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てるもこ

てるもこ

「てるもこ」とは、東方Projectの登場人物である蓬莱山輝夜と藤原妹紅のカップリング名。または、二人の百合作品および二人が描写されている作品に付属されるタグ。
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「てるもこ」とは、東方Projectの登場人物である蓬莱山輝夜藤原妹紅のカップリング名。または、二人の百合作品および二人が描写されている作品に付属されるタグ。


語源

「輝夜」に現代風の読み仮名を振った愛称である「てるよ」の『てる』と、「妹紅(もこう)」の『もこ』を掛け合わせた言葉。


表記揺れ

「輝夜」の本来の読み仮名である「かぐや」と掛け合わせた「かぐもこ」がある。しかし、pixivタグ登録数は「てるもこ」が大半を占めるため、「てるもこ」をタグ付けするのが望ましいと思われる。また、表記が逆転している「もこてる」「もこかぐ」などもあるが、"輝夜と妹紅のカップリングである"という意味では特に区分されていない場合もある。


派生タグ

てるもこ特有のカップリングフレーズとして使用されるタグ:「てるもこは永遠の輝き

てるもこの胸が強調されて描写されている作品に付属されるタグ:「もこぱいかぐぱい


人物

てるもこ

蓬莱山輝夜

[ほうらいさんかぐや]

種族:月人蓬莱人

能力:永遠と須臾を操る程度の能力

二つ名:永遠と須臾の罪人


「実は私、永遠を操る事が出来るの。」


地上で生まれ、地上で生活をしている元・月人

天然気味で少々世間知らずな反面、天真爛漫で好奇心旺盛。

詳細な人物紹介は、「蓬莱山輝夜」を参照。


てるもこちゃん

藤原妹紅

[ふじわらのもこう]

種族:人間(蓬莱人

能力:老いる事も死ぬ事も無い程度の能力

二つ名:蓬莱の人の形


「実はね。私には死が無いの。」


蓬莱の薬を服用し、ずっと生き続けている人間(蓬莱人)。

気が強く少々やさぐれており執念深い反面、根は親切で面倒見がよい。

詳細な人物紹介は、「藤原妹紅」を参照。


―――

キャラクター設定における二人の関係性

ZUN氏による公式設定では、二人の関係は「犬猿の仲」 「殺し合う仲」

また、二人の人物像は互いに深く関係してるようである。


妹紅はストーリー的にはメインの裏、輝夜の裏として「泥臭い方の永遠」を用意したかったんです。 輝夜が「姫」で、イメージ的には華やかじゃないですか。 その反対でイメージを膨らませていって。 』(東方外來韋編 弐 幻想郷人妖名鑑)

因縁

輝夜は元々、月の民(月人)の一族であった。

月の姫として大切に育てられていたが、彼女は日頃から地上での生活に興味を抱いていた。

そこで、八意永琳に作成させた「蓬莱の薬」を服用した。

月において、その禁薬に手を出すことは重罪であったため、輝夜は処刑された。

しかし、永遠の力を持つ彼女は死ぬ事が出来なかったため、代わりに地上への流刑が執行された。

それこそが、彼女の目的であった。

こうして一人で地上に落とされた輝夜は、地上人(竹取の翁)の元で生活していくことになる。


一方で、妹紅は元々、貴族の父を持つ娘であった。

ただその存在は隠されており、余り望まれた子では無かったようである。

ある日、妹紅の父は身分の低い娘に求婚して、難題を吹っかけられ恥をかかされた。

その娘こそが、輝夜であった。

それ以来、幼い彼女はずっと輝夜を敵対視していた。


数年後、罪が償われた輝夜を帰還させるべく、永琳率いる月の使者達が訪れる。

だが、悩んだ末に地上での生活を決意した輝夜は、永琳と共謀して月の使者を裏切り、そのまま行方を眩ませる。

その際に、竹取の翁と帝への礼として「蓬莱の薬」を残していった。


一方の妹紅は、輝夜が月に帰るというのでどうにか一矢を報いたいと思っていたが、近づく事もできずに逃がしてしまう。

そこで彼女は、輝夜が大切な人へ残したとされる壺の一つが山へと運ばれることを知り、その壺を奪うことで溜飲を下げようとした。

しかし、道中では紆余曲折があり、さらには壺の中身が不老不死になれる「蓬莱の薬」であることを知って魔が差した妹紅は、その禁薬に手を出してしまう。


輝夜は月の使者から身を隠すために、妖怪も出るような人里離れた山奥でひっそりと暮らすようになる。また、妹紅は成長しない身を隠すために、人里離れた山奥で妖怪みたいにひっそりと暮らすようになる。


その人里離れた山奥こそが、幻想郷である。

そして、ついに因縁の二人は邂逅するのであった。

登場作品


※原作ならびに書籍の内容のネタバレを含みます。


ここでは二人の登場作品のうち、特にてるもこ的要素のある作品とその内容を幾つか紹介する。































東方永夜抄~Imperishable Night.

東方永夜抄とは、東方Projectの第8弾にあたる作品であり、二人の初登場作品でもある。

輝夜は6面Bボス、妹紅はextraボスとして登場する。


輝夜達は月の使者を追っ払いつつ堂々と地上で暮らすために、月と地上を行き来する唯一の鍵である満月を隠し、ほんの少しだけ欠けた偽物の月を空に浮かべた。それによって発生した異変を解決するために人間と妖怪は夜を止めるが(永夜異変)、最終的には輝夜の能力によって夜が明ける。

永夜異変の解決後、輝夜は暇そうな人間達に「そんなに暇だったら、今夜の満月の晩、肝試しをしてみない。」と唆す。それは、妹紅の住む迷いの竹林にて開催されるのであった。


―――

台詞関連

以下は、extraステージにおける自機組と妹紅との会話の一部である。


霊夢 「いやまぁねぇ。肝試しったって、輝夜がほれいけ、やれいけって言うからさぁ。」


妹紅 「今なんて?輝夜って言った?」


霊夢 「言ったっけ? 」

紫 「か・ぐ・や、言ったわ。 」


妹紅 「むきー!肝試しなんておかしいと思ったら、やっぱりあいつの仕業なのね。そうか、今度はこいつ等をけしかけて私を始末しようとしているな? あいつったら、いっつもいっつも私を始末しようとして! 全く、こんな不便な体にしたのはあいつじゃないの!」


霊夢 「なんか、一人で盛り上がってるわね。 」


紫 「ほら貴方も便乗しないと損よ。」


妹紅 「ふん、輝夜の使いがどれほどのもんなのか見せて貰おうか。 あいつが遣したって事は、あいつよりは強いんでしょ? 」


霊夢 「でも、人間相手に戦うのはちょっと気乗りしないわね……。」


紫 「何言ってるの。魔理沙は余裕でのして来たじゃないの。」


妹紅 「私を普通の人間だと思うな。私は死なない。絶対に死ぬ事が無い。あのにっくき輝夜の所為で。そうよ、いくらあいつが私を始末しようとしても、どだい無理な事。 あいつはそれが判ってて使いを遣して来る。腹立たしいにも程があるわ。 」


―――

妹紅 「貴方、本当に人間? そんな訳で、肝試しだったらもう帰りなさい。ここは貴方達が来るような処じゃないわ。」


咲夜 「でもあいつは、何かあるような口ぶりだったわよね。 」


レミリア 「あら、私には何かあるように見えるわよ。今と、ほんの少し先の未来に。 咲夜は、ナイフは鋭く切れる割には鈍いのよ。 輝夜はこいつを見つけさせる為に、肝試しを仕込んだに決まってるじゃない。絶対に。 」


妹紅 「んー。かぐやだって? やっぱりそうか。人間と妖怪が肝試しだなんておかしいと思ったよ。 いつも私を始末しようとする。いつも刺客を遣わす。あいつは私が死なない事を知っているのに! 蓬莱の薬を作ったのは輝夜でしょう?ふざけるのもいい加減にして欲しいわ。」


レミリア 「ほら、咲夜。私の言った通り、輝夜は私達を使ったのよ。」


―――

アリス 「人間が不老不死になったって事は……。例の伝説の薬が存在するって事よ。やっぱり嘘じゃなかったんだ。」


魔理沙 「何の話か判らんな。一体、誰に嘘の様な本当の話を吹き込まれたと言うんだ?」


妹紅 「例の薬?蓬莱の事?そんなもの、とうの昔に全て使ってしまったよ。確かに私はその薬を奪って、不老不死となり今に至る。輝夜はいまだ私を亡き者にしようとするが、それも無理な話ね。もう千年以上も続く馬鹿な争いよ。」


魔理沙 「判ったぜ。全て判った。やっぱり、今回の肝試しのお化け役はお前だ。輝夜に肝試しの話を持ちかけられた時からおかしいと思ったんだ。輝夜を倒した私なら、お前を始末できると踏んだんだろうな。」


アリス 「ちょっと! 輝夜を倒したのは魔理沙一人の力じゃないでしょ?それに、人間を倒すのは妖怪の仕事。目の前の貴方は、私に倒されるべきなの。」


妹紅 「なんと、輝夜を倒した?目の前のこんな二人が?なんと言うことかしら。あのにっくき月人がこんな人妖にやられるなんて。これは久しぶりに歯応えのある刺客になりそうね。いや、歯応えがあるのは肝かしら?」


〔補足:なお、輝夜は肝試しの話を持ちかけた際に「ついでだから、あいつも退治してくれると助かるんだけどね。」と言及していることから(あいつ=妹紅)、魔理沙やレミリアの推測は正しいと考えられる。〕


―――

スペルカード関連

いずれも、輝夜のスペルカード

スペルプラクティスのZUN氏による補足文には、『輝夜が出した難題の一つ。これを使えば、火の鳥の炎だってほら!って感じの防火巾着袋が欲しかったのかしらん。』/『火鼠もサラマンダーも火の鳥も周りが燃えているだけで中身は普通なんかねぇ。』と記述されている。

輝夜が難題を出していた時代の妹紅は、まだ普通の人間である。しかし、妹紅のスペルカードには不死「火の鳥-鳳翼天翔-」というものがあるため、この火の鳥とは後の妹紅のことを指していると思われる。

いずれも、輝夜のスペルカード

蓬莱の玉の枝」とは、輝夜が妹紅の父に求婚された際に出した難題であり、唯一、彼女が本物を所持している。


―――

現在の関係

「今では、輝夜と殺しあうのが日常である。最初この山奥で輝夜の姿を見たときには本当に驚いたが、何てことも無い。この体にした蓬莱の薬は輝夜が置いていったものだ。月に帰るとかいって、そもそも月なんかに帰れるはずが無い。輝夜も住む場所を変えざるを得なかった人間なだけだ。なんだか急に気が抜けた気がした、輝夜も同じ人間なんだ。


今でも輝夜は憎い。それに輝夜は私を消そうとしてくる。でも、死ぬ事はない。なんて充実した毎日だろう。人里離れた山奥にあるこの地は、本当の蓬莱の地に違いない。


生きているって なんて素晴らしいんだろう。」


-「東方永夜抄~Imperishable Night.あとがき上海アリス通信vol.4 全キャラ設定 藤原妹紅」より引用


―――

東方儚月抄〜Cage in Lunatic Runagate.

東方儚月抄とは、「東方永夜抄〜Imperishable Night.」の続編とされる書籍。漫画・4コマ・小説の3作品から構成されており、月の都に関する噂が蔓延る幻想郷を、各々が異なる側面から描いている。


4コマ版

通称「月のイナバと地上の因幡」。ZUN氏は原案。公式作品でありながら、二次創作的な要素もある。儚月抄本編との接点は薄め。

  • 妹紅が迷子の兎を永遠亭に届ける際に、輝夜と遭遇する。妹紅は決闘を申し込むが、輝夜達は妹紅を和菓子で懐柔しようとするなど楽観的な対応をする。
  • 輝夜は頻繁に、妹紅の作った干物や漬物を無断で食べている(輝夜の口に合うらしい)。
  • 自身の減量化に励む二人が一緒に走り込みをする場面では、先を走る妹紅からの挑発に輝夜が乗ってしまうなど、相変わらずの光景が繰り広げられる。
  • 冬であるにもかかわらず、池で泳いだり氷菓子を食べたりしている輝夜を、妹紅が目撃する。それを海水浴だと称する輝夜に妹紅は疑問を呈するが、これが最近の海水浴なのかと納得してしまう。だが、やはり何か違うと確信した妹紅は、これを輝夜の罠だと憤り炎を燃やす(輝夜は本気で海水浴のつもりであったが…)。その熱で池は温泉と化し、「せっかくだからあなたもいかが?」と、またもや輝夜達に誘惑されてしまう。

そんな喧嘩の絶えない二人だが、永琳曰く「輝夜もまんざらでもないようだし」とのことである。


―――

小説版

ZUN氏が執筆している公式作品。


レミリア達が月に行く」という話を聞いた妹紅は嫌な胸騒ぎがしており、また、そのためのロケットが完成した時にも不安を覚えていた。

ある晩、ついに月に向かってロケットが発射される。それを暗い家の窓から目撃した妹紅は、家の明かりを点しもせずに家を飛び出した。死ぬ事を恐れず、飢える心配も必要なくなった妹紅が、何かに怯えて足早に永遠亭へと向かうのだった。

1300年前に輝夜が月に帰ると言っていた事と、月の民が月に帰る手段がまた一つ増えた今の状況を重ねた妹紅は、「輝夜が月に戻ってしまうのではないか」という心配をしていた。


さらに、


-そうだ、不老不死の私が退屈しないで生きていられるのは、宿敵(あいつ)がいるからじゃないか!

不老不死の恐怖は永遠の孤独。罪の意識にさいなまれる永い現実。それを共感出来るのは、同じ境遇(不死)である宿敵だけだ。

私が不安に思っている事、それは『宿敵が永遠に居なくなってしまう』事だ。


といった心情を明かす。


そして、永遠亭に辿り着いた妹紅は明かりを確認すると安堵する。外壁に近づき聞き耳を立てると、輝夜達は例のロケットに関する会話の最中だった。しかし、輝夜は「もう永遠に”地上の民”なんだから」と言い残して早々に話を終わらせた。

それを聞いた妹紅は、輝夜が月に帰りたいのだとしても自分が何か言えた義理ではないこと、何となく輝夜はもう月の都に帰ることはないような気がしたことから、「輝夜が月に帰るのではないか」ということを心配する事をやめるのであった。


〔補足:ロケットの完成披露宴には、漫画版の一コマには妹紅がおり、四コマ版には輝夜達がいたことから、二人とも参加していたと思われる。〕


―――

書籍『東方文花帖~Bohemian Archive in Japanese Red.』

書籍・東方文花帖とは、ZUN氏が著書するファンブック。前半は射命丸文が発行した架空の新聞記事のページと、その記事を読んだ記事対象の登場人物とが会話するという内容。

  • 記事内容の要約

永遠亭付近の竹林から、原因不明の出火が発生する。偶然居合わせていた二人の少女と数匹の兎によって消火活動が行われ、無事に鎮火する。

  • 話の真相

輝夜と妹紅(厳密には妹紅)が出火原因。火災現場には二人以外に誰も居らず、付近には火の元もなかったこと、すぐに鎮火したことから推理された。

  • 取材に対する各々の回答

輝夜:まず永遠亭の心配をする。出火原因は「焼き鳥のポイ捨て」、消火活動は「目の前で火が出ていたら消化するのは当たり前」

妹紅:出火原因は「煙草のポイ捨て(曖昧)」、消火活動は「偶然居合わせたから消火しただけ」


その後の会話では、妹紅が詮索するに釘を刺したり、火災の事実すら消させようとしたりする。輝夜は居ないのかと尋ねられると、「輝夜?うーん、ちょっと忙しいから行きたくない、って言うと思うから呼ばない」とだけ答える。

また、二人は迷いの竹林のことを「焼き鳥のメッカ」と呼ぶ共通認識があるようだ。これに関しては、妹紅のスペルカードである「パゼストバイフェニックス」の補足文に「まさに焼鳥」という記述があることから、焼き鳥とは妹紅のことを指していると思われる。


『東方智霊奇伝 反則探偵さとり』

書籍・東方智霊奇伝第三章では、妹紅が輝夜を連れ出す描写がある。


―――

東方深秘録〜Urban Legend in Limbo.

東方深秘録とは、東方Projectの第14.5弾にあたる作品である。二人のうち、登場するのは妹紅のみである。

「今度また永遠亭でお月見するけど 遊びに来ない? って輝夜様が言っていたよ」

「色々あって中々来たくないのは 判るんだけど もう時効でも良いじゃない」

といった、輝夜達からの心情が明かされる台詞がある。

これに対して何も答えないため、妹紅の心情は定かではない。しかし、輝夜達は妹紅に心を開いているようにも受け取れる。

「最近気付いていたんだ。永遠亭で不穏な動きがあるってね。どうやら不死身の私は実験台にされているのかな。」

「そういえば、永遠亭の連中にちょっとだけ聞いたぜ。お前、厄介で悪夢でしかない仕事を押しつけられそうだぞ?」

といった、永遠亭との交流が窺える台詞がある。


二次創作

二次創作における風潮は、大きく分けると2通りである。ここでは、いくつかの例と共に紹介する。


仲が良いてるもこ

  • 永遠亭で一緒に遊んだり、竹林や人間の里に出掛けたりするなどしている。なんだかんだで相手のワガママに付き合ってあげている。
  • 公衆の面前では仲が悪い素振りをする仲良くしたいのに強く当たってしまうなどといったツンデレな触れ合いをする。
  • 二人がイチャラブしている現場に、慧音鈴仙が遭遇してしまう。もしくは、二人がイチャラブしていると勘違いされる。
  • 永遠を共に生きる者として、互いに歩み寄り、そして寄り添う。

てるもこ藤原妹红×蓬莱山辉夜

桜の雨、いつか恋は戦争



仲が悪いてるもこ

ここでは、さらに細分化して紹介する。


憎しみによる不仲

  • 原作に準拠しており、輝夜と妹紅が喧嘩をしていたり、殺し合いをしていたりする。
  • 妹紅の過去に焦点を当てていることも多く(過去もこ、父が輝夜に恥をかかされた時や、幻想郷で輝夜と再会した時などの話が代表的である。

―――

愛しさによる不仲

  • 原作に準拠しており、輝夜と妹紅が喧嘩をしていたり、殺し合いをしていたりする…が、これは、数多ある東方Projectカップリングの中で、てるもこが覇権を握っているであろう「殺し愛」という概念である。

輝夜と妹紅は、お互いが不老不死であることを承知の上で殺し合っている。相手を本気で殺そうとしている訳ではないのだ。本当に不老不死を死に至らしめるのは、退屈である。それを共感しているからこそ、二人は永遠に果てることのない争いに没頭するのだろう。

殺し合いによって、相反する二人が交ざり合う。それは、不器用な二人にとって唯一のコミュニケーションでもあるのかもしれない。つまり、…たとえば、相手を愛していたとしても、殺すことでしか愛を伝えられない。逆に言えば、殺すことで愛が伝わるのだ。尤も、日頃どのような感情をぶつけ合っているのかは、当の二人にしか分からないが。

いずれにせよ、彼女たちは、自分の命の全てを懸けて、相手の全てを受け止めているのである。

…これは、と呼ぶに相応しいのではないだろうか。


ころしあいセンシティブな作品


てるもこ的テーマ曲

コミックマーケット91にて、主に東方Projectのボーカルアレンジ曲を制作する同人サークル『暁Records』によって頒布された、『KILLOVE_FIREPROOF!』という楽曲がある。

ジャケットには、幻想的な満月を背景に、互いの頬に手を添えて見つめ合っている輝夜と妹紅が描かれている。また、帯には「耐火の愛で あなたをすのは、私だけ。」と書かれている。


「触れても、壊れぬ愛で 生き死に輪廻を超えて

永久に燃えさかる愛で あなたを殺しましょう」

という歌詞から始まり、


中盤では

「私をひとり、残して死なないと誓え

私をひとり、生かしはしないことを」

という妹紅の歌詞に応じるように、

「あなたをひとり、逝かせはしないと誓う

耐火の愛で あなたを殺すのは私だけ」

という輝夜の歌詞が続く。


そして、最後は

「ああ二人で 受け止めて Killove Fireproof!

耐火の愛で 殺して、愛して、

涅槃(さいご)まで!」

という歌詞で締め括られる。


まさに、てるもこの殺し愛を表現した楽曲であり、

youtubeでは250万回再生を超えるほどの人気がある。




非公式人気投票

〈ベストパートナー部門〉

蓬莱山輝夜と藤原妹紅

第12位:263票/有効投票総数14449票

キャラ別得票率:輝夜→妹紅69%,妹紅→輝夜33%


第10位:2771票/有効投票総数24241票

キャラ別得票率:輝夜→妹紅72.8%,妹紅→輝夜40.4%


第8位:241票/有効投票総数10849票

キャラ別得票率:輝夜→妹紅79.0%,妹紅→輝夜50.3%


関連イラスト

禁煙THOUSAND INFINITY

てるもこてるもこちゃん

月相KM隊

竹取の煙永遠亭

輝夜と妹紅喧嘩するほど


関連タグ

東方Project 東方Projectのカップリング一覧

蓬莱山輝夜 藤原妹紅

東方永夜抄 東方儚月抄

東方project(二次創作)

てるもこは永遠の輝き

もこぱいかぐぱい

かぐもこ/もこてる/もこかぐ

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