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エアポート快特

えあぽーとかいとく

京急および都営浅草線の優等列車種別。 案内表示器では「✈快特」と表記されるため、ここでも✈表記とする。
目次 [非表示]

概要

京急本線および都営浅草線の列車種別。いずれも(有料列車を除く)最上位種別として運行される。

列車の種別表示の英語表記は基本的に「Limited Express」とし、車内放送は「Airport Limited Express」の呼称を使う。

表示色は2012年10月20日までは、同年10月21日以降は橙色。日中のスカイアクセス線経由の列車は5本の編成でやり繰りされており、平日は都営車両×2と京成車両×3、休日は京急車車両2と都営車両×1と京成車両×2となっている。


歴史

1998年京急空港線羽田空港駅延伸に伴い、✈快特(※1)と✈特急の2列車が設定される。

✈快特は羽田空港駅と成田空港駅を結ぶ種別として運用され、京成本線内は✈特急として運転された。しかし、2002年に京成線内の種別が✈特急から✈快速に格下げされ、一部は京成成田駅止まりになった。その後、2006年のダイヤ改正で大半が京成佐倉駅止まり(※2)になり、空港間連絡という当初の役割は弱くなり、都営線内で速達運転をするという色合いが強くなった。

2010年のダイヤ改正で成田スカイアクセス(京成成田空港線)が開業、日中の全列車がスカイアクセス線経由・成田空港発着になったため、再び空港間連絡列車となり、京成線内の種別はアクセス特急となった。


(※1)当時は「✈快速特急」と案内されていた。その後、京急は1999年の白紙ダイヤ改正にて、都営は2002年の自動案内放送更新を機に正式名称が「✈快特」となった。

(※2)一応成田空港まで直通する列車自体は残っていたが、京成線内快速のため遅く、上位種別の通過待ちもあった。


京急

京急における(有料列車のウィング号を除く)最高種別。全列車が羽田空港方面へ直通するため、京急蒲田駅以南には乗り入れない。

設定当初は✈快特と✈特急が交互40分間隔(単体では80分間隔)として運転されたが、1999年の白紙ダイヤ改正で✈快特に統一された。

2010年のダイヤ改正では、それまで停車駅だった京急蒲田駅が通過となった。また、本数は日中の運行間隔が単体で20分(✈急行と交互10分間隔)に増やされた。

2012年のダイヤ改正では、成田空港発着の列車を除き全て快特に格下げされ、運行間隔が40分に1本に戻された。同時に日中の品川方面の✈急行が全て快特に置き換わったため、快特と並行したダイヤとなっており、京急側も快特を10分間隔で運転と発表した(実際には京急蒲田に停車する「快特」と同駅を通過する「✈快特」の2種別で交互20分間隔となっている)。

その後、20分間隔で運転される北総線直通列車が特急に格下げされたため、現在は青砥止まり快特と成田空港行✈快特の交互20分間隔となっている。


快特(✈マークなし)との違い

京急蒲田駅に停車するかしないかと、横浜方面への運行の有無だけである。


都営浅草線

都営浅草線で唯一通過運転を行っている種別。泉岳寺駅押上駅間のみ運行で、西馬込方面での運用はない。

泉岳寺駅と押上駅で普通または快特に接続するが、泉岳寺~押上間のどこにも待避線がないため、先行列車はどうにかして押上まで逃げ切らなければならないというダイヤになっている。

それゆえに通過駅数も少なく3駅以上通過する区間もないために、あまり速達感はない。


2014年のダイヤ改正後は、羽田空港~青砥の列車が✈快特に変更され。日中の✈快特が20分間隔(毎時3本)になった。

とはいえ都営浅草線内のみ✈快特となっているため、この運用に関しては種別変更を2回(快速特急⇔✈快特⇔快特)行っている。


2022年のダイヤ改正では✈快特の削減が行われ、羽田空港~青砥の列車が各駅停車に戻された。これによって日中の✈快特は再び40分間隔となった。

また、上記の606Tをはじめとする都営線内のみ✈快特の運用も大半が各駅停車に変更されたため、平日は基本的に成田空港発着の運用がメインとなる。


使用車両

京急

京急600形:運行開始当初の主力車両。成田スカイアクセス対応。

京急1000形(2代):成田スカイアクセス対応。以前は10次車以降のみの対応だったが、2019年から9次車以前も乗り入れが解禁となった。

京急1500形:成田スカイアクセス対応。以前は非対応だったが、2019年から乗り入れが解禁となった。


都営

都営5500形:成田スカイアクセス対応。2022年のダイヤ改正でスカイアクセス運用が解禁された。


京成

京成3700形:運行開始当初の主力車両。成田スカイアクセス対応だが、そちらは代走のみ。京成本線経由の運用。

京成3400形:運行開始当初の主力車両。成田スカイアクセス非対応。現在は主に京成本線経由の運用に入る。

京成3000形(7次車含む):成田スカイアクセス対応だが、そちらは代走のみ。京成本線経由の運用。

京成3100形:成田スカイアクセス運用の定期列車。


過去の使用車両

京成3500形:成田スカイアクセス非対応。先頭電動車である更新車限定であった。2017年以降は京成線内の4・6両運用中心で京急線へ乗り入れる機会が無くなり、✈快特からも撤退した。

都営5300形:運行開始当初の主力車両。成田スカイアクセス非対応。青砥止まりの列車が運行されていた時はよくそれに使用されていた。現在は車両そのものが引退済み。

京急2100形:2010年5月から同年9月まで羽田空港発品川行(601A)の運用に使用されていた。


停車駅

快特通過駅は省略している。押上~羽田空港間を記述する。


○は全列車停車、レは通過駅。


備考

「✈快特」幕を搭載した車両の一部は、表示色が緑色のままの編成も一部存在する。


関連タグ

京浜急行電鉄 都営地下鉄

京急本線 京急空港線 都営浅草線

快特 アクセス特急 エアポート特急 エアポート急行

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