く、共通でソニックアローが召喚される。(マロンエナジー単体の使用描写がないため不明)
側面の解錠スイッチを押して開錠した後、エナジーロックシードをゲネシスドライバーのゲネシスコアに装着し、閉錠することで固定。
そしてゲネシスドライバーの右側にあるレバーを押し込むことでエナジーロックシードのカバーが展開し、果実に因んだアームズ(鎧)の力が開放される。
戦極ドライバーでは直接使用できず、ゲネシスコアを経由して使用することによりジンバーアームズに変身する。
ちなみに、ロックシードの時には採用されていた変身音声(「花道オンステージ」など)が、このエナジーロックシードではオミットされた。
しかし、開発者である凌馬本人が気に入っていたためか、彼の使用を前提としたレモンエナジーロックシードのみに変身音声が残されている(何故か劇場版に登場するマツボックリエナジーロックシードにも変身音声が残されていたりするが)。
一方、メロンエナジーロックシードは通常のメロンロックシードと違いメロンディフェンダーを使えず、チェリーとピーチ、ドラゴンフルーツ、マロンの通常ロックシードは未登場。
一覧
名称 | ナンバー | クラス | 展開形式 | 主な所有者 | 概要 |
---|---|---|---|---|---|
レモンエナジー | E.L.S.-01 | S | 上下2方向に展開 | 戦極凌馬・葛葉紘汰・駆紋戒斗 | 紘汰の所有するものは第15話にてDJサガラから入手。当初は「サガラが凌馬から奪取した」と思われていたが、第19話の描写から凌馬のものとは別である事が発覚。さらに第26話にて、戒斗にそれら二つとは別のものがゲネシスドライバーと共に支給された。 |
チェリーエナジー | E.L.S.-02 | S | 下部が開く | シド・葛葉紘汰 | 第21話にて紘汰がシドから奪取。後に別のものを支給されたがロシュオ戦でシグルドのゲネシスドライバーごと破壊される。 |
ピーチエナジー | E.L.S.-03 | S | 上部が開く | 湊耀子・葛葉紘汰 | チェリー同様、奪取後も別のものを支給された。 |
メロンエナジー | E.L.S.-04 | S | 3方向に展開 | 呉島貴虎→呉島光実 | 第28話にて光実がゲネシスドライバーと一緒に奪取したため、本編では唯一、奪取などに要因により登場した「別個体」が存在しない。 |
マツボックリエナジー(※リンク先ネタバレ注意) | E.L.S.-05 | S | 上部が開く | ペコ | サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯に登場。劇中、ペコがどの様にしてゲネシスドライバーと共に入手したのかは不明。他のエナジーアームズと違い専用のアームズウェポンである影松・真が装備される。なお、通常のエナジーロックシードと異なり「ソーダ!」と発声される部分は「リキッド!」に差し替えられている。 |
マロンエナジー | E.L.S.-06 | S? | 上部が開く | ザック | 鎧武外伝第2弾の「ナックル」編に登場。ジンバーマロンアームズへの変身に用いられ、既にゲネシスドライバーが全て失われていた時期であったこともあって単独では使用されなかった(玩具ではマロンエナジーアームズも再現可能。マツボックリエナジーと同じく「ソーダ!」と発声される部分は「リキッド!」に差し替えられている)。 |
ブラックレモンエナジー | E.L.S.-01 | S | 上下2方向に展開 | 葛葉紘汰 | サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯に登場。黒いレモンエナジーロックシード。音声は起動音を除いて通常のレモンエナジーロックシードと同じ。ブラックオレンジロックシードと併せて使用することでブラックジンバーアームズに。 |
ドラゴンフルーツエナジー(※リンク先ネタバレ注意) | E.L.S.-HEX/E.L.S.-PROTO | S? | 上部が開く | メカ戦極凌馬→呉島貴虎、タイラント | 「MOVIE大戦フルスロットル」に登場。他のエナジーロックシードと異なり赤い色をしている。なお、「ソーダ!」と発音される部分が通常のエナジーロックシードより強い。ゲネシスドライバーと共に貴虎に回収されるがその後の詳細は不明。また、鎧武外伝仮面ライダーバロンでは別個体が登場。メガヘクス製のものではない凌馬製のプロトタイプであるためナンバーが異なっていた(時系列で言えばこちらが先だが)。 |
余談
- エナジーロックシードのナンバー
エナジーのナンバーの順番は開発者である戦極凌馬のビジネスパートナー順になっているという説がある。
- ライダー情報の登録場所
劇中では光実が貴虎のゲネシスドライバーを使用して変身すると、メロンエナジーアームズを纏った龍玄ではなく斬月・真そのままの姿になる。
また、湊が凌馬のドライバーにピーチエナジーロックシードをセットしたにもかかわらず姿がデュークではなくマリカのものだった。
そしてMOVIE大戦フルスロットルにて、貴虎がメカ戦極凌馬が残したドライバーを使用し斬月・真へと変身している。この事から、ゲネティックライドウェア(ライダーの基盤スーツ)などのデータはエナジーロックシードの方に登録されていると思われる。
バロンが変身したレモンエナジーアームズに関しては凌馬が調整したという説もある。
ただし、小説仮面ライダー鎧武で狗道供界が自我の無い傀儡として召喚したとはいえ、本物と全く変わりのない仮面ライダーデュークがレモンエナジーアームズからドラゴンエナジーアームズへと直接アームズチェンジしている事から、ライドウェアのデータはドライバー側に登録されているという説も存在する。
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