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谷垣源次郎とは、漫画「ゴールデンカムイ」の登場人物。

「この勝負……最初の一発で決められなかったことを後悔させてやる」


概要

概要

CV:細谷佳正/演者:大谷亮平

帝国陸軍北海道第七師団歩兵第27聯隊に所属している兵士。階級は一等卒

ある目的の為に家族や故郷、そしてマタギとしての生き方も捨て、兵士となった過去を持つ。

秋田県の阿仁出身。マタギの生まれで山や野生動物の習性に詳しい。

好きなものはきりたんぽ。嫌いなものはしいたけ


誕生日:6月28日

胸囲:124cm


愛称は谷垣ニㇱパゲンジロちゃん小熊ちゃん等。

寒冷地仕様のムチムチボディと濃いめの胸毛がチャームポイントで、お尻と雄っぱいがムッチムチで毛深い熊ちゃんみたいなスケベな男。


人物

人物

真面目で義理堅く、寡黙で不器用ながらも誠実な男。任務には忠実だが、一方で後述の過去から軍人としての自分の在り方に迷いを抱いてもいた。

その人柄ゆえに当初は敵対関係にあった杉元佐一からも信頼を得ており、尾形百之助にもその真面目さから「(裏切りの話には)乗ってこない」と言われていた。

だがその誠実さ故に、劇中では鶴見中尉に半ば利用されることにもなってしまう。


基本的に温厚で、冤罪で追い回されようがセクハラされようが怒鳴られようが、うろたえこそすれ逆上したり手を上げるようなことはない。しかし、大切な人物を明確に傷つけられた場合は流石にこの限りではなく、相手を殺さんばかりの態度を見せる。

また、ロシア人から「日本人は殴り合いに弱い」という旨の挑発をされた際には「もう日露戦争を忘れたか」と青筋を立てた。


他の多くの登場人物達とは異なり、アイヌの隠し金塊の行方には興味はなく、自らの役目を果たすためにアシリパたちに協力している。

当初は支給された軍服のみを身につけていたが、コタンでの療養以降はアイヌのルウンペを軍服の上に着用するようになった。軍帽は後述の軍との決別の際に焼き捨てており、以降は代わりにフチから譲り受けたマタンプシ(ハチマキ)を度々頭に巻いている。


自身の迷いを断ち切りマタギへと戻してくれた二瓶鉄造に多大な恩義と影響を受けた。二瓶が死亡した際にはマタギの引導の言葉を二瓶の亡骸に唱え、114話では二瓶のことを「兵士からマタギに戻してくれた」と言い、そして209話での感動シーンでは二瓶を「俺を救ってくれたひと」と呼んでいる。合わせて彼の村田銃、猟犬のリュウ、そして「最初の1発で決着をつける」心構えを受け継いでいる。

ただ、彼の口癖だった「勃起」まで受け継いでしまっており、たびたび口に出して言っている(そのせいで、ゴールデンカムイは史上初の「勃起」という単語で感動できる漫画になってしまっている)。

意訳すれば「勃起」の意味になる名を持つチカパシにも、「勃起」の何たるかを(正しい意味も合わせて)語っており、計らずも二瓶の「勃起」の精神は確実に次代へと引き継がれてしまうのであった。


作中での活躍

作中での活躍

鶴見の命により他の第七師団員と共に尾形百之助を襲撃した犯人を捜索中、杉元一行と遭遇。だが杉元を追った他の師団員たちはその最中にヒグマの襲撃を受け全滅、アシリパを追った自身もエゾオオカミのレタㇻに返り討ちにされ、右足を骨折する。

元々軍人としての自分に迷いを抱いていた谷垣は、希少なエゾオオカミに魅了され、また伝説の熊撃ち二瓶鉄造との邂逅によって捨て去ったマタギの魂を取り戻し、第七師団脱退を決意。二瓶と協力しレタㇻを狙い、杉元らと再び衝突するも、その最中に鹿垣(しがき:動物用の罠)に掛かり重傷を負ってしまう。

二瓶死亡後はアシリパの意向でコタン(村)へ移送され、彼女のフチ(祖母)の元で療養することとなった。


後に、先述の一件で全滅した師団員たちが「第七師団への造反組の一員」であったことが判明。ただ一人生き残った谷垣に「造反組を始末したのは彼であり、鶴見中尉へ密告も企てている」との疑いが掛けられ、同じ造反組の尾形・二階堂の襲撃を受け止む無く交戦、二瓶の遺品の村田銃を隠し球になんとか尾形たちを撃退する。


その後もコタンで療養を続けていたが、インカラマッの不吉な占いを信じて体調を崩したフチへ、それまでの恩返しの為にアシリパを無事に連れ戻す役目を負うことを決意。インカラマッとチカパシを伴い、網走へ向かった杉元達を追う形で旅立った。

道中、姉畑支遁ウコチャヌプコロの犯人に間違えられるなどのトラブルにも見舞われながらも、釧路でどうにか杉元一行と合流。

一行の最終目的である網走監獄潜入にも同行する。


網走監獄襲撃事件後は杉元と共に第七師団に拘留されるも、そこでキロランケや尾形が自分達を裏切りアシリパを連れ去ったことを知り、彼女を奪還するべく杉元や月島軍曹鯉登少尉と共に先遣隊として樺太へ渡ることを決意する。


樺太では曲馬団のヤマダ一座に参加することになるのだが、軽業の才を見せた鯉登やハラキリに挑もうとする杉元とは違い、芸事の類いが極めて不得意なことが発覚してしまった。実際、「曲芸の才が全くない」との理由で月島共々少女団と踊る練習をするも、すぐに踊りを覚えた月島とは違い上手に踊れない自分の不甲斐なさに泣き出し、テント裏で泣いているところを「泣かないでゲンジロちゃん」と少女たちに励まされ、公演ではようやく笑顔で踊れるようになった。そして、共に励ましあった少女団と紅子先輩との別れの際には、紅子先輩の「アタイのことも、少女団のことも忘れないでね」の言葉に「うん!」と号泣していた。


フチの不安の原因ともなったインカラマッのことは、胡散臭さも相まってあまり信用していなかった(実際、彼女は鶴見中尉の助言で谷垣を利用しており、谷垣の行動が第七師団に伝わるようにしていた)ものの、一方で同行者故の配慮も示していた。

後にラッコ鍋を理由に迫られる形でインカラマッとオチウに及び、彼女のことを気にかけつつも利用されているとの疑念も持ち続けていたが、やがて彼女の真意と「(谷垣と共に)未来へ進みたい」と告白を受け、「時が来たら、半分食べた飯の器を渡す(※アイヌの婚姻の儀式)」と谷垣も想いを返し、晴れて相思相愛の仲になった。

彼が後に樺太先遣隊への参加を決意したのは、網走監獄での一件で彼女を刺し重傷を負わせたキロランケに対し怒りを抱いたためでもある。


樺太からの帰還後は「インカラマッが第七師団に匿われていること」、そして「彼女が谷垣の子を身籠っていること」を聞かされ動揺するも、病院の前で会った女性から小樽の風景が映った絵葉書を手渡され、彼女が小樽にいることを確信し、第七師団から離反し小樽に向かい、病院でようやくの再会を果たした。

そして、臨月のインカラマッを連れ出そうとした際に月島の襲撃を受けるが、家永が命を賭して月島に睡眠薬を打ち込み、鯉登も一度は臨戦体制になるが銃口を下ろして見逃したため、ひとまずは病院から抜け出すことができた。

病院からの逃亡後も月島の追跡を避けつつ移動していたが、インカラマッが破水したために事態は急変。谷垣はインカラマッを抱えながらフチの居るコタンへ行き、そこでもインカラマッやフチを守るために月島と交戦する。そして、半ば暴走状態だった月島を、鯉登が「上官命令」と称して止めたことから戦闘は収まったのだが、今度はインカラマッの陣痛が始まったため、先程まで命懸けで戦っていた男たちが出産の手伝いをすることになってしまった。

その後、インカラマッは無事に女児を出産。谷垣は新たな命の誕生に、またしても号泣してしまう。そして、鯉登から「他の連中に見つからないように、南に向かえ」との助言を受け、家族でコタンから旅立った。


過去

過去

かつてはマタギとして、家族と共に秋田県の阿仁で平穏に暮らしていた谷垣。しかしその暮らしは同じマタギで親友の青山賢吉に嫁いだ妹・フミが殺害され、賢吉が失踪したことで大きく変わる。

犯人は賢吉と見て間違いなく、激怒した谷垣は家族の反対を押切り、復讐のため賢吉が入団したとの噂があった第七師団へ入団、そして日露戦争に出兵する。


偶然出会った白襷隊(決死隊)の生き残りから賢吉と思しき人物の話を聞き同じ戦場に出向くが、賢吉はダイナマイトで武装し特攻してきたロシア兵から味方を守るために飛びかかり瀕死となる。


眼も耳も潰れた賢吉の口から語られたのは、疱瘡に感染したフミが、実家や家族を守るために夫へ自身の殺害を願ったという真実、そして妻を殺した懺悔と谷垣家への謝罪。

さらに彼が軍に入ったのは「もし感染していなければ、その命をどうやって使うか自分の役目を探しなさい」という妻の遺言を受けてのものだった。


すべてを知った谷垣は2人の思い出の味であるカネ餅を食べさせる。それにより、賢吉はそばの人間が故郷の親友であると気付き笑みを浮かべながら息を引き取った。


一方、感情のままにすべてを捨て故郷にも戻れない谷垣はそのまま軍に残り続けるも、亡き妹の言葉である「自分の役目」を自問自答し続けていた。

やがてアイヌの隠し金塊を巡る数奇な運命に翻弄される中で、彼は「アシㇼパを無事に連れ戻す」ことに己の役目を見出す。彼にとってそれは、ただの恩返し以上の意味があるのだ。


探していた己の役目の先に何が待つのか、彼に平穏は訪れるのか、それはカムイだけが知っているのかもしれない。


セクシーマタギ 谷垣

セクシーマタギ 谷垣

作者野田サトルのお気に入りであり、同時に作者の性癖が気になるほどの愛を一心に受けている作中屈指のお色気担当(と言う名のいじられキャラ)である。


体格

元々登場人物の中でも身長、体格共に良い方なのだが、小樽からの旅の間にジェイソン・ステイサム級の弾けんばかりのムチムチボディに変貌している。この件については「インカㇻマッにいっぱいご飯を奢ってもらったため」で、公式ファンブックでの作者回答によると「連載初期から15kg増量した」とのことである。

そのムチムチっぷりからそれまでの軍服が合わなくなっているようで、杉元たちとの合流以降は頻繁にシャツのボタンが弾けとんでしまっている。


なお、作者によると最終形態は山のフドウらしい。


胸毛

作者は谷垣の胸毛に拘りがあるのか、単行本化の際の加筆修正では谷垣の毛づくろい(胸毛の修正、増量)が半ば恒例になっている。その様子は作者もTwitterで作業報告をしてくれている(※勿論、それ以外の加筆修正もちゃんと行われている)。


露出

回を追うごとに溢れんばかりの胸毛胸筋を強調するシーンが増えていき、ゴールデンカムイのお色気担当の地位を不動のものにしている。


その主な扱いについては

など。その露出ぶりは枚挙にいとまが無い。

本人は至極まともな人物なのに、周囲の扱いがまともじゃない


ドスケベマタギ

ゴールデンカムイのニコ生特番において「ゴールデンカムイの魅力を3つ上げる」という企画を実施したところ、「白石モザイク」「変態」に並び「スケベマタギ」が選出されてしまった。演者の方たちが笑いながら選ぶ辺り、谷垣のお色気ポジションは声優陣にまで認知されているようである。


ちなみにアシㇼパさん役の白石晴香は同席していた杉元役の小林親弘と尾形役の津田健次郎から「ドスケベマタギ」とフリップに書かされる公開セクハラを受けるハメになった。


カネ餅

ゴールデンカムイとカネ餅はNHKのテレビ番組、グレーテルのかまどで取り上げられた。


作外での活躍

作外での活躍

2020年10月、3期本編内で使われていた「時は来た」オマージュのセリフ部分が番宣CMに起用される。本当にネタ元のセリフの雰囲気を再現している。


余談

余談

  • 作者の野田サトル先生は実写映画版にて大谷氏が谷垣を演じることが決定したことが伝えられた際、そのビジュアルを見て思わず吹き出したそう
    • 演者の大谷氏は役作りに際してかなり筋肉をつけたそうだが、野田先生と対面した際に「ご飯をいっぱい食べてもっとムチムチになってください」と激励されたそう。どんだけ谷垣が好きなんだよ、先生…。
  • 2024年には「白い恋人」とのコラボ商品第四弾のキャラとして谷垣が抜擢され、「雪の背景をバックに横たわる谷垣とムチムチになり弾けそうなシャツと飛び散るボタン」というセクシー路線の絵柄がパッケージに載ることになった。

関連イラスト

関連イラスト


関連タグ

関連タグ

ゴールデンカムイ マタギ 軍人 ボタン飛ばし


王賁:同じく週刊ヤングジャンプ連載作品アニメの中の人繋がり。こちらもある意味軍人なのは共通するが、それ以外は全く真逆。なお、こちらも作中で結婚している。


ライナー・ブラウン:中の人繋がり。どちらも原作者から(かなり偏った)愛を受けている。



























<ネタバレ注意!! この先最終話のネタバレを含みます!!>






















物語の終盤にて、馬と共に参戦し杉元とアシリパの戦いをサポートする。

多くのキャラクターが死んでいく中での再登場だったため、ファンからは「帰れ!」と言われていた(通りすがった永倉新八からも「来るな!」と言われていた)。

金塊争奪戦後はインカラマッと共に阿仁に帰還、生涯で15人の子が生まれる大家族を拵えた。なお、恩人である二瓶も15人の子宝に恵まれたが、二瓶は一人目の長男以外は全て女児だったのに対し、谷垣は一人目のみ女児で残りの14人は全員男児だった。しかも全員谷垣要素が強めである。そんなことなのでネット上では「半分くらいは谷垣が産んだ」とか言われていた。

そしてそんな彼は肩に子供を乗せていた…

「この勝負……最初の一発で決められなかったことを後悔させてやる」


概要

概要

CV:細谷佳正/演者:大谷亮平

帝国陸軍北海道第七師団歩兵第27聯隊に所属している兵士。階級は一等卒

ある目的の為に家族や故郷、そしてマタギとしての生き方も捨て、兵士となった過去を持つ。

秋田県の阿仁出身。マタギの生まれで山や野生動物の習性に詳しい。

好きなものはきりたんぽ。嫌いなものはしいたけ


誕生日:6月28日

胸囲:124cm


愛称は谷垣ニㇱパゲンジロちゃん小熊ちゃん等。

寒冷地仕様のムチムチボディと濃いめの胸毛がチャームポイントで、お尻と雄っぱいがムッチムチで毛深い熊ちゃんみたいなスケベな男。


人物

人物

真面目で義理堅く、寡黙で不器用ながらも誠実な男。任務には忠実だが、一方で後述の過去から軍人としての自分の在り方に迷いを抱いてもいた。

その人柄ゆえに当初は敵対関係にあった杉元佐一からも信頼を得ており、尾形百之助にもその真面目さから「(裏切りの話には)乗ってこない」と言われていた。

だがその誠実さ故に、劇中では鶴見中尉に半ば利用されることにもなってしまう。


基本的に温厚で、冤罪で追い回されようがセクハラされようが怒鳴られようが、うろたえこそすれ逆上したり手を上げるようなことはない。しかし、大切な人物を明確に傷つけられた場合は流石にこの限りではなく、相手を殺さんばかりの態度を見せる。

また、ロシア人から「日本人は殴り合いに弱い」という旨の挑発をされた際には「もう日露戦争を忘れたか」と青筋を立てた。


他の多くの登場人物達とは異なり、アイヌの隠し金塊の行方には興味はなく、自らの役目を果たすためにアシリパたちに協力している。

当初は支給された軍服のみを身につけていたが、コタンでの療養以降はアイヌのルウンペを軍服の上に着用するようになった。軍帽は後述の軍との決別の際に焼き捨てており、以降は代わりにフチから譲り受けたマタンプシ(ハチマキ)を度々頭に巻いている。


自身の迷いを断ち切りマタギへと戻してくれた二瓶鉄造に多大な恩義と影響を受けた。二瓶が死亡した際にはマタギの引導の言葉を二瓶の亡骸に唱え、114話では二瓶のことを「兵士からマタギに戻してくれた」と言い、そして209話での感動シーンでは二瓶を「俺を救ってくれたひと」と呼んでいる。合わせて彼の村田銃、猟犬のリュウ、そして「最初の1発で決着をつける」心構えを受け継いでいる。

ただ、彼の口癖だった「勃起」まで受け継いでしまっており、たびたび口に出して言っている(そのせいで、ゴールデンカムイは史上初の「勃起」という単語で感動できる漫画になってしまっている)。

意訳すれば「勃起」の意味になる名を持つチカパシにも、「勃起」の何たるかを(正しい意味も合わせて)語っており、計らずも二瓶の「勃起」の精神は確実に次代へと引き継がれてしまうのであった。


作中での活躍

作中での活躍

鶴見の命により他の第七師団員と共に尾形百之助を襲撃した犯人を捜索中、杉元一行と遭遇。だが杉元を追った他の師団員たちはその最中にヒグマの襲撃を受け全滅、アシリパを追った自身もエゾオオカミのレタㇻに返り討ちにされ、右足を骨折する。

元々軍人としての自分に迷いを抱いていた谷垣は、希少なエゾオオカミに魅了され、また伝説の熊撃ち二瓶鉄造との邂逅によって捨て去ったマタギの魂を取り戻し、第七師団脱退を決意。二瓶と協力しレタㇻを狙い、杉元らと再び衝突するも、その最中に鹿垣(しがき:動物用の罠)に掛かり重傷を負ってしまう。

二瓶死亡後はアシリパの意向でコタン(村)へ移送され、彼女のフチ(祖母)の元で療養することとなった。


後に、先述の一件で全滅した師団員たちが「第七師団への造反組の一員」であったことが判明。ただ一人生き残った谷垣に「造反組を始末したのは彼であり、鶴見中尉へ密告も企てている」との疑いが掛けられ、同じ造反組の尾形・二階堂の襲撃を受け止む無く交戦、二瓶の遺品の村田銃を隠し球になんとか尾形たちを撃退する。


その後もコタンで療養を続けていたが、インカラマッの不吉な占いを信じて体調を崩したフチへ、それまでの恩返しの為にアシリパを無事に連れ戻す役目を負うことを決意。インカラマッとチカパシを伴い、網走へ向かった杉元達を追う形で旅立った。

道中、姉畑支遁ウコチャヌプコロの犯人に間違えられるなどのトラブルにも見舞われながらも、釧路でどうにか杉元一行と合流。

一行の最終目的である網走監獄潜入にも同行する。


網走監獄襲撃事件後は杉元と共に第七師団に拘留されるも、そこでキロランケや尾形が自分達を裏切りアシリパを連れ去ったことを知り、彼女を奪還するべく杉元や月島軍曹鯉登少尉と共に先遣隊として樺太へ渡ることを決意する。


樺太では曲馬団のヤマダ一座に参加することになるのだが、軽業の才を見せた鯉登やハラキリに挑もうとする杉元とは違い、芸事の類いが極めて不得意なことが発覚してしまった。実際、「曲芸の才が全くない」との理由で月島共々少女団と踊る練習をするも、すぐに踊りを覚えた月島とは違い上手に踊れない自分の不甲斐なさに泣き出し、テント裏で泣いているところを「泣かないでゲンジロちゃん」と少女たちに励まされ、公演ではようやく笑顔で踊れるようになった。そして、共に励ましあった少女団と紅子先輩との別れの際には、紅子先輩の「アタイのことも、少女団のことも忘れないでね」の言葉に「うん!」と号泣していた。


フチの不安の原因ともなったインカラマッのことは、胡散臭さも相まってあまり信用していなかった(実際、彼女は鶴見中尉の助言で谷垣を利用しており、谷垣の行動が第七師団に伝わるようにしていた)ものの、一方で同行者故の配慮も示していた。

後にラッコ鍋を理由に迫られる形でインカラマッとオチウに及び、彼女のことを気にかけつつも利用されているとの疑念も持ち続けていたが、やがて彼女の真意と「(谷垣と共に)未来へ進みたい」と告白を受け、「時が来たら、半分食べた飯の器を渡す(※アイヌの婚姻の儀式)」と谷垣も想いを返し、晴れて相思相愛の仲になった。

彼が後に樺太先遣隊への参加を決意したのは、網走監獄での一件で彼女を刺し重傷を負わせたキロランケに対し怒りを抱いたためでもある。


樺太からの帰還後は「インカラマッが第七師団に匿われていること」、そして「彼女が谷垣の子を身籠っていること」を聞かされ動揺するも、病院の前で会った女性から小樽の風景が映った絵葉書を手渡され、彼女が小樽にいることを確信し、第七師団から離反し小樽に向かい、病院でようやくの再会を果たした。

そして、臨月のインカラマッを連れ出そうとした際に月島の襲撃を受けるが、家永が命を賭して月島に睡眠薬を打ち込み、鯉登も一度は臨戦体制になるが銃口を下ろして見逃したため、ひとまずは病院から抜け出すことができた。

病院からの逃亡後も月島の追跡を避けつつ移動していたが、インカラマッが破水したために事態は急変。谷垣はインカラマッを抱えながらフチの居るコタンへ行き、そこでもインカラマッやフチを守るために月島と交戦する。そして、半ば暴走状態だった月島を、鯉登が「上官命令」と称して止めたことから戦闘は収まったのだが、今度はインカラマッの陣痛が始まったため、先程まで命懸けで戦っていた男たちが出産の手伝いをすることになってしまった。

その後、インカラマッは無事に女児を出産。谷垣は新たな命の誕生に、またしても号泣してしまう。そして、鯉登から「他の連中に見つからないように、南に向かえ」との助言を受け、家族でコタンから旅立った。


過去

過去

かつてはマタギとして、家族と共に秋田県の阿仁で平穏に暮らしていた谷垣。しかしその暮らしは同じマタギで親友の青山賢吉に嫁いだ妹・フミが殺害され、賢吉が失踪したことで大きく変わる。

犯人は賢吉と見て間違いなく、激怒した谷垣は家族の反対を押切り、復讐のため賢吉が入団したとの噂があった第七師団へ入団、そして日露戦争に出兵する。


偶然出会った白襷隊(決死隊)の生き残りから賢吉と思しき人物の話を聞き同じ戦場に出向くが、賢吉はダイナマイトで武装し特攻してきたロシア兵から味方を守るために飛びかかり瀕死となる。


眼も耳も潰れた賢吉の口から語られたのは、疱瘡に感染したフミが、実家や家族を守るために夫へ自身の殺害を願ったという真実、そして妻を殺した懺悔と谷垣家への謝罪。

さらに彼が軍に入ったのは「もし感染していなければ、その命をどうやって使うか自分の役目を探しなさい」という妻の遺言を受けてのものだった。


すべてを知った谷垣は2人の思い出の味であるカネ餅を食べさせる。それにより、賢吉はそばの人間が故郷の親友であると気付き笑みを浮かべながら息を引き取った。


一方、感情のままにすべてを捨て故郷にも戻れない谷垣はそのまま軍に残り続けるも、亡き妹の言葉である「自分の役目」を自問自答し続けていた。

やがてアイヌの隠し金塊を巡る数奇な運命に翻弄される中で、彼は「アシㇼパを無事に連れ戻す」ことに己の役目を見出す。彼にとってそれは、ただの恩返し以上の意味があるのだ。


探していた己の役目の先に何が待つのか、彼に平穏は訪れるのか、それはカムイだけが知っているのかもしれない。


セクシーマタギ 谷垣

セクシーマタギ 谷垣

作者野田サトルのお気に入りであり、同時に作者の性癖が気になるほどの愛を一心に受けている作中屈指のお色気担当(と言う名のいじられキャラ)である。


体格

元々登場人物の中でも身長、体格共に良い方なのだが、小樽からの旅の間にジェイソン・ステイサム級の弾けんばかりのムチムチボディに変貌している。この件については「インカㇻマッにいっぱいご飯を奢ってもらったため」で、公式ファンブックでの作者回答によると「連載初期から15kg増量した」とのことである。

そのムチムチっぷりからそれまでの軍服が合わなくなっているようで、杉元たちとの合流以降は頻繁にシャツのボタンが弾けとんでしまっている。


なお、作者によると最終形態は山のフドウらしい。


胸毛

作者は谷垣の胸毛に拘りがあるのか、単行本化の際の加筆修正では谷垣の毛づくろい(胸毛の修正、増量)が半ば恒例になっている。その様子は作者もTwitterで作業報告をしてくれている(※勿論、それ以外の加筆修正もちゃんと行われている)。


露出

回を追うごとに溢れんばかりの胸毛胸筋を強調するシーンが増えていき、ゴールデンカムイのお色気担当の地位を不動のものにしている。


その主な扱いについては

など。その露出ぶりは枚挙にいとまが無い。

本人は至極まともな人物なのに、周囲の扱いがまともじゃない


ドスケベマタギ

ゴールデンカムイのニコ生特番において「ゴールデンカムイの魅力を3つ上げる」という企画を実施したところ、「白石モザイク」「変態」に並び「スケベマタギ」が選出されてしまった。演者の方たちが笑いながら選ぶ辺り、谷垣のお色気ポジションは声優陣にまで認知されているようである。


ちなみにアシㇼパさん役の白石晴香は同席していた杉元役の小林親弘と尾形役の津田健次郎から「ドスケベマタギ」とフリップに書かされる公開セクハラを受けるハメになった。


カネ餅

ゴールデンカムイとカネ餅はNHKのテレビ番組、グレーテルのかまどで取り上げられた。


作外での活躍

作外での活躍

2020年10月、3期本編内で使われていた「時は来た」オマージュのセリフ部分が番宣CMに起用される。本当にネタ元のセリフの雰囲気を再現している。


余談

余談

  • 作者の野田サトル先生は実写映画版にて大谷氏が谷垣を演じることが決定したことが伝えられた際、そのビジュアルを見て思わず吹き出したそう
    • 演者の大谷氏は役作りに際してかなり筋肉をつけたそうだが、野田先生と対面した際に「ご飯をいっぱい食べてもっとムチムチになってください」と激励されたそう。どんだけ谷垣が好きなんだよ、先生…。
  • 2024年には「白い恋人」とのコラボ商品第四弾のキャラとして谷垣が抜擢され、「雪の背景をバックに横たわる谷垣とムチムチになり弾けそうなシャツと飛び散るボタン」というセクシー路線の絵柄がパッケージに載ることになった。

関連タグ

関連タグ

ゴールデンカムイ マタギ 軍人 ボタン飛ばし


王賁:同じく週刊ヤングジャンプ連載作品アニメの中の人繋がり。こちらもある意味軍人なのは共通するが、それ以外は全く真逆。なお、こちらも作中で結婚している。


ライナー・ブラウン:中の人繋がり。どちらも原作者から(かなり偏った)愛を受けている。



























<ネタバレ注意!! この先最終話のネタバレを含みます!!>






















物語の終盤にて、馬と共に参戦し杉元とアシリパの戦いをサポートする。

多くのキャラクターが死んでいく中での再登場だったため、ファンからは「帰れ!」と言われていた(通りすがった永倉新八からも「来るな!」と言われていた)。

金塊争奪戦後はインカラマッと共に阿仁に帰還、生涯で15人の子が生まれる大家族を拵えた。なお、恩人である二瓶も15人の子宝に恵まれたが、二瓶は一人目の長男以外は全て女児だったのに対し、谷垣は一人目のみ女児で残りの14人は全員男児だった。しかも全員谷垣要素が強めである。そんなことなのでネット上では「半分くらいは谷垣が産んだ」とか言われていた。

そしてそんな彼は肩に子供を乗せていた…

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  • 金カムでサイコパスパロ

    シビュラの祝福

    ※アニメPSYCHO-PASSパロ※ 捏造やら妄想やら何でもありです。 趣味を詰め込みまくりなのでご注意ください。 先遣隊、月鯉風味。割りとシリアスです。 謎解き要素は皆無です。 開始一分で犯人が分かります。 また、大分長めの長編になりそうです。 何でも許せる方のみお付き合いください。 『登場人物設定』 鶴見 監視官。色相が異様に濁りにくい体質。 娘と妻がいたが二人とも潜在犯としてセラピーを受けている。 シビュラシステムに疑問を持っており、ドミネーターに依存した犯罪捜査を信用していない。 因みに、顔に傷が無いので額当てはしていない。 鯉登 新任の監視官。他にも仕事は選べたが、幼い時に誘拐犯から助けてくれた鶴見を追って公安に入る。 薩摩弁はあまり話さないが、鶴見と話すときは支離滅裂になるため、やっぱり月島がいないと無理。 九州から上京したため友達がいない。 月島 執行官。元監視官で鶴見の部下。父親に逆上し、殴り殺そうとした際に犯罪係数が上昇。 鶴見に再び執行官として呼び戻された。 潜在犯になって一番悲しかったのは気軽に銭湯に行けなくなったこと。 杉元 執行官。親友が殺され、犯罪係数が上昇。執行官になる。親友の妻に毎月仕送りをしている。 明日子と出会い、犯罪係数が安定した。 明日子さんに彼氏ができたら犯罪係数ぶっちぎってしまうのではないかと周りに心配されている。 谷垣 執行官。妹を殺され犯罪係数が上昇した。 自分の役目を果たすため、執行官となる。 最近太ってきたのを気にしている。 白石 分析官。情報分析に関してはプロフェッショナルだが忙しくなると職場を度々逃げ出す為、分析室のセキュリティが強化されている。 それでも抜け出しサボる為、脱獄王と呼ばれる。 昔から潜在犯で、分析官として公安で働く以外道が無かった。 明日子 杉元が以前事件の捜査中に助けた女の子。 杉元に差し入れをしたり、監視官同伴で遊んだりしている。 キロランケが営業している居酒屋兼自宅に住んでいる。 尾形 免罪体質。その体質を活かして裏の仕事をしている。 自分の犯罪係数が低いことをずっと疑問に思っている。 キロランケの店の常連。 二階堂兄弟 尾形の仕事を手伝う双子。 洋平のみ犯罪係数が高く、幼少期に引き離されて以来、シビュラシステムを憎んでいる。 現在は裏ルートで再会し、尾形の仕事を二人で手伝う。 宇佐美 鶴見行き付けのバーのバーテン。 もちろん鶴見が大好き。 キロランケ 今は亡き明日子の父親の友人。居酒屋の店主。 明日子の面倒を見ている。
  • 我ら幸いなる兄弟団

    蒸し風呂問答

    「今日は月島軍曹がいろいろあってキャプション登場を拒否しまして。谷垣です。147話のあとあたりです」 「おう、杉元だ。これ、いろいろ連呼しているけど、全年齢でいいのか?」 「連呼しているの、お前じゃないか」 「いやでもよ、この状況でやってないとしたら月島軍曹は」 「やめてやれよ杉元……」 「月島軍曹ギリギリ煩悩限界チャレンジじゃねえか」 明治四十年(1907年)刊行 夏目漱石『文学論』より 「ジェーン・オースティンは写実の泰斗(大家)なり。平凡にして活躍せる文学を草して技神に入るの点において、優に鬚眉(男性)の大家を凌ぐ」
  • 夏コミ新刊(二瓶×谷垣)

    夏コミ2日目新刊の二瓶×谷垣小説(A5/28p/300円)のサンプルです。 かばから(西1ホール・や13b)にて頒布いたします。 網走後、鶴見中尉に二瓶さんのことを尋ねられる谷垣さんの話。 サンプル部分にR18表現はありません。
  • 【春コミサンプル】

    二瓶×谷垣(小説R18/A5/48p/500円) 東6ノ07bにて頒布 幼少時の谷垣と若い二瓶が出会っていたら、というIF小説です。 大人になってからのR18シーンを含みます(サンプルには載せていません)。
  • 【金カム】キャラ考察メモ(ほぼ尾形)

    【金塊争奪戦】として始まった物語は、どこへたどり着くのか。「ゴールデンカムイ」のメッセージ

    「ゴールデンカムイ」の今とこれから。大きすぎるようなテーマですが、アニメ&本誌を追いかけながら、押し寄せる想いと願いを、これからの“彼ら”ひとりひとりに託すように書きました。ストーリー進行について原作冒頭からの考察+今後変化していくであろう予想をキャラクターそれぞれに当てはめながら綴っています。本誌からの振り返りもありますが直接的なネタバレ描写はありません。想いを同じくする方に共感いただけたら嬉しいですし、皆さんのご意見もぜひ聞きたいです。
  • 欲しがりな君

    谷垣お誕生日おめでとう! たくさんの人達に祝われる谷垣だけど、それだけじゃ満足できなくて 「お前からは、何もないのか?」 思い切って尋ねる、プレゼントのこと 受け取ったら、喜んでくれるかな
  • 奉仕部は金塊を探す様です。

    錯綜

    8回目です。今回で二瓶編は終わり、次回からついに辺見編に入ります。誤字、脱字などございましたら、コメントしてね❤️
  • シイタケマガジンオタニデースペシャル2022

    今年も尾谷の日がやって参りました!そして久しぶりにシイタケマガジンに参加させてもらいました😆前回の続きで人気俳優同士のカップルの行方は…?稚拙な文ですが楽しんでいただけたら嬉しいです😊主催様シイタケマガジンの発行おめでとうございます!
  • それゆけ!総務部!

    第七営業部の谷垣さん

    金カム現パロ(オフィスパロ)総務部に所属する夢主が色んなキャラと絡んでてんやわんやするお話。シリーズですが、書きたいネタを単発で書いていきます。 ※注意※ 谷垣さん妻子持ち設定です 樺太先遣隊のゲンジロちゃんを妄想して書きました。
  • おひとよしの小話

    アニメで第七師団が動いて喋る前に、野間が羆アタックされる前に 谷垣と一緒になんかしらしているネタが書きたかった。
  • 殺し給え

    軍人は辛いよ、の段

    創作熱が冷めて、中途半端で終わらせない為には小出しにすればいいのでは?と考えつき、いつもより短い文となりました。 いやあ続いたー!良かったー!この調子なら続けられ…るのか?続くかはわかりませんが、続きそうです。夢主の出番があまりないですが、この次辺りから出るようになってくると思います。 色々反応いただけているという事は、待っていらっしゃる方がいるという事ですよね??そうですよね??って思いながらそれでも自己満足で満足が終わるまで書き殴っていく所存です。 ブックマーク、いいねありがとうございます!
  • 男達の挽歌(エレジー)

    挽歌と書いてエレジーと読みます。 以前書いた『家族の話』(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9051256)というシリーズの現パロ設定での尾谷さんです。全話読んでなくても大丈夫ですが、前日譚(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9203493)も合わせて読んで頂いてましたらより楽しめます。 尾形氏に愛情表現して欲しい谷垣さん…に悩まされる尾形氏の話です。 少し前にTwitterにて皆様に読みたい小ネタに投票して頂いて決まった小ネタです。改めて投票ありがとうございました。 中盤、文章を書いていてどうしても、鈴/木/マー/チ/ンのこと思い出してしまいました。というか狙って書きました。チガウ、チガウ、ソウジャナイ~ そして今回のはセリフ多めにしてます。 前日譚書いた時に「この設定の尾谷さんはこれで完全に終わり〜」みたいなことを言ってた気がするんですが、書いちゃいましたてへぺろ。 【追記】 いいね・ブックマークいつもありがとうございます。ヒンナヒンナですヒンナL(’ω’)┘三└(’ω’)」ヒンナ 【追記の追記】 なんか変な文章になってるところがあったので編集しました。どうも失礼しました。( :D)┸┓ワァー 【追記の追記の追記】 2019年3月、尾谷小説製本作業のため再編集しています。
  • 華と硝煙

    その14【番外編】声

    谷垣目線。 谷尾、R-15。 下ネタ注意。
  • 【金カ夢】楽園の果てで会いましょう【鯉登夢】

    仲直り

    スチェンカ前まで。 ありがたいことに、たくさんの方に見ていただいているようで……!😂💕 ありがとうございます!!励みになります。
  • もう一度あの突破口へ

    男の証と投げ接吻

    「今回はマタギチンポネタかあ」 「やめろ杉元、そんなにいやらしくないだろ!」 「つーかよ、また鯉登が処女童貞ネタ?」 「そこまではっきり言うのやめろよな」 「公式非童貞は余裕だなあオラ」 「ええと、杉元はほうっておいて紙媒体告知です。二冊目に書き下ろしで『投げない接吻』という月鯉キッスネタが入るそうです。月島軍曹が投げ接吻にニヤニヤしているのはそのせいです」 「ええ、マジかよ。そこまでやるならいっそ別の何かを別の何かに挿れ……」 「やめろよ杉元ぉ!!」
  • JOURNEY

     京都へ旅行に来た尾谷さんたち。観光地を訪れながら、ふたりのもどかしい関係性が少しずつ近付いていく。そして、ふたりが京都へ来たのには理由があった──。 *☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆  今月の尾谷小説のテーマはJOURNEY「旅」です。こんなご時世ですから、ぜひ、尾谷さんとともに旅行気分を味わってみませんか? 尾谷さんの「リアルタイム」を目標に書いてみました。 *☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆  2019年の4月から続けていた毎月投稿の尾谷小説も、これが最後になります。これからは私の気まぐれ、私が書きたくなった時に投稿するという不定期更新になります。長きに渡り、毎月読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。これからも、不定期ではありますが、また読んでいただければ幸いです。 【追記】  2023年8月、読みやすく再編集しました。
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谷垣源次郎
57
谷垣源次郎
57
谷垣源次郎とは、漫画「ゴールデンカムイ」の登場人物。

「この勝負……最初の一発で決められなかったことを後悔させてやる」


概要

概要

CV:細谷佳正/演者:大谷亮平

帝国陸軍北海道第七師団歩兵第27聯隊に所属している兵士。階級は一等卒

ある目的の為に家族や故郷、そしてマタギとしての生き方も捨て、兵士となった過去を持つ。

秋田県の阿仁出身。マタギの生まれで山や野生動物の習性に詳しい。

好きなものはきりたんぽ。嫌いなものはしいたけ


誕生日:6月28日

胸囲:124cm


愛称は谷垣ニㇱパゲンジロちゃん小熊ちゃん等。

寒冷地仕様のムチムチボディと濃いめの胸毛がチャームポイントで、お尻と雄っぱいがムッチムチで毛深い熊ちゃんみたいなスケベな男。


人物

人物

真面目で義理堅く、寡黙で不器用ながらも誠実な男。任務には忠実だが、一方で後述の過去から軍人としての自分の在り方に迷いを抱いてもいた。

その人柄ゆえに当初は敵対関係にあった杉元佐一からも信頼を得ており、尾形百之助にもその真面目さから「(裏切りの話には)乗ってこない」と言われていた。

だがその誠実さ故に、劇中では鶴見中尉に半ば利用されることにもなってしまう。


基本的に温厚で、冤罪で追い回されようがセクハラされようが怒鳴られようが、うろたえこそすれ逆上したり手を上げるようなことはない。しかし、大切な人物を明確に傷つけられた場合は流石にこの限りではなく、相手を殺さんばかりの態度を見せる。

また、ロシア人から「日本人は殴り合いに弱い」という旨の挑発をされた際には「もう日露戦争を忘れたか」と青筋を立てた。


他の多くの登場人物達とは異なり、アイヌの隠し金塊の行方には興味はなく、自らの役目を果たすためにアシリパたちに協力している。

当初は支給された軍服のみを身につけていたが、コタンでの療養以降はアイヌのルウンペを軍服の上に着用するようになった。軍帽は後述の軍との決別の際に焼き捨てており、以降は代わりにフチから譲り受けたマタンプシ(ハチマキ)を度々頭に巻いている。


自身の迷いを断ち切りマタギへと戻してくれた二瓶鉄造に多大な恩義と影響を受けた。二瓶が死亡した際にはマタギの引導の言葉を二瓶の亡骸に唱え、114話では二瓶のことを「兵士からマタギに戻してくれた」と言い、そして209話での感動シーンでは二瓶を「俺を救ってくれたひと」と呼んでいる。合わせて彼の村田銃、猟犬のリュウ、そして「最初の1発で決着をつける」心構えを受け継いでいる。

ただ、彼の口癖だった「勃起」まで受け継いでしまっており、たびたび口に出して言っている(そのせいで、ゴールデンカムイは史上初の「勃起」という単語で感動できる漫画になってしまっている)。

意訳すれば「勃起」の意味になる名を持つチカパシにも、「勃起」の何たるかを(正しい意味も合わせて)語っており、計らずも二瓶の「勃起」の精神は確実に次代へと引き継がれてしまうのであった。


作中での活躍

作中での活躍

鶴見の命により他の第七師団員と共に尾形百之助を襲撃した犯人を捜索中、杉元一行と遭遇。だが杉元を追った他の師団員たちはその最中にヒグマの襲撃を受け全滅、アシリパを追った自身もエゾオオカミのレタㇻに返り討ちにされ、右足を骨折する。

元々軍人としての自分に迷いを抱いていた谷垣は、希少なエゾオオカミに魅了され、また伝説の熊撃ち二瓶鉄造との邂逅によって捨て去ったマタギの魂を取り戻し、第七師団脱退を決意。二瓶と協力しレタㇻを狙い、杉元らと再び衝突するも、その最中に鹿垣(しがき:動物用の罠)に掛かり重傷を負ってしまう。

二瓶死亡後はアシリパの意向でコタン(村)へ移送され、彼女のフチ(祖母)の元で療養することとなった。


後に、先述の一件で全滅した師団員たちが「第七師団への造反組の一員」であったことが判明。ただ一人生き残った谷垣に「造反組を始末したのは彼であり、鶴見中尉へ密告も企てている」との疑いが掛けられ、同じ造反組の尾形・二階堂の襲撃を受け止む無く交戦、二瓶の遺品の村田銃を隠し球になんとか尾形たちを撃退する。


その後もコタンで療養を続けていたが、インカラマッの不吉な占いを信じて体調を崩したフチへ、それまでの恩返しの為にアシリパを無事に連れ戻す役目を負うことを決意。インカラマッとチカパシを伴い、網走へ向かった杉元達を追う形で旅立った。

道中、姉畑支遁ウコチャヌプコロの犯人に間違えられるなどのトラブルにも見舞われながらも、釧路でどうにか杉元一行と合流。

一行の最終目的である網走監獄潜入にも同行する。


網走監獄襲撃事件後は杉元と共に第七師団に拘留されるも、そこでキロランケや尾形が自分達を裏切りアシリパを連れ去ったことを知り、彼女を奪還するべく杉元や月島軍曹鯉登少尉と共に先遣隊として樺太へ渡ることを決意する。


樺太では曲馬団のヤマダ一座に参加することになるのだが、軽業の才を見せた鯉登やハラキリに挑もうとする杉元とは違い、芸事の類いが極めて不得意なことが発覚してしまった。実際、「曲芸の才が全くない」との理由で月島共々少女団と踊る練習をするも、すぐに踊りを覚えた月島とは違い上手に踊れない自分の不甲斐なさに泣き出し、テント裏で泣いているところを「泣かないでゲンジロちゃん」と少女たちに励まされ、公演ではようやく笑顔で踊れるようになった。そして、共に励ましあった少女団と紅子先輩との別れの際には、紅子先輩の「アタイのことも、少女団のことも忘れないでね」の言葉に「うん!」と号泣していた。


フチの不安の原因ともなったインカラマッのことは、胡散臭さも相まってあまり信用していなかった(実際、彼女は鶴見中尉の助言で谷垣を利用しており、谷垣の行動が第七師団に伝わるようにしていた)ものの、一方で同行者故の配慮も示していた。

後にラッコ鍋を理由に迫られる形でインカラマッとオチウに及び、彼女のことを気にかけつつも利用されているとの疑念も持ち続けていたが、やがて彼女の真意と「(谷垣と共に)未来へ進みたい」と告白を受け、「時が来たら、半分食べた飯の器を渡す(※アイヌの婚姻の儀式)」と谷垣も想いを返し、晴れて相思相愛の仲になった。

彼が後に樺太先遣隊への参加を決意したのは、網走監獄での一件で彼女を刺し重傷を負わせたキロランケに対し怒りを抱いたためでもある。


樺太からの帰還後は「インカラマッが第七師団に匿われていること」、そして「彼女が谷垣の子を身籠っていること」を聞かされ動揺するも、病院の前で会った女性から小樽の風景が映った絵葉書を手渡され、彼女が小樽にいることを確信し、第七師団から離反し小樽に向かい、病院でようやくの再会を果たした。

そして、臨月のインカラマッを連れ出そうとした際に月島の襲撃を受けるが、家永が命を賭して月島に睡眠薬を打ち込み、鯉登も一度は臨戦体制になるが銃口を下ろして見逃したため、ひとまずは病院から抜け出すことができた。

病院からの逃亡後も月島の追跡を避けつつ移動していたが、インカラマッが破水したために事態は急変。谷垣はインカラマッを抱えながらフチの居るコタンへ行き、そこでもインカラマッやフチを守るために月島と交戦する。そして、半ば暴走状態だった月島を、鯉登が「上官命令」と称して止めたことから戦闘は収まったのだが、今度はインカラマッの陣痛が始まったため、先程まで命懸けで戦っていた男たちが出産の手伝いをすることになってしまった。

その後、インカラマッは無事に女児を出産。谷垣は新たな命の誕生に、またしても号泣してしまう。そして、鯉登から「他の連中に見つからないように、南に向かえ」との助言を受け、家族でコタンから旅立った。


過去

過去

かつてはマタギとして、家族と共に秋田県の阿仁で平穏に暮らしていた谷垣。しかしその暮らしは同じマタギで親友の青山賢吉に嫁いだ妹・フミが殺害され、賢吉が失踪したことで大きく変わる。

犯人は賢吉と見て間違いなく、激怒した谷垣は家族の反対を押切り、復讐のため賢吉が入団したとの噂があった第七師団へ入団、そして日露戦争に出兵する。


偶然出会った白襷隊(決死隊)の生き残りから賢吉と思しき人物の話を聞き同じ戦場に出向くが、賢吉はダイナマイトで武装し特攻してきたロシア兵から味方を守るために飛びかかり瀕死となる。


眼も耳も潰れた賢吉の口から語られたのは、疱瘡に感染したフミが、実家や家族を守るために夫へ自身の殺害を願ったという真実、そして妻を殺した懺悔と谷垣家への謝罪。

さらに彼が軍に入ったのは「もし感染していなければ、その命をどうやって使うか自分の役目を探しなさい」という妻の遺言を受けてのものだった。


すべてを知った谷垣は2人の思い出の味であるカネ餅を食べさせる。それにより、賢吉はそばの人間が故郷の親友であると気付き笑みを浮かべながら息を引き取った。


一方、感情のままにすべてを捨て故郷にも戻れない谷垣はそのまま軍に残り続けるも、亡き妹の言葉である「自分の役目」を自問自答し続けていた。

やがてアイヌの隠し金塊を巡る数奇な運命に翻弄される中で、彼は「アシㇼパを無事に連れ戻す」ことに己の役目を見出す。彼にとってそれは、ただの恩返し以上の意味があるのだ。


探していた己の役目の先に何が待つのか、彼に平穏は訪れるのか、それはカムイだけが知っているのかもしれない。


セクシーマタギ 谷垣

セクシーマタギ 谷垣

作者野田サトルのお気に入りであり、同時に作者の性癖が気になるほどの愛を一心に受けている作中屈指のお色気担当(と言う名のいじられキャラ)である。


体格

元々登場人物の中でも身長、体格共に良い方なのだが、小樽からの旅の間にジェイソン・ステイサム級の弾けんばかりのムチムチボディに変貌している。この件については「インカㇻマッにいっぱいご飯を奢ってもらったため」で、公式ファンブックでの作者回答によると「連載初期から15kg増量した」とのことである。

そのムチムチっぷりからそれまでの軍服が合わなくなっているようで、杉元たちとの合流以降は頻繁にシャツのボタンが弾けとんでしまっている。


なお、作者によると最終形態は山のフドウらしい。


胸毛

作者は谷垣の胸毛に拘りがあるのか、単行本化の際の加筆修正では谷垣の毛づくろい(胸毛の修正、増量)が半ば恒例になっている。その様子は作者もTwitterで作業報告をしてくれている(※勿論、それ以外の加筆修正もちゃんと行われている)。


露出

回を追うごとに溢れんばかりの胸毛胸筋を強調するシーンが増えていき、ゴールデンカムイのお色気担当の地位を不動のものにしている。


その主な扱いについては

など。その露出ぶりは枚挙にいとまが無い。

本人は至極まともな人物なのに、周囲の扱いがまともじゃない


ドスケベマタギ

ゴールデンカムイのニコ生特番において「ゴールデンカムイの魅力を3つ上げる」という企画を実施したところ、「白石モザイク」「変態」に並び「スケベマタギ」が選出されてしまった。演者の方たちが笑いながら選ぶ辺り、谷垣のお色気ポジションは声優陣にまで認知されているようである。


ちなみにアシㇼパさん役の白石晴香は同席していた杉元役の小林親弘と尾形役の津田健次郎から「ドスケベマタギ」とフリップに書かされる公開セクハラを受けるハメになった。


カネ餅

ゴールデンカムイとカネ餅はNHKのテレビ番組、グレーテルのかまどで取り上げられた。


作外での活躍

作外での活躍

2020年10月、3期本編内で使われていた「時は来た」オマージュのセリフ部分が番宣CMに起用される。本当にネタ元のセリフの雰囲気を再現している。


余談

余談

  • 作者の野田サトル先生は実写映画版にて大谷氏が谷垣を演じることが決定したことが伝えられた際、そのビジュアルを見て思わず吹き出したそう
    • 演者の大谷氏は役作りに際してかなり筋肉をつけたそうだが、野田先生と対面した際に「ご飯をいっぱい食べてもっとムチムチになってください」と激励されたそう。どんだけ谷垣が好きなんだよ、先生…。
  • 2024年には「白い恋人」とのコラボ商品第四弾のキャラとして谷垣が抜擢され、「雪の背景をバックに横たわる谷垣とムチムチになり弾けそうなシャツと飛び散るボタン」というセクシー路線の絵柄がパッケージに載ることになった。

関連イラスト

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関連タグ

関連タグ

ゴールデンカムイ マタギ 軍人 ボタン飛ばし


王賁:同じく週刊ヤングジャンプ連載作品アニメの中の人繋がり。こちらもある意味軍人なのは共通するが、それ以外は全く真逆。なお、こちらも作中で結婚している。


ライナー・ブラウン:中の人繋がり。どちらも原作者から(かなり偏った)愛を受けている。



























<ネタバレ注意!! この先最終話のネタバレを含みます!!>






















物語の終盤にて、馬と共に参戦し杉元とアシリパの戦いをサポートする。

多くのキャラクターが死んでいく中での再登場だったため、ファンからは「帰れ!」と言われていた(通りすがった永倉新八からも「来るな!」と言われていた)。

金塊争奪戦後はインカラマッと共に阿仁に帰還、生涯で15人の子が生まれる大家族を拵えた。なお、恩人である二瓶も15人の子宝に恵まれたが、二瓶は一人目の長男以外は全て女児だったのに対し、谷垣は一人目のみ女児で残りの14人は全員男児だった。しかも全員谷垣要素が強めである。そんなことなのでネット上では「半分くらいは谷垣が産んだ」とか言われていた。

そしてそんな彼は肩に子供を乗せていた…

「この勝負……最初の一発で決められなかったことを後悔させてやる」


概要

概要

CV:細谷佳正/演者:大谷亮平

帝国陸軍北海道第七師団歩兵第27聯隊に所属している兵士。階級は一等卒

ある目的の為に家族や故郷、そしてマタギとしての生き方も捨て、兵士となった過去を持つ。

秋田県の阿仁出身。マタギの生まれで山や野生動物の習性に詳しい。

好きなものはきりたんぽ。嫌いなものはしいたけ


誕生日:6月28日

胸囲:124cm


愛称は谷垣ニㇱパゲンジロちゃん小熊ちゃん等。

寒冷地仕様のムチムチボディと濃いめの胸毛がチャームポイントで、お尻と雄っぱいがムッチムチで毛深い熊ちゃんみたいなスケベな男。


人物

人物

真面目で義理堅く、寡黙で不器用ながらも誠実な男。任務には忠実だが、一方で後述の過去から軍人としての自分の在り方に迷いを抱いてもいた。

その人柄ゆえに当初は敵対関係にあった杉元佐一からも信頼を得ており、尾形百之助にもその真面目さから「(裏切りの話には)乗ってこない」と言われていた。

だがその誠実さ故に、劇中では鶴見中尉に半ば利用されることにもなってしまう。


基本的に温厚で、冤罪で追い回されようがセクハラされようが怒鳴られようが、うろたえこそすれ逆上したり手を上げるようなことはない。しかし、大切な人物を明確に傷つけられた場合は流石にこの限りではなく、相手を殺さんばかりの態度を見せる。

また、ロシア人から「日本人は殴り合いに弱い」という旨の挑発をされた際には「もう日露戦争を忘れたか」と青筋を立てた。


他の多くの登場人物達とは異なり、アイヌの隠し金塊の行方には興味はなく、自らの役目を果たすためにアシリパたちに協力している。

当初は支給された軍服のみを身につけていたが、コタンでの療養以降はアイヌのルウンペを軍服の上に着用するようになった。軍帽は後述の軍との決別の際に焼き捨てており、以降は代わりにフチから譲り受けたマタンプシ(ハチマキ)を度々頭に巻いている。


自身の迷いを断ち切りマタギへと戻してくれた二瓶鉄造に多大な恩義と影響を受けた。二瓶が死亡した際にはマタギの引導の言葉を二瓶の亡骸に唱え、114話では二瓶のことを「兵士からマタギに戻してくれた」と言い、そして209話での感動シーンでは二瓶を「俺を救ってくれたひと」と呼んでいる。合わせて彼の村田銃、猟犬のリュウ、そして「最初の1発で決着をつける」心構えを受け継いでいる。

ただ、彼の口癖だった「勃起」まで受け継いでしまっており、たびたび口に出して言っている(そのせいで、ゴールデンカムイは史上初の「勃起」という単語で感動できる漫画になってしまっている)。

意訳すれば「勃起」の意味になる名を持つチカパシにも、「勃起」の何たるかを(正しい意味も合わせて)語っており、計らずも二瓶の「勃起」の精神は確実に次代へと引き継がれてしまうのであった。


作中での活躍

作中での活躍

鶴見の命により他の第七師団員と共に尾形百之助を襲撃した犯人を捜索中、杉元一行と遭遇。だが杉元を追った他の師団員たちはその最中にヒグマの襲撃を受け全滅、アシリパを追った自身もエゾオオカミのレタㇻに返り討ちにされ、右足を骨折する。

元々軍人としての自分に迷いを抱いていた谷垣は、希少なエゾオオカミに魅了され、また伝説の熊撃ち二瓶鉄造との邂逅によって捨て去ったマタギの魂を取り戻し、第七師団脱退を決意。二瓶と協力しレタㇻを狙い、杉元らと再び衝突するも、その最中に鹿垣(しがき:動物用の罠)に掛かり重傷を負ってしまう。

二瓶死亡後はアシリパの意向でコタン(村)へ移送され、彼女のフチ(祖母)の元で療養することとなった。


後に、先述の一件で全滅した師団員たちが「第七師団への造反組の一員」であったことが判明。ただ一人生き残った谷垣に「造反組を始末したのは彼であり、鶴見中尉へ密告も企てている」との疑いが掛けられ、同じ造反組の尾形・二階堂の襲撃を受け止む無く交戦、二瓶の遺品の村田銃を隠し球になんとか尾形たちを撃退する。


その後もコタンで療養を続けていたが、インカラマッの不吉な占いを信じて体調を崩したフチへ、それまでの恩返しの為にアシリパを無事に連れ戻す役目を負うことを決意。インカラマッとチカパシを伴い、網走へ向かった杉元達を追う形で旅立った。

道中、姉畑支遁ウコチャヌプコロの犯人に間違えられるなどのトラブルにも見舞われながらも、釧路でどうにか杉元一行と合流。

一行の最終目的である網走監獄潜入にも同行する。


網走監獄襲撃事件後は杉元と共に第七師団に拘留されるも、そこでキロランケや尾形が自分達を裏切りアシリパを連れ去ったことを知り、彼女を奪還するべく杉元や月島軍曹鯉登少尉と共に先遣隊として樺太へ渡ることを決意する。


樺太では曲馬団のヤマダ一座に参加することになるのだが、軽業の才を見せた鯉登やハラキリに挑もうとする杉元とは違い、芸事の類いが極めて不得意なことが発覚してしまった。実際、「曲芸の才が全くない」との理由で月島共々少女団と踊る練習をするも、すぐに踊りを覚えた月島とは違い上手に踊れない自分の不甲斐なさに泣き出し、テント裏で泣いているところを「泣かないでゲンジロちゃん」と少女たちに励まされ、公演ではようやく笑顔で踊れるようになった。そして、共に励ましあった少女団と紅子先輩との別れの際には、紅子先輩の「アタイのことも、少女団のことも忘れないでね」の言葉に「うん!」と号泣していた。


フチの不安の原因ともなったインカラマッのことは、胡散臭さも相まってあまり信用していなかった(実際、彼女は鶴見中尉の助言で谷垣を利用しており、谷垣の行動が第七師団に伝わるようにしていた)ものの、一方で同行者故の配慮も示していた。

後にラッコ鍋を理由に迫られる形でインカラマッとオチウに及び、彼女のことを気にかけつつも利用されているとの疑念も持ち続けていたが、やがて彼女の真意と「(谷垣と共に)未来へ進みたい」と告白を受け、「時が来たら、半分食べた飯の器を渡す(※アイヌの婚姻の儀式)」と谷垣も想いを返し、晴れて相思相愛の仲になった。

彼が後に樺太先遣隊への参加を決意したのは、網走監獄での一件で彼女を刺し重傷を負わせたキロランケに対し怒りを抱いたためでもある。


樺太からの帰還後は「インカラマッが第七師団に匿われていること」、そして「彼女が谷垣の子を身籠っていること」を聞かされ動揺するも、病院の前で会った女性から小樽の風景が映った絵葉書を手渡され、彼女が小樽にいることを確信し、第七師団から離反し小樽に向かい、病院でようやくの再会を果たした。

そして、臨月のインカラマッを連れ出そうとした際に月島の襲撃を受けるが、家永が命を賭して月島に睡眠薬を打ち込み、鯉登も一度は臨戦体制になるが銃口を下ろして見逃したため、ひとまずは病院から抜け出すことができた。

病院からの逃亡後も月島の追跡を避けつつ移動していたが、インカラマッが破水したために事態は急変。谷垣はインカラマッを抱えながらフチの居るコタンへ行き、そこでもインカラマッやフチを守るために月島と交戦する。そして、半ば暴走状態だった月島を、鯉登が「上官命令」と称して止めたことから戦闘は収まったのだが、今度はインカラマッの陣痛が始まったため、先程まで命懸けで戦っていた男たちが出産の手伝いをすることになってしまった。

その後、インカラマッは無事に女児を出産。谷垣は新たな命の誕生に、またしても号泣してしまう。そして、鯉登から「他の連中に見つからないように、南に向かえ」との助言を受け、家族でコタンから旅立った。


過去

過去

かつてはマタギとして、家族と共に秋田県の阿仁で平穏に暮らしていた谷垣。しかしその暮らしは同じマタギで親友の青山賢吉に嫁いだ妹・フミが殺害され、賢吉が失踪したことで大きく変わる。

犯人は賢吉と見て間違いなく、激怒した谷垣は家族の反対を押切り、復讐のため賢吉が入団したとの噂があった第七師団へ入団、そして日露戦争に出兵する。


偶然出会った白襷隊(決死隊)の生き残りから賢吉と思しき人物の話を聞き同じ戦場に出向くが、賢吉はダイナマイトで武装し特攻してきたロシア兵から味方を守るために飛びかかり瀕死となる。


眼も耳も潰れた賢吉の口から語られたのは、疱瘡に感染したフミが、実家や家族を守るために夫へ自身の殺害を願ったという真実、そして妻を殺した懺悔と谷垣家への謝罪。

さらに彼が軍に入ったのは「もし感染していなければ、その命をどうやって使うか自分の役目を探しなさい」という妻の遺言を受けてのものだった。


すべてを知った谷垣は2人の思い出の味であるカネ餅を食べさせる。それにより、賢吉はそばの人間が故郷の親友であると気付き笑みを浮かべながら息を引き取った。


一方、感情のままにすべてを捨て故郷にも戻れない谷垣はそのまま軍に残り続けるも、亡き妹の言葉である「自分の役目」を自問自答し続けていた。

やがてアイヌの隠し金塊を巡る数奇な運命に翻弄される中で、彼は「アシㇼパを無事に連れ戻す」ことに己の役目を見出す。彼にとってそれは、ただの恩返し以上の意味があるのだ。


探していた己の役目の先に何が待つのか、彼に平穏は訪れるのか、それはカムイだけが知っているのかもしれない。


セクシーマタギ 谷垣

セクシーマタギ 谷垣

作者野田サトルのお気に入りであり、同時に作者の性癖が気になるほどの愛を一心に受けている作中屈指のお色気担当(と言う名のいじられキャラ)である。


体格

元々登場人物の中でも身長、体格共に良い方なのだが、小樽からの旅の間にジェイソン・ステイサム級の弾けんばかりのムチムチボディに変貌している。この件については「インカㇻマッにいっぱいご飯を奢ってもらったため」で、公式ファンブックでの作者回答によると「連載初期から15kg増量した」とのことである。

そのムチムチっぷりからそれまでの軍服が合わなくなっているようで、杉元たちとの合流以降は頻繁にシャツのボタンが弾けとんでしまっている。


なお、作者によると最終形態は山のフドウらしい。


胸毛

作者は谷垣の胸毛に拘りがあるのか、単行本化の際の加筆修正では谷垣の毛づくろい(胸毛の修正、増量)が半ば恒例になっている。その様子は作者もTwitterで作業報告をしてくれている(※勿論、それ以外の加筆修正もちゃんと行われている)。


露出

回を追うごとに溢れんばかりの胸毛胸筋を強調するシーンが増えていき、ゴールデンカムイのお色気担当の地位を不動のものにしている。


その主な扱いについては

など。その露出ぶりは枚挙にいとまが無い。

本人は至極まともな人物なのに、周囲の扱いがまともじゃない


ドスケベマタギ

ゴールデンカムイのニコ生特番において「ゴールデンカムイの魅力を3つ上げる」という企画を実施したところ、「白石モザイク」「変態」に並び「スケベマタギ」が選出されてしまった。演者の方たちが笑いながら選ぶ辺り、谷垣のお色気ポジションは声優陣にまで認知されているようである。


ちなみにアシㇼパさん役の白石晴香は同席していた杉元役の小林親弘と尾形役の津田健次郎から「ドスケベマタギ」とフリップに書かされる公開セクハラを受けるハメになった。


カネ餅

ゴールデンカムイとカネ餅はNHKのテレビ番組、グレーテルのかまどで取り上げられた。


作外での活躍

作外での活躍

2020年10月、3期本編内で使われていた「時は来た」オマージュのセリフ部分が番宣CMに起用される。本当にネタ元のセリフの雰囲気を再現している。


余談

余談

  • 作者の野田サトル先生は実写映画版にて大谷氏が谷垣を演じることが決定したことが伝えられた際、そのビジュアルを見て思わず吹き出したそう
    • 演者の大谷氏は役作りに際してかなり筋肉をつけたそうだが、野田先生と対面した際に「ご飯をいっぱい食べてもっとムチムチになってください」と激励されたそう。どんだけ谷垣が好きなんだよ、先生…。
  • 2024年には「白い恋人」とのコラボ商品第四弾のキャラとして谷垣が抜擢され、「雪の背景をバックに横たわる谷垣とムチムチになり弾けそうなシャツと飛び散るボタン」というセクシー路線の絵柄がパッケージに載ることになった。

関連タグ

関連タグ

ゴールデンカムイ マタギ 軍人 ボタン飛ばし


王賁:同じく週刊ヤングジャンプ連載作品アニメの中の人繋がり。こちらもある意味軍人なのは共通するが、それ以外は全く真逆。なお、こちらも作中で結婚している。


ライナー・ブラウン:中の人繋がり。どちらも原作者から(かなり偏った)愛を受けている。



























<ネタバレ注意!! この先最終話のネタバレを含みます!!>






















物語の終盤にて、馬と共に参戦し杉元とアシリパの戦いをサポートする。

多くのキャラクターが死んでいく中での再登場だったため、ファンからは「帰れ!」と言われていた(通りすがった永倉新八からも「来るな!」と言われていた)。

金塊争奪戦後はインカラマッと共に阿仁に帰還、生涯で15人の子が生まれる大家族を拵えた。なお、恩人である二瓶も15人の子宝に恵まれたが、二瓶は一人目の長男以外は全て女児だったのに対し、谷垣は一人目のみ女児で残りの14人は全員男児だった。しかも全員谷垣要素が強めである。そんなことなのでネット上では「半分くらいは谷垣が産んだ」とか言われていた。

そしてそんな彼は肩に子供を乗せていた…

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