「はいてない」にもズボンや下着などと色々あるが、本稿では下着の方を説明する。
「ぱんつはいてない」も参照されたし。
概要
はいてないとは本来下着が見える状態にも関わらず、それが見えないことを指す。
そもそも何故はいてないという概念があるのかだが、人という生き物は見えない、または見られないものを見たいと感じるものだ。
それはひとつの欲求であり夢でもある。
そしてその欲求を満たす物のひとつがパンチラだ。
しかしその欲求もあくまで見られない物だから感じるものであり、見えてしまえばそこで達成感を覚えてしまい夢は霞んでしまう。
ましてやそれが恥じらいも何もない量産されたものならば尚のことだ。
そこで生まれたのがはいてないという概念だ。
これは本来人に見せてはいけないというラインを越えつつも、決して真実にたどり着かない、いわば終わらない夢だ。
またこのはいてないというものは見えないがゆえに想像をかき立てられ、さらには見る側にとって都合の良い解釈が可能というメリットがある。
そのためいつまでも色あせず、最高にまで引き上げられたエロスを堪能することが可能だ。
最後にあくまでパンチラを否定するわけではないので注意。
むしろパンチラを好む者、好まない者の両者が満足するためにあるのがこの「はいてない」であることを了解してほしい。
大事な事
はいてないとは、pixivのタグとしてつけられた場合は殆どが「穿いてない」だ。「履いてない」と混同する場合があるので、注意が必要だ。
pixiv上における「はいてない」タグ
「穿いてない」と「履いてない」の違い
「履」とは、「草履（ぞうり）」などに使われる通り、靴や履物を表す文字だ。
pixiv上で、履物を履いていない絵に対して「はいてない」タグが用いられることはまれだ。
一方、「穿」とは、「穿つ（うがつ）」と言う通り、穴をあける事ないし穴に物を通すという意味を持つ文字だ。
衣類を着用するという意味で「穿く」と表記した場合「穴の開いている衣類に体を通す」となる。
pixiv上で用いられる「はいてない」は大体がこちらの意味となる。
おおよその定義
pixiv上における「はいてない」絵とは、大体の場合、以下の状況に該当するもののことを指す。
- 実際にはいてない
- 全貌が見えている訳ではないが、穿いているならば本来あるべき部分（例えば横紐など）が見える筈なのに見えないため、穿いていないのではないか、と推察される
- 肌色にも見えるが、穿いているような色にも見え、曖昧で判別できない
- なんかはいてないっぽい
このように「間違いない」状態だけでなく、「まず間違いない」「多分そうだ」「きっとそうだ」とされる絵にも「はいてない」タグが用いられることが多い。
量子力学から見た「はいてない」
量子力学では、対象を状態の重ね合わせとして記述し、観測によって一つの状態がある確率で実現する。
「シュレディンガーの猫」という思考実験をご存知だろうか。詳細はタグに譲るが、対象が観測できない状況にある場合、生きているか死んでいるか、等は重ね合わさっている状態にあると解釈する説がある。
鉄壁のスカートなどにより対象が観測できていない場合、対象の状態を「はいている」か「はいてない」かだけに絞れば、それは「はいている状態」と「はいてない状態」が重なり合って等しく存在している状態であるといえる。
要するに、実際にスカートをめくることによって観測するまでは、パンツを「はいている」か「はいてない」かは分からないということだ。
なんかよく分からない状態だが、前述の通りpixiv上では「多分そうだ」「きっとそうだ」の場合はだいたいが「はいてない」とされるので特に問題はない。
ちなみに、量子力学には「多世界解釈」という説もあり、これは「対象を観測するその瞬間に世界が枝分かれする」という解釈である。
前の例では、「実際にスカートをみるその瞬間に、パンツをはいている世界とはいてない世界に枝分かれする」ということである。
何を穿いていないのか？
大体の場合、パンツだ。確信があるならば、ぱんつはいてないと声高にタグをつけたほうがいいかもしれない。
余談だが萌え系ブログパーツである「ブログ妖精ココロ」は、
質問コーナーの中で「ホントにはいてないんですか？」という
ココロ愛用者のぶっ飛んだ質問に対し「靴下ですよね？」とかわしている。
しかし素足、素足履きフェチとっては靴下を履いてない事にこそはいてないの意義を感じている。
参考
ぱんつはいてないイラストであまりにも有名なのはイラストレーターの駒都えーじ氏である。
Wikipediaでは「ぱんつはいてない」で検索すると駒都氏のページが表示される。
関連タグ
ぱんつはいてない パンツはいてない ぱんつ穿いてない パンツ穿いてない
ノーパン のーぱん ノーパンとはいてないは違うとあれほどry
