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ゆるっとプププ

ゆるっとぷぷぷ

正式タイトルは「星のカービィ~ゆるっとプププ~」。「星のカービィ」シリーズを題材とした漫画。
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概要

作者は加藤みのり。『ちゃお』2023年4月号より連載開始。『デデデでプププなものがたり』の出張連載を除けば、同誌初のカービィ漫画となる。

2023年7月3日からは「ちゃおランド」にてキャラクター紹介と描き下ろし4コマ漫画も連載(本誌発売日と同日の毎月3日に更新される)。

星のカービィディスカバリー』と『星のカービィWiiデラックス』の要素が多く含まれているのが特徴だが、それ以外からもマイナーなキャラや能力が登場している。

公式略称は「ゆるププ」。


2023年10月27日には単行本第1巻「よちよち編」がてんとう虫コミックスより発売。漫画版カービィでは連載開始から7ヶ月後と史上最速の単行本化となった。

単行本は全ページをフルカラー化した仕様、かつ当該回で初登場したキャラの紹介と番外編4コマが話の合間に挟まる構成となっている。


登場キャラクター

キャラ紹介が存在するキャラを記載する。

レギュラー

主人公。無邪気で元気な食いしん坊。

カービィ漫画では非常に珍しく、一人称は「カービィ」と自分の名前を使う。瞳の色は青。

助詞や漢字をあまり使わない、幼い子供のような口調なのが特徴的(相手の口調を真似る際は漢字が台詞に入る)。

ほおばりヘンケイ使用時は物を吸い込む必要があるが、コピー能力は吸い込まずとも使える。

かなりの健康体で、夏休みに大量の食べ物を食べても平気な顔をしていた(対照的にバンダナワドルディは夏バテでダウンしてしまった)。


カービィの友達でツッコミ役ポジション。一人称は「ぼく」で敬語を使い、相手をさん付けで呼ぶなど丁寧な物腰。ごく稀に「~っス」と言う。

色々な短期バイトをしている働き者。稼いだお金で大きな布を買い、自宅の屋根にバンダナとして巻くのが夢。スピアの名手で、華麗な槍さばきを活用すればふわふわのかき氷も作れる。

カービィからの扱いは結構雑。そもそも第1話からしてカービィ初登場から3コマ目で吸い込まれそうになっていた。突っ込む際には表情が白目になる。

カービィに振り回され続けたデデデにバイト中止・賃金未払いを宣言された際には恐ろしい形相となり彼を追い回す(カービィとデデデを戦慄させ、今までデデデを一切怖がらなかったカービィも涙目になった)、店に取材が入ったことでガチガチに緊張しながらも名刺を差し出すなど、商魂逞しいシーンもちらほら。

ちなみに本作には後述のレポート隊を含む他のワドルディの個体も存在するが、彼は周囲からは単に「ワドルディ」と呼ばれることが多い。アドレーヌからは「ワドくん」と呼ばれている。


プププランドの自称大王。バンダナワドルディとはバイト先の雇い主という間柄。

本作では『ディスカバリー』のような丸っこい体形で描かれており、ひかわ版のように語尾に「~デ」が付くなど、歴代作品の特徴がミックスされている。一人称は「わがはい」(武内版谷口版と同様)だったり「ワシ」(アニメ版と同様)だったりとちょくちょくブレる。

カービィをライバル視しているが、根っこはちょっぴりデリケート。大食いなのも原作通り。お腹が太り気味なのが密かな悩みらしい。

機械いじりが得意で、初登場回ではデデデ城(デザインは『初代』や『スーパーデラックス』等と同じ)をお化け屋敷に改装・オバケ型ロボットを制作してカービィを怖がらせようと企んだ。しかしロボットを怖がってもらえず逆に「かわいい」と言われた挙句、「とっておき」と称して自身が直々に驚かそうとしたがバックドロップで投げられるなど散々な目に遭った。

ドケチな性格でもあり、上述した賃金のくだり以外にもかき氷を大量に食べまくって体を冷やした際には慰謝料代わりに代金未払いを主張し、バンダナワドルディに「モンスタークレーマー」呼ばわりされた。


謎に包まれた仮面の騎士。

スイーツが大好きで、ワドルディカフェの常連客。甘党なのを隠そうとは特にしておらず、出てくる度に菓子類を食べている。

常識人に見えるが事あるごとに剣を構えて攻撃しようとするなど少し物騒だったり、感情的に動いたりする一面も見せているなど、どちらかといえば小説版に近いキャラ付け。初登場時には「ワドルディカフェごとのみこみたい」と言い出したカービィに対し「そんな行為は許さない」と対決を持ちかけていたのだが、対決内容が釣りと知って「我が元に集えブリッパーどもよ…切り刻まれたくなければな」と発言しバンダナワドルディを戦慄させた。

彼もバンダナワドルディに対する態度はやや雑で、カービィに釣り餌にされかけた彼を救出すると見せかけて「大声を出すな、獲物が逃げる」とぶん投げたことがある。


準レギュラー・ゲストキャラクター

カービィの友達。とても物知りで、カービィに多くのことを教えてあげている。バンダナワドルディ同様常識人ポジションで、白目を剥く顔芸をしながらツッコミを入れる。

原作同様空中を浮遊して移動するが、カービィを持って飛べるほどの体力はない。


凄腕のコックで、海の家の主人もやっている。「○○作るよォ~~」「~かなッ」のように、アニメ版と似た間延びした語尾の一部が片仮名になる口調で話す。

様々な柄のエプロンをコレクションしており、柄によって気分や作る料理も変わる。

彼もカービィ同様青い瞳で描かれている。


アニマル達の1種。ワドルディ同様多数の個体が存在する。初登場時には家族のうち1匹の子供がはぐれてしまっていたため、カービィとバンダナワドルディは親探しに奔走することに。最終的に無事母親の元に送り届けることができ、カービィ達はお礼にたくさんの果物を貰った。

「ガル」としか鳴かないが、カービィとは意思疎通ができる。ちなみに訳文では語尾に「~だぜ」が付く。


アニマル達のお姉さん的存在で、メイクやネイルは欠かさない。

クールビューティーではあるが結構カービィ相手には甘い。猫科の動物だからかボールが弱点で、ボールカービィにじゃれついてしまったことも。

初登場回ではハロウィンパーティーを企画、他のビースト軍団メンバーも登場している。


描いた絵を本物にできる女の子。

一人称や口調は概ね原作と同じでカービィのことを「カーくん」と呼ぶが、デデデは何故か「デデさま」呼ばわり。

原作ではスライディング1発でやられ、『スターアライズ』でも全キャラの中でHPが最弱だったためかスタミナは無い。


初登場は1巻だが、キャラ紹介は2巻分の連載に記載。

公式Twitterや『カービィバトルデラックス!』でもおなじみ、レポーターワドルディ(蝶ネクタイを付けている子)・カメラワドルディ(ジト目キャップを被った子)・音声ワドルディ(ツリ目ヘッドフォンをした子)・ADワドルディ(ニット帽カンペが特徴の子)から成るワドルディの取材陣4人組。

プププランドに新店舗が出来たりイベントが開催されたりすると取材に来る。彼らもバンダナワドルディ同様顔芸担当。たまにジュースで打ち上げをするらしい。


宇宙船のローアと共にポップスターの外からやってきた旅人。

こちらも1巻ではモブだったが2巻でメイン回が訪れた。というのもローア墜落が本編開始前に起きており、カービィにパーツ集めをほったらかされていたため。

原作に負けず劣らず腹黒い性格だが、それ以上にかなりのぶりっ子。好物はリンゴ

カービィに名前を「ホロ」と誤記されたことがあり、読者からは本作の彼に対するあだ名として「ヌホロヌ」呼びが定着してしまった。


カービィの友達の三毛猫。一人称と語尾は「ナゴ」(『3』の公式HPと語尾は同じだが、あちらの一人称は「ぼく」である)。

マイペースな性格。カービィを転がすのが好きで、カービィ愛のあまりエフィリンに嫉妬することも(キレると原作同様鋭い目を見開いて睨む)。

シロという彼女がいる。


プププランドに生えているリンゴの木。『スターアライズ』・『Wiiデラックス』同様二つ名は「森の番人」。

カービィと同等レベルの吸い込み能力を持つ。そっくりさんのユグドラルウッズもいる。


余談

ロボボアーマーの重量が8.6t」「特定箇所で86秒待機すると出現するHAL部屋」「わいわいマホロアランドに登場するなりきりおめんの総数が全86種」など、原作ゲームで多用されている「86=HAL」ネタだが、本作にもこのネタが数多く存在する。

  • コックカワサキがカービィに発注を頼んだスイカの個数が186
  • バンダナワドルディの名刺に記載された電話番号が「868686-××」
  • デデデ大王が食べたかき氷の総数が86

関連項目

星のカービィ カービィ漫画

JKおやじ!:同時期・同作者の漫画作品。2作並行の連載となる。

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