真夏のシンデレラ

まなつのしんでれら

『真夏のシンデレラ』は、2023年7月からフジテレビ系列の月9ドラマ枠で放送されるドラマ。

pixivで「真夏のシンデレラ」のイラストを見る

pixivで「真夏のシンデレラ」の小説を読む

pixivで「真夏のシンデレラ」のイラストを投稿する

pixivで「真夏のシンデレラ」の小説を投稿する

目次 [非表示]

1 概要

2 登場人物

2.1 蒼井家

2.2 小椋家

2.3 その他

3 余談

4 関連タグ

概要

『真夏のシンデレラ』は、2023年7月からフジテレビ系列の月9ドラマ枠で放送されるドラマ。

監督は同枠のドラマ『イチケイのカラス』や『コンフィデンスマンJP』を手がけた田中亮、脚本は2022年度「第34回ヤングシナリオ大賞」の大賞を受賞した市東さやかが担当。劇伴は『警視庁アウトサイダー』や『ウルトラマンデッカー』の劇伴を手がけた末廣健一郎が担当。

男女8人のひと夏の恋模様を描いた月9では久々の恋愛ドラマ。森七菜と間宮祥太朗がW主演を務める。

主題歌・挿入歌は、緑黄色社会の「サマータイムシンデレラ」と「マジックアワー」。なお、緑黄色社会は第9話にてゲスト出演を果たしている。(おそらく「お台場冒険王2023」ライブステージで公開収録が行われたと思われる。)

登場人物

蒼井夏海(演:森七菜)

サップの選手兼インストラクターであり、湘南にあるサップスクール兼食堂「kohola」を父親の亮と弟の海斗と共に経営している。サバサバした性格で男勝りな一面をもつが、困っている人がいると放っておけない父親譲りのお節介な性分。

幼なじみの匠に好意を持っていたが、告白した際に「女として見たことがない」とフラれてしまったが、その直後に健人と再会したことで親交を深める。その後、長谷川にフラれた匠が突然キスしたため混乱し、匠と健人の間で恋愛感情が揺れ動くようになる。

その後、健人から想いを伝えられたことで自身も健人に想いを伝え、交際するようになる。

その後、匠からも想いを伝えられるが、あくまで自身は健人の彼女であることを伝えて断ったものの、幼なじみとしてこれからも仲良くしていくことを約束した。

しかし、自身の不注意で匠が事故に巻き込まれて怪我をしてしまい後遺症が残って大工の仕事を以前のように続けられなくなってしまったことで、その責任を取るため、匠をこれからも支え続けるために健人に別れを告げた。

しかし、匠から「罪悪感で一緒にいること」を指摘され自身の意思を尊重するよう言われたため、よりを戻すことを決心し、彼に改めて告白してよりを戻した。

水島健人(演:間宮祥太朗)

東京の大手建築会社に勤める東京大学卒の男性であり、社長の息子という絵に書いたような御曹司。優柔不断なところもがあるが、優しい一面をもつ。修、守と一緒に江ノ島に来た際にサップ体験を行ったことで、それを機にインストラクターの夏海と親交を深め、好意を持つようになった。その後、彼女に想いを伝えたことで了承してもらい交際することとなった。両親、特に父親の期待に応えようと奮闘中だが、夏海との関係を両親に伝えていないため、彼女への好意と板挟み状態となっており苦悩している。

その後、やっと両家の顔合わせが行われたものの、父親はあくまで会社の発展と利益を最優先していたため、夏海との交際に反対したが、別れるつもりはないと返したことで父親の怒りを買い、失望されてしまった。

その後、怪我をして後遺症が残ってしまった匠を支える覚悟を決めた夏海に別れを告げられたが、父親の反対の影響もあり彼女の決断を蔑ろにする訳にもいかずどこか苦悶の表情を浮かべながらも了承した。

しかし、彼女への未練を捨てることができず、父親に夏海との交際を許して貰えないかと説得し、「両親の期待にこれまで以上に応えていく」ことを宣言したことで父親の許しを得ることができ、夏海とも無事によりを戻すことができた。

牧野匠(演:神尾楓珠)

地元である海辺の町で働く大工。夏海の幼なじみ。元担任である長谷川に好意を持っていたがフラれてしまった。しかし、長谷川から「牧野くんが好きなのは夏海ちゃんじゃないの？」と言われたことで今度は幼なじみである夏海に恋愛感情を抱くようになり、彼女に突然キスしてしまい、彼女を怒らせてしまったため、後に謝罪して「二度とすんな」と釘を刺された上でなんとか許してもらった。だが、長谷川への未練を完全には捨てきれておらず、どこか思わせぶりな態度ばかり取っていたが、夏海と親交を深める健人から改めて宣戦布告を受けたことで覚悟を決め、健人と正々堂々と戦うことにした。

しかし、夏海が健人と交際するようになったため、自身の立ち位置に苦悩することとなり、長谷川に相談したところ、彼女が夏海の母親をバカにした同級生を殴った出来事を思い出話として語り、「あの頃からもう夏海ちゃんのこと、好きだったんじゃないの？」と言われたことで彼女の幸せのために「幼なじみ」として寄り添うことにした。

だが、彼女への未練は捨てきれず、ついに夏海に想いを伝え、告白した。結局、夏海からは断られたものの、これまでの迷いが吹っ切れたことで幼なじみとしての関係をこれからも続けていくことを約束した。

しかし、雨の中視界不良によりそのまま横断歩道に直進していた車に気づき、そこにいた夏海を庇って事故に巻き込まれてしまう。一時は意識不明だったものの、命に別条はなく何とか意識を取り戻した…が、足に後遺症が残ってしまい以前と同様に大工の仕事ができなくなってしまった。

夏海は自身が匠を怪我させてしまったという罪悪感から必死にお見舞いや看病をしていたが、彼女の複雑な感情を察したことで彼女に「罪悪感で俺のところにいるなら、帰ってほしい」と告げ、彼女に健人とよりを戻すように後押しした。

滝川愛梨(演:吉川愛)

江ノ島で働く美容師アシスタント2年目の女性。夏海、理沙の友人。他人に対して物怖じせずにはっきり言う性格で、口を開けば嫌味しか言わない修に対して苦言を呈している。

また、自身の風貌や楽観的な性格を「軽い女」と自虐している節がある。

美容師になるための試験を前に緊張してガチガチになっていたが、休日に守にデートに誘われ、散髪してもらう形でプロの美容師の技術を目の当たりにしたことで緊張がほぐれたため、守と親交を深めるようになる。

修に対しても、他人と関わらず見下すような態度以外は特に気にしておらず、守が愛梨を自宅に連れてきた際には追い出すこともできたにもかかわらず渋々承諾していたことから「優しい」人と評しており、後述する件の謝罪と合格祈願と称してマーガレットの花束を渡されたことを機に修を徐々に意識するようになる。

差し入れとして栄養ドリンクを渡しに来た際に修に好意を伝え、キスしようとしたものの修から「順番が違う」という理由でキスを拒否されてしまう。彼の言う「順番」の意味が分からず悩んでいたが、守から修の恋愛経験の無さと修に悪気は無いことを伝えられたことで改めて修と向き合うことを決心し、彼の素直な告白に「こんな直接言われたの初めて」と恥ずかしがりながらも了承。修と交際することとなった。

しかし、これまで恋愛未経験だった修との良い距離感が掴めず、修から毎晩かかってくる電話に若干不満を持っている。

その結果、修と以前ほど良好な関係を築けていないことを自覚し、修と別れることを決意し、彼にそのことを伝えた。

しかし、修から再び告白されもう一度チャンスをくれないかと頼まれたため、彼の覚悟を汲み取って了承し、よりを戻した。

佐々木修(演:萩原利久)

東京大学卒の臨床研修医2年目の男性。健人の高校時代からの友人。守とは度々互いに愚痴り合ってはいるものの、なんだかんだ仲良し。

プライドが恐ろしいほど高い上に、かなりの毒舌家で思ったことをはっきり言う性格。そのせいか、愛梨からは「その嫌味、どうにかならないの？」と苦言を呈されていたが、本人は無自覚だった。本人も「他人の気持ちに興味が無い」らしく、守も「コイツは他人の気持ちを考えても分からないんだ。それがコンプレックスなんだろうけど。」と評している。

ただ、彼なりのちゃんとした良心はあるようで愛梨の元カレに対しては「見るからにバカそう、天然記念物？」と辛辣な言葉を呟き、自分のせいでみんなを巻き込んでしまったと自責の念に駆られていた愛梨には「お前に非はないんだろ？」と慰めている。

しかし、夏海の弟である海斗を「バカの擬人化」と貶した上に「母親がいないとやっぱあんな子供に育つのか」と夏海と亮に対しても中傷したことで、愛梨の怒りを買い、「いい加減にしろよ！なんで人の気持ち考えられないの？」という言葉と共にビンタされた。事態を重く見た守と夏海が仲裁に入るものの、今度は守の学歴詐称を暴露。守も修に対して「お前は興味がないんじゃなくて、自分ができないことから逃げてるだけだろ。」と指摘したことで、口論になってしまったが、最終的に仲直りした模様。愛梨にも前述の件について謝罪し、合格祈願と称してマーガレットの花束を渡した。また、試験の結果に不安を抱く愛梨に対して「試験に合格しても人は死なない。また次頑張ればいいだろ。実際、近くに試験に落ちまくってる奴がいるし。」と守を揶揄した上で彼なりに励まし、仲直りした。

その後、愛梨からはっきりと好意を伝えられキスしそうになるものの、恋愛経験の無さ故に「順番が違う(本人としては、【自分から告白もしてないのにキスするのは順序が違う】ということと思われる)」という理由で未遂に終わった。

後日その件を謝り、愛梨にしっかりに想いを伝え、彼女と交際することとなった。

交際後、仕事と恋愛の両立が上手くいかず、愛梨と一度距離を置くことも考えたが、守のアドバイスにより改めて考え直すことにしたものの、やはりその悩みを解決することはできず、結局その苦悩を察した愛梨の方から別れを告げられた。

しかし、別れた後も心のモヤモヤが消えることはないどころかさらに悪化してしまったことに苦悩するものの、守から「それはお前がまだ愛梨ちゃんのこと好きだからじゃないのか？」と指摘されたことで覚悟を決め、愛梨に改めて告白しもう一度チャンスをくれないかと頼んだところ、彼女から了承の返事をもらうことができ、よりを戻すことになった。

山内守(演:白濱亜嵐（GENERATIONS）)

男性チームの中で一番のお調子者。明るく元気なムードメーカー。修、健人とは友人であるが、2人とは異なり東京大学出身ではなく東横大出身のため、自分をバカだと自虐している節がある。東横大では法学部に属していたが、そこでも落ちこぼれで一発逆転を狙い司法試験を受験するもあえなく失敗。親からも勘当同然の扱いを受けている。

愛梨に好意を持っているが、上述のコンプレックス故に自信を持てていない。しかし、愛梨の「学歴なんかどうでもいい」という言葉をきっかけに心境に変化が生じ、再び司法試験を受験する決意を固めた。

その後、愛梨と修の関係を察したのか、愛梨の悩みを聞いて修の恋愛経験の無さと彼に悪気がないことを伝え、彼女の恋愛を応援し、未練は残しつつも手を引いた。その後も友人として変わらず接しており、修に対しては時にアドバイスもしている。

修曰く、「配分が苦手」らしく、勉強のために徹夜することも多かった。そのため、愛梨と修が企画したサプライズ誕生日会で息抜きすることができ、2人に感謝した。

しかし、まだ未練があることを修に指摘されたことで修が彼の想いを察して愛梨と別れたことで再び愛梨を支えようと決意する…が、またもやあっさりフラれてしまった。

だが、その後も何だかんだ修、愛梨の友人として3人で遊びに行くなど良好な関係を続けている。

小椋理沙(演:仁村紗和)

シングルマザー。18歳の時に産まれた息子・春樹を育てる。

元夫の翔平とは春樹の親権を巡り争っている。

花火の音に驚いたせいで海に落ちて溺れてしまい宗佑に助けられたものの、酔っていたこともあり記憶がないまま彼と一夜を共にしてしまう。それ以来、宗佑とはどこか他人行儀だったものの、一応彼を友人として認めている。

その後、翔平からよりを戻すことを提案され、春樹も父親がいないことへの寂しさから彼女の元を離れ一人で電車を利用して翔平の元へ行ったことから、夫婦としての形ではないもののよりを戻すことを決断した。

その後、九州へ転勤する宗佑からプロポーズされ一緒に来てほしいと頼まれるが、「春樹には湘南の街で育ってほしい」という願いを持っていたため、その誘いを断った。

早川宗佑(演:水上恒司)

海で助けた理沙に一目惚れしてしまうライフセーバー。夜間は小児科医として勤務している。寝る時は裸で寝てしまう裸族。

理沙とは、あくまで表面上は「医師と患者の家族」として接していたものの、理沙から敬語をやめるよう言われたため、友人として接するようになる。

その後、翔平とよりを戻すことを決断した彼女から「もう会えない」と言われるが、彼女と春樹の将来のためそれを受け入れた。

しかし、理沙への想いを捨てることはできず、「理沙と春樹くんと俺、3人が家族として一緒に暮らす未来もあったのかな？」と理沙に問いかけた。

その後、九州に転勤することとなり彼女にプロポーズし一緒に来てくれるように頼んだが、「春樹には湘南の街で育ってほしい」という願いを持っていた理沙に断られてしまう。

蒼井家

蒼井亮(演:山口智充)

夏海の父。サップスクール兼食堂「Kohola」の経営者。不器用なところはあるものの、明るく陽気な性格でかなりのお人好し。

蒼井海斗(演:大西利空)

夏海の弟。「Kohola」のスタッフ。秋香という彼女がいる。おバカではあるものの、彼も父・姉譲り、どころかそれ以上のお人好しな性分であり、秋香が二股をしていたバイト先の男性との間に子供を身ごもってしまったことを相談された際には、彼女とその子供を守るために自分が「親」としての責任を背負おうとした。

蒼井茜(演:横山めぐみ)

夏海、海斗の母親。多額の借金を背負っており、夫や子供に危害が及ばないように7年前に勝手に家を出ていった。その後、借金返済のためのお金を少しでも借りることと今までの謝罪を兼ねて再び家族の元へ戻ってきた。

その後、健人に借金返済のためのお金を貸してくれないかと頼み込むが、「夏海がそれを望まないと思うので」と返され断られてしまった。その際、夏海と海斗、亮にこのことを言わないように健人に口止めしたが、結局、レジからお金を盗もうとしていたところを夏海に見られてしまった。夏海からその件について咎められたものの、亮と海斗への口止めも兼ねてお金を貰い、「もうここには帰ってこないから」と言い残して家を出て行った。

小椋家

村田翔平(演:森崎ウィン)

理沙の元夫。息子・春樹の親権を巡って争っていたが、自身の仕事一筋だった以前の生活が理沙と春樹に寂しい思いをさせる原因となったことに気づき、再び夫婦としてやり直そうと理沙に提案した。

その後、理沙が承諾したことで夫婦としてではないもののよりを戻し3人で食事するなど和気あいあいとしながら過ごすような関係性に戻るものの、理沙の宗佑に対する気持ちを察して本当の気持ちを伝えなくていいのかと尋ねたが、理沙は翔平に宗佑への本当の気持ちを吐露したものの、胸にしまうと答えたため、彼女の意思を尊重した。