ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

阿佐海岸鉄道の編集履歴

2020-01-30 05:54:04 バージョン

阿佐海岸鉄道

あさかいがんてつどう

徳島県海陽町に本社を置く第3セクター鉄道。

概要

徳島県海陽町海部駅高知県東洋町間8.5kmの阿佐東線を営業している第三セクター鉄道会社。元々国鉄の計画線であった阿佐線の未開業区間の一部を利用しており、全線が高架となっている。終点の甲浦駅は、その先室戸市を通り土佐くろしお鉄道阿佐線(ごめん・なはり線)と繋がる予定だったが、鉄路としての延伸は断念している。


また徳島県唯一のJR以外の鉄道会社でもある。

路線が短い上に、牟岐線の末端区間であることや沿線人口の減少が影響して、2011年度の営業係数(100円を稼ぐのに必要な運行経費)は「916」と、全国の鉄道路線で最も高い数値となっている。


2017年、徳島県が線路道路両方走行可能なバス「DMV」を2020年度をめどに国内初の営業運転を開始することを発表した。甲浦駅から室戸岬方面へ、鉄路では成し得なかった乗り入れを行う予定である。「DMV」導入は観光資源としての意味合いも込められている。

2021年春を目処に「DMV」を導入。導入に合わせて牟岐線の阿波海南駅〜海部駅間の1区間が阿佐海岸鉄道へ移管・編入され、阿波海南駅〜甲浦駅間は鉄道路線として、阿波海南文化村〜阿波海南駅間と甲浦駅〜宍喰温泉・室戸岬方面(室戸岬方面は土・休日のみ設定)間はバス路線として、阿佐海岸鉄道による一体的な運行が行われる。牟岐線列車との接続は阿波海南駅で行う。


運行形態

線内運転の普通列車が中心。

2019年3月時点で平日、土曜・休日共に全線16往復体制が確保されている。大多数の列車が海部駅にて牟岐線列車と接続する。

このうちの一部は宍喰駅車両基地があるために甲浦~宍喰、宍喰~海部間の区間列車に分かれており、車両入れ替えで乗り換えが必要な列車となっている。2019年3月改正まで朝の2往復はJR四国牟岐駅まで相互乗り入れを行っていたが、この運転は同改正で中止となった。かつては特急うずしお」が乗入れていた時期もあり、その時期は特急料金も設定されていた。


歴代車両

通常タイプの気動車


DMV車両

※ナンバープレートに記載されている番号。

  • 徳島200 さ862:車体色は青(水色)。「未来への波乗り」をコンセプトにした。
  • 徳島200 さ866:車体色は緑(黄緑)。「すだちの風」をコンセプトにした。
  • 徳島200 さ867:車体色は赤(橙)。「阿佐海岸維新」をコンセプトにした。

駅一覧

阿佐東線には「阿波室戸シーサイドライン」という愛称がある。

駅番号駅名備考
M27阿波海南(移管後のJR四国牟岐線乗り換え駅)
AK28海部JR四国牟岐線乗り換え(M28)
AK29宍喰本社所在地で有人駅駅長は2匹の伊勢海老
AK30甲浦高知東部交通室戸岬奈半利駅方面乗り換え

関連動画


  • 前面展望

関連項目

第三セクター 徳島県海陽町 高知県東洋町

土佐くろしお鉄道 阿佐線(ごめん・なはり線)

高千穂鉄道 JR四国 牟岐線

DMV(軌陸車)



外部リンク

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました