企画目録とは、pixiv内で行われる企画をまとめ、一覧するためのタグである。
pixiv内で企画を立てる時、その代表となる投稿に付けて使用する。企画を立てた者を大概、企画主もしくは主催者と呼ぶ。
userがたてた企画に限らず、公式企画にも用いられる。
企画とは
企画を参照。以下、同項より引用
pixiv内で行われる、企画主が元になる絵やテーマなどを決めて、他のPIXIVユーザーがそれらに沿った絵を投稿するイベントである。
使い方と注意点
基本的な使い方
企画をたてた人物(企画主)が企画の代表となるイラストにつける。
企画タイトルやあらましが明記されており、企画の雰囲気がわかりやすいものが望ましい。
イメージレスポンスを用いた企画の場合はテンプレートが企画目録となる。
→イメージレスポンス用素材のみを付ける場合が多い。
東方企画目録といった、特定の版権などにジャンルをしぼったタグもある。こちらは企画目録と一緒に使われる事が多い。
注意点
・一企画につき一枚
説明やテンプレートが複数にわたる場合も、一枚を選んでつける。
予告につけるのは問題ないが、実際に企画を開始したら忘れずに外すべきである。
補足説明、テンプレート、ロゴ、作例などには企画主の使用が望ましい。
多くの企画では公式設定や連絡用の独自タグ「企画名:公式連絡」を使う場合がある。
企画サンプルの絵に企画目録タグを入れると、検索時に引っかかるから辞めておいた方が良い。
イメージレスポンスに乗せてサンプルを見せたほうが無難である。
・企画への参加者が使うタグではない
・企画内企画には用いないほうが良い →企画ごとに提案タグがある場合有
・企画内タグには「企画目録」と入れないこと →検索でかぶる為
認められていない企画
ある特定の「オリジナルキャラ」を描いてもらう企画(うちの子描いて系)が一時期増えていたが、同様の企画がすでにある(「目録」じゃないよを参照)ので注意。
名付け、キャラ当てなども企画としては適切ではない(その作品の中で完結してしまう事項のため)。
・オリキャラを描いて欲しい場合は「描いてもいいのよ」
・線画を描いたので色を塗って欲しい場合「塗ってもいいのよ」
などを付ける方が適切である。
また、テーマの被った企画もトラブルの元なので気をつけてほしい。→一通り検索してみる事。それでも見落とす事はたまにあるが…。
・要は、企画主しか得しないような企画は、企画と言い難い。
なので、投稿する前に第三者視点から見てみよう。
企画の種類
pixiv内の企画には種々あるが、
大別すると「公式企画」「テーマ企画」「交流企画」「イメレス企画」などがある。
また交流企画の派生として「絵師二次元化企画」がある。
公式企画
「pixiv事務局」から出される企画のこと。
季節企画(ハロウィンやお正月など)や各版権やソフトとのコラボ(らき☆すた、shadeなど)などがある。
公式企画で一括して見ることができる。
テーマ企画
「テーマ企画」参照。
大多数の企画がこれに当てはまる。
ファンタジーを描くpixivファンタジアが有名である。
何かしらのテーマ(特定のジャンルを描く、ある世界の住人や物語を描く、など)を持つ。
一時間で緑髪のように、非常に限定されたテーマもある。
交流企画
「交流企画」参照。
主に企画内のキャラクター同士の交流を楽しむ企画。
テーマ企画から派生した経緯を持つため、「テーマ+交流」のスタイルをとるものが大多数。
「キャラクターシート」という、その企画に参加するキャラクターのイラストを投稿するところから始めるのが基本とみられる。
それ専用の企画用公式素材が出されている企画は「交流を前提にしている」と考えられるので、このタイプに含めてさしつかえないだろう。
交流を前提としている為、キャラクターの作成のみは嫌悪される傾向にある。
絵師二次元化企画
交流企画の派生として「絵師二次元化企画」がある。
これは自分を元にしたオリジナルキャラクターの交流企画である。
通常の交流企画がイラストや漫画での交流を必須とするのに対し、
絵師二次元化はtwitterなどの外部ツールでの交流のためのアバター扱いであることが多い。
イメレス企画
2008年09月6日に実装されたイメージレスポンス機能を中心に用いた企画。
あるイラストを元に、文字や絵を加えて遊ぶという、改変創作が基本となる。
加えて、イメージレスポンス用素材を付けることが望ましい。
また、企画としての基準が最もあいまいになるのがこのタイプだろう。
素材のみの場合は、企画目録よりも、素材として投稿する方がトラブルは少ないだろう。
その他
歴史
かつては企画も少なく、企画主タグで検索すれば何が行われているが把握できたがだんだん数が増えてきたため、既存企画のお知らせなどと区別するために作られた。
企業コラボなどで公式企画が多く開かれるようになり、トップページから企画目録タグのついたイラストやタグ検索画面にリンクがはられ、閲覧しやすくなった。
イメレスにより企画の立ち上げが容易になってから急激に数が増えている。
企画及び目録作成時のアドバイス
企画目録は全ての企画参加者が目を通すことになるので、見やすく・解りやすく配慮をするべきである。
ひいては、企画への参加しやすさ・誤読防止につながる。
例えば、
・JPEGの場合圧縮率を上げすぎない→ノイズが入って文字がにじみ、読みにくいため
・彩度の高い配色をしない→読みづらいため
*目への刺激が強く、長時間読むことが負担になるため、気をつけること。
黒背景に白文字(白抜き文字)や、鮮やかな絵の上に直接文字を入れるのも見にくくなる。
おすすめは、淡色(うっすら絵が見える程度の背景)に濃い灰色文字(グレイッシュ~ダークグレイッシュトーン)。
・フォントサイズは小さくしすぎない→読みづらく、誤認も増える(特に漢字)
*最近では高解像度のモニターも普及してきたので、ある程度大きめに。
・長文にしない→読み疲れてしまう
*独自の設定などは別の資料として投稿し、企画目録では「何がしたいのか」最低限述べる程度が良い。
関連イラスト
「企画目録」について(説明漫画)