映画でビルドジーニアスが負けたのは、ブラッドのほうが強いというより、市民のひとたちが洗脳状態にあったのが敗因だと思う。どういうことかというと、ジーニアスフォームのフルビルドリアクター(胸のパーツ部分)には、人々の強い思いを特殊攻撃成分へと変換する機能があります。平たく言えば、応援されればされるほど強くなります。 しかし、あの戦いの場では、洗脳状態だったとはいえ人々はビルド殲滅と罵声を浴びせてました。応援されると強くなるということは逆に言えば罵声を受ければ弱くなってしまうということです。見返りを求めて戦ってはいけないと戦兎自身言ってましたが、彼だって人間です。人々のために必死に戦ってるのに、目の前で殲滅！殲滅！と言われたら、気持ちは萎えいで戦闘力が抵抗してしまうのに文句は言えません。 だからもし人々が洗脳状態でなければ彼らの応援を受けて、最初こそおされてても次第に攻守が逆転し始めたんじゃないかと思います。