「ドロワーズ」は複数形で、単数形では「ドロワ」(drawer)。日本では複数形のsは無視される事も多いが（例えば英語圏では「ブルマーズ」と呼ぶものを単数形の「ブルマ」と呼ぶなど）、ドロワーズの場合は複数形が定着した。
ちなみに「ズロース」は同じ綴りを違う発音で読んでいるだけで、物としては全く同じである。ズロースは辞書の項目名などでも採用されているためおそらく日本全体で見ればズロースの方が知名度が高いが、ピクシブのタグではドロワーズが多い。
腰だけでなく膝上あたりまで覆う短パンのような形状。
パンティなどに比べ肌の露出が少なく、密着度も低いためあまりいやらしさが感じられない。
発生当初、中世のイギリスなどでは、使いやすいようにと股間部に穴が空いている形状が一般的だった。
これは当時においての下着というものが股間を隠したり保護したりするためにあるのではなく、スカートが翻ったときに足を見せないようにするためのものだったから。効果としてはレギンスが現代で果たしているものに近い。
丈が長いため一見すると現代の下着よりも清廉な印象だが、本来の形状におけるエロさはドロワーズが上回る。
現在では股間部も覆われているデザインがポピュラー。
……かぼちゃパンツって言うな。
東方Projectのキャラクターはこのドロワーズ着用者が多い。
自分で作って着用するのもまた一興。
