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魔女の守人

まじょのもりびと

『魔女の守人』とは、坂野旭による日本の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』で連載された。
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概要

『魔女の守人』(まじょのもりびと)は、坂野旭による漫画作品。

『ジャンプGIGA』(集英社)にて2016年vol.3に読み切りを掲載後『週刊少年ジャンプ』(同)にて、2020年10号から同年29号まで連載された。

コミックスは全3巻で、話数は全19話。


ストーリー

魔(イビル)と呼ばれる異形の魔物の脅威に晒され続ける異世界の物語。

人々の平和は強大な魔術を操る女性「魔女」によって守られてきた。

魔女の守人である騎士(ガード)に選ばれた少年「ファフナ」は、バーン市国の魔女「マナスファ」に街の防衛が一任されている状況に不甲斐なさを感じていた。

定例報告会に呼ばれたファフナは、司祭から魔女の正体を聞かされる。

魔女とは後天的にイビルを埋め込んだ改造人間であり、いずれは自らもイビルと化す運命にあるという。

そうなる前に殺処分するのが「魔女の守人」に課せられた役目であった。


主な登場人物

  • ファフナ・レオレンジ

主人公。幼い頃にイビルに家族を目の前で殺され、魔女と騎士の防衛力に疑問を抱き、自分自身が強くなることを決めた少年。

魔女の力なしで国を守ることを夢見ていたところ「魔女の守人」に選ばれる。

家族を殺害したイビルは殺処分し損ねた魔女の成れの果てであり、ファフナの性格なら魔女の殺害に適任のはずであった。

しかし、魔女であるマナスファが全てを受け入れていることを知ったファフナは任務を放棄。

マナスファだけを守る騎士となり、魔女という存在をこの世から潰すことを宣言する。


  • マナスファ・ルースタシア

バーン市国を守る魔女。

荒野一面を一瞬で焼き尽くすほどの強大な炎を操る。

横暴でワガママな性格で、護衛であるファフナとは悪口で罵り合う仲。

頬に浮かぶグロテスクな紋様が特徴的だが、これは体内に埋め込まれたイビルによる浸食によるもので、既に全身に広がっている。

自らが兵器として使い潰される運命を受け入れており、何も知らないファフナと話しているときだけ普通の女の子でいられるのを喜んでいた。

ファフナの決意を聞かされた後は、自分を「最後の魔女」にすることを命令する。


作品の評判など

連載開始当初からダークファンタジーの世界観が『進撃の巨人』を彷彿させると読者から噂されていたが、第2話で露骨なまでのパロディシーンを入れたことで「進撃のパクリ漫画」として悪名が広まり、livedoorニュースの記事にされてしまう。

https://news.livedoor.com/article/detail/17805414/


作品レビュー等では「パクリ」という部分を話題にすることが多く、それを鵜呑みにした未読者(所謂エアプ)からは「進撃を丸パクリして打ち切られた漫画」という微妙に間違った評判で伝わっている。

主人公の外見や足から火を出して飛行という場面が『炎炎ノ消防隊』に似ているという意見もあるが、第3話以降にそれらが問題視されることはなかった。


パクリ要素を抜きに見てもストーリー、設定、作画共に作りこみが甘く、連載当時は毎週がツッコミどころの嵐であった。

「ヲヲヲヲヲ」という謎の擬音や「In the bathroom.」を始めとした妙な手書きの英語などはネタ混じりに個性として評価されたが、評判を覆すほどの人気は得られず多くの伏線を放置したまま連載終了となった。

単行本の最終巻でも後日談が描かれることはなく、新作読み切りを書き下ろしたことも余計に評判を下げている。


作者の坂野旭はジャンプ連載としては新人ではあるが、他社で実績を上げていたためか『魔女の守人』の連載当時はアシスタントが8人もいたという。

同期新連載の『マッシュル-MASHLE-』はアシスタント0人からのスタートであり、後に大成したことも踏まえて比較される。


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