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熊岸長庵

くまぎしちょうあん

熊岸長庵とは、漫画『ゴールデンカムイ』の登場人物(イラスト左下の2番目の人物)
目次 [非表示]

概要

白石が樺戸集治監で出会った囚人の一人。

穏やかな雰囲気を持つ好々爺に見えるが罪状は紙幣贋造で終身刑。

元々は「作品を世に残したい」という強い信念を持った画家だったが作品はなかなか売れず、やがて偽札作りに手を染め始める。


経歴

樺戸集治監で新入りとしてやってきた白石と出会い、彼の知識を見込んで脱獄を手助けしてもらう代わりに彼から「春画」を描いて欲しいとねだられる。

そこで彼は以前出会ったシスターを描くのだが、出来上がった春画はお世辞にも上手いと言えない絵であり、白石からの評価も「偽札がバレた理由が分かる」と散々であった。その後色々あってシスターを追って脱獄した白石に置いていかれる形で別れる。

本編では偽物の刺青人皮の見分け方を探る方法の一つとして名が挙げられ、杉元たちは彼の行方を追う事となる。

当の本人は脱獄後、鈴川と脱獄したヤクザによって乗っ取られた村に監禁され偽札作りを強いられていた。

村で起きた混乱に乗じて脱走しようとした所をヤクザの毒矢を腹に受けて致命傷を負ってしまう。最期はアシリパに偽物を見分けるヒントと自身の信念を語って息を引き取った。


余談

モデルは明治時代に実在した画家で、藤田組贋札事件の犯人とされている『熊坂長庵』と思われる。


熊岸は知る由もないが、彼の描いたシスターの絵はとても精巧(絵にかかれた通りの顔)であり、描いた絵も後に白石が「脱獄王」と呼ばれるキッカケとなった人物と言える。

最期に彼が語った「観た者の人生をガラッと変えてしまうような本物の作品」を、彼は作ることができたのだった…


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ゴールデンカムイ 白石由竹

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