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漫画『SLAM DUNK』の登場人物。

「あんたはえらそうにして 相手をおちょくるくらいがちょうどいいのよ リョータ」


概要

井上雄彦バスケットボール漫画SLAM DUNK』(スラムダンク)の登場人物。初登場は8話。

湘北高校2年生のバスケ部マネージャー。名字は不明。


人物

CV:原えりこ(1993年版) / 瀬戸麻沙美(THE FIRST)


快活な美人で姉御肌だが、「アネゴ」呼ばわりは受け付けない。一人称は「アタシ」、稀に「あたし」の表記揺れがある。

湘北バスケ部で紅一点のマネージャーで、桜木の入部以降は教育係として基礎を叩き込む。桜木が頭が上がらない稀有な一人。

彼には主に「桜木花道」とフルネーム呼びだが、たまに名字で呼ぶこともあり、桜木からは「アヤコさん」と呼ばれる。

先輩の赤木木暮(※162話参照)からは呼び捨て。

宮城とは2年1組のクラスメイトで「リョータ」と呼び捨てしており、宮城からは「アヤちゃん」と呼ばれている。

同じくバスケ部2年の安田は「ヤッちゃん」(初期は「やっちゃん」呼びで、時折「ヤっちゃん」呼びの表記揺れもある)、潮崎は「シオちゃん」(※26話参照)と呼ぶ。


流川とは同じ富ヶ丘中学の出身で、中学時代もバスケ部の先輩後輩。

ただ強気なだけでなく非常に気丈で、バスケ部襲撃事件や試合中の端々でその様子が見られる。

学業の成績は優秀らしく、赤木宅での勉強合宿では優等生軍団に入っている。


慧眼なマネージャー

バスケ部マネージャーとしてテーピングやアイシング、応急手当てなども含め多岐にわたる仕事をこなす。時には医学知識を備えているような鋭い見立てをする。

  • 県予選決勝リーグの海南戦では赤木の身を案じて出場を止めるが、「いいからテーピングだ!!」と一蹴される。この台詞は後にネットミームも派生した赤木の名言の一つ。
  • 同決勝リーグの陵南戦では、試合中倒れた三井を脱水症状による脳貧血(熱失神)と見なしている。
  • インターハイ山王戦でもいち早く桜木の変調に気づき、ベンチに下がるよう促す。

趣味・特技

  • 連載当時に巻き起こった若貴ブームの影響か、相撲好きと思しき比喩を使う。

練習試合での陵南を外国出身で初の大関となった力士に、山王戦でポジション争いをする桜木を角界のプリンスと呼ばれた元大関に喩えている。

  • 書道も嗜むようで、海南戦後には湘北が緊褌一番となるために、「がけっぷち」という達筆な書を体育館内に貼り出す。IH出場決定後には「全国制覇」に貼り直している。

これは連載当時作者が書道を習っていた(単行本13・20巻のカバー折り返し作者コメントを参照)ことが活かされた場面だと思われる。


宮城リョータとの関係

初登場時から宮城は彩子に惚れ込んでおり、彩子もあからさまな彼の態度には気づいているようだが、特に色好い返事をした形跡は見られない。

その一方で、入部当初から神奈川No.1ガードを目指す宮城を、彩子は要所で発奮させる役割を務めている。



あれから10日後

2004年夏に単行本の国内累計発行部数が1億冊を突破し、同年12月に3日間限定で1億冊記念のファイナルイベントが開催された。

会場となった閉校済みの県立高校では、連載終了後の各キャラを描く『あれから10日後』と題する黒板漫画が展示された。

彩子もこの後日談に登場。一人密かに早朝ランニングをする途中、安西先生と出くわしてしまい、互いに「見なかったことに」と約束を交わす。

2009年には『スラムダンク「あれから10日後」完全版』として、上記のイベント用に描き下ろされた23枚の黒板漫画を収録するフォトブックが発行されている。


読切『ピアス』

連載終了から約2年後に、週刊少年ジャンプ1998年9号にて、カラー付き39ページの読切作品『ピアス』が掲載された。

その後週刊ヤングジャンプ2001年49号にも、アンコール特別読切として掲載されている。


この読切は海沿いの街を舞台に小学6年生の主人公が「あや」と呼ばれる少女と出会う物語。

井上雄彦流のボーイ・ミーツ・ガールものとなっている。

作中のラストで少女が「あやこ」、主人公が「りょうた」という名であることが明かされる。

『SLAM DUNK』の読者は自ずと宮城リョータと彩子を連想しがちだが、作中では同上の少年と少女が湘北バスケ部の二人と同一人物だとは明言されていない。


掲載当時には読み逃した読者が続出し、アンコール掲載時にも同様の現象が起きたため、復刊を望む声が絶えなかった。

長らく単行本未収録だったことから幻の読切漫画とされてきたが、2022年12月に公開された映画『THE FIRST SLAM DUNK』に合わせ、関連書籍として『THE FIRST SLAM DUNK re:SOURCE』が発行。同書に『ピアス』も初収録された。

『re:SOURCE』内のインタビューで井上氏は、「宮城リョータを描き切れなかった心残りから生まれたパラレルな作品」と『ピアス』について語っている。



関連イラスト


関連タグ

スラムダンク SLAMDUNK THEFIRSTSLAMDUNK

湘北 宮城リョータ

桜木花道 赤木剛憲


マネージャー


表記揺れ

彩子さん

※作中では大半のキャラに敬称付きで呼ばれており、読者にもこの呼び名が定着しているが、pixivでのタグ付けは敬称抜きの「彩子」が推奨される。

「あんたはえらそうにして 相手をおちょくるくらいがちょうどいいのよ リョータ」


概要

井上雄彦バスケットボール漫画SLAM DUNK』(スラムダンク)の登場人物。初登場は8話。

湘北高校2年生のバスケ部マネージャー。名字は不明。


人物

CV:原えりこ(1993年版) / 瀬戸麻沙美(THE FIRST)


快活な美人で姉御肌だが、「アネゴ」呼ばわりは受け付けない。一人称は「アタシ」、稀に「あたし」の表記揺れがある。

湘北バスケ部で紅一点のマネージャーで、桜木の入部以降は教育係として基礎を叩き込む。桜木が頭が上がらない稀有な一人。

彼には主に「桜木花道」とフルネーム呼びだが、たまに名字で呼ぶこともあり、桜木からは「アヤコさん」と呼ばれる。

先輩の赤木木暮(※162話参照)からは呼び捨て。

宮城とは2年1組のクラスメイトで「リョータ」と呼び捨てしており、宮城からは「アヤちゃん」と呼ばれている。

同じくバスケ部2年の安田は「ヤッちゃん」(初期は「やっちゃん」呼びで、時折「ヤっちゃん」呼びの表記揺れもある)、潮崎は「シオちゃん」(※26話参照)と呼ぶ。


流川とは同じ富ヶ丘中学の出身で、中学時代もバスケ部の先輩後輩。

ただ強気なだけでなく非常に気丈で、バスケ部襲撃事件や試合中の端々でその様子が見られる。

学業の成績は優秀らしく、赤木宅での勉強合宿では優等生軍団に入っている。


慧眼なマネージャー

バスケ部マネージャーとしてテーピングやアイシング、応急手当てなども含め多岐にわたる仕事をこなす。時には医学知識を備えているような鋭い見立てをする。

  • 県予選決勝リーグの海南戦では赤木の身を案じて出場を止めるが、「いいからテーピングだ!!」と一蹴される。この台詞は後にネットミームも派生した赤木の名言の一つ。
  • 同決勝リーグの陵南戦では、試合中倒れた三井を脱水症状による脳貧血(熱失神)と見なしている。
  • インターハイ山王戦でもいち早く桜木の変調に気づき、ベンチに下がるよう促す。

趣味・特技

  • 連載当時に巻き起こった若貴ブームの影響か、相撲好きと思しき比喩を使う。

練習試合での陵南を外国出身で初の大関となった力士に、山王戦でポジション争いをする桜木を角界のプリンスと呼ばれた元大関に喩えている。

  • 書道も嗜むようで、海南戦後には湘北が緊褌一番となるために、「がけっぷち」という達筆な書を体育館内に貼り出す。IH出場決定後には「全国制覇」に貼り直している。

これは連載当時作者が書道を習っていた(単行本13・20巻のカバー折り返し作者コメントを参照)ことが活かされた場面だと思われる。


宮城リョータとの関係

初登場時から宮城は彩子に惚れ込んでおり、彩子もあからさまな彼の態度には気づいているようだが、特に色好い返事をした形跡は見られない。

その一方で、入部当初から神奈川No.1ガードを目指す宮城を、彩子は要所で発奮させる役割を務めている。



あれから10日後

2004年夏に単行本の国内累計発行部数が1億冊を突破し、同年12月に3日間限定で1億冊記念のファイナルイベントが開催された。

会場となった閉校済みの県立高校では、連載終了後の各キャラを描く『あれから10日後』と題する黒板漫画が展示された。

彩子もこの後日談に登場。一人密かに早朝ランニングをする途中、安西先生と出くわしてしまい、互いに「見なかったことに」と約束を交わす。

2009年には『スラムダンク「あれから10日後」完全版』として、上記のイベント用に描き下ろされた23枚の黒板漫画を収録するフォトブックが発行されている。


読切『ピアス』

連載終了から約2年後に、週刊少年ジャンプ1998年9号にて、カラー付き39ページの読切作品『ピアス』が掲載された。

その後週刊ヤングジャンプ2001年49号にも、アンコール特別読切として掲載されている。


この読切は海沿いの街を舞台に小学6年生の主人公が「あや」と呼ばれる少女と出会う物語。

井上雄彦流のボーイ・ミーツ・ガールものとなっている。

作中のラストで少女が「あやこ」、主人公が「りょうた」という名であることが明かされる。

『SLAM DUNK』の読者は自ずと宮城リョータと彩子を連想しがちだが、作中では同上の少年と少女が湘北バスケ部の二人と同一人物だとは明言されていない。


掲載当時には読み逃した読者が続出し、アンコール掲載時にも同様の現象が起きたため、復刊を望む声が絶えなかった。

長らく単行本未収録だったことから幻の読切漫画とされてきたが、2022年12月に公開された映画『THE FIRST SLAM DUNK』に合わせ、関連書籍として『THE FIRST SLAM DUNK re:SOURCE』が発行。同書に『ピアス』も初収録された。

『re:SOURCE』内のインタビューで井上氏は、「宮城リョータを描き切れなかった心残りから生まれたパラレルな作品」と『ピアス』について語っている。



表記揺れ

彩子さん

※作中では大半のキャラに敬称付きで呼ばれており、読者にもこの呼び名が定着しているが、pixivでのタグ付けは敬称抜きの「彩子」が推奨される。

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彩子(スラムダンク)
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2
漫画『SLAM DUNK』の登場人物。

「あんたはえらそうにして 相手をおちょくるくらいがちょうどいいのよ リョータ」


概要

井上雄彦バスケットボール漫画SLAM DUNK』(スラムダンク)の登場人物。初登場は8話。

湘北高校2年生のバスケ部マネージャー。名字は不明。


人物

CV:原えりこ(1993年版) / 瀬戸麻沙美(THE FIRST)


快活な美人で姉御肌だが、「アネゴ」呼ばわりは受け付けない。一人称は「アタシ」、稀に「あたし」の表記揺れがある。

湘北バスケ部で紅一点のマネージャーで、桜木の入部以降は教育係として基礎を叩き込む。桜木が頭が上がらない稀有な一人。

彼には主に「桜木花道」とフルネーム呼びだが、たまに名字で呼ぶこともあり、桜木からは「アヤコさん」と呼ばれる。

先輩の赤木木暮(※162話参照)からは呼び捨て。

宮城とは2年1組のクラスメイトで「リョータ」と呼び捨てしており、宮城からは「アヤちゃん」と呼ばれている。

同じくバスケ部2年の安田は「ヤッちゃん」(初期は「やっちゃん」呼びで、時折「ヤっちゃん」呼びの表記揺れもある)、潮崎は「シオちゃん」(※26話参照)と呼ぶ。


流川とは同じ富ヶ丘中学の出身で、中学時代もバスケ部の先輩後輩。

ただ強気なだけでなく非常に気丈で、バスケ部襲撃事件や試合中の端々でその様子が見られる。

学業の成績は優秀らしく、赤木宅での勉強合宿では優等生軍団に入っている。


慧眼なマネージャー

バスケ部マネージャーとしてテーピングやアイシング、応急手当てなども含め多岐にわたる仕事をこなす。時には医学知識を備えているような鋭い見立てをする。

  • 県予選決勝リーグの海南戦では赤木の身を案じて出場を止めるが、「いいからテーピングだ!!」と一蹴される。この台詞は後にネットミームも派生した赤木の名言の一つ。
  • 同決勝リーグの陵南戦では、試合中倒れた三井を脱水症状による脳貧血(熱失神)と見なしている。
  • インターハイ山王戦でもいち早く桜木の変調に気づき、ベンチに下がるよう促す。

趣味・特技

  • 連載当時に巻き起こった若貴ブームの影響か、相撲好きと思しき比喩を使う。

練習試合での陵南を外国出身で初の大関となった力士に、山王戦でポジション争いをする桜木を角界のプリンスと呼ばれた元大関に喩えている。

  • 書道も嗜むようで、海南戦後には湘北が緊褌一番となるために、「がけっぷち」という達筆な書を体育館内に貼り出す。IH出場決定後には「全国制覇」に貼り直している。

これは連載当時作者が書道を習っていた(単行本13・20巻のカバー折り返し作者コメントを参照)ことが活かされた場面だと思われる。


宮城リョータとの関係

初登場時から宮城は彩子に惚れ込んでおり、彩子もあからさまな彼の態度には気づいているようだが、特に色好い返事をした形跡は見られない。

その一方で、入部当初から神奈川No.1ガードを目指す宮城を、彩子は要所で発奮させる役割を務めている。



あれから10日後

2004年夏に単行本の国内累計発行部数が1億冊を突破し、同年12月に3日間限定で1億冊記念のファイナルイベントが開催された。

会場となった閉校済みの県立高校では、連載終了後の各キャラを描く『あれから10日後』と題する黒板漫画が展示された。

彩子もこの後日談に登場。一人密かに早朝ランニングをする途中、安西先生と出くわしてしまい、互いに「見なかったことに」と約束を交わす。

2009年には『スラムダンク「あれから10日後」完全版』として、上記のイベント用に描き下ろされた23枚の黒板漫画を収録するフォトブックが発行されている。


読切『ピアス』

連載終了から約2年後に、週刊少年ジャンプ1998年9号にて、カラー付き39ページの読切作品『ピアス』が掲載された。

その後週刊ヤングジャンプ2001年49号にも、アンコール特別読切として掲載されている。


この読切は海沿いの街を舞台に小学6年生の主人公が「あや」と呼ばれる少女と出会う物語。

井上雄彦流のボーイ・ミーツ・ガールものとなっている。

作中のラストで少女が「あやこ」、主人公が「りょうた」という名であることが明かされる。

『SLAM DUNK』の読者は自ずと宮城リョータと彩子を連想しがちだが、作中では同上の少年と少女が湘北バスケ部の二人と同一人物だとは明言されていない。


掲載当時には読み逃した読者が続出し、アンコール掲載時にも同様の現象が起きたため、復刊を望む声が絶えなかった。

長らく単行本未収録だったことから幻の読切漫画とされてきたが、2022年12月に公開された映画『THE FIRST SLAM DUNK』に合わせ、関連書籍として『THE FIRST SLAM DUNK re:SOURCE』が発行。同書に『ピアス』も初収録された。

『re:SOURCE』内のインタビューで井上氏は、「宮城リョータを描き切れなかった心残りから生まれたパラレルな作品」と『ピアス』について語っている。



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スラムダンク SLAMDUNK THEFIRSTSLAMDUNK

湘北 宮城リョータ

桜木花道 赤木剛憲


マネージャー


表記揺れ

彩子さん

※作中では大半のキャラに敬称付きで呼ばれており、読者にもこの呼び名が定着しているが、pixivでのタグ付けは敬称抜きの「彩子」が推奨される。

「あんたはえらそうにして 相手をおちょくるくらいがちょうどいいのよ リョータ」


概要

井上雄彦バスケットボール漫画SLAM DUNK』(スラムダンク)の登場人物。初登場は8話。

湘北高校2年生のバスケ部マネージャー。名字は不明。


人物

CV:原えりこ(1993年版) / 瀬戸麻沙美(THE FIRST)


快活な美人で姉御肌だが、「アネゴ」呼ばわりは受け付けない。一人称は「アタシ」、稀に「あたし」の表記揺れがある。

湘北バスケ部で紅一点のマネージャーで、桜木の入部以降は教育係として基礎を叩き込む。桜木が頭が上がらない稀有な一人。

彼には主に「桜木花道」とフルネーム呼びだが、たまに名字で呼ぶこともあり、桜木からは「アヤコさん」と呼ばれる。

先輩の赤木木暮(※162話参照)からは呼び捨て。

宮城とは2年1組のクラスメイトで「リョータ」と呼び捨てしており、宮城からは「アヤちゃん」と呼ばれている。

同じくバスケ部2年の安田は「ヤッちゃん」(初期は「やっちゃん」呼びで、時折「ヤっちゃん」呼びの表記揺れもある)、潮崎は「シオちゃん」(※26話参照)と呼ぶ。


流川とは同じ富ヶ丘中学の出身で、中学時代もバスケ部の先輩後輩。

ただ強気なだけでなく非常に気丈で、バスケ部襲撃事件や試合中の端々でその様子が見られる。

学業の成績は優秀らしく、赤木宅での勉強合宿では優等生軍団に入っている。


慧眼なマネージャー

バスケ部マネージャーとしてテーピングやアイシング、応急手当てなども含め多岐にわたる仕事をこなす。時には医学知識を備えているような鋭い見立てをする。

  • 県予選決勝リーグの海南戦では赤木の身を案じて出場を止めるが、「いいからテーピングだ!!」と一蹴される。この台詞は後にネットミームも派生した赤木の名言の一つ。
  • 同決勝リーグの陵南戦では、試合中倒れた三井を脱水症状による脳貧血(熱失神)と見なしている。
  • インターハイ山王戦でもいち早く桜木の変調に気づき、ベンチに下がるよう促す。

趣味・特技

  • 連載当時に巻き起こった若貴ブームの影響か、相撲好きと思しき比喩を使う。

練習試合での陵南を外国出身で初の大関となった力士に、山王戦でポジション争いをする桜木を角界のプリンスと呼ばれた元大関に喩えている。

  • 書道も嗜むようで、海南戦後には湘北が緊褌一番となるために、「がけっぷち」という達筆な書を体育館内に貼り出す。IH出場決定後には「全国制覇」に貼り直している。

これは連載当時作者が書道を習っていた(単行本13・20巻のカバー折り返し作者コメントを参照)ことが活かされた場面だと思われる。


宮城リョータとの関係

初登場時から宮城は彩子に惚れ込んでおり、彩子もあからさまな彼の態度には気づいているようだが、特に色好い返事をした形跡は見られない。

その一方で、入部当初から神奈川No.1ガードを目指す宮城を、彩子は要所で発奮させる役割を務めている。



あれから10日後

2004年夏に単行本の国内累計発行部数が1億冊を突破し、同年12月に3日間限定で1億冊記念のファイナルイベントが開催された。

会場となった閉校済みの県立高校では、連載終了後の各キャラを描く『あれから10日後』と題する黒板漫画が展示された。

彩子もこの後日談に登場。一人密かに早朝ランニングをする途中、安西先生と出くわしてしまい、互いに「見なかったことに」と約束を交わす。

2009年には『スラムダンク「あれから10日後」完全版』として、上記のイベント用に描き下ろされた23枚の黒板漫画を収録するフォトブックが発行されている。


読切『ピアス』

連載終了から約2年後に、週刊少年ジャンプ1998年9号にて、カラー付き39ページの読切作品『ピアス』が掲載された。

その後週刊ヤングジャンプ2001年49号にも、アンコール特別読切として掲載されている。


この読切は海沿いの街を舞台に小学6年生の主人公が「あや」と呼ばれる少女と出会う物語。

井上雄彦流のボーイ・ミーツ・ガールものとなっている。

作中のラストで少女が「あやこ」、主人公が「りょうた」という名であることが明かされる。

『SLAM DUNK』の読者は自ずと宮城リョータと彩子を連想しがちだが、作中では同上の少年と少女が湘北バスケ部の二人と同一人物だとは明言されていない。


掲載当時には読み逃した読者が続出し、アンコール掲載時にも同様の現象が起きたため、復刊を望む声が絶えなかった。

長らく単行本未収録だったことから幻の読切漫画とされてきたが、2022年12月に公開された映画『THE FIRST SLAM DUNK』に合わせ、関連書籍として『THE FIRST SLAM DUNK re:SOURCE』が発行。同書に『ピアス』も初収録された。

『re:SOURCE』内のインタビューで井上氏は、「宮城リョータを描き切れなかった心残りから生まれたパラレルな作品」と『ピアス』について語っている。



表記揺れ

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※作中では大半のキャラに敬称付きで呼ばれており、読者にもこの呼び名が定着しているが、pixivでのタグ付けは敬称抜きの「彩子」が推奨される。

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