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概要

2021年10月28日から11月8日まで開催された、ゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』のストーリーイベント第7弾。


期間中に育成をすると得られるイベントptやルーレットコインを集めてストーリーや限定サポートカードといった報酬を獲得していく方式になっている。


あらすじ

ウマ娘の無病息災を祈願して毎年秋に執り行われる伝統行事、「駿大祭【しゅんたいさい】」。トレセン学園からの催し物は、三女神に祈りを捧げる「奉納舞【ほうのうまい】」と霊山で弓矢を用いて厄を払う「流鏑馬【やぶさめ】」の2つに決定した。

奉納舞への参加候補にはユキノビジンゴールドシチーカレンチャンの3人が、流鏑馬には生徒会長シンボリルドルフと副会長ナリタブライアンが内定。ルドルフは自身を含めたこの5人で、本番前に稽古のための強化合宿を計画する。

ところがカレン以外は選出されたことにうまく折り合いを付けられておらず、奉納舞班でも流鏑馬班でもメンバーの噛み合いの悪さが露呈し始める。合宿が始まり早々にして、無事に催しを終えられるか雲行きが怪しくなるのだった。


  • 本来流鏑馬とは神前で馬に騎乗し鞍上から矢を放つ儀式のこと。馬の存在しないウマ娘の世界では、ウマ娘自身が和弓を用いて的を射る儀式として描写されている。原初は現実の流鏑馬のように走りながら行う競技形式だったようだが、近年は立って行う弓道のような形に簡略化されているらしい。習い事・教養として弓道を子供のウマ娘に習わせる家庭も多いようだ。

登場人物

イベント報酬

【ユキノビジン】

岩手出身、都会的な「シチーガール」に憧れるウマ娘。

奉納舞の見せ場でまさかのセンターに選ばれてしまった。

現役モデルのシチーとインフルエンサーのカレンに挟まれて自身が選ばれたことに困惑しているが、ぎこちないながらも稽古で努力を重ねる。これは故郷の祭りに愛着があり、祭りそのものを大切なものと認識しているためだとか。

自身を過小評価しがちなのは相変わらずで、仕上がってきている他2人に圧倒されセンターの座に自信が持てなくなってしまうが……


育成ウマ娘

wafuku

ウマ娘の幸福を一番に願う生徒会長。

教養としてたしなむ程度の弓道経験者であり、流鏑馬にはURAから参加依頼を受けた。

奉納舞に3人を推薦したのも、流鏑馬の相手にブライアンを選んだのもルドルフ。生徒会の当面の仕事を片付けてから合宿に参加、合宿中にもエアグルーヴに連絡し夜間外出の許可を取るなど、今回の企画の重要な立役者である。


ダジャレも健在。後輩には知られていないが、寝坊癖があるらしい。

エアグルーヴは会長選挙でルドルフと争った末、副会長に就任したという新事実も明かされた。

勝負服限定イベントでは、幼い少女をあやすルドルフの珍しい姿を見ることができる。

ウサギカイチョー

新しい勝負服の腰には赤い菊のような飾りが取り付けられているが、これは史実のルドルフが三冠を達成した菊花賞の実況「赤い大輪が薄曇りの京都競馬場に大きく咲いた!」に由来していると思われる。


ゴールドシチー【秋桜ダンツァトリーチェ】

百年に一度の美少女、モデルとしても活躍中のウマ娘。

見た目だけで評価されることを「お人形」のようだとしてひどく嫌っており、特に「キレイ」という言葉に敏感である。

今回の駿大祭で奉納舞のメンバーに選ばれた理由も自身のビジュアル目当てのみと考えており、当初は拗ね気味だった。自己を貫くカレンや目指すものがあるユキノを見て自分のあるべき姿との間で葛藤していたが、ルドルフから渡されたある書類を読んだことがきっかけで、この儀式で競走ウマ娘としての自身の覚悟を刻むことを決意する。


サポートカードガチャ

カレンチャン

ウマスタを中心にインフルエンサー「Curren」としての顔も持つウマ娘。

自身には歴史・伝統のイメージは薄く、恐らく奉納舞のメンバーに選ばれた理由は駿大祭をアピールするためのマスコット的役割として活躍するためと自覚している。その上で、自分なりの「カワイイ」を発信し盛り上げに貢献するために稽古に邁進する。

踊りの覚えは良く完璧で、同じクラスのユキノから直接の指導を頼まれている。他にも奉納舞班の音頭取りをルドルフから任されるなど、他メンバーの裏で年齢以上の活躍を見せる。


ウマスタでは10分で2.8万ウマいねが付くほどの影響力の持ち主。

合宿先での秋祭りで、地元のウマ娘から有名人として声を掛けられる一幕もある。


ナリタブライアン

本能のままに走る、硬派で頑固なウマ娘。生徒会副会長。

とともに弓道を習っていた経験がある。とはいえ流鏑馬は皇帝の頼みで、かつあくまでも姉や女帝の叱りに飽きたから参加してやるとの姿勢であり、練習は最低限にとどめ残りを秋のレースに向けたトレーニングに費やすつもりでいた。

しかしユキノとの交流を機に心変わりし、流鏑馬を原初の形で開催することをルドルフに提案。競技として、神前で走りを交えて皇帝と本気で競い合うことに本能を滾らせる。


今回のイベントで、ブライアンが2人目の副会長としてルドルフにスカウトされた日の回想が描かれた。


その他の登場人物

  • 奉納舞講師

URAから派遣された職員で、奉納舞にも参加経験のある講師。恐らくウマ娘か。

旅館近くの公民館で3人に舞を指導するが、迷いのあるゴールドシチーの踊りについては、中途半端で魅力が足りないことを見抜いている。


余談

  • 「流鏑馬」の「馬」の字は、有馬記念などと同じく点が4つから2つになった変字が使われている。
  • ウマ娘のモチーフとなっている近代競馬が西洋から流入する以前にも、日本には古くから「競馬(くらべうま)」と呼ばれる馬の速さを競わせる競技が存在しており、流鏑馬と同じく平安時代ごろから神前行事として取り入れられていた。一部の神社では「祭典競馬」として現在も伝統的に行われている。ウマ娘の世界でも、昔の駿大祭では「くらべウマ娘」という儀式が存在していたことが言及されている。
  • 劇中に登場した駿大祭の資料の53ページの投書に登場した『天翔けるウマ娘』だが、ファンの間ではクラシックでの成績や異名からモチーフは恐らくトウショウボーイではないかと考察されている。
  • ブライアンが姉に習ったというのは競走馬のビワハヤヒデが福島県桑折町出身で、福島県旧相馬藩領一帯で行われる相馬野馬追が関わってるのではという考察もある。もっとも、中通りの桑折町と浜通りの相馬一帯は阿武隈高地で隔てられ交流が活発でもないので関連性は薄い。

  • 相馬野馬追は毎年7月に行われる相馬中村神社、相馬太田神社、相馬小高神社の三つの妙見社の祭礼で、競走馬ノーリーズンが大将の乗馬として出馬してたこともあり、現役を引退した競走馬のセカンドキャリアの場所の一つとなっている。三冠牝馬スティルインラブの唯一の子もかつては野馬追の騎馬だった。
    • また、現在の相馬市一帯に当たる相馬中村藩主だった相馬氏の子孫が経営している牧場からスーパークリークが生まれている。
  • また、福島県には南相馬市の野馬追以外にも、古殿町の古殿八幡神社例大祭でまさに流鏑馬が行われており、ここから関連付けられた可能性もある。


関連タグ

ウマ娘プリティーダービー ウマ娘プリティーダービー(ゲーム)

ウマ娘プリティーダービーのイベント一覧


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