ヒューマンバグ大学のシリーズである「元殺し屋のメロンパン屋_瓜生龍臣」と「京極の轍」に登場した人物。
概要
現在は壊滅したアサシンギルド「CODE-EL」の袴田班で教官を務めていた。弟子には鶴城史之舞・町田寅泰・守若冬史郎らがいる。
かつては毛利班の教官だった毛利公平と双璧と言われた実力者だった。
性格
ぶっきらぼうだが男気溢れる暖かい性格であり守若や鶴城の行く末を心配していた。
人格と技術指導では毛利に匹敵する名教官だったが、無骨な性格が災いしてか情操教育においては毛利に一歩及ばず、守若と鶴城に人の心を教える事が出来なかった。
また、正義感が強過ぎる場面も散見され、銀田栄角の指示による善人殺しにも強く反発し、少年だった守若を差別していた伯母に対しても、激しい怒気をぶつけた。
教官としての資質
故人ではあるが、守若の繰り出した蟷螂拳は高城蓮太郎や遊馬大介そして我妻京也を破る決定打となり、間接的ではあるが京羅戦争と京炎戦争における京極組の勝利に貢献した。
また、守若は田宮道三から免許皆伝を受けた我妻を破っている事から、古流武術・中国武術などを問わず、引き出しは田宮を上回っていたと考えられる。
活躍
- 2023年3月11日付の動画(鶴城史之舞)
銀田の組織改革もありさらに歯止めが掛からなくなった鶴城を止めるために鶴城と戦うも自身の老いと鶴城の桁外れの実力の前に劣勢となり、斬撃を食らって絶命した。
- 2024年1月19日付の動画(佐古大和・守若冬史郎)
父が殺人罪を犯したこともあり伯母に酷く冷遇されていた当時8歳の守若を引き取る。この時、父親が何であっても幼い守若に罪はないと言い切った上で不当な差別をした伯母らは人として最下等と断じた。
のち守若がメインとする格闘技である蟷螂拳を叩き込む。その一方、袴田からも「人心を解さねば壁に当たる」と言う忠告をする、当時の守若には理解出来ずCODE-EL内で揉め事を起こしてしまう。
そして守若は因縁を吹っ掛けた同僚アサシン2名を半殺しにした事件が原因で遂にCODE-EL首脳陣も守若の粛清を考えるようになった。そして袴田は守若に人の心を与えられなかったことを悔い詫び守若に組織を抜けるように勧め、守若もこれに従った。そして守若はのちにもう一人の人生の恩人である五十嵐幸光と出会うことになる。
関連タグ
毛利公平…かつて袴田と双璧と言われた毛利班の教官。現株式会社モーリーの社長。
田宮道三…我妻京也の師匠。守若VS我妻は袴田と田宮の代理対決とも言える面もあった。
袴田慎二、袴田(元警官)…両者とも伊集院シリーズに登場した外道。袴田秀郎と同姓だが、戦闘力・精神性のいずれも秀郎には到底及ばない。